ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 104139
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霊仙山 残雪多く苦渋しました 柏原から

2011年03月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:38
距離
12.2km
登り
1,498m
下り
637m
天候 晴れ、山頂付近は時々雪
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR柏原駅をまっすぐ南へ向かって歩くと、中山道にぶつかった。もう少し時間を取って宿場町の散策もおもしろそうだ。
JR柏原駅をまっすぐ南へ向かって歩くと、中山道にぶつかった。もう少し時間を取って宿場町の散策もおもしろそうだ。
ポストは、高速道路を越えたトンネルの向こう側にあった。
ポストは、高速道路を越えたトンネルの向こう側にあった。
駐車車両は2台。
こちらからのルートは長いので、あまり人は多くない様だ。
駐車車両は2台。
こちらからのルートは長いので、あまり人は多くない様だ。
だんだん林道が荒れてきて終点が近づく。
だんだん林道が荒れてきて終点が近づく。
山と高原地図では水場のマークが付けてある辺りだろうか?一合目の表示になっていた。
山と高原地図では水場のマークが付けてある辺りだろうか?一合目の表示になっていた。
倒木が道をふさいでしまった。
よっこらしょと乗り越える。
倒木が道をふさいでしまった。
よっこらしょと乗り越える。
細い道に雪がうっすらと付いている。凍っているところもあるので、緊張しながら歩く。
細い道に雪がうっすらと付いている。凍っているところもあるので、緊張しながら歩く。
2本杉の道標、二合目の表示になっていた。山と高原地図では一合目だったのだが・・・。
2本杉の道標、二合目の表示になっていた。山と高原地図では一合目だったのだが・・・。
樹齢どのぐらいだろう?大きな杉目印
樹齢どのぐらいだろう?大きな杉目印
北斜面はずいぶん雪がしっかりしてきた。踏みしめられるので、新たに降った雪だろう。週末麓は雨の予報だったので、山は雪に変わったのだろうと思う。
1
北斜面はずいぶん雪がしっかりしてきた。踏みしめられるので、新たに降った雪だろう。週末麓は雨の予報だったので、山は雪に変わったのだろうと思う。
四合目避難小屋、先行の男性は此処で帰って行かれた。初めての山で先行者は心強いのだが・・・。ここからどうやら独りぼっちの山行きになってしまった様だ。
四合目避難小屋、先行の男性は此処で帰って行かれた。初めての山で先行者は心強いのだが・・・。ここからどうやら独りぼっちの山行きになってしまった様だ。
古い踏み跡を辿ってきたのだが、ロープの張ってある向こう側から来てしまった。獣道らしい・・・。
古い踏み跡を辿ってきたのだが、ロープの張ってある向こう側から来てしまった。獣道らしい・・・。
六合目、古い踏み跡は未だしっかり付いている。行き帰りが同じ足跡に見えるので、山頂で泊まったのだろうか・・・?
1
六合目、古い踏み跡は未だしっかり付いている。行き帰りが同じ足跡に見えるので、山頂で泊まったのだろうか・・・?
この辺りからルートが徐々に怪しくなって来ている。間違えたのはたぶんこの先、七合目の道標を見つけたのは間違えたルートから引き返した後なので、
この辺りからルートが徐々に怪しくなって来ている。間違えたのはたぶんこの先、七合目の道標を見つけたのは間違えたルートから引き返した後なので、
間違えたルートから帰ってくるときにメモした写真。気付いたときには周りは鹿の踏み跡だけでした。沢山の鹿を見た。
間違えたルートから帰ってくるときにメモした写真。気付いたときには周りは鹿の踏み跡だけでした。沢山の鹿を見た。
道迷いから戻って、道標を見つけてホッとした。
道迷いから戻って、道標を見つけてホッとした。
ママコ穴の辺り、穴ってどこのことだろう・・・?
左手に深く谷になっているのだけど、この谷のことを指しているのだろうか? この時は踏み跡が又現れているのだけど、この人がどのルートで左手へ登っていったのか分からなかった。仕方ないので、此処へ戻ってアイゼンを装着し、適当な場所を四丁目横崖の方向へ登った。
ママコ穴の辺り、穴ってどこのことだろう・・・?
左手に深く谷になっているのだけど、この谷のことを指しているのだろうか? この時は踏み跡が又現れているのだけど、この人がどのルートで左手へ登っていったのか分からなかった。仕方ないので、此処へ戻ってアイゼンを装着し、適当な場所を四丁目横崖の方向へ登った。
稜線へ出てゆったりとした登りを進むと四丁目横崖の道標へ出た。
稜線へ出てゆったりとした登りを進むと四丁目横崖の道標へ出た。
四合目で出会った男性が心配していた九合目の急登。道には雪が無く、アイゼンは不要だった。あの男性もこれを知ったらきっと悔しかったと思う。
四合目で出会った男性が心配していた九合目の急登。道には雪が無く、アイゼンは不要だった。あの男性もこれを知ったらきっと悔しかったと思う。
小屋までの稜線歩き。景色が良くて気持ちよい。
少し風が強いのと、飛ばされてくる雪が顔に当たって冷たい。一気に温度が下がって、ハイドレーションチューブの水が凍った。
小屋までの稜線歩き。景色が良くて気持ちよい。
少し風が強いのと、飛ばされてくる雪が顔に当たって冷たい。一気に温度が下がって、ハイドレーションチューブの水が凍った。
結構広い避難小屋、さぞ満員かと思いきや、空きが有ったので此処で食事を取った。
GPS此処で電源が落ちた様子、替えのバッテリー持っていなくて、残念な感じです。
結構広い避難小屋、さぞ満員かと思いきや、空きが有ったので此処で食事を取った。
GPS此処で電源が落ちた様子、替えのバッテリー持っていなくて、残念な感じです。
山頂方向を望む。
山頂方向を望む。
3月下旬というのにこの風景。
3月下旬というのにこの風景。
山頂に到着。海老のしっぽもしっかり付いていた。
1
山頂に到着。海老のしっぽもしっかり付いていた。
山頂に居た他のパーティーの方にシャッターを押して頂いた。寒くて風防を被ったまま、何とも様にならない記念撮影になってしまった。
1
山頂に居た他のパーティーの方にシャッターを押して頂いた。寒くて風防を被ったまま、何とも様にならない記念撮影になってしまった。
山頂から白い雪の連なる山を望む
山頂から白い雪の連なる山を望む
ガスが途切れて伊吹の山頂が顔を出した。今年は雪が多くて、2度ほど楽しませてもらいました。
1
ガスが途切れて伊吹の山頂が顔を出した。今年は雪が多くて、2度ほど楽しませてもらいました。
岩には小さな雪の塊がびっしり付いている。霊仙と言う神秘的な名前と、この風景に何か不思議な世界に迷い込んだ様な気がする。
1
岩には小さな雪の塊がびっしり付いている。霊仙と言う神秘的な名前と、この風景に何か不思議な世界に迷い込んだ様な気がする。
お虎が池、しっかり水面は凍り着いていた。
お虎が池、しっかり水面は凍り着いていた。
山頂から下ると雪は腐り始め、足下を汚し始める。
1
山頂から下ると雪は腐り始め、足下を汚し始める。
雑木林の下りはぬかるんで最悪。
足はご覧の通り、田植えのどろんこ状態で、ストックも靴も泥で重い。
雑木林の下りはぬかるんで最悪。
足はご覧の通り、田植えのどろんこ状態で、ストックも靴も泥で重い。
ぐれヶ畑の入口にたどり着いた。
ぐれヶ畑の入口にたどり着いた。
バス停までコースタイムで1時間、しかしバス出発まであと30分。。。
無理。。。
駅までの道のりを歩くはずだったのだが。。。
バス停までコースタイムで1時間、しかしバス出発まであと30分。。。
無理。。。
駅までの道のりを歩くはずだったのだが。。。
かなやのご主人のご厚意で、明るいうちに駅に到着。ご恩は忘れません。
かなやのご主人のご厚意で、明るいうちに駅に到着。ご恩は忘れません。

感想

8:05柏原をスタート、先行者1名準備が遅れたので先行者を見失った。名神高速をトンネルでくぐると登山届けのポストがあった。利用されているんだろうか・・・。とりあえず自宅で記入してきたカードを投函し先へ進んだ。

路肩の駐車場には車が二台、1台は既に登って居る様なので、雪に踏み跡を期待した。

二合目頃からうっすらと雪が、踏み跡を見ると先行者1名分しか付いていない、車の人はどこへ行ったのだろうか?積雪は未だ新しく、この時期に珍しく夜積もったのだろうか?古い踏み跡を覆い隠す程度の積雪があった様だ。

四合目の避難小屋で先行者に追いつく、その方は冬の支度を全く持っていないので此処で帰ると仰っていた。ここからは古い踏み跡を頼りに先へ進んだ。まぁ迷うことは無いだろうと思っていたのだが・・・。

七合目辺りで踏み跡を見失う。。。
林道がすぐ下に見えていた。小さな雪庇が見えたので稜線を少し右(北)に歩いたのが間違いだった様だ。本当のルートはその雪庇の左下へ回ったところにあった。ルートを踏み外した踏み跡を見つけてしまったので、導かれ迷いルートへ、梓川から登ってきたルートを横切ってそのまま小ピークを越え井戸が洞方面へ下ってしまった。途中まで見えていた四丁横崖向こうの小屋が全く見えなくなってしまい、高度を下げてしまったのでルートミスに気付き、登り返す。1時間のロス、周りは鹿だらけ、いつしか鹿の餌場に迷い込んでしまった様だ。

ルートを戻り七合目のカンバンを見つけた。
ママコ穴の辺りで四丁目横崖への登り口が分からない、適当に稜線を見当付けて登り出すが、かなり急なためアイゼンを装着、ストックからピッケルに持ち替えて急登を進む、途中で右手の谷方向に他のパーティーを見つけた。どうやらきつい登りを選択してしまったみたい。この辺り幾ら地図とにらめっこしてみても本当のルートが分からなかった。踏み跡も無いまま登り着ると其処に四丁目横崖のカンバンが見えてきた。

稜線は雪が少ないので、アイゼンをすぐに外し、九合目の急登を登る。

12:40避難小屋到着、予定より1時間以上の遅れ。小屋を覗くと案外空いていたので此処で食事休憩を取る。

13:10出発、予定遅れなので、少し早いが山頂を目指し出発した。ところが、歩き出すと右膝が痛い、特に下りで痛い、時々激痛が走る。こんなところで不味いことになった。

13:56痛い足を引き摺りつつ、だましだまし山頂に到着した。
未だ厳冬期の様な風景が広がる山頂、北側斜面には樹氷が広がり、足下の岩には海老のしっぽが張り付いていた。今年は遅くまで雪が多い。

いつもならそろそろ福寿草の咲く頃だが、咲いている場所を知らないと言うこともあるが、見かけることは無かった。

バスの時間と膝が心配なので、三角点のみを踏んで、下山することにした。
グレが畑まで下るのだが、未だかなりの距離がある。お虎が池から五合目ぐらいまでの稜線歩きはなんと言うことも無かったが、其処から後の下りはかなり足が痛い。挙げ句に雪解けの水で路面がぬかるんで泥だらけ、滑る緩いの連続で苦労した。

麓の小屋「かなや」へ到着したのは16:30頃。ここから林道を歩いてバス停までゆうに1時間は必要なのでバスを諦めた。この時期週末は営業をされているそうで、かなやのご主人と少し話をする。福寿草の季節は数百人が登ってくるそうだ。今年は未だ未だ先になりそうだ。

林道を下り始める。
谷間の舗装道路、山道とどう違うのか分からないが、膝の痛みは少し和らいだので救われた。30分ほど歩いたところで、後ろから近づいてきた車に声を掛けられる、先程話をした「かなや」のご主人だ。何と醒ヶ井の駅まで乗せて頂けると!有り難い。遠慮無くご厚意に甘えることにした。

ご主人の話では、廃村に成った頃の家々が今は醒ヶ井周辺に住んでいるそうで、山小屋もご主人の元家だったそうだ。今は醒ヶ井の駅前に住んでいらっしゃるとの事だった。いつもなら何のことはない林道歩きだが、膝が逝ってしまったので不安に思っていた。ご主人には本当に助けられました。何度もお礼申し上げ、醒ヶ井の駅へ向かった。16:57今日の山行きを終える。

良い山行きを!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:913人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら