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記録ID: 1027719
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

御坂山-清八山-本社ヶ丸 〜縦走、迷い〜 B39

2016年12月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:10
距離
14.8km
登り
1,273m
下り
1,664m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:31
休憩
0:39
合計
7:10
7:40
7:46
61
8:47
8:48
26
9:14
9:15
28
9:43
9:44
28
10:12
10:13
24
10:37
10:48
4
10:52
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18
11:10
11:10
3
11:13
11:13
27
11:40
11:55
22
12:17
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28
12:45
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15
13:00
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25
13:25
13:28
59
14:27
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20
14:47
14:47
1
14:48
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
〜大月駅発 6:22(富士急、1140円)河口湖駅着 7:14、発 7:18(富士急バス、470円)三つ峠入口バス停着 7:36
コース状況/
危険箇所等
旧御坂峠以降本社ヶ丸まで、富士山を至る所で望める。
清八峠〜本社ヶ丸
 岩場数か所。北側切れ落ちている個所。
本社ヶ丸〜笹子駅
 落葉の堆積したトラバース区間。わかりにくい渡渉個所。
前回同様、河口湖駅行始発列車。
1
前回同様、河口湖駅行始発列車。
富士山駅、車中より朝陽を受ける富士山と対面。
4
富士山駅、車中より朝陽を受ける富士山と対面。
三つ峠入口から出発。
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三つ峠入口から出発。
カエルのお見送り。
2
カエルのお見送り。
旧御坂峠へ向かう。
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旧御坂峠へ向かう。
道祖神のお見送り。
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道祖神のお見送り。
8時45分、旧御坂峠に到達。今日は東へ。
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8時45分、旧御坂峠に到達。今日は東へ。
気持ちの良い尾根道。
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気持ちの良い尾根道。
鉄塔下よりようやく富士山を収める。この時間、彫りの深さが際立つ。
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鉄塔下よりようやく富士山を収める。この時間、彫りの深さが際立つ。
9時15分、御坂山到達。
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9時15分、御坂山到達。
御坂峠。
北方向へ転進個所から富士山。雲無く霞も無い。
11
北方向へ転進個所から富士山。雲無く霞も無い。
八丁峠通過。
三ツ峠山。
辿ってきた尾根。
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辿ってきた尾根。
標識の無い八丁山到着。
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標識の無い八丁山到着。
女坂峠を経て大沢山へのコース分岐。B案は笹子から大沢山経由でここに到達するプランだった。
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女坂峠を経て大沢山へのコース分岐。B案は笹子から大沢山経由でここに到達するプランだった。
大月市の標識現る。
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大月市の標識現る。
11時8分、清八山に到着。今日の第一目的地だったが、先客多く、写真3枚分で後にする。
3
11時8分、清八山に到着。今日の第一目的地だったが、先客多く、写真3枚分で後にする。
毛無山と南アルプス全山。
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毛無山と南アルプス全山。
清八峠通過。
本社ヶ丸への岩場。ストックを仕舞う。
4
本社ヶ丸への岩場。ストックを仕舞う。
造り岩に今日の天狗様(失礼)。
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造り岩に今日の天狗様(失礼)。
冠雪成った八ヶ岳を望む。
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冠雪成った八ヶ岳を望む。
山頂直下の岩場。北側に回り込む。
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山頂直下の岩場。北側に回り込む。
11時41分、本社ヶ丸到達、360度の眺望を楽しむ。
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11時41分、本社ヶ丸到達、360度の眺望を楽しむ。
富士山方向。既に霞んではっきりとは見えない。
2
富士山方向。既に霞んではっきりとは見えない。
こちらは都留市の標識。
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こちらは都留市の標識。
尾根道を飛ばす。
3
尾根道を飛ばす。
美しい、その1。
角研山。尾根コースはここから下山。
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角研山。尾根コースはここから下山。
ヤグラ跡。
沢沿いのコースを選んだ。
2
沢沿いのコースを選んだ。
林道横断。
美しい、その2。
暗いのヤダ。
針葉樹林帯の急降下。まだ14時過ぎなのに暗過ぎる。
2
針葉樹林帯の急降下。まだ14時過ぎなのに暗過ぎる。
恐い。ここまで啓蒙しなくとも。
2
恐い。ここまで啓蒙しなくとも。
15時迄の里への下り、今日も間に合った。
4
15時迄の里への下り、今日も間に合った。
笹子駅着。冷え込んできた。予定どおりの列車でのんびり帰ろう。
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笹子駅着。冷え込んできた。予定どおりの列車でのんびり帰ろう。

感想

 都内某所で時間を費やし、高尾駅で接続した大月駅行に乗る。車中、河口湖から東行きか、笹子から御坂山塊西行きか、例によってまだ迷っていた。
 大月駅5時50分着、気付かなかった。目を覚まし、慌てて降りる。目の前を53分発の始発列車が発車してゆく。必然的にA案を選択することとなった。幸い、前回も運んでくれた河口湖駅行始発列車は既に入線している。暖かさに感謝した。
 車中、再び睡魔が訪れる。二度の不覚は取れない。スマホを睨み、朝焼けの三ツ峠を眺める。富士山駅の折り返しの間、朝陽を浴びた、彫りの深い富士山の姿が目に入った。精悍な表情ゆえ、女神はまだ目覚めていないのだろう。
 俄かに今年出会った三柱の女神を思い浮かべた。十枚山、黒姫山、そして唯一無二の山、いずれも苦しき場面で微笑んでいてくれた。
 馴染み深い三つ峠入口のバス停を後にする。九十九折を足早に登ると、およそ1時間で旧御坂峠に着く。未だ眺望は得られない。
 尾根道を東に歩き始めると鉄塔が現れた。御坂トンネル上部に到達した。振り返り、ようやく富士山の姿を視界に収める。今朝は、澄んだ空気のお蔭で、その姿がはっきりと映る。
 御坂山を経て現在の御坂峠、ちょうどハイキングバスが天下茶屋に到着した頃だった。この少し前、御坂山付近で一組とすれ違った。静かな気持ちの良い尾根道歩き、熊鈴も今日はあまり出番がない。
 10時40分、八丁山に到着、コースタイム9掛けの予定時間よりも30分早い。南アルプスのほぼ全山をこの目に収め、ゆっくりと清八山に向かった。その清八山は二組の人々で「賑わって」いた。あまりにも人と出会わないので、御坂のメインストリートであることを忘れていた。写真3枚を撮り、すぐに出発する。
 清八峠からは幾度か岩場を越える。3年ぶりのホンジャマカ、じゃなかった、本社ヶ丸が近付いてきた。
 見渡す限りの大展望に時を忘れる。富士山は既に霞みかけていたが、凝視しながらパンを口にした。妙に美味い。
 下山は、尾根コースか沢コースか迷うところだが、以前、笹子駅近くに下りたとき、放し飼いの犬に迎えられた記憶が甦り、後者を選んだ。13時半、尾根道を離れ、落葉が大量に堆積したトラバース区間を通過する。岩場よりもはるかに危険だ。やがて暗い樹林帯が現れ、その中を急降下する。いつになく薄気味悪い。まあ、かの犬に吠えられるよりはましだが。
 舗装林道を横断したのち沢沿いを歩く。渡渉を数回繰り返したが、標識少なく、ぼんやりしていると、すぐにルートを外してしまう。それでも何とか約束の15時までには里に下りられた。人気の少ない集落の中、駅に向かう。
 動きを止めると急に寒さを感じる。暖かい飲み物を選ぶか大いに迷った。小さな迷い、答えの出ない迷い、優柔不断さは変わらない。帰路にて、また女神を頼ることにした。

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コメント

本社ヶ丸に向かう途中の岩場
kimichin2様
こんにちは。

午前中は富士山が美しく見えて本当によかったです。
kimichin2様のレコを拝見させていただいていると、富士山は無限大のお姿をされており、お山はひとつなのに、一期一会、だからこそ、私達の心を掴んで離さない存在なのだなあと思いました。

本社ヶ丸に向かう途中の岩場、登ることを考えると大変ですが、岩好きな私としては、結構好きな形です。ちょっと行ってみたいなあと思いました!!

それから「暗いのヤダ。」
すみません。大爆笑しました。
針葉樹林帯ってやはり暗いです。
11月に奥多摩の赤杭尾根を下山している時、14時過ぎなのに暗くて、わかっている径でもちょっと心細くなりました。
クマさんの看板、こわさの迫力あります。

次回も、静かな楽しいお山歩きになりますように!!
2016/12/21 13:27
Re: 本社ヶ丸に向かう途中の岩場
reochi19様
 こんばんは。
 大月駅で寝過ごさなければ、笹子に向かっていました。午前中の富士山と対面することは
無かったと思います。結果オーライでした。
 岩場、すぐに終わってしまいますが、手応えあります。ぜひ訪れてみてください。笹子から
上がればそれほど歩かず辿り着きます。
 時々、記録も読んでくださいね。
 それでは、また。
2016/12/21 21:47
私も歩こうと考えていたコースでした!
kimichin2さん、こんばんは。

実はこの御坂峠〜清八山〜本社ヶ丸コース、私が歩こうと考えていた候補の一つでした。ただ、予定日の17日(土)が非常に風が強く、1500〜1600メートルクラスの稜線歩きは寒そうと考え、標高の低い九鬼山〜高畑山の縦走に変更したのです。でも雰囲気はこちらのコースのほうが明るいですね。標高が高い分空に近いからでしょうね。富士山 の展望にも恵まれ静かな山歩きを堪能されて何よりでした。
2016/12/21 21:48
Re: 私も歩こうと考えていたコースでした!
toshishun様
 こんばんは。
 土曜日は晴れていましたが風の強い一日でした。都内でもコートの襟を立てていました。
正しい選択をされたのですね。九鬼山、私も訪れたい山の一つです。雪が降ったらぜひ
向いたいと思います。
 今年も富士山と沢山の山々と親しむことができました。感謝しています。年末は恒例の
(と言っても昨年から始めたばかりなのですが)3日連続日帰り登山を楽しもうと考えて
います。
 これからも趣のある、味わい深い登山を楽しまれますよう。
2016/12/21 22:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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