白馬三山縦走

2017年07月14日(金) 〜 2017年07月17日(月)

• GPS: 36:06
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,269m
• 下り: 2,257m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 1:10
• 合計: 9:04

6:58 猿倉荘
8:12 8:13 白馬尻荘
8:18 8:35 白馬尻小屋
10:19 10:20 岩室跡
12:11 12:12 避難小屋
13:37 14:24 白馬岳頂上宿舎
14:54 14:54 白馬山荘
15:19 15:21 白馬岳
15:37 15:38 白馬山荘
16:02 白馬岳頂上宿舎

2日目

• 山行: 12:08
• 休憩: 0:49
• 合計: 12:57

6:05 丸山
8:49 8:50 鑓ヶ岳
9:28 9:35 鑓温泉分岐
10:28 10:29 大出原
13:06 13:30 白馬鑓温泉小屋
14:02 14:02 鑓沢
14:31 14:32 崩沢
14:42 14:42 落石沢
14:45 14:46 杓子沢
15:23 15:24 サンジロ(三白平)
16:21 16:21 小日向のコル（1824m）
17:27 17:37 中山沢
17:55 17:55 猿倉台地（1502m）
18:07 18:08 水芭蕉平
18:59 19:01 猿倉荘
19:02 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り、2日目：晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八方第2駐車場に車をとめて、タクシーで猿倉まで移動しました。30分弱くらい。

コース状況／危険箇所等

今年はかなり残雪が多く、鑓温泉も営業開始が遅れています（トイレは使わせてもらえました）。下りも含めて、雪渓歩きがかなり長いです。雨だったので鑓温泉手前の鎖場も滑って危険でした。

その他周辺情報

八方第2駐車場の目の前が「八方の湯」です。

写真

7/15 6:35

タクシーにザックを積み込む。

7/15 6:59

猿倉に到着。

7/15 7:35

タニウツギ。

7/15 8:18

白馬大雪渓！

7/15 8:36

キヌガサソウ

7/15 8:37

大雪渓には大きなクレバスが。

7/15 9:05

アイゼンを着けて登る。

7/15 9:23

所々に、クレバス。

7/15 11:53

小雪渓のトラバースは、アイゼン無しで。着けている人も多かったです。

7/15 12:10

避難小屋。

7/15 13:32

白馬頂上宿舎。

7/15 13:36

13時半でテン場はほぼいっぱい。

7/15 14:28

水は、雪解け水だそうです。

7/15 15:46

空身で白馬岳山頂へ。美しい稜線を眺める。

7/15 15:54

シナノキンバイ。

7/15 17:48

高野豆腐のチゲスープ、鮭と大葉とごまの混ぜごはん、ちくわとキャベツの塩昆布炒め。

7/16 6:02

右端が剱岳。

7/16 6:03

朝焼けが美しい。

7/16 6:08

コイワカガミ。

7/16 12:55

下りも雪渓が6〜7箇所あった。アイゼンなしの良い訓練になった。

7/16 13:15

鑓温泉小屋は、まだ建設中。トイレは使えました。

7/16 15:37

黒い部分は、穴です。近寄ると危険。

7/16 16:00

濡れて透明になるサンカヨウ。雨の恵み。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone 7 Apple

感想

ucchysnow

2年ぶりに、白馬岳に行ってきました。テント泊なので歩荷は17kg。2年前とは雪渓の量もずいぶんと違い、時期によってこうも違うものか、と驚きました。今年は残雪が多いですね。下りでもかなり長い雪渓がありました。

今回、初めてひどい高度障害になりました。1日目は何ともなかったのに、2日目歩き始めてからしばらくして、呼吸がまともにできなくなりました。息を吸いたくても吸えないのは、本当に恐ろしかったです。おまけに風雨もどんどん強まっていたので、もう途中でしゃがみ込んでしまいたかった。仲間と一緒だったので、のろのろでも何とか進むことができました。1人だったらどうなっていたことかと思います。

高度障害は、睡眠をとった後の方が出やすいそうです。睡眠中は呼吸が浅くなるからだとか。私は2年前にまったく同じルートで白馬を登っていますし、富士山やキナバル山にも登ったことがありますが、ひどい高度障害を経験したことはありませんでした。なので、自分は平気な体質なのだと思い込んでいたのですが、条件によってこうも変わるのかということを体感しました。今回の大きな要因は、睡眠不足だったと思われます。

呼吸法などについても、もっと勉強しなければなぁと感じた山行でした。そして、仲間のありがたさを改めて感じた山行でもありました。心から感謝です。