【さよならを告げに】高見石・白駒池 渋の湯から周回
- GPS
- 06:16
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 602m
- 下り
- 593m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:14
天候 | はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場:渋の湯駐車場 1日1000円 必ず駐車前に受付を 復路:岡谷IC〜高井戸IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
渋の湯から30分以内は岩と土が露出。 賽の河原越えるとしっかりとした雪道、踏み跡多数。 高見石から白駒池はくるぶしくらいまでの積雪ながら踏み跡あり。 麦草峠の299号はそれほど積雪なし、所により凍結。 冷山乗越近辺はここしばらく人が入っていなかった模様、岩場に乗った吹き溜まりのサラサラ雪に難儀。 |
その他周辺情報 | 諏訪南ICから渋の湯まではコンビニ3軒。 下諏訪の旦過の湯、大人230円。44度と47度の熱い湯。シャンプー、石鹸等は一切なし。 岡谷のテンホウでバンバンチーメンと餃子。 |
写真
装備
備考 | 上下スノーボード用ウェア。 靴はスノーボード用ブーツと迷ったが, 夏用のブーティエルに6本爪の軽アイゼンで終始大丈夫だった。10本爪のアイゼンは持っていったものの使わず。 ピッケルは持たず、ダブルストック。 |
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感想
デタラメに忙しい11月の初頭に飛び込んできた白駒荘先代ご主人の訃報。お葬式は無理でもせめてお線香くらいあげに行きたいななんて思っていたタイミングで、実家の父が急逝。
まるで実感もないままドタバタと家族葬、弔問対応などを済ませ、ひと段落。帰京の前に連絡を取って、お悔やみを申し上げに茅野のお宅に立ち寄り、お線香をあげさせていただく。
どうやら先代も急な旅立ちだったらしい。奥様曰く「まだその辺に、ひょっこりいるような気がするだよ」と。よく晴れた八ヶ岳に後ろ髪を引かれつつ、再びデタラメな日々に帰還した。
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12月に入り、なんとなくそれなりな日常が戻ってきた快晴の月曜日。あの日と変わらない青空と八ヶ岳、渋の湯からぶらりと入山。
雪はまだそれほどでの量でもない、乾いた軽い雪をキュッキュと踏みしめながら歩く。高見石からの絶景を眺め、白く凍った白駒池へ。
桟橋でお昼ごはん、そこかしこに先代との思い出が残っている。昨年の秋にここで撮った2枚は自分でもとても好きな写真だ。奥様ではないが本当に今にも旧館の引き戸が開いて「いやいや、よく来たじゃ!」と元気な声が聞こえそうな気がした。
下山後、実の父に拗ねられても困るなと思い、下諏訪の旦過の湯で汗を流す。ここの熱い湯が好きだったなあとか、思いを馳せながら。
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さよならを告げられないお別れが2つ続いた。悲しいかと問われたら、そりゃあ悲しい。しかし残酷だけど日常は続いて行く。受け止めて前へ。
雪に覆われた桟橋、山小屋の佇まい、熱い湯、見上げる夜空。確かにそこにいた人たちの記憶を一つ一つ手繰りながら、ゆっくりとさよならを告げよう。
大丈夫、時間は充分にあるから。
コメント
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忙殺の秋を過ぎて気が付けば年の瀬ですね。Fから始まる小娘が再会を心待ちにしてますよ。
ようやくひと段落なんて思いつつ、明日からまたちょっと旅だったり。由縁うしなってさまよったり。
18日辺りは何してるかな?
Fうかにサンタは来るのかな?
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