大雪山・赤岳から黒岳へ ー 花のトレイル歩き ー

2017年07月29日(土) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,073m
• 下り: 1,030m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:21
• 休憩: 0:58
• 合計: 9:19

6:55 銀泉台
8:16 8:20 駒草平
9:33 9:43 赤岳
10:08 10:13 小泉岳
10:24 10:24 白雲分岐
11:00 11:10 白雲岳
11:36 11:42 白雲分岐
12:34 12:50 北海岳
14:05 14:12 黒岳石室
16:14 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

層雲峡→銀泉台； バス 約1時間/900円
黒岳リフト ; 約14分/400円、黒岳ロープウェイ ; 約7分/1100円

コース状況／危険箇所等

道は明瞭で、広大な砂礫帯や岩場にはペンキの印があリ、視界が悪い時には助けになると思われる。
赤石川の水量は少なく、蛇カゴを足場に渡渉できた。

写真

7/29 6:52

層雲峡からバスで銀泉台に到着。林野庁の銀泉台事務所に登山届を出す人の行列ができた。

7/29 7:28

まず最初の花の群落は、第一花苑のチングルマ。

7/29 7:35

ウコンウツギの咲く登山道を登る。前夜の雨は上がったが、まだ霧が立ち込めている。

7/29 7:37

ミヤマキンポウゲ。

7/29 7:39

第二花苑にはエゾコザクラが咲いていた。

7/29 7:39

咲き始めのアオノツガザクラ。

7/29 7:51

第二花苑の雪渓を登る。霧も晴れ、青空が広がってきた。

7/29 8:14

コマクサ平の池塘とワタスゲ。

7/29 8:16

コマクサ平から見た黒岳は穏やかな山容だ。

7/29 8:17

コマクサ平のコマクサの群生。

7/29 8:18

花のピークは少し過ぎているが、それでも見事なコマクサの花。

7/29 8:28

もうコケモモの実が赤くなっていた。

7/29 8:33

花が終わりかけのハイオトギリ。

7/29 8:33

エゾノマルバシモツケ。

7/29 8:41

紺碧の空の下、第三雪渓を登る。

7/29 8:49

キバナンシャクナゲ。

7/29 8:52

イワヒゲ。

7/29 8:54

チシマツガザクラ。

7/29 9:02

エゾウサギギク。

7/29 9:03

第四雪渓の脇の最後の急登を登る。

7/29 9:14

ミヤマキンバイ。

7/29 9:16

数は多くないが、エゾノツガザクラも現れ始めた。

7/29 9:17

エゾヒメクワガタ。

7/29 9:20

ヨツバシオガマ。

7/29 9:21

ミヤマリンドウ。

7/29 9:27

エゾツツジ。

7/29 9:31

イワブクロ（タルマエソウ）は至るところで見かけた。

7/29 9:28

赤岳の山頂まであとわずか。右は北鎮岳。

7/29 9:44

赤岳山頂の賑わい。

7/29 9:40

山頂から北東には、北鎮岳、凌雲岳、烏帽子岳、黒岳（左から）が見える。

7/29 9:32

東には、白雲岳、後旭岳、旭岳（左から）。

7/29 9:32

後旭岳と旭岳のアップ。

7/29 9:47

赤岳（中央）を後にして、小泉岳に向かう。左は北鎮岳、右に烏帽子岳、黒岳。

7/29 10:10

標識がないと分からない平坦なピークの小泉岳。後は、白雲岳、後旭岳、旭岳。

7/29 10:19

花が終わりかけたキバナシオガマ。

7/29 10:20

クモマユキノシタ。

7/29 10:21

ウスユキトウヒレン。

7/29 10:23

チシマキンレイカ（タカネオミナエシ）。

7/29 10:25

白雲分岐で見かけたキタキツネ。

7/29 10:35

白雲分岐から見た小泉岳。たおやかな稜線が美しい。

7/29 10:48

白雲分岐から白雲岳を目指す。

7/29 10:57

エゾツガザクラとアオノツガザクラ。

7/29 11:08

白雲岳山頂。雲で旭岳は見えず、後旭岳と熊ヶ岳（右）が見えた。

7/29 11:23

白雲岳の中腹から見た凌雲岳、桂月岳、黒岳、烏帽子岳（左から）。

7/29 11:57

烏帽子岳と赤岳。

7/29 11:58

北海平にもエゾコザクラが咲いていた。

7/29 12:07

北海平から見た旭岳と後旭岳。

7/29 12:13

イワギキョウ。

7/29 12:14

なだらかな山容の北海岳と緩やかな登山道。表大雪山の魅力の一つだ。

7/29 12:20

北海平のチングルマの群落。

7/29 12:41

平坦な山頂の北海岳。お鉢の向こうに旭岳と熊ヶ岳（中央）が見える。

7/29 12:58

表大雪のハイライト・お鉢平と北鎮岳、比布岳、安足間岳(右から）。

7/29 12:37

白雲岳と歩いてきた北海平を眺める。

7/29 12:50

これから向かう黒岳（右）まではまだ遠くに見える。左は桂月岳と凌雲岳。

7/29 13:11

チシマクモマグサ。

7/29 13:33

黒岳（中央）を目指して、北海沢の雪渓を進む。

7/29 13:48

赤石川の水量は少なく、蛇かごを足場にして渡渉する。

7/29 13:57

ミネズオウ。

7/29 13:59

チングルマと北鎮岳。

7/29 14:12

黒岳石室と桂月岳。

7/29 14:13

黒岳石室の付近にもコマクサが咲いていた。

7/29 14:26

黒岳の登りで、石室を振り返って見る。後は、間宮岳、中岳、北鎮岳、凌雲岳（左から）。

7/29 14:33

山頂の登山者が見えてきた。黒岳まであとわずか。

7/29 14:49

黒岳に到着。南には、東岳、赤岳、烏帽子岳、白雲岳が望める（左から）。

7/29 14:40

赤岳（左）、白雲岳（中央）、北海岳（右）と歩いた来たコースを眺めると、かなりの距離なる。

7/29 14:50

雲がわく北鎮岳と凌雲岳。北鎮岳の白鳥・千鳥の雪渓もまだ見ることができた。

7/29 14:41

遠くに東大雪の山々が見えた。盟主の石狩岳、音更山、ユニ石狩岳（右から）。

7/29 14:52

雲の中にかすかに見えた北大雪山のニセイカウシュッペ山と平山（右）。

7/29 14:57

ダイセツトリカブト。

7/29 15:03

チシマノキンバイソウ。

7/29 15:04

まねき岩に見送られて七合目へ下山。

7/29 15:05

ちょっと小ぶりのハクサンチドリ。

7/29 16:17

七合目の登山事務所で下山届を出し、リフトで五合目へ。

7/29 16:44

五合目からはロープウェイで層雲峡へ。ゴンドラから黒岳が見えた。

撮影機器：

EOS M5 ボディ CANON

感想

ayanao

これまでに何回も大雪山に登ったが、天候にはあまり恵まれなかった。
層雲峡を起点として赤岳、白雲岳、黒岳を巡る今回のコースでは、久しぶりに晴天に恵まれ、雄大な表大雪山の景観を満喫した。ただ、十勝連峰や東大雪山、北大雪山の山々に雲がかかり、展望がなかったのは残念だった。
楽しみにしていた高山植物は、チングルマやエゾコザクラの大群落を見ることができた。しかし、コマクサは花期を過ぎ、ツガザクラはまだ咲き始めで、全体的には花が少ない印象だった。