記録ID: 1163005
全員に公開
ハイキング
丹沢
崩れは意外と浅かった＠世附林道-湯船山-世附峠
2017年06月07日(水) [日帰り]
トプ・ガバチョ
その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 09:40
- 距離
- 26.7km
- 登り
- 1,392m
- 下り
- 1,418m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 9:30
17:00
ゴール地点
休憩は復旧現場を過ぎてしばらくした林道脇と大棚の滝で座って取りました。昼食は明神峠手前の鉄塔下で取り、それ以降は撮影のための立ち止まり程度になります。
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
県道指定された大棚までの区間は2箇所で大崩れがあったようですが、現在は復旧工事が済んでいます。ただ、その先で別に道が半分落ちていましたが、歩行は全く問題ありません。 大棚の滝の先で道は大棚沢林道と分かれますが、本線は明神峠まで全てきちんとしており、距離は長いけれども問題なく歩けます。 明神峠から世附峠までの稜線は、意外と名無しピークが多いため、下りがメインだと思うと、実はそうでもありません。道ははっきりしているので間違えることはまずありませんが、一点、白�凜瞭�からの勾配の強い下りは、長いロープ区間になっていて、階段らしきものも埋まっていますが、土が浮いた感じで滑りやすいので、ロープに手を掛けておいた方が無難でしょう。なお、サンショウバラの丘では、せっかく見頃の時期なのに、花は1分くらいしか見られませんでした。ほとんど落ちてしまったようです。 世附峠から浅瀬までの区間は大崩落で難儀するように書かれていましたが、大半は杉の落ち葉が多く被さるトラバース区間やつづら折れの区間です。問題の崩落現場は中間地点の沢を横切るところでしたが、大水で左右の岸がえぐられてV字谷状態になっていました。ただし、そこを下って登り直すのはせいぜい2-3m程度の高さの傾斜で、特別難しいものではなかったです。唯一、下の沢の岩はグレーに乾いているようでいて湿っていたのか、とにかく良く滑りました。最後は川原に出て渡渉しますが、対岸のコンクリ護岸の下流側に砂が積もって斜めになったところがあるので、そこから林道に登れます。渡渉ポイントもその辺にあり、水に濡れずに渡れました。 |
写真
先月の「出前山頂」オフに続き、今月もyou629さんと「出前林道」を楽しむべく、朝5時に家を出ました。待ち合わせは丹沢湖西の端の浅瀬ゲートの付近で、7時半になります。東名高速を使って大井松田で降りますが、この日の天気予報は曇りで、夜に雨マークが入っているものの、まだこんな具合に富士山が見える位置に雲がありました。
先月の「出前山頂」オフに続き、今月もyou629さんと「出前林道」を楽しむべく、朝5時に家を出ました。待ち合わせは丹沢湖西の端の浅瀬ゲートの付近で、7時半になります。東名高速を使って大井松田で降りますが、この日の天気予報は曇りで、夜に雨マークが入っているものの、まだこんな具合に富士山が見える位置に雲がありました。
さすがに早出したので1時間30分で到着してしまい、ゆっくり準備をしていたらyouさんもじきに到着。彼の準備が終了して、7時半に出発しました。
まずはこのゲートを越えて進みます。この西側の道は世附林道として、若かりし頃何度かバイクで林道ツーリングに来ましたが、すぐに閉鎖され、以降、ずっと遠ざかっていました。あれから30年も経って先月に自分の足で大棚沢林道と先週に大又沢林道を歩き、メインの世附林道の今が知りたくなって連チャンでやって来た次第です。
まずはこのゲートを越えて進みます。この西側の道は世附林道として、若かりし頃何度かバイクで林道ツーリングに来ましたが、すぐに閉鎖され、以降、ずっと遠ざかっていました。あれから30年も経って先月に自分の足で大棚沢林道と先週に大又沢林道を歩き、メインの世附林道の今が知りたくなって連チャンでやって来た次第です。
ゲートから少し進むと、渓流釣りを管理する小屋が現われ、その壁に興味深い沢の地図が貼られていました。youさんを待っている時に釣り師が1人歩いていきましたが、ここで自分が入渓する沢にマグネットのボタンをくっ付けておくようになっていました。それにしても沢が網の目のようにありますね。
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ゲートから少し進むと、渓流釣りを管理する小屋が現われ、その壁に興味深い沢の地図が貼られていました。youさんを待っている時に釣り師が1人歩いていきましたが、ここで自分が入渓する沢にマグネットのボタンをくっ付けておくようになっていました。それにしても沢が網の目のようにありますね。
少しすると最初の道標が立っていました。それによると切通し峠まで12kmほどですが、明神峠まではこれより大分長い距離になります。とりあえずは古い道標にある夕滝を目指します。
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少しすると最初の道標が立っていました。それによると切通し峠まで12kmほどですが、明神峠まではこれより大分長い距離になります。とりあえずは古い道標にある夕滝を目指します。
この林道（と言うより現在は県道扱いになる区間）は2010年の水害で通行不能になってしばらく経ちますが、もうほとんど復旧しているためか、大棚沢林道でも地蔵平でも新し目の轍が見えましたから、間違いなくそこまで車で来られるようになっていると確信していました。ここも整えられていますが、道の脇にコンクリの四角いものがありますね。
この林道（と言うより現在は県道扱いになる区間）は2010年の水害で通行不能になってしばらく経ちますが、もうほとんど復旧しているためか、大棚沢林道でも地蔵平でも新し目の轍が見えましたから、間違いなくそこまで車で来られるようになっていると確信していました。ここも整えられていますが、道の脇にコンクリの四角いものがありますね。
対岸にも何やら四角いものが二つ立っていますが、これが崩れて撤去された夕滝橋と言う吊り橋の土台の部分になります。世附峠からの登山道はその消えた橋を渡って進むのですが、この日は向こうから下ってくる予定です。
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対岸にも何やら四角いものが二つ立っていますが、これが崩れて撤去された夕滝橋と言う吊り橋の土台の部分になります。世附峠からの登山道はその消えた橋を渡って進むのですが、この日は向こうから下ってくる予定です。
その先150mほどで夕滝が見えるところに至ります。この滝、細いながらもかなり高いところから落ちていて、4-50mはありそうな感じです。崖の上には山はなく一番上の方に沢があることになりますが、これもどうなっているのか気になりますね。
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その先150mほどで夕滝が見えるところに至ります。この滝、細いながらもかなり高いところから落ちていて、4-50mはありそうな感じです。崖の上には山はなく一番上の方に沢があることになりますが、これもどうなっているのか気になりますね。
画像のように道は大変きれいに整備されていて、この辺は舗装さえされていますね。先に見えるのが芦沢（あしざわ）橋です。
林道が分岐しているところに出ました。左は南の悪沢（あしざわ）峠に抜けられるのですが、やはり途中で崩落部があるそうです。
川は右側に移り、また崩落したところを復旧させたところに出ます。法面を固めたところの下には土砂が流れ落ちた痕跡が残っていますが、対岸の杉の木も結構枯れているように、かなりの水流がここを飲み込んだのでしょうね。
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川は右側に移り、また崩落したところを復旧させたところに出ます。法面を固めたところの下には土砂が流れ落ちた痕跡が残っていますが、対岸の杉の木も結構枯れているように、かなりの水流がここを飲み込んだのでしょうね。
別の沢が流れ込むところには「A」字形の鉄パイプの堰が並んでいます。やはり大雨時に大岩や倒木の流れ込みを防ぐためにあるんでしょうね。
そして次の復旧現場に至りますが、ここはまだ通れるようになって間もない感じですね。まだコンクリートが真っ白です。冬に湯船林道を歩いた時も、かつて崩落したところはこんな感じで復旧後間もない感じでした。
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そして次の復旧現場に至りますが、ここはまだ通れるようになって間もない感じですね。まだコンクリートが真っ白です。冬に湯船林道を歩いた時も、かつて崩落したところはこんな感じで復旧後間もない感じでした。
そのうち、右に橋が見えてきました。どこに出るのか分かりませんが、作業径路なんでしょうね。
そしてこんな棚沢も流れ込んでいました。こうした小さな沢を含めると、一体何本の沢が世附川に流れ込むのでしょうか。
こんな廃屋も残っていました。ヨレヨレの木造建築ながら、水害で流されなかったんですねぇ。
まだ道路の復旧作業は継続中です。まぁ、それが終わっても一般車は通行禁止のままなんでしょうから、こちらは歩くしかないのですけどね。
今もどんどん崩落が進行している様子。土と言うよりザレた砂ですから、地盤がゆるいのは当然です。土の層が薄いから、木々の根も深くまでがっちり掴んでくれない訳です。
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今もどんどん崩落が進行している様子。土と言うよりザレた砂ですから、地盤がゆるいのは当然です。土の層が薄いから、木々の根も深くまでがっちり掴んでくれない訳です。
車はもう通れると思っていたら、こんな崩落現場がありました。道の半分が落ちていますが、これでは車は通れません。では、先月の大棚沢での轍はどうやって付いたのかと言うと、それは浅瀬側からではなく、もう一方の出入口になる明神峠側から入ってきているのに間違いないでしょう。反対に、先週の地蔵平でのタイヤマークは、浅瀬から入ってきたものに間違いないでしょう。どちらにせよ、歩きには全く問題ないです。
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車はもう通れると思っていたら、こんな崩落現場がありました。道の半分が落ちていますが、これでは車は通れません。では、先月の大棚沢での轍はどうやって付いたのかと言うと、それは浅瀬側からではなく、もう一方の出入口になる明神峠側から入ってきているのに間違いないでしょう。反対に、先週の地蔵平でのタイヤマークは、浅瀬から入ってきたものに間違いないでしょう。どちらにせよ、歩きには全く問題ないです。
道は北側に向いているところで、何やらかつて使われていた水取場への階段がありました。下に何かあるのかも知れませんが、沢に降りていくだけの道のようです。
道は北側に向いているところで、何やらかつて使われていた水取場への階段がありました。下に何かあるのかも知れませんが、沢に降りていくだけの道のようです。
こんな表示板だらけのところに出ました。何の説明かなと思い覗き込みますが、左が国有林の、右が民有林関連の森林保護のもののようです。通行止め表示板の脇には、ここにも川原の方に下る径路がありました。
こんな表示板だらけのところに出ました。何の説明かなと思い覗き込みますが、左が国有林の、右が民有林関連の森林保護のもののようです。通行止め表示板の脇には、ここにも川原の方に下る径路がありました。
金山橋で沢の上を見上げるyouさん。林道なら走ってしまう彼ですが、ここはこちらに付き合ってもらって、のんびり歩いています。ちなみに、前回靴擦れでかかとがひどいことになりましたが、この日はかかとパッドを貼り付けて足にもバンドエイドを重ねて保護したら、最後までかかとは問題ありませんでした。
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金山橋で沢の上を見上げるyouさん。林道なら走ってしまう彼ですが、ここはこちらに付き合ってもらって、のんびり歩いています。ちなみに、前回靴擦れでかかとがひどいことになりましたが、この日はかかとパッドを貼り付けて足にもバンドエイドを重ねて保護したら、最後までかかとは問題ありませんでした。
次の夕霧橋の先にも川原に向かうしっかりした径路がありました。この辺はかつて結構人が利用していたことが良く分かりますね。
この道標では切通し峠まで7kmとなっていますから、最初の道標から5kmほど歩いていることになります。スタートから1.5時間ほど経過しています。
沢はかなり低いところに見えるようになりました。ここの路肩のブロックに腰掛けて、ちょっと休憩タイム。
水の木橋を渡ると道が分岐しています。道標は旧東海自然歩道のものだから方向が示されていませんが、手前に右折する道があって、そちらが水の木沢方面になります。椿丸や大栂方面を絡めて菰釣山に進む道があります。
水の木橋を渡ると道が分岐しています。道標は旧東海自然歩道のものだから方向が示されていませんが、手前に右折する道があって、そちらが水の木沢方面になります。椿丸や大栂方面を絡めて菰釣山に進む道があります。
ここまで来ると大棚の滝は目前です。道端にマムシ草の花と思しき草が生えていましたが、よく見かけたやつはこげ茶色で何本かの筋模様があって低いところに咲いていましたのに、これは随分高いところで葉と花を広げているもんですね。
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ここまで来ると大棚の滝は目前です。道端にマムシ草の花と思しき草が生えていましたが、よく見かけたやつはこげ茶色で何本かの筋模様があって低いところに咲いていましたのに、これは随分高いところで葉と花を広げているもんですね。
そして大棚の滝入口に到着。ここからつづら折れして50mほど下に降りて行きます。
この下り区間はもうほとんど人が来ないためか、杉の落ち葉が分厚くなっていて、ふかふかの絨毯のような歩き心地です。
下にある小さな水力発電機と思しき機械の残骸。昔はこの辺に作業する人達が暮らしていた痕跡なんでしょうか。
いよいよ大棚の滝に到着です。ついこの前に来たばかりですが、この日も水量が大変多くて迫力満点でした。西丹沢随一の水量を誇る滝と言うのは間違いないでしょうね。
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いよいよ大棚の滝に到着です。ついこの前に来たばかりですが、この日も水量が大変多くて迫力満点でした。西丹沢随一の水量を誇る滝と言うのは間違いないでしょうね。
滝をバックに記念撮影。youさんも楽しんでくれたようです。ここで滝壺の水をろ過器付きのウォーターパックに汲んで、空のペットボトルに移してラーメン用の水を確保しました。今日の「出前山頂」は大棚の滝風味になります（＾∇＾）v
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滝をバックに記念撮影。youさんも楽しんでくれたようです。ここで滝壺の水をろ過器付きのウォーターパックに汲んで、空のペットボトルに移してラーメン用の水を確保しました。今日の「出前山頂」は大棚の滝風味になります（＾∇＾）v
大棚の滝から林道に戻り、ほどなく分岐に出ます。画像は切通峠方面の大棚沢林道ですが、左に大棚橋がある道が世附林道本線になりますので、そちらに進みます。この道標から見て、ここまで最初の道標から7km歩いてきています。
大棚の滝から林道に戻り、ほどなく分岐に出ます。画像は切通峠方面の大棚沢林道ですが、左に大棚橋がある道が世附林道本線になりますので、そちらに進みます。この道標から見て、ここまで最初の道標から7km歩いてきています。
そして大棚橋を過ぎて丸尾橋も渡って延々と歩くと、四の沢橋になります。この名の通り、ここから三の沢・二の沢・一の沢橋と続いていきます。
もう結構上まで来ているはずですが、まだ先は遠い感じです。この辺は沢が複雑で、一の沢がU字になっているところにいくつかの沢が流れ込み、その上を林道が通っている感じです。こんな小さな滝もありました。木々に覆われてはっきり見えなかったですが、もっと規模の大きい滑滝もありました。
もう結構上まで来ているはずですが、まだ先は遠い感じです。この辺は沢が複雑で、一の沢がU字になっているところにいくつかの沢が流れ込み、その上を林道が通っている感じです。こんな小さな滝もありました。木々に覆われてはっきり見えなかったですが、もっと規模の大きい滑滝もありました。
次にこんな不思議な人工物が対岸に見えました。一体何の痕跡でしょう。写っていませんが、左には六畳くらいの四角い窪みが掘られていて、右には何やら建物の土台らしき石積みがありました。
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次にこんな不思議な人工物が対岸に見えました。一体何の痕跡でしょう。写っていませんが、左には六畳くらいの四角い窪みが掘られていて、右には何やら建物の土台らしき石積みがありました。
この案内板を見ると、先ほどの四の沢とここの三の沢にはそれぞれ歩道ができているようです。それに、ずっと世附林道として紹介されていたこの道は、ここを見ると「水ノ木林道」と表記されています。林道名は良くダブる場合がありますが、水の木林道は大棚の北側の道をそう読んでいますから、それと繋げてこちらに道も同じ名で呼んでいるのかも知れません。
この案内板を見ると、先ほどの四の沢とここの三の沢にはそれぞれ歩道ができているようです。それに、ずっと世附林道として紹介されていたこの道は、ここを見ると「水ノ木林道」と表記されています。林道名は良くダブる場合がありますが、水の木林道は大棚の北側の道をそう読んでいますから、それと繋げてこちらに道も同じ名で呼んでいるのかも知れません。
その案内板の脇から始まる「三ノ沢歩道」。一体どこに出るのかさっぱり分かりませんが、こうした道も愛好家の皆さんは踏破されているんですよね。
少しすると、しっかりと「水の木林道」と言う名で標柱が立っていました。他のところの案内板には「水の木幹線林道」との表記があり、正式には「世附林道」と呼ばすに「水の木林道」と呼んでいたのですね。
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少しすると、しっかりと「水の木林道」と言う名で標柱が立っていました。他のところの案内板には「水の木幹線林道」との表記があり、正式には「世附林道」と呼ばすに「水の木林道」と呼んでいたのですね。
そのまま林道を進みますと、先に三国峠の県道が横切っているところが見えました。後ろが三国山ですから、あそこに近いところまで進まないといけません。地図ではもう近くに見えましたが、まだまだ遠いですね。
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そのまま林道を進みますと、先に三国峠の県道が横切っているところが見えました。後ろが三国山ですから、あそこに近いところまで進まないといけません。地図ではもう近くに見えましたが、まだまだ遠いですね。
これは水の木林道支線と手前の案内板に書かれていた分岐。これまたどこに出るかは不明ですが、行き止まりになるのは間違いないでしょう。
そしてやっと一の沢橋を渡ると古い舗装路になり、その上を砂利が覆うような登り道を歩くと、左下に鉄塔が見えました。時間は12時ちょっとですから、あの鉄塔の台座をテーブルに、ラーメンを作って食べることにしました。
そしてやっと一の沢橋を渡ると古い舗装路になり、その上を砂利が覆うような登り道を歩くと、左下に鉄塔が見えました。時間は12時ちょっとですから、あの鉄塔の台座をテーブルに、ラーメンを作って食べることにしました。
今回の「出前山頂」いや、「出前林道」は趣向を変えて坦々麺味にしてみましたが、これが結構イケますね。次回もこれにしてみますが、この日は曇り空で風も冷たかったせいか、暖かいラーメンがとても美味しかったですね。
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今回の「出前山頂」いや、「出前林道」は趣向を変えて坦々麺味にしてみましたが、これが結構イケますね。次回もこれにしてみますが、この日は曇り空で風も冷たかったせいか、暖かいラーメンがとても美味しかったですね。
昼食後、明神峠に出たのは午後1時15分頃。大体予定していた時間通りに長距離の林道を歩き切ることができました。明神峠の標高は結構高いところにあるため、林道の長い距離でじわじわと標高を稼いできたことになりますから、息切れするほどの疲れはありません。
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昼食後、明神峠に出たのは午後1時15分頃。大体予定していた時間通りに長距離の林道を歩き切ることができました。明神峠の標高は結構高いところにあるため、林道の長い距離でじわじわと標高を稼いできたことになりますから、息切れするほどの疲れはありません。
ここから岩田翁の味わい深い手作り道標が見られます。板を山の稜線の形に合わせて切り取ってそこに色付けして、道の線を入れたり説明書きを入れたりして分かりやすく仕上げられています。
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ここから岩田翁の味わい深い手作り道標が見られます。板を山の稜線の形に合わせて切り取ってそこに色付けして、道の線を入れたり説明書きを入れたりして分かりやすく仕上げられています。
さて、明神峠からの登りは、階段区間から始まります。前回湯船山に登った際は、Uターンして世附峠方面に戻っていたので、この区間は初めて歩くことになります。
さて、明神峠からの登りは、階段区間から始まります。前回湯船山に登った際は、Uターンして世附峠方面に戻っていたので、この区間は初めて歩くことになります。
ちょっと登りがきついかなと思っていますと、すぐ平坦なところを進む形になりました。かかとの状態は前回の靴擦れでひどいことになりましたが、この日は対策がバッチリで痛みはありません。しかし、林道歩きが長かったので、今度は足裏の親指の付け根側のところがちょっと痛くなりました。インナーソールは社外品の厚手でクッション性の良いものを入れていますが、それでもダメなのかな…。
ちょっと登りがきついかなと思っていますと、すぐ平坦なところを進む形になりました。かかとの状態は前回の靴擦れでひどいことになりましたが、この日は対策がバッチリで痛みはありません。しかし、林道歩きが長かったので、今度は足裏の親指の付け根側のところがちょっと痛くなりました。インナーソールは社外品の厚手でクッション性の良いものを入れていますが、それでもダメなのかな…。
少し視界が開け、三国峠の県道を眼下に、遠くには箱根外輪山の山々が見えてきました。曇り空ですが、何とかちょっと先の山々なら見えるレベルの天気で、全体的にガスってはいませんでした。
少し視界が開け、三国峠の県道を眼下に、遠くには箱根外輪山の山々が見えてきました。曇り空ですが、何とかちょっと先の山々なら見えるレベルの天気で、全体的にガスってはいませんでした。
階段区間がまた始まり、いよいよ最初のピークに近付きます。基本的にこの稜線の道は木々のトンネルの中を進みますので、晴れの日でも心地良いでしょう。また、尾根を抜ける風もしっかり吹いているので、この日は登り坂でも暑さを全く感じませんでした。
階段区間がまた始まり、いよいよ最初のピークに近付きます。基本的にこの稜線の道は木々のトンネルの中を進みますので、晴れの日でも心地良いでしょう。また、尾根を抜ける風もしっかり吹いているので、この日は登り坂でも暑さを全く感じませんでした。
山頂にはこんな石祠が祀ってありました。これが「明神様」でしょうが、設置されたのは平成18年となっていて、最近のものでした。とにかくここが明神山なのは間違いないでしょう。
山頂にはこんな石祠が祀ってありました。これが「明神様」でしょうが、設置されたのは平成18年となっていて、最近のものでした。とにかくここが明神山なのは間違いないでしょう。
ここには今日のお目当ての一つのサンショウバラが少し咲いていました。6月上旬が見頃らしいので、先の「サンショウバラの丘」ではさぞきれいなのだろうと期待して進みます。
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ここには今日のお目当ての一つのサンショウバラが少し咲いていました。6月上旬が見頃らしいので、先の「サンショウバラの丘」ではさぞきれいなのだろうと期待して進みます。
途中、「サンショウバラ大木あり→」となった道標があり、分岐から40mとあったので行ってみることにしましたが、大き目の木が一本だけあるものの、花は全く咲いておらず、説明書きみたいなものも全くなくてガッカリ。戻って先を進むと鉄塔を越えた付近にサンショウバラがありました。岩田翁の道標はこちら側にはたくさん残っていますが、肝腎の湯船山からしばらくの区間はほとんどが撤去されたり、朽ちたりして消えています。
途中、「サンショウバラ大木あり→」となった道標があり、分岐から40mとあったので行ってみることにしましたが、大き目の木が一本だけあるものの、花は全く咲いておらず、説明書きみたいなものも全くなくてガッカリ。戻って先を進むと鉄塔を越えた付近にサンショウバラがありました。岩田翁の道標はこちら側にはたくさん残っていますが、肝腎の湯船山からしばらくの区間はほとんどが撤去されたり、朽ちたりして消えています。
こんな道標も。「湯」の字の横棒が一本足りませんが、それはご愛嬌（＾∇＾）b
緩やかな登りが終わり、勾配がキツくなるところに岩田翁の道標があります。「一休みしませんか これより急坂が続きます」と書かれています。
さすがに勾配が厳しくなると息が上がりがちになりますが、それよりも長距離歩いたために足首と足裏が疲労からの痛みが少しあります。ゆっくり一歩一歩進んで行きます。
さすがに勾配が厳しくなると息が上がりがちになりますが、それよりも長距離歩いたために足首と足裏が疲労からの痛みが少しあります。ゆっくり一歩一歩進んで行きます。
湯船山山頂かと思いきや、名無しピークでした。ここの稜線もこうした小さなコブや偽ピークが結構出てきますね。
次も登りが終わったところにはこんなコブがあって、緩い下りに転じてすぐに登りになります。
そのまま登って行くとこんな大きな倒木が通せんぼしています。周囲にツツジの花が散らばっていますね。
最後の区間を登り切ると湯船山山頂に到着。この日では最も高い地点ですが、1040mの山です。冬に来た時は雪が結構覆っていましたが、基本的に木々の中のピークなので、展望は全く利きません。
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最後の区間を登り切ると湯船山山頂に到着。この日では最も高い地点ですが、1040mの山です。冬に来た時は雪が結構覆っていましたが、基本的に木々の中のピークなので、展望は全く利きません。
今回持って行ったフィルムカメラは、1977年製のカレナ・マイクロRSDと言うモデルで、名前こそ外国のブランドながら、カメラ自体はペトリMF-1のOEM機です。コンパクトなTTL絞込み測光機で、これを発売後ペトリは倒産してしまいました。
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今回持って行ったフィルムカメラは、1977年製のカレナ・マイクロRSDと言うモデルで、名前こそ外国のブランドながら、カメラ自体はペトリMF-1のOEM機です。コンパクトなTTL絞込み測光機で、これを発売後ペトリは倒産してしまいました。
湯船山を後にすれば、基本的に下りが続きます。ただ、次のピークや先の峠に出る前のコブの登りは多少ありますが、大分歩きやすくなります。
多少の下り区間を過ぎると気持ち良い稜線が真っ直ぐ延びます。ここを過ぎて少し登ると、次のピークになります。歩きやすい道ですね。
そして白�凜瞭�に到着。湯船山よりも60mほど低いピークですが、雰囲気は湯船山と変わらない鬱蒼とした林の中のピークになります。
白�凜瞭�からの下りがこの稜線の道では唯一の要注意区間で、結構な勾配の下りになります。一応階段らしきものが埋め込まれているものの、土が浮き気味で滑りやすいため、脇にはロープが張られていますが、これがまた結構な長さです。
白�凜瞭�からの下りがこの稜線の道では唯一の要注意区間で、結構な勾配の下りになります。一応階段らしきものが埋め込まれているものの、土が浮き気味で滑りやすいため、脇にはロープが張られていますが、これがまた結構な長さです。
ロープ区間が終わってもしばらく下り道が続きます。それが終わって平坦になったところで左に車道らしきものが並走する区間になります。この林道も長らく使われていないようで、路面に杉の落ち葉が重なりふかふかでした。
ロープ区間が終わってもしばらく下り道が続きます。それが終わって平坦になったところで左に車道らしきものが並走する区間になります。この林道も長らく使われていないようで、路面に杉の落ち葉が重なりふかふかでした。
植林地帯を一時抜けると、東と南側の展望が開けるところに出ます。足柄の山々の上に雲が覆うようになってきましたね。じわじわと低気圧がやってきているのが分かります。
植林地帯を一時抜けると、東と南側の展望が開けるところに出ます。足柄の山々の上に雲が覆うようになってきましたね。じわじわと低気圧がやってきているのが分かります。
また道は林の中に入りますが、こんな具合に細く掘られたようになった区間が続きます。人が通って凹んだところに雨水が流れてなおさらその溝が深まっているのでしょうが、歩きづらいですね。
また道は林の中に入りますが、こんな具合に細く掘られたようになった区間が続きます。人が通って凹んだところに雨水が流れてなおさらその溝が深まっているのでしょうが、歩きづらいですね。
一旦登ってから下りに転じて鞍部に至ると、コンクリ製のベンチがあるところに出ます。ここが峰坂峠で、右に折れるとリボンがあり、湯船林道に抜けられます。左は先ほどの作業道がありますが、他に道らしきものは見られません。
一旦登ってから下りに転じて鞍部に至ると、コンクリ製のベンチがあるところに出ます。ここが峰坂峠で、右に折れるとリボンがあり、湯船林道に抜けられます。左は先ほどの作業道がありますが、他に道らしきものは見られません。
そのまま先に進むと、こんな具合に仲良く揃ってめくれた4本の杉の木が横たわっていました。根がかなり平べったく広がっていますが、それは火山灰質で土の層が薄いことの証でしょうか。確かにこれでは一斉にめくれるのも頷けますね。
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そのまま先に進むと、こんな具合に仲良く揃ってめくれた4本の杉の木が横たわっていました。根がかなり平べったく広がっていますが、それは火山灰質で土の層が薄いことの証でしょうか。確かにこれでは一斉にめくれるのも頷けますね。
軽く登って行くと右に鹿柵があるところを抜けます。その周辺にサンショウバラの木がいくつか生えていて、まだ花が多少残っていました。しかし、もうかなり落ちていて、華やかな感じからは程遠かったです。サンショウバラの丘はこの先になりますから、そちらに期待します。
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軽く登って行くと右に鹿柵があるところを抜けます。その周辺にサンショウバラの木がいくつか生えていて、まだ花が多少残っていました。しかし、もうかなり落ちていて、華やかな感じからは程遠かったです。サンショウバラの丘はこの先になりますから、そちらに期待します。
緩い鹿柵沿いの下りを過ぎると悪沢峠になりますが、世附方面への道は確認できませんでした。そのまま進むとこんなもじゃもじゃな木の間を通りますが、サンショウバラの木もあります。ただし花は見えません。
緩い鹿柵沿いの下りを過ぎると悪沢峠になりますが、世附方面への道は確認できませんでした。そのまま進むとこんなもじゃもじゃな木の間を通りますが、サンショウバラの木もあります。ただし花は見えません。
周囲に高い木がなくなると見晴らしの良い平地に出ます。ここがサンショウバラの丘、別名「樹下の二人」と言う名の緩やかなピークです。しかし、残念ながら、お目当てのサンショウバラは峰坂峠のものよりも花は少なく、ちょっと期待外れでした。5月後半の方が良かったのかな。
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周囲に高い木がなくなると見晴らしの良い平地に出ます。ここがサンショウバラの丘、別名「樹下の二人」と言う名の緩やかなピークです。しかし、残念ながら、お目当てのサンショウバラは峰坂峠のものよりも花は少なく、ちょっと期待外れでした。5月後半の方が良かったのかな。
うろうろ見て回っていたら、ここにもひっそり岩田翁の説明書きが隠れていました。湯船山から悪沢峠まで、元はたくさんあったのでしょうが、今は皆なくなっています。
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うろうろ見て回っていたら、ここにもひっそり岩田翁の説明書きが隠れていました。湯船山から悪沢峠まで、元はたくさんあったのでしょうが、今は皆なくなっています。
サンショウバラの丘から世附峠まではほんの300mほど。ここの林道を左に下りますが、ここから浅瀬までの区間は大崩落で、『西丹沢登山詳細図』でも「基本通行不能」とまで書かれた難路のようですから、ワクワク感半分・不安感半分と言うところでしょうか。
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サンショウバラの丘から世附峠まではほんの300mほど。ここの林道を左に下りますが、ここから浅瀬までの区間は大崩落で、『西丹沢登山詳細図』でも「基本通行不能」とまで書かれた難路のようですから、ワクワク感半分・不安感半分と言うところでしょうか。
世附峠の岩田翁の大きな案内板。素晴らしいですね。いつまでも維持して欲しいものです。
この道標は「車道 番ヶ平」となっていますね。林道は浅瀬方面に進んで途中で終了しているのとは違うようです。
少し林道を歩くとすぐに浅瀬方面の道標が立っていて、斜面を脇から下ってトラバースする登山道になりました。
トラバース路は時折狭くなって角が斜めになったところもありますが、基本的にそう難しいところではなかったです。こんな崩れた光景が見に入ってきますが、歩道自体は慎重に歩けば問題ありません。
トラバース路は時折狭くなって角が斜めになったところもありますが、基本的にそう難しいところではなかったです。こんな崩れた光景が見に入ってきますが、歩道自体は慎重に歩けば問題ありません。
それにしても、こんな水路を設けて、土止めの丸太の壁を埋め込んで何に利用していたのかな。それともただ水をまとめて下に落としていただけなのかな。
こうしたしっかりした道の区間もあります。ただ、利用者がほとんどいないため、杉の落ち葉と枯れ枝で歩き辛いです。特に枝がやたらに絡み付いてくる感じでやっかいです。
こうしたしっかりした道の区間もあります。ただ、利用者がほとんどいないため、杉の落ち葉と枯れ枝で歩き辛いです。特に枝がやたらに絡み付いてくる感じでやっかいです。
道標もまだ何箇所かで残っています。全体の距離は2.2kmとなっていましたが、危険区間もありますから、結構時間を費やします。
トラバース区間もこのように崩れ落ちたところが何箇所か出てきます。ここはちょっと危険なので真ん中上側の木の上を通り抜けました。
支尾根みたいなところではリボンのマーキングがあって迷うことはありませんでした。そのまま進むとこんなく朽ちかけた道標がありました。ここの尾根道を少し登りながら進みます。
支尾根みたいなところではリボンのマーキングがあって迷うことはありませんでした。そのまま進むとこんなく朽ちかけた道標がありました。ここの尾根道を少し登りながら進みます。
するとほどなく下りに転じ、前に沢が見えました。もう半分くらいは歩いてきているので、これが崩落現場なのでしょう。先に進んで情況を確認してみます。
対岸を見るとリボンが巻かれた木が見えます。しかし、その先に道らしいものは見えませんね。でも、あちらに進むにはまずは谷間を下りなければなりません。
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対岸を見るとリボンが巻かれた木が見えます。しかし、その先に道らしいものは見えませんね。でも、あちらに進むにはまずは谷間を下りなければなりません。
上流側に目をやると、充分歩いて下れるくらいの高さの斜面があり、そこから沢に降ります。土が軟らかいので、足を置いてもじわっと崩れるので要注意ですが、ほど良く岩が埋まっているので、ロープを出すまでもありませんでした。
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上流側に目をやると、充分歩いて下れるくらいの高さの斜面があり、そこから沢に降ります。土が軟らかいので、足を置いてもじわっと崩れるので要注意ですが、ほど良く岩が埋まっているので、ロープを出すまでもありませんでした。
少し上流側に出たので、リボンの位置まで沢を下ります。ただ、ここの岩は水の流れているところの黒っぽいヤツはもちろんヌメヌメで滑りまくりますが、灰色に乾いたように見えるヤツも実はつるつるのものが結構あって、足を掛けた瞬間ステンとなって尻餅を着きました。手で支えたので荷物に問題はなかったですが、右手に持っていたストックが岩に当たって少し凹んでしまい、縮めて収納できなくなってしまいました（；´д｀）。
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少し上流側に出たので、リボンの位置まで沢を下ります。ただ、ここの岩は水の流れているところの黒っぽいヤツはもちろんヌメヌメで滑りまくりますが、灰色に乾いたように見えるヤツも実はつるつるのものが結構あって、足を掛けた瞬間ステンとなって尻餅を着きました。手で支えたので荷物に問題はなかったですが、右手に持っていたストックが岩に当たって少し凹んでしまい、縮めて収納できなくなってしまいました（；´д｀）。
登りの地点はここ。リボンがありますが、確かにここが一番高さが低くて手に掛かる根などが多いので、土は軟らかいけれども、そう苦労せずに登れました。
そして斜面をトラバースして進みますが、踏み跡はしっかりしていたので問題ありません。ただし、やはり狭くて斜めってるので、慎重に歩く必要があるでしょう。
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そして斜面をトラバースして進みますが、踏み跡はしっかりしていたので問題ありません。ただし、やはり狭くて斜めってるので、慎重に歩く必要があるでしょう。
一度傾斜の強いところを下らないといけませんが、砂っぽい土が滑りやすく要注意でした。その後道はつづら折れしてトラバースしながら下る区間になります。ところどころリボンがある地点では前後左右に踏み跡を良く確認する必要があります。
一度傾斜の強いところを下らないといけませんが、砂っぽい土が滑りやすく要注意でした。その後道はつづら折れしてトラバースしながら下る区間になります。ところどころリボンがある地点では前後左右に踏み跡を良く確認する必要があります。
すると少し前を黒い動物が横切りました。youさんはすぐに気付き、カモシカだと言った後、見えなくなりましたが、カモシカは一旦少し離れてからこちらをしばらくじっと見ている習性があるので、どこかにいるはずだと思ったら、やはりいました！ しかし、曇りの午後4時過ぎの谷間の森では、暗過ぎてカメラのISO感度を上げてもちょっと望遠だとブレちゃいますね。
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すると少し前を黒い動物が横切りました。youさんはすぐに気付き、カモシカだと言った後、見えなくなりましたが、カモシカは一旦少し離れてからこちらをしばらくじっと見ている習性があるので、どこかにいるはずだと思ったら、やはりいました！ しかし、曇りの午後4時過ぎの谷間の森では、暗過ぎてカメラのISO感度を上げてもちょっと望遠だとブレちゃいますね。
書策新道の一本丸太の橋みたいな風情ですが、こちらにはロープなどなくても脇から抜けられます。
遠くから見たら白い花が咲いていると思いきや、葉っぱがところどころ真っ白になった木がこの辺にいくつか見られました。光の反射ではなくて、色の白い葉です。一体ナンでしょうか？
遠くから見たら白い花が咲いていると思いきや、葉っぱがところどころ真っ白になった木がこの辺にいくつか見られました。光の反射ではなくて、色の白い葉です。一体ナンでしょうか？
ずっと道標がないねと話していたら、その矢先に見えました。道がここで折れ曲がるように下ります。
すると、いよいよ河川敷が見えてきましたが、吊橋の土台らしきものは目の前に見られません。それよりもリボンが見えたので、そちらから下ることにしました。
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すると、いよいよ河川敷が見えてきましたが、吊橋の土台らしきものは目の前に見られません。それよりもリボンが見えたので、そちらから下ることにしました。
降り立ったのは吊り橋土台よりも幾分下流側でした。ここから対岸に渡渉して林道に登るためにはもっと下流側に進んで、岸壁の向こうに流れ落ちた砂が積もった斜面から進むしかないので、そちらの方から渡渉ポイントを探します。
降り立ったのは吊り橋土台よりも幾分下流側でした。ここから対岸に渡渉して林道に登るためにはもっと下流側に進んで、岸壁の向こうに流れ落ちた砂が積もった斜面から進むしかないので、そちらの方から渡渉ポイントを探します。
渡渉して振り返って撮っていますが、この枯れ木が立っているのが目印になりますね。この辺は岩が多く出っ張っているので、石飛びして濡れずに渡ることができました。
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渡渉して振り返って撮っていますが、この枯れ木が立っているのが目印になりますね。この辺は岩が多く出っ張っているので、石飛びして濡れずに渡ることができました。
そして砂利の斜面を登って林道に出ました。世附峠-浅瀬ルートを突破しました！ 崩落地点は確かに面倒ですが、高さがせいぜい3mほどですから、危険度は低かったです。全体として、多少なりともバリエーションルートを経験した方なら、そう難しくはない道かなと思いますね。
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そして砂利の斜面を登って林道に出ました。世附峠-浅瀬ルートを突破しました！ 崩落地点は確かに面倒ですが、高さがせいぜい3mほどですから、危険度は低かったです。全体として、多少なりともバリエーションルートを経験した方なら、そう難しくはない道かなと思いますね。
河川敷に降り立った時から雨がぽつぽつ降ってきましたが、まだほんのわずかに降ってきた程度で、濡れる前に戻って来られて良かったです。一応、世附の天気予報では、雨は夜10時からになっていましたが、何とか天気が持ちこたえてくれて良かったです。
河川敷に降り立った時から雨がぽつぽつ降ってきましたが、まだほんのわずかに降ってきた程度で、濡れる前に戻って来られて良かったです。一応、世附の天気予報では、雨は夜10時からになっていましたが、何とか天気が持ちこたえてくれて良かったです。
車に戻ってきたのは午後4時58分。7時半発でしたから、9時間半の行程で、距離は27kmほどになりました。林道で距離と高度を稼いだため、距離の割りに疲れはひどくありませんでしたが、結構足首から下は色々なところが熱くなっている感じです。youさんはまだまだ歩き足りないかも知れませんが、自分はこれ位で充分です（＾∇＾）v この後、裏道を使って戸川公園に進んで東屋でコーヒータイム。そのまま帰っても国道246号は渋滞しているので、蓑毛からまた裏道でイヨリ峠を越えて大山方面に出て別れましたが、大変充実した1日になりました。
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車に戻ってきたのは午後4時58分。7時半発でしたから、9時間半の行程で、距離は27kmほどになりました。林道で距離と高度を稼いだため、距離の割りに疲れはひどくありませんでしたが、結構足首から下は色々なところが熱くなっている感じです。youさんはまだまだ歩き足りないかも知れませんが、自分はこれ位で充分です（＾∇＾）v この後、裏道を使って戸川公園に進んで東屋でコーヒータイム。そのまま帰っても国道246号は渋滞しているので、蓑毛からまた裏道でイヨリ峠を越えて大山方面に出て別れましたが、大変充実した1日になりました。
これが今回通ったルート。昭文社マップルの地図に軌跡と道の名・峠や山の名を自分で追加していますが、元から大棚から明神峠までの区間を「世附林道」と記載されています。丹沢湖の中央の浅瀬入口から西側のメインの道は、自分らが80年代に林道ツーリングしていた頃はフルダートで、世附林道とどの地図にも記載されていましたが、後に大棚まで県道扱いになって、さらに一般車も閉鎖されてしまいました。元々は大棚から北と南の道は「水の木林道」として開通した道で、大棚までが県道化されて世附林道と呼ばれなくなった結果、明神峠までの区間も古い「水の木林道」の名が正規の名に戻ったのかも知れませんね。
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これが今回通ったルート。昭文社マップルの地図に軌跡と道の名・峠や山の名を自分で追加していますが、元から大棚から明神峠までの区間を「世附林道」と記載されています。丹沢湖の中央の浅瀬入口から西側のメインの道は、自分らが80年代に林道ツーリングしていた頃はフルダートで、世附林道とどの地図にも記載されていましたが、後に大棚まで県道扱いになって、さらに一般車も閉鎖されてしまいました。元々は大棚から北と南の道は「水の木林道」として開通した道で、大棚までが県道化されて世附林道と呼ばれなくなった結果、明神峠までの区間も古い「水の木林道」の名が正規の名に戻ったのかも知れませんね。
感想
今回も豪脚のyouさんと林道歩きメインのトレッキングに行ってきました。箱根外輪山50kmを9.5時間で一周してしまうような人で、自分とは歩くスペースが全く異なりますが、今回は林道歩きがメインになるので、走らない限り何とかなるだろうと言うことで、ご一緒しました。場所はまた西丹沢ですが、今回の目的は世附林道がどこまで修復されているのかと言うことと、世附峠から浅瀬までのルートの崩落っぷりを確認することがメインで、山の稜線は明神峠から世附峠までの区間だけになります。今は県道扱いですが、昔はこのエリアのメインになる林道は世附林道と呼ばれ、浅瀬から北に分かれるやつが大又沢林道、大棚の手前から北に分かれるのが水の木林道、大棚の後で西に分岐するのが大棚沢林道で、道なりに進んで南下して明神峠に出るのが世附林道でした。この前に大棚の滝や地蔵平の方を歩きましたが、どちらも新し目の車の轍がありましたので、浅瀬からの道が復旧されているのだと確信していましたが、今回歩いてみて、大又沢の分岐と大棚の分岐の間のところで、別に一箇所車が通れない崩落があり、情況が把握できました。つまり、大又沢方面は浅瀬からの道で入れますが、大棚の方面は明神峠しか抜けられないので、そちらから入ってきているのでしょう。メインの世附林道の他の支線林道はどれもが元から行き止まりです。県道扱いの区間は2区間でつい最近復旧したばかりの箇所がありましたが、今回見た残りの箇所もほどなく修復されそうです。明神峠まではどこも悪いところはありませんで、延々と18kmもの林道歩きをして峠に出ました。
そこからは明神山・湯船山・白�凜瞭�・峰坂峠・悪沢峠・サンショウバラの丘を経て世附峠に出て、この日もう一つのメインになる世附峠-浅瀬間のルートの崩落っぷりを確認する道に入ります。結論から言うと、この道、ちょっと難儀しますが、信玄平ほどの危険度はないですね。中間地点で沢が大雨で掘られて、左右の岸が流れ落ちてV字谷状態になったところを越えますが、段差がそう大きくはなく、念のため持って行ったロープは全く必要なかったです。沢に下りて少しだけ下流側に下ってから対岸のピンクリボンのところに登りますが、ここの沢の岩はとにかく滑りやすく、乾いていると思ってグレーの岩に足を乗せたら、その瞬間ステン！ 尻餅を着いてしまいましたが、怪我はありませんでした。ただ、手にしていたストックを岩に当ててしまい、2箇所で凹んで収納できなくなってしまいました（；´д｀） その崩落区間をよじ登るのも軟らかい土でしたが、高さはせいぜい2m程なので問題なし。その後、狭いトラバース区間もありますが、つづら折れするように川原に出て、石飛びして対岸に出て終了。
全行程で27kmほどの歩きになりましたが、林道で高度を稼いだために、疲労感はそう強くありませんでした（＾∇＾）v 気の合う山歩き仲間とぺちゃくちゃやりながら歩くと、長い道のりもあっと言う間に終わってしまいますね。
※ youさんのレポートはこちら↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1162829.html
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