それでも冬は冬なりに仕事の休みを利用して、自作火器類の燃焼実験を繰り返したり、シェルターを軽量化してみたり、クッカーの蓋を作ったりと来シーズンに向けての装備の準備とか登山計画を練る等して山に間接的に関わる事で楽しんでいます^ ^
さて、そんな中で今日の休みは特に予定がなかったので、普段時間がなくて中々作る事が出来ないα米を自作してみました。
そもそものきっかけが、実家が米農家なので米なら家に大量にあるのに、市販のα米やカップご飯を購入する事に以前から少々ためらいを感じていたのと、お呼ばれした結婚式のカタログギフトでたまたま家庭用食品乾燥機を手に入れる事が出来たので、こいつでα米を大量生産してやろうと思いました。
前置きが長くなりましたが、実際の製作の様子をご紹介します。
【写真1枚目】
普通に炊飯器で炊いたご飯を食品乾燥機のトレーに薄く敷きます。
今回はラーメン丼2杯分でトレー4枚分になりました。
その後蓋をしてスイッチオン! 4〜6時間乾燥させます。この時、2時間おきくらいにトレーの上下を積み換えるとムラなく乾きます。
【写真2枚目】
ご飯が乾燥してパリパリになったらトレーから剥がして、大きいサイズのジップロックコンテナにパリパリのご飯の塊を適量いれて、蓋をしてシャカシャカ振ります。
その後、目の細かいザルに移して粉末状の米粉を振い落とし、バラバラの粒になったものは袋のジップロックへ。小さいかたまりはまたコンテナに戻して再びシャカシャカします。これを繰り返します。最後に乾燥剤を袋に入れて終わりです。手でほぐしても良いですが、パリパリしてて痛いです笑
ご飯は完全に乾燥させないとカビたり腐敗の原因になるので、乾燥が足りない時はさらに2〜4時間乾燥させます。湿気の少ない冷暗所に保存しておけば、長期保存可能です。
食べる時は熱湯で15〜20分ほど戻します。おおよそ、ご飯に対して水2倍くらいがちょうどいい感じです。山に行く時は水の必要量がキリの良い200ccになるように、α米を100gずつ袋に小分けにして持っていきます。
上記の場合、完成時重量が300gになります。けっこうご飯の量が多いです。女性や子供など多すぎる場合は、アルファ米の量を調整してみてください。アルファ米75gに対してお湯150ccなので完成時の重量は約225gになります。
【写真3枚目】
実際の調理後のご飯の様子です。今年の夏、縦走した時に自作して持っていきました。少し水気があるご飯的な感じになりますが、カレーをかけたりお茶漬けにしたり、丼のもと等で食べればまったく気になりません。
食品乾燥機はα米だけでなく、乾燥野菜やドライフルーツ、作ろうと思えば干し肉まで作れちゃうので、いろいろ乾燥できて面白いですよ^ ^
個人的には、今度は味付き鶏そぼろ、ひじきのおひたし、炒り卵あたりを乾燥実験してみようかなと思っています笑
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