「百花繚乱」花の稜線 十勝岳〜富良野岳

2017年07月09日(日) [日帰り]

• GPS: 08:42
• 距離: 16.7km
• 登り: 1,626m
• 下り: 1,431m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:12
• 休憩: 0:29
• 合計: 8:41

4:58 吹上温泉白銀荘
5:55 5:58 十勝岳避難小屋
6:30 6:32 昭和火口
7:56 8:00 十勝岳
8:22 8:26 大砲岩
8:35 8:36 上ホロ避難小屋
8:56 8:59 上ホロカメットク山
9:18 9:18 上富良野岳
9:56 9:57 三峰山
10:46 10:54 縦走路分岐
11:27 11:28 富良野岳
11:57 11:57 縦走路分岐
12:54 12:54 上富良野岳分岐
13:02 13:02 新D
13:12 13:13 新Z
13:33 13:34 十勝岳温泉凌雲閣
13:39 ゴール地点

花の百名山でもある富良野岳。しかしこれ以上に花の咲いてる山はあるのかな？

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

吹上温泉「白銀荘」の駐車場に止めました。帰りは十勝岳温泉から歩く予定でしたが、バスの運転手の方に声を掛けられ乗せて頂きました。

コース状況／危険箇所等

登山道は整備されており歩きやすく迷うところもないです。雪渓の上を何度か歩きますが問題ありません。一部雪解け水が登山道に流れて沢のようになっていますが、ゴア靴なら濡れることはありません。

その他周辺情報

白銀荘が混んでいたので、白金温泉に移動して入りました。美瑛の青い池の近辺は16時近くでも渋滞していました（帰る分には問題なし）

写真

7/9 5:11

暑くなりそうだなぁ。今週は熱中症になっていて体調が芳しくありません

7/9 5:12

いきなり渡渉します。けっこう流れが強かったので慎重に渡りました

7/9 5:17

エゾイソツツジの咲くハイマツ帯を歩きます

7/9 5:24

十勝岳は相変わらず噴煙を上げている。まずはあそこを目指します

7/9 5:39

望岳台からのハイカーとの合流地点

7/9 5:53

避難小屋のちょっと手前から早くも足が攣り始めました。少しでも足の負担を和らげるのにポールを使用

7/9 6:10

避難小屋からが本格的な登りなのに、こう足が攣っていては思うようにペースが上がりません

7/9 6:19

天気は最高なんだけど気分は空と同じブルーです

7/9 6:41

休み休み登ってなんとかここまで。普段ならこれからの稜線歩きにウキウキなんですけどね

7/9 6:42

美瑛岳、表大雪方向

7/9 7:04

火山ガスは山頂方向に流れています。けっこう呼吸も苦しい

7/9 7:09

ここはきつかったです。攣りの痛みが増してきてもう泣きそう

7/9 7:32

景色は最高なんだけどね

7/9 7:40

富良野岳方面。奥に芦別岳や夕張岳の夕張山地。

7/9 7:42

取り合えず登頂。避難小屋から2時間近く。去年の倍の時間かかりました

7/9 7:44

展望は良好。中央にニペソツ山、右にウペペサンケ山

7/9 7:51

日高山脈。目標とする山の一つです

7/9 7:58

撤退するつもりだったけど、お花畑の誘惑には勝てず富良野岳へ向かいます

7/9 8:15

十勝岳周辺はキンロバイ？が多かったです

7/9 8:16

下って直ぐに足が攣り始めます。しかもガスで息が苦しい。足の痛さに加え辛さ倍増（笑）

7/9 8:24

振り返ってみる。いつもならスキップで歩いているような最高の稜線

7/9 8:35

富良野岳へは何度もピークを上り返します。この程度の上りでも泣きそうになってます

7/9 8:41

ぼちぼちお花も出てきます。イワヒゲが多いです

7/9 8:42

キバナシャクナゲとミネズオウ

7/9 8:44

イワウメ

7/9 8:45

ピンクもあります

7/9 8:47

エゾノツガザクラ

7/9 8:48

そしてこれこれ

7/9 8:49

チングルマ。大好きです

7/9 8:53

上ホロカメットク山。最初はメカトックかと思っていた

7/9 8:53

富良野岳はまだまだ遠いです

7/9 9:09

チングルマのお花畑を進みます。ピンクのアクセントも良いね

7/9 9:11

体調さえ万全なら最高の登山道です

7/9 9:17

上富良野岳登頂。ここから更に花が凄いと言うので楽しみ

7/9 9:17

富良野岳もちょっとだけ近づいてきました

7/9 9:30

ナナカマドとウコンウツギ

7/9 9:39

エゾイチゲ

7/9 9:39

エゾイソツツジ

7/9 9:41

植栽されたようなチングルマ

7/9 9:41

ここは天国か？

7/9 9:41

遠目にキバナシャクナゲ

7/9 9:47

再び上りへ。足がかなり痛くて辛いんだけど、ゆっくりゆっくり登ります

7/9 9:52

ハクサンチドリ

7/9 9:52

ぼちぼちエゾコザクラが増えてきました

7/9 9:52

チングルマとエゾコサクラの群落

7/9 9:53

エゾコザクラは初めて見るけどかなり気に入りました

7/9 9:53

もう凄いわ

7/9 9:54

アオノツガザクラとエゾコザクラ、チングルマ

7/9 9:55

エゾヒメクワガタ

7/9 9:56

ヨツバシオガマ

7/9 9:57

三峰山到着

7/9 9:57

あと一つピークを越えれば富良野岳です

7/9 10:01

チングルマは好きなので

7/9 10:01

たくさん載せます

7/9 10:10

富良野岳まで邪魔するものがなくなりました

7/9 10:15

ハクサンボウフウ

7/9 10:16

ウコンウツギ

7/9 10:17

メアカンキンバイ？

7/9 10:17

と思ったけどミヤマキンバイのような気もする

7/9 10:19

7/9 10:19

チングルマも花が大きめ

7/9 10:25

7/9 10:26

エゾノハクサンイチゲも増えてきました

7/9 10:30

エゾヒメクワガタ

7/9 10:31

ゴゼンタチバナ。樹林帯にしか見られないと思ってた

7/9 10:35

7/9 10:37

キバナシャクナゲは少な目でした

7/9 10:39

ミヤマキンポウゲ

7/9 10:39

富良野岳までもう少しです

7/9 10:47

足を休めがてらここで食事しました。足が痛くて座るのも辛い

7/9 11:00

最初は整備された階段の急登

7/9 11:02

エゾノハクサンイチゲが凄いことになっております

7/9 11:04

大群落です

7/9 11:04

7/9 11:05

何も言えませんな…

7/9 11:05

白の大群落の中にエゾコザクラが映えます

7/9 11:08

1つだけイワカガミ

7/9 11:09

青い空と柔らかい雲とエゾノハクサンイチゲが良い感じです

7/9 11:15

ミヤマキンバイとエゾコザクラ

7/9 11:22

頂上付近にはミヤマアズマギク

7/9 11:25

富良野岳登頂。登り切ったー！

7/9 11:27

歩いてきた稜線

7/9 11:38

山頂は混んでいたので直ぐに下山開始。花を見ながらゆっくり下ります

7/9 11:53

本日の富良野岳の主役です

7/9 11:57

富良野岳分岐付近にコマクサが咲いていました

7/9 12:04

けっこう痛んでますね

7/9 12:05

少し降りたらシナノキンバイが咲いてました

7/9 12:05

7/9 12:07

トカチフウロかな。小さめですね

7/9 12:09

少し下りたら後はトラバースの登山道です。足にやさしいので助かります

7/9 12:26

目標も見えてます

7/9 12:33

エゾイチゲ

7/9 12:34

雪渓を何度か横切ります

7/9 12:35

雪解け水で登山道が沢になっているところもあります

7/9 12:36

ナナカマドとウコンウツギの咲く登山道をひたすらトラバース

7/9 12:40

ぼちぼち水切れ。3Lじゃ足りなかったです

7/9 12:40

雪を首につけたりして体を冷やしながら歩きます

7/9 12:44

最後にあったエゾコザクラ

7/9 12:45

7/9 12:52

富良野岳もだいぶ遠くになってきました

7/9 12:56

上ホロ分岐

7/9 13:06

サンカヨウ

7/9 13:06

花は期待してなかった登山道も咲きまくっていました

7/9 13:06

ナナカマド

7/9 13:12

ゴゼンタチバナ

7/9 13:19

ずっと陽に照らされて歩いていたからかなり日焼けしました

7/9 13:35

凌雲閣到着。ここから白銀荘までさらに歩くのですが左のバスの運転手の方に拾って頂きました。本当に有難うございました

撮影機器：

α NEX-5T SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ポール

感想

kaminarijima

どこか体を動かすたびにその個所が攣る熱中症。騙しながら行けるかな？という考えは甘かったです。過去一番の辛い山行となりました。
でも、素晴らしいお花畑を見られたのは良かったです。花の種類、量、どれをとっても日本でも屈指の山ではないかと思います。紅葉も楽しめそうですね。

攣った足を無理やり動かして歩いたためか、足をかなり痛めてしまいました。
来週はぼちぼちエゾカンゾウが見頃の雨竜沼から暑寒別岳を考えているのですが、まずは体調を戻すことが先決ですかね。戻らないようなら雨竜沼だけにしようかな？