御嶽山・摩利支天山
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※未舗装少しあり |
コース状況/ 危険箇所等 |
開田口登山口ー七合目(避難小屋跡)ー開田頂上(三ノ池避難小屋)ー三ノ池分岐ー摩利支天乗越ー摩利支天山ー三ノ池ー開田頂上(三ノ池避難小屋)ー七合目(避難小屋跡)ー開田口登山口 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
タオル
ストック
カメラ
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感想
梅雨入り前の6月にどこ登ろうかな〜と考え。
昔に何度も登っている御嶽山に決めました。
冬のBCや夏には登っていましたが残雪期は初めてです。
雪の残る御嶽山を見たくて夜の国道19号を北へ。
剣ヶ峰はまだ登山規制がありますので、今回は開田口登山道から摩利支天山(2,959m)を目指します。
午前0時ごろに仕事を終わらせ仮眠をすませます(3時間ぐらい)いつものコンビニで待ち合わせです。
これからどんな山旅になるかワクワクです。
<開田口登山道〜七合目(避難小屋跡)>
王滝口や黒沢口からは登ったことが何度かありますが開田口登山道は初めてです。
綺麗な針葉樹林の森から登りはじめます。
すぐに鳥居と水場があり、おいしい水でひと息です。まだまだ長い道のりに備えます。
苔むした森は気持ちがよく登山道もきれいに整備されています。
裾野の大きい御嶽山らしい森を登るのは楽しいです(ただ帰りの下りは長いだろうなぁ〜と1人思います)
<開田頂上(三ノ池避難小屋)〜三ノ池分岐>
七合目あたりから雪が増えてきます。アイゼンは必要ありませんがしっかりとキックステップで登ります。たまに踏み抜きがあるのできをつけて。大きな尾根に出ると中央・南アルプスが見渡せ、風の抜ける気持ちの良い雪原に出ます。
ところどころ登山道が不明瞭なので方向だけは見失わないようにします。雪面を直登したり藪を漕ぎながらなんとか開田頂上に出ます。ちょっと時間がかかりました。
景色もよく暖かいので昼食。最近はリフィルのラーメンとフリーズドライのスープにおにぎりです。肉の缶詰めも持っていきました。
避難小屋は小さいですが雨風はしっかり防げそうです。
神秘的なブルーの三ノ池に3人とも見入ってしまいます。まだまだ雪と氷に覆われています。今月の3日ごろには雪も降ったとの情報もあったので、季節は冬になることもあるんだな〜と感じます。
<摩利支天乗越〜摩利支天山>
三ノ池から乗越までの急登も雪で登山道が埋もれています。藪をこぎながら登り上げます。稜線に出ると濁河温泉のあたりや五の池小屋が見えます。ガスが少し出てきて風が冷たく感じます。摩利支天の山頂へは岩稜帯の続く稜線を進みます。いくつかのピークをこえると山頂です。もう時間切れなので写真だけ撮って下山を始めます。
稜線で久しぶりにライチョウに出会えました。まだ夏の毛に全て変わっていなくて大きな声を上げながら飛んでいきました。
三ノ池避難小屋から雪の斜面を駆け下りながら樹林帯を目指します。登りと違う風景なので慎重にコンパスと地図で方向を定めながらテープの目印がはっきりとする7合目まで頑張ります。いつもの樹林帯の下りは長く水場まで戻るとほっとします。
帰りの温泉までの道中で御嶽山の全景を見渡せる峠で、今日はあそこまで登ったんだな〜って仲間と嬉しくなります。今回は登山が初めての仲間もいて一緒に喜びます。
天然の炭酸泉で疲れを癒してから、国道19号沿いのプリンス松葉でたらふく夕ご飯を食べて(久しぶりの大盛り)大満足でした(^^)/
今回の山行はアイゼンやピッケルがあったほうが時間はかからなかっただろうし、もっと安心できたと思います。不明瞭なところはGPSがあれば現在地の把握ができますね。改善できることは毎回でてくるなぁ〜
いろいろな思い出のある御嶽山に登ることができ、またこの山の魅力を感じることができました。三ノ池の美しい青は忘れられない思い出になりました。
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