霊仙山 残雪多く苦渋しました 柏原から
- GPS
- 04:38
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 637m
天候 | 晴れ、山頂付近は時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
8:05柏原をスタート、先行者1名準備が遅れたので先行者を見失った。名神高速をトンネルでくぐると登山届けのポストがあった。利用されているんだろうか・・・。とりあえず自宅で記入してきたカードを投函し先へ進んだ。
路肩の駐車場には車が二台、1台は既に登って居る様なので、雪に踏み跡を期待した。
二合目頃からうっすらと雪が、踏み跡を見ると先行者1名分しか付いていない、車の人はどこへ行ったのだろうか?積雪は未だ新しく、この時期に珍しく夜積もったのだろうか?古い踏み跡を覆い隠す程度の積雪があった様だ。
四合目の避難小屋で先行者に追いつく、その方は冬の支度を全く持っていないので此処で帰ると仰っていた。ここからは古い踏み跡を頼りに先へ進んだ。まぁ迷うことは無いだろうと思っていたのだが・・・。
七合目辺りで踏み跡を見失う。。。
林道がすぐ下に見えていた。小さな雪庇が見えたので稜線を少し右(北)に歩いたのが間違いだった様だ。本当のルートはその雪庇の左下へ回ったところにあった。ルートを踏み外した踏み跡を見つけてしまったので、導かれ迷いルートへ、梓川から登ってきたルートを横切ってそのまま小ピークを越え井戸が洞方面へ下ってしまった。途中まで見えていた四丁横崖向こうの小屋が全く見えなくなってしまい、高度を下げてしまったのでルートミスに気付き、登り返す。1時間のロス、周りは鹿だらけ、いつしか鹿の餌場に迷い込んでしまった様だ。
ルートを戻り七合目のカンバンを見つけた。
ママコ穴の辺りで四丁目横崖への登り口が分からない、適当に稜線を見当付けて登り出すが、かなり急なためアイゼンを装着、ストックからピッケルに持ち替えて急登を進む、途中で右手の谷方向に他のパーティーを見つけた。どうやらきつい登りを選択してしまったみたい。この辺り幾ら地図とにらめっこしてみても本当のルートが分からなかった。踏み跡も無いまま登り着ると其処に四丁目横崖のカンバンが見えてきた。
稜線は雪が少ないので、アイゼンをすぐに外し、九合目の急登を登る。
12:40避難小屋到着、予定より1時間以上の遅れ。小屋を覗くと案外空いていたので此処で食事休憩を取る。
13:10出発、予定遅れなので、少し早いが山頂を目指し出発した。ところが、歩き出すと右膝が痛い、特に下りで痛い、時々激痛が走る。こんなところで不味いことになった。
13:56痛い足を引き摺りつつ、だましだまし山頂に到着した。
未だ厳冬期の様な風景が広がる山頂、北側斜面には樹氷が広がり、足下の岩には海老のしっぽが張り付いていた。今年は遅くまで雪が多い。
いつもならそろそろ福寿草の咲く頃だが、咲いている場所を知らないと言うこともあるが、見かけることは無かった。
バスの時間と膝が心配なので、三角点のみを踏んで、下山することにした。
グレが畑まで下るのだが、未だかなりの距離がある。お虎が池から五合目ぐらいまでの稜線歩きはなんと言うことも無かったが、其処から後の下りはかなり足が痛い。挙げ句に雪解けの水で路面がぬかるんで泥だらけ、滑る緩いの連続で苦労した。
麓の小屋「かなや」へ到着したのは16:30頃。ここから林道を歩いてバス停までゆうに1時間は必要なのでバスを諦めた。この時期週末は営業をされているそうで、かなやのご主人と少し話をする。福寿草の季節は数百人が登ってくるそうだ。今年は未だ未だ先になりそうだ。
林道を下り始める。
谷間の舗装道路、山道とどう違うのか分からないが、膝の痛みは少し和らいだので救われた。30分ほど歩いたところで、後ろから近づいてきた車に声を掛けられる、先程話をした「かなや」のご主人だ。何と醒ヶ井の駅まで乗せて頂けると!有り難い。遠慮無くご厚意に甘えることにした。
ご主人の話では、廃村に成った頃の家々が今は醒ヶ井周辺に住んでいるそうで、山小屋もご主人の元家だったそうだ。今は醒ヶ井の駅前に住んでいらっしゃるとの事だった。いつもなら何のことはない林道歩きだが、膝が逝ってしまったので不安に思っていた。ご主人には本当に助けられました。何度もお礼申し上げ、醒ヶ井の駅へ向かった。16:57今日の山行きを終える。
良い山行きを!
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