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Yamareco

記録ID: 109802
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

(親湯BS)→蓼科山→亀甲池→北横岳→坪庭→(ロープウェイ駅)

2011年05月05日(木) 〜 2011年05月06日(金)
 - 拍手
GPS
26:30
距離
15.6km
登り
1,900m
下り
1,007m

コースタイム

【DAY 1】
新宿駅  0800
↓ (JRあずさ5号)
茅野駅 1006 1025
↓ (諏訪バス)
親湯(しんゆ)入口BS 1102 1107

新湯(巌温泉) 1123

蓼科山登山口BS 1301 1309

2011m地点 1456

蓼科山 1712



【DAY 2】
蓼科山 0700

将軍平 0720 0726

天祥寺原 0832 0840

天祥寺平 0853

亀甲池 0923 0937

北横岳(北峰) 1143 1210

北横岳(南峰) 1216 1229

坪庭 1319

ピラタスロープウェイ山頂駅 1334 1400
↓ (ロープウェイ)
ピラタスロープウェイ山麓駅 1410 1549
↓ (諏訪バス)
茅野駅 1620
↓ (JRあずさ26号)
新宿駅 1836


天候 DAY1: 晴れ時々曇り
DAY2: 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
親湯、蓼科山登山口、ピラタスロープウェイ山麓駅に駐車場有り
コース状況/
危険箇所等
危険箇所無し。
蓼科山登山口〜蓼科山:日陰は雪があり、日向は雪が無いので、何回かアイゼンの脱着をする破目になる。
蓼科山〜天祥寺原:雪多し。数名の踏み跡有り。
天祥寺原〜亀甲池:雪無し。ぬかるんでいる。
亀甲池〜北横岳:雪多し。二、三人の踏み跡有り。
北横岳〜坪庭:雪多し。良く踏まれている。


親湯の様子
2011年05月05日 11:15撮影 by  CX3 , RICOH
5/5 11:15
親湯の様子
夕暮れの八ヶ岳
2011年05月05日 17:06撮影 by  CX3 , RICOH
5/5 17:06
夕暮れの八ヶ岳
夕暮れの蓼科山頂
2011年05月05日 18:35撮影 by  CX3 , RICOH
5/5 18:35
夕暮れの蓼科山頂
御来光
2011年05月06日 04:51撮影 by  CX3 , RICOH
1
5/6 4:51
御来光
2011年05月06日 04:56撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 4:56
幽かに見える日光連山(日光白根山、太郎山、女峰山、男体山)
2011年05月06日 05:00撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:00
幽かに見える日光連山(日光白根山、太郎山、女峰山、男体山)
浅間山
2011年05月06日 05:00撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:00
浅間山
暁の乗鞍岳
2011年05月06日 05:01撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:01
暁の乗鞍岳
暁の霞沢岳
2011年05月06日 05:01撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:01
暁の霞沢岳
鹿島槍ヶ岳と五竜岳
2011年05月06日 05:03撮影 by  CX3 , RICOH
1
5/6 5:03
鹿島槍ヶ岳と五竜岳
仙丈ヶ岳
2011年05月06日 05:06撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:06
仙丈ヶ岳
白鳳三山と甲斐駒ヶ岳
2011年05月06日 05:06撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:06
白鳳三山と甲斐駒ヶ岳
早朝の八ヶ岳
2011年05月06日 05:06撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:06
早朝の八ヶ岳
奥秩父
2011年05月06日 05:07撮影 by  CX3 , RICOH
1
5/6 5:07
奥秩父
中央アルプス
2011年05月06日 05:18撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:18
中央アルプス
槍ヶ岳
2011年05月06日 05:18撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:18
槍ヶ岳
穂高岳
2011年05月06日 05:19撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:19
穂高岳
立山、剣岳と手前に美ヶ原
2011年05月06日 05:20撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 5:20
立山、剣岳と手前に美ヶ原
北アルプスを一望
2011年05月06日 06:38撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 6:38
北アルプスを一望
御嶽山
2011年05月06日 06:40撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 6:40
御嶽山
中央アルプス
2011年05月06日 06:40撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 6:40
中央アルプス
南アルプス。塩見岳、聖岳まで見えている。
2011年05月06日 06:41撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 6:41
南アルプス。塩見岳、聖岳まで見えている。
幽かに見える高妻、焼山、火打、妙高
2011年05月06日 06:45撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 6:45
幽かに見える高妻、焼山、火打、妙高
天祥寺原の様子
2011年05月06日 08:32撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 8:32
天祥寺原の様子
北横岳から
2011年05月06日 12:28撮影 by  CX3 , RICOH
5/6 12:28
北横岳から
撮影機器:

感想

【DAY 1】
 朝起きると、全くの曇天で、先行きが危ぶまれたが、ネットで天気予報を確認すると、長野県地方の5〜6日は晴れ時々曇りのようなので気を取り直して、新宿駅で8時ちょうどのあずさ5号に乗って旅立つ。ゴールデンウィーク後半だからか、ガラガラで良かった。茅野で下車したころには、薄日が射す天気に回復。茅野からピラタスロープウェイ行の諏訪バス(アルピコバス)に乗るが、これもガラガラで、他に登山者は2名(1組)のみ。親湯入口BSで降りたのは、自分だけだった。新湯入口BS から、しばらく舗装道をゆっくり登って行き、信玄の隠し湯などを見ながら、15分ほどで親湯温泉に着く。ここで滝の湯川に架かる橋を渡り、登山道に入って滝の湯川に沿って、落葉松の中をゆっくり登って行くと、やがて広い砂利道に出る。木立の間から前方にある蓼科山が時折見え隠れするが、山頂はかなり高い。やがて、砂利道と別れ、あまり人が歩いていない感じの登山道に入り、小川を横切るところで昼食のパンを食べる。その少し先が、女乃神茶屋で、蓼科山登山口のバス停がある。ここまで予想外に遠かったので、歩くのが目的でなければ、バスを利用したほうが良かったかもしれない。道を挟んだ向かい側が登山口で、しばらくは、ゆっくりと、笹まじりの雑木林を登って行く。やがて、岩場の急登になり、右手に八ヶ岳が見えて来る。天気は、かなり回復し、所々に青空が見える。2000mあたりから時々、雪道となる。この辺りから、山頂までの間、日向は雪が無く、日陰は雪がある状態が、交互にあらわれ、しかも結構な急登なので、結局、4回アイゼンを着けたり外したりする。これが割と面倒くさい。2110m地点を通過したあたりから、木立も少なくなり、八ヶ岳や南アルプスの眺めが良くなる。息を切らしながら岩場の急登をこなし、山頂直下の10mぐらいの雪の急斜面をアイゼンを着けて登ると、蓼科山山頂特有のごろごろした岩場になり、そこを越えて、雪の斜面をトラバースした先に蓼科山頂ヒュッテが見える。山頂は、所々に雪が残っている程度だがヒュッテのあたりには、かなり雪が残っていて、ヒュッテは全く雪に埋もれていた。予定より大分遅れてヒュッテに到着し、早速晩御飯をいただく。他に登山者無し。日没頃、外に出てみると、霧の中だったが、しばらく待っていると、霧が切れ、この日最後の日の光を雲の切れ間に見て、残照の山頂を楽しむ。

【DAY 2】
 朝、山小屋の親父さんに「日の出だよ」と起こしてもらい、御来光を拝む。視程がとてもよく、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、東アルプス(奥秩父山塊)、日光連山、高妻・火打・妙高、浅間山が、全部雲の上に見える。贅沢に黎明の山頂を独り占めする。昔来たときは、霧の中で、八ヶ岳すら見えなかったので、とてもうれしい。曇天にめげず、来てよかった!朝食後、もう一度、ゆっくりと、日のあたるこれらの山々を見て、写真を山ほど撮って、7:00下山開始する。山頂から将軍平への下りは、かなりの傾斜で、北斜面なので雪も多い。アイゼンを着けて、転ばないよう注意して下りて行く。山荘のある将軍平で小休止して、天祥寺原へ樹林の中を降りて行く。雪がかなり積もっているらしく、顔や胸のあたりに、木の枝がぶつかるので歩きにくい。やがて小さな沢に出て、沢に沿って降りて行った先が天祥寺原で、ここで大河原峠からの道と交わる。アイゼンを外し、亀甲池めざし、笹のまじる雑木林を、緩やかに登って行く。ここで、踏み跡にまじって、ごく最近、熊が通ったと思われる足跡を発見し、あわててクマよけ鈴を高らかに鳴り響かせる。沢の近くなので、朝、水を飲みに来たのだろうか?幸い、熊に遭遇することもなく、天祥寺平に着く。ここで、亀甲池方向の道に入り、笹原を緩やかに登って行く。振り返ると蓼科山が随分高く、もうあんなに下ったのかと思う。下りは早い。亀甲池で小休止して、アイゼンを装着する。ここから北横岳(北峰)直下までは、ずっと鬱蒼とした樹林帯で、雪は、まだまだ深かった。踏み跡を頼りに、ジグザグに延々と登って行き、まさに山頂直下でパッと視界が開ける。ここでアイゼンを外し、一息で北横岳(北峰)へ到着。誰もいない静かな頂である。八ヶ岳には、残念ながら、少し霧がかかって来た。北アルプスは、幽かに見える程度になってしまった。蓼科山は良く見える。ヒュッテも良く見える。お弁当に作ってもらったおにぎりを食べる。天気は良いし、風もあまりないので、暖かくて気持ち良い。小休止後、南峰へ向かう。南峰も無人だったが、すぐに一人登山者がやって来た。今日初めて人間に会う。南峰からは、少し霧がかかっているとはいえ、八ヶ岳と八ヶ岳高原の眺めがすばらしい。小休止して、下山開始。アイゼンなしで下り始めたが、結構滑るので、北横岳ヒュッテのところで、念のためにアイゼン装着。ここからは、何人かの登山者とすれ違い、坪庭に出る。ロープウェイに乗らずに下山しようかとも考えたが、バスの時間を見ると、ロープウェイで降りた方が都合がよさそうだったし、足も疲れたので、ここは楽をする。ロープウェイの山麓駅でざるそばを食べ、さらに茅野駅で特製かき揚げ蕎麦を食べ、1620の特急あずさ26号に乗って帰る。これもガラガラだったが、新宿からの山手線等は、混んでいた。世間では、今日はゴールデンウィークではなく、平日だった。休暇が取れてラッキーだった。

詳細は写真集ビデオにて

DAY-1




DAY-2




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