女峰山(寂光滝→霧降高原)
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- GPS
- 28:09
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,012m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:55
天候 | 6/10(土)晴れ後冷たい雨。夜中は強風が吹き荒れる 6/11(日)晴れ。朝は冷え込んで霜柱が立つ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
板橋4:32ー(JR線:赤羽・南浦和・南越谷…東武線:新越谷・南栗橋・栃木)ー東武日光 東武日光駅7:55=(東武バス:奥細尾行き)=田母沢御用邸記念公園 ▼帰り 霧降高原13:15=(東武バス)=JR日光駅 東武日光15:31ー(南栗橋・新越谷・武蔵浦和のりかえ)ー18:31板橋 |
コース状況/ 危険箇所等 |
⛄残雪状況 今回歩いた登山道上に残雪はありませんでしたが、登山道脇には残雪がしっかりあります。 帝釈山〜富士見峠あたりはまだ残雪があるかもしれません。 🗻登山道状況 ●若子神社〜寂光・裏見分岐 下部はやや荒れ気味の急坂。尾根筋を行くべきか、巻き道を歩いて大丈夫なのか、迷うような場所もあります。 ❣寂光・裏見分岐〜荒沢出合【笹薮猛烈】 標高1600m付近の笹薮は破線ルート並みに激しいです。 現状では目印を追えば迷う心配はないのですが、笹で登山道が埋もれて、踏み跡も分散しているため、極めて歩きにくい状態です。 ●荒沢出合〜唐沢避難小屋 水場の直下でガレ沢を渡りますが、両岸の標高差があり、 特に下りの場合はルートがわかりにくいかもしれません。 ●唐沢避難小屋〜女峰山 ガレ場を渡るまでの下部はルートがばらけ気味です。 ガレ場を渡る場所も、いくつか踏み跡ができており、場所によっては危険です。「ここを渡って大丈夫?」と思ったら、周囲を見渡して道標やペンキ印を探しましょう。 ●女峰山〜一里ヶ曽根水場 ロープの付いた急坂が2か所。下りの2つ目のロープ場では間違って登山道でないガレ場を降りないよう、進行方向を落ち着いて確認。 水場はP2295手前のコル付近にあります(道標から至近)。 ●P2295〜赤薙山 危険個所はありませんが、アップダウンが激しく登り・下りとも体力を消耗します。 ❣小丸山〜霧降高原バス停【登山道荒廃】 「天空回廊」の完成後は整備されていないようで、笹が繁茂して荒れ放題。特に下山では使用しないのが賢明です。 |
その他周辺情報 | □■□■ 落とし物拾いました □■□■ 唐沢避難小屋の近くで、スントの腕時計を拾いました。 お心当たりの方はご連絡ください。 |
写真
目印が豊富なので道に迷うことはないのですが、踏み跡が錯綜し、本来の登山道がどこなのか非常にわかりづらいです。道がトラバース気味になって沢筋を渡るとようやく藪から解放されます。
【6/19追記】他の方のレコみると、特に霧降ルートではイワカガミはたくさん咲いていたとのこと。なんで気づかないんだろ。
この日の唐沢小屋は4人+1人+自分の計6人。今回も同宿の方にも恵まれて快適な一晩を過ごさせていただきました。強い雨のピークは夕方くらいまででしたが、明け方近くまで強風が吹き荒れて非常に寒かった。
アップダウンの連続でかなり疲れ気味。しかし、ここから赤薙山までの区間はさらに苦しく感じます。
そして、このキツいコースを霧降から日帰りピストンで歩く人の多いことに驚かされます。
しかし、この旧道は整備されず、笹に埋もれて荒れ放題。本来の道がどこだかわからず、ひどい目にあいました。
感想
恒例の女峰山です。
「恒例」といっても実はまだ5回目なのですが、気分的には10回くらい登ったような感覚があるのが不思議です。
夏の女峰山は、過去3回はいずれも行者堂からの「黒岩尾根」でした。
この時期の黒岩尾根は見晴らしの良い尾根道に、レンゲツツジなど各種ツツジや、黒岩周辺に咲くユキワリソウの群落など、自分が女峰山を好きになった要因が凝縮されています。
若子神社からのルートは昨秋に続いての2度目です。
黒岩尾根に比べると歩く楽しさという点ではもう1つです。
それでもこのルートを選択した理由は、人が少ないことが1つ、もう1つはルート上に水場があること。
午後に雷雨の可能性があったため、小屋についてから雨の中を水汲みに急斜面を昇り降りするのは億劫だなあ…と考えたためです。
実際のところ昼前から降り出した雨は、14時前後を中心にまとまった雨となりました。雨量自体はそれほどでもないながら、時間とともに気温も下がり、小屋に到着後はフリースとダウンを着込んでも寒さを感じるほどでした。その意味では今回のコース選択は正しかったのかな、と思います。
夕方までに雨はほぼ上がったものの、風は次第に強まり、未明まで強風が吹き荒れていました。夜中に「ウェザーニューズ」のアプリでチェックした情報では「6月としては記録的な寒気」が日本列島に流れ込んでいたとのこと。翌朝は小屋周辺から頂上にかけてあちこちで霜柱が立っていました。
下山は体調に余裕があれば、大真名子から三本松…といきたかったのですが、5年ぶり2回目の霧降高原へ。
前回は疲労困憊の記憶だけが残っていましたが、今回もやっぱり疲れました。赤薙奥社〜赤薙山周辺の細かいアップダウンの連続は本当に堪えます。
それにしても、このハードなコースを日帰りする人の多いことに驚かされます。
最後、小丸山で話をした男性の方に勧められるままに(?)、天空回廊の階段ではなく、旧道のハイキングコースを下山しましたが、これが大失敗。
天空回廊の完成後は放置されているようで、荒れるに任せています。
下山時点では特になんともなかった右膝が、よく朝起きたら腫れ気味・・・。
しばらく山はお休みになりそうです。
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