私が 初めて雪山に足を踏み入れたのは この藤原岳で もう38年前の2月9日のこと、聖宝寺から上がり、仲間と二人でまだ行程の半分の所で 胸までのラッセルで 途中で引き返そうかと思ったが、 後続4人パーティーとラッセルを交代し山頂まで行った(行かせてもらった)記憶がある。 記憶が正しければ、 翌日に私たちは下山したが、 その翌日に私たちが “ヤバそー”と話しながら来た斜面で雪崩が発生し 1名の方が亡くなっている。(当時は今より積雪量が格段に多かったように記憶している。)いま思えば、若いころは無茶をしたものだと思う。
昨日の天気予報で鈴鹿周辺は、 滋賀県側が曇り、三重県側が晴れの予報であったので、他の山に入る代わりに 御池岳に入る途中の白瀬峠まで行ってみることにした。直登ルートの木和田尾から入った。 このルートには無粋な送電線の鉄塔がたくさん立っているが 鉄塔の下からは眺望も効き、送電線が道案内にもなる。 遠く恵那山や中央アルプスがかすんで見えた。 白瀬峠からの稜線にはまだ大量の雪が残り 雪庇も残っていた。白瀬峠あたりよりガスも出始め雪も降りだしたので 1050mの冷川岳の先の小広い雪原にテントを張ってお昼タイムを取り、 下山した。 7:10登り始めで丁度12時に下山した。
遭難された方は もう2週間も経過してしまい 生存の確率はとても低くなってしまったが つい先日も雪に埋まった車から何週間ぶりかに奇跡の生還をされたという海外の例も有るので早く見つかってほしいものです。
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