雪山シーズンIN撤退します！御嶽山

2016年11月26日(土) [日帰り]

• GPS: 07:22
• 距離: 9.8km
• 登り: 1,116m
• 下り: 1,115m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:31
• 合計: 7:24

7:10 御嶽小坂登山口
7:30 7:36 仙人橋
7:45 7:45 七合目
8:11 8:12 湯ノ花峠
8:47 8:47 のぞき岩
9:19 9:33 お助け水〈八合目〉
10:55 10:55 五の池小屋
11:05 11:07 飛騨頂上
11:23 11:34 巻道の三ノ池分岐
11:46 11:50 五の池小屋
11:50 11:54 飛騨頂上
11:51 12:22 五の池小屋
12:23 12:27 飛騨頂上
12:28 12:28 五の池小屋
13:04 13:16 お助け水〈八合目〉
13:31 13:33 のぞき岩
13:52 13:52 湯ノ花峠
14:07 14:07 七合目
14:16 14:16 仙人橋
14:31 御嶽小坂登山口

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

濁河温泉付近の道路は凍結しており、スタットレス必要です。
それにしても濁河温泉まで遠過ぎ！林道は長く朝から疲れますわ〜

コース状況／危険箇所等

登山口から雪道です。前日に降った雪が登山道に溜まり、それなりにラッセルしました。五の池小屋手前でようやく雪もクラストし歩き易くなりました。
想定では森林限界からが雪道の予定が・・・
久しぶりの雪道に、何をするにも時間が掛かり、ただただ疲れました。

写真

11/26 6:17

濁河温泉までの長い林道に飽きた頃、ようやく見えてきた。マジ疲れる林道だ！今日は妻のリクエストで御嶽を目指します。

11/26 6:43

凍結した道も、山専ウェイク号はノーマルタイヤで頑張る(一応4WD)道に雪があるとは、想定していなかった！

11/26 7:07

何とか無事登山口まで着いたが、誰も居ない！こんな日に登る物好きは私達だけの様です。

11/26 7:09

雪は森林限界からと想定していた私が甘かった。どうやら昨晩降ったようです。道が分かるか不安...

11/26 7:14

登山道には前日のトレースがあり、それを頼りに登って行きます。

11/26 7:17

するとトレースは滝まで？この先は妻のトレースしかなく、益々不安...

11/26 7:23

仙人滝も氷結が始まっています。完全凍結するのでしょうか？

11/26 7:24

上部の新雪の量によっては、五の池まで行けないと思う。今シーズン初の雪山で、ラッセルが待っているとは…

11/26 7:29

アニマルトレースに従い、久しぶりの新雪の感触が気持ちいい(この時点では）

11/26 7:50

ここで何時も先を歩く妻が、雪で「疲れる！」と言っています。確かにプチラッセルでも雪があると疲れるので、交代します。

11/26 7:54

ジョーズ岩です。

11/26 8:06

登山道はアニマルトレースが案内してくれます。

11/26 8:11

本日の目的地！摩利支天山が見えました。恐らく行くことは出来ないと思います。

11/26 8:12

滑りやすいが、階段が多くアイゼンをつける事が出来ない。時間だけが過ぎてゆく。

11/26 8:30

蛙岩。無事帰ろ！了解です。

11/26 8:43

日が差してきたので樹林の隙間から御嶽を望むと。

11/26 8:45

少し遅いが、ダイアモンド御嶽です。今日もいい天気になりそう。

11/26 9:13

吹き溜まりになった登山道は、雪が多い気がする。

11/26 8:45

雪は徐々に増えこんな感じです。靴が完全に埋まるようになり、足が冷えてきた！

11/26 9:20

今日は冬靴履いてこなかったのは失敗です。今日履かないで何時履く？というシチュエーションです。

11/26 9:33

八合目でアイゼン装着し、ハードシェルも着込み、暴風対策します。久しぶりの冬装備に何をするにも時間が掛かる！

11/26 9:35

妻！ラッセルで体を温めてくれ。

11/26 9:46

少しずつ眺望も広がりだし、乗鞍が見えてきました。

11/26 9:46

背後は雲海も広がり白山も見えています。

11/26 9:51

ようやく長かった樹林帯を脱出すると、今度は強風に襲われた！

11/26 9:55

摩利支天山は、風で雪が舞い上がってっる！ありゃ〜間違いなく行けないな。

11/26 9:57

撤退がチラついてきたので、穏やかな場所で白山にガッツポーズ！今日の青空も最高だぜ。

11/26 10:03

頼もしいアニマルトレースも山頂目指して頑張っています。私達も負けられません。

11/26 10:10

森林限界に出ても、雪はクラストしてくれない。体力の消耗が激しい。

11/26 10:10

くぼんだ登山道は雪が溜まりやすく、深い所で膝ぐらいあり、かつ寒い。

11/26 10:15

雪には青空！綺麗な稜線だ。稜線までは絶対に登りたい。

11/26 10:16

強風でも行くしかないゼ！

11/26 10:17

おりゃ〜

11/26 10:18

妻もプチラッセルマシーンになり、登ってゆく。

11/26 10:24

徐々に雪は固くなって来たが、下を向いて歩く妻。後ろ絶景だよ！

11/26 10:26

北アルプスを眺めています。ゆっくりしていると寒いので、ほどほどにして出発します。

11/26 10:24

ようやくクラストして、歩き易くなりました。

11/26 10:25

ハイマツに着雪した結晶が綺麗です。

11/26 10:34

ザ雪山！それは摩利支天山。迫力あるゼ〜

11/26 10:35

あっ、五の池小屋だ！もうひと頑張りです。

11/26 10:38

見事なツララは妻が行った後、こっそり破壊してみたい。

11/26 10:39

壊したいが、この後登ってくる人の楽しみがなくなるので我慢します。

11/26 10:47

少し風が収まって来た？もしかして山頂まで行けるかな？

11/26 10:47

雪から氷の世界に変わって来ました。

11/26 10:52

最後のトラバースはピッケルがあった方が安心です。

11/26 10:55

着いた！冬支度した五の池小屋です。ザックをデポして行けるところまで行ってみます。

11/26 11:06

完全凍結した三の池！池の上は歩いてみたいが、下には降りたくない。

11/26 11:07

五の池と正面が白山です。

11/26 11:08

霞んでいますが、八ヶ岳と南アの北部。

11/26 11:08

中央アルプスと奥には富士山も見えています。今日も絶景二人占めだ！

11/26 11:07

青空とマッチした五の池小屋、裏が飛騨頂上です。

11/26 11:09

待ってろ摩利支天！今から行くぞ！

11/26 11:20

妻が先頭でゆく！

11/26 11:28

先程の写真を撮った場所から50m程登ったトラバース地点です。

11/26 11:28

下はこんな感じで、落ちたら大変！では済まなさそう。
即！撤退決定。摩利支天は夏行く事に変更しました。

11/26 11:32

危険なのでサッサと帰りましょう。妻の正面岩を今日の最高地点とします。

11/26 11:33

登ったぞー御嶽！これ以上は無理！摩利支天は夏にリベンジだ。

11/26 11:34

ようこそ御嶽ブルーの世界へ。チョット寒すぎたね！

11/26 11:36

雪庇も発達しています。シリセードで下まで下りたい気分ですが登り返しが…

11/26 11:37

剣ヶ峰から時々噴煙が高く上がるとドッキ！とします。

11/26 11:37

次回は年パスで木曽駒かな？もう少し雪が増えてほしいな。

11/26 11:41

下って来たトレースです。雪山って感じがして自己満足しています。

11/26 11:37

継子岳なら行けますが、寒いので行きません。

11/26 11:42

寒いと妻。下り、はやっ！

11/26 11:45

一つ位は山頂を踏まないと帰れないので、五の池小屋の裏の飛騨頂上に登ります。登るといっても10m位ですが...

11/26 11:47

飛騨頂上！微妙ですが立派な山頂です。おめでとう！

11/26 11:48

私は一番高い岩で登頂記念です。

11/26 11:51

二の池は夏は池があるのでしょうか？

11/26 11:51

風さえ無ければ、継子岳で北アルプスを眺めたいな。

11/26 11:51

未練がないと言えば嘘になりますが、登山は安全が第一です。

11/26 11:53

えびの尻尾が沢山出来ていました。休憩にしましょう。

11/26 11:58

寒くても喉は乾く！五の池小屋の風裏で摩利支天眺めながら乾杯しました。安いビールも最高に美味しかった。

11/26 12:13

噴煙が見えなくなる日が待ち遠しいです。

11/26 12:28

風裏も寒くなったので帰ります。結局誰も登ってこなかった。

11/26 12:31

帰りも油断しないよう慎重に下ります。

11/26 12:34

雷鳥探しながら下りましたが、見つける事はできなかった。

11/26 13:17

久しぶりの登山靴に二人共足が痛いとブツブツ言っています。トレランシューズは偉大だ！

11/26 13:33

のぞき岩から摩利支天山を望みリベンジを誓いました。

11/26 13:52

下界は雪解けも進み暑いくらいです。

11/26 14:29

足に豆が出来た頃、ようやく登山口です。雪山は距離に関係なく疲れます。

11/26 14:33

ノーマルタイヤで頑張った山専号です。ただいま！帰りも頼むよ。

11/26 15:08

帰路林道より御嶽を望む。先程まであの上にいた自分たちを褒めたいです！今夜の酒は間違いなくうまいな！

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

ルピモさん

今週は妻のリクエストで御嶽山の麻利支天山を目指しました。
因みに私のリクエストは位山から川上岳のピストンでした。
当初の予想では、森林限界より上部からが雪と想定しており、風にもよりますが、距離も短い麻利支天まで登頂は可能と判断していました。
冬装備も一式準備を済ませ、悩んだのが靴です！冬靴は今年揃えたてで、妻も私も履いたことがありません。大半が夏道を歩く登山道で足が痛くなることを恐れ、以前から持っていた3シーズン用の登山靴を選んだことが失敗でした。今から考えれば、普段でもトレランシューズを履いている私達は、登山靴にも慣れておらず、結局足が痛くなるなら、冬靴の方が痛くならずに済んだかもしれない？何れにしても標高の高い場所は冬靴が必要と改めて分かりました。
登山の方は麻利支天山に登る事は叶わなかったが、ある意味想定していたので、飛騨頂上に登れた事だけで納得しています。
久しぶりの雪の感触と、澄み渡る青空の下、白銀の世界で楽しむ大展望！最高に美味しいビールで乾杯できたシーズン初の雪山は大満足な山行でした。
次回は冬靴履いて木曽駒ヶ岳を楽しみたいです。

コメント

ベッカム

こんな寒いところでビールですか？
御嶽に行ってるなんて考えもしませんでした。
日永岳から御嶽・乗鞍を見ていましたよ。
人のいないメジャーな山って
難易度高いということですから
今後も安全第一でお願いいたします。

ルピモさん

Re: こんな寒いところでビールですか？
山のビール！気温に関係なく美味しいです。
確か、野伏ヶ岳でホワイトアウトになった時も、ビールだけは美味しかった記憶があります。ただの酒好きだけだと思いますが、私達の山登りには欠かせないギアの一つです。
ベッカムさんも日永岳にいるとは！ダニは大丈夫でしたか？どうもダニのイメージが強くて･･･
今後も安全は最優先に考え、楽しい登山を心掛けます。
心配して頂きありがとう御座います。

gg_

雪の御嶽山 いいですね〜
rupmoさん こんにちは
全国的寒波もあってか
やはりたっぷりの雪だったのですね。

このルートで昨年秋の御嶽山登りましたが、
紅葉とハイマツと岩、そして三の池ブルーのコントラストが見事でした。
今回の雪の景観も本当に美しいの一言ですね。
懐かしさとともにまたいいもの見せて頂きました
やっぱりいいですね〜雪山は

ルピモさん

Re: 雪の御嶽山 いいですね〜
goldengate さん　コメありがとう御座います。
そうなんですよ！予想より雪はたっぷりあり、思いのほか疲れました。
登山靴に慣れていない事も原因の一つですが…
goldengate さんもこのルート行かれたのですね！
三の池というか、池を眺めるなら氷よりキラキラ輝くブルーの方が綺麗だと思います。
冬は冬で綺麗ですが、池も雪原も区別がつきません。
因みに私のホーム画像は三の池を眺めている所です。
最近足の調子は絶好調ですね！

やまさん

百名山！
御嶽登頂おめでとうございます。そしてお疲れ様！

まだ雪が少ないですね…写真を見る限り、ちょっと早かったかも（遅かった？）
ハイマツが埋もれてないので夏道を歩かされたようですが、直登ルートはもっと疲れますので結果的には良かったのでしょうか？

私は夏より冬の摩利支天の方が登りやすくて好きです。

ルピモさん

Re: 百名山！
やまさん！
私達、やまさんとは違い一般登山者なので、あれだけ雪があれば十分です。
登山口から雪道と分かっていたら、御嶽は却下していました。
それに冬の方が登りやすいと思う感覚が、一般登山者離れしていますよ！
正直、私は登りたかったのですが、妻は下から摩利支天を見た時から、行くつもりが無かったようです。
雪崩るほどの雪もなく、雪の食いつきも良かったのでソロなら登ったと思います。
今年も雪山一緒に行きましょう。