【笠ヶ岳♪クリヤ谷から笠新道へ日帰り周回】

2017年09月09日(土) [日帰り]

• GPS: 10:35
• 距離: 22.0km
• 登り: 2,261m
• 下り: 2,263m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:57
• 休憩: 1:33
• 合計: 10:30

4:27 中尾高原口バス停
5:07 5:18 クリヤ谷渡渉地点
7:07 7:22 最終水場
7:53 7:55 クリヤの頭
8:13 8:14 雷鳥岩
9:56 10:31 笠ヶ岳
10:39 10:48 笠ヶ岳山荘
11:09 11:09 抜戸岩
11:37 11:39 笠新道分岐
11:43 11:45 分岐指導標（仮称）
12:20 12:21 杓子平
13:46 13:52 笠新道登山口
14:00 14:00 中崎橋
14:10 14:10 お助け風穴
14:21 14:22 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
14:25 14:28 新穂高温泉駅
14:30 14:34 新穂高温泉バス停
14:54 14:54 宝山荘別館
14:56 14:57 中尾高原口バス停
14:57 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深山荘駐車場は早々に諦め、中尾高原口の新穂高温泉露天風呂前の駐車スペースに停めました

コース状況／危険箇所等

クリヤ谷ルートはあまり人が歩いていない印象ですが、思っていたよりも歩きにくいことはなかったですが距離は長いですね、メンタルがキツイ

噂に聞いていたクリヤ谷の渡渉は最初の渡渉点が水量が多く厳しかったため靴を脱いで裸足で渡渉しましたが、残りの2？箇所は難なく渡渉できます

山と高原地図にあるクリヤ谷の「水場」は地図よりも少し上流の登り方向、左手に踏み跡と細い流れがあります
ですがそこで補給するより地図にはないですが、さらに上流のクリヤの頭の巻道にほど近い、岩に大きく白ペンキで「水」と書いてある最終水場の方が流量も多く水場としては最適でしょう

雷鳥岩からは道幅狭い岩のトラバースルートでハイマツも被さって歩きにくいです
すっかりペースダウンしました
ハイマツと下草の朝露で登山靴はびっしょり濡れてしまいました

その他周辺情報

中崎山荘　割引券で７００円
その他日帰り温泉は多数あり

写真

9/9 4:34

未明の槍見館
急登と名高いクリヤ谷ルートに少々緊張

9/9 4:35

いよいよクリヤ谷に取り付く
登山届出して出発、いきなりの急登

9/9 5:19

最初の渡渉点
ここが一番厳しい、裸足になって渡渉しました

9/9 5:35

奇岩がニョキニョキ
あれが有名な錫杖岳の前衛峰か

9/9 5:45

第2渡渉点
問題ありません

9/9 5:49

第3渡渉点
ちょっと濡れましたが大丈夫です

9/9 6:13

これも錫杖岳の岩峰
なんか名前がついてるんだろうけど庶民の私には分からず

9/9 6:18

クリヤ谷ルート
笹は刈り払いされていたが下草は繁茂していて歩きにくい

9/9 6:30

至る所にあったルートを示す看板
番号は順番ではなくランダム？結局数字の意味は分からずじまい

9/9 6:44

大きな岩の下で一本
スタートから2時間

9/9 6:46

天気はすこぶるいい
穂高が見えて来た
ぴょこんとジャンダルム

9/9 7:09

最後の水場
「水」と岩に書かれている
ここで沢とはお別れ

9/9 7:12

ジャブジャブ流れてます
冷たくてうまい

9/9 7:23

かなり逆光ですが西穂から大キレットまで
北アに来たって実感

9/9 7:38

これはなんでしょう
奇岩だらけです

9/9 7:58

クリヤの頭？
地図的にはそうなる

9/9 7:59

西側の名もなきピーク
結構カッコいい山だけど
この時穂高側はガスガス

9/9 8:09

クリヤの頭を振り返ってみる
登山道はピークはるか右下を巻いている

9/9 8:12

はるか遠くに白山
あっちも天気がいいみたい

9/9 8:16

これが雷鳥岩ですか

9/9 8:16

さっきから気になるピーク
地図的には三角点のあるP2417かな

9/9 8:19

ここで初めて笠ヶ岳が姿を現した
やっぱでかい
けどピークはガスに覆われて見えず

9/9 8:33

石で囲ってあるビバークサイト
中は石畳ですが平らでテント張れます

9/9 8:43

かなり雲は晴れて来たけどまだまだ

9/9 9:00

雷鳥岩からトラバースしてる登山道が見える
ここ岩やらハイマツの根やらで歩きにくい

9/9 9:18

山頂近くなって登山道は歩きやすくなってきた
青空の下気分良く歩く

9/9 9:25

右を見ると穂高が雲の中から姿を出した

9/9 9:48

山頂直下、なのにガスが晴れない
えーいもどかしい

9/9 9:52

3分後、願いが通じたか奇跡の晴れ

9/9 10:00

そして山頂到着
登山口から5時間半、長かったー

9/9 10:01

自身2度目の笠ヶ岳
最初は笠新道から、今回はクリヤ谷から
背後の穂高はまだガスの中

9/9 10:01

山頂からはるか遠くに白山

9/9 10:01

ちょっとガスってはいるけど鷲羽岳から水晶、赤牛
そして立山

9/9 10:10

眼下には緑の笠

9/9 10:10

そうこうしてるうちに穂高もガスが切れてきた

9/9 10:15

さっきまで見えなかった焼岳も

9/9 10:23

さらに左には薬師岳

9/9 10:28

ちょっとインスタ風にスクエアで

9/9 10:32

山頂の祠に安全登山を祈念して

9/9 10:36

眼下の笠ヶ岳山荘に降ります

9/9 10:41

サクッと笠ヶ岳山荘まで来ました
何年振りかな

9/9 10:42

山荘から頂上まではすぐ

9/9 10:45

この山荘がないと笠ヶ岳は相当厳しい山になるでしょうね

9/9 10:45

山荘前には双眼鏡
穂高を歩く人が見えました

9/9 10:45

さっきまでの雲が嘘のように晴れました
穂高連峰がくっきり

9/9 10:46

大キレットも

9/9 10:50

槍の方にまだ厚い雲がありますが
でも良く晴れてくれました

9/9 10:53

ここのテント場は岩に色々書かれてます
笠新道からここまでくると確かにヘトヘトでしょう

9/9 10:57

この絶景見ながらサヨナラです

9/9 10:58

チングルマの綿毛と槍ヶ岳

9/9 10:59

そして穂高も

9/9 11:02

これから降っていく杓子平がはるか下に

9/9 11:04

緑の笠と背後は焼岳

9/9 11:04

霞沢岳

9/9 11:05

これから向かう抜戸岳方面
稜線漫歩

9/9 11:07

笠ヶ岳
やっとガスが取れて全体が見えた

9/9 11:13

抜戸岩
表銀座のゲエロ岩に似てるね

9/9 11:16

自身2度目の笠ヶ岳でしたが久しぶりだったので新鮮味がありました

9/9 11:33

前方には抜戸岳
縦走路から大勢笠ヶ岳に登って来ます

9/9 11:39

笠新道への分岐
抜戸岳は一度登っているので今回はパス

9/9 11:42

笠ヶ岳に登るのもこの景色を見に来たようなもの
苦労して登った甲斐があったというものです

9/9 11:43

槍ヶ岳
何度も撮ってしまいますね

9/9 11:44

杓子平
結構降ります

9/9 11:46

チングルマの綿毛と槍ヶ岳
この写真撮るのに地面に這いつくばってました

9/9 11:52

これは場所とアングルを少し変えてもう一枚
最近こういう構図が好きですね

9/9 11:54

槍穂高には今年まだ登れてませんが今回この絶景が見れただけで大満足です

9/9 12:22

杓子平からの抜戸岳

9/9 12:22

苦しい笠新道を登りきるとこの絶景
ここ杓子平は絶好の休憩ポイントですね

9/9 12:52

笠新道
激下りの始まりです

9/9 13:00

左俣の流れがはるか下に見える
登山口までの高低差を思うとクラクラして来た

9/9 13:08

一部土砂崩れで岩が散乱しているところがありました

9/9 13:51

長い長い降りにうんざりした頃ようやく笠新道登山口が見えて来た

9/9 13:54

笠新道、上りも下りもしばらくは遠慮しときます

9/9 14:10

クリヤ谷方面のシルエット
どこをどう歩いて来たかはよくわからないまま

9/9 14:12

最後は少し曇って来ましたが天気に恵まれてよかったです

9/9 14:30

新穂高ロープウェイまで戻って来ました

9/9 14:32

新穂高登山指導センター
ここでトイレと下山届出して中尾高原口までランで戻ります

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

iPhone 7 Apple

感想

sakura

前々から登りたいルートの一つであったクリヤ谷からの笠ヶ岳
天気の良い週末を狙って登って来ました

登りに使ったクリヤ谷は長い上に急登と名高いルートで単独で登るのは辛いなと敬遠していたのですが、実際登ってみるとそこそこ登山者もいて楽しく登れましたね

とはいえ、笠新道とクリヤ谷を比べると登山者の数は圧倒的にクリヤ谷が少なく、この天気の良い土曜日でも20名もいなかったのではと思います

天気は午前中の早いうちは稜線にガスが立ち込める時間もあったのですが、それも10時頃には取れ始め11時頃にはすっかり槍穂高が見えるまで晴れてくれました

また笠新道を下りに使うのは初めてで、全く緩むことのない激下りにうんざり、足にもダメージありましたがメンタル的にもきつい道でしたね

自分としては北アルプスで未踏のマイナールートをやっつけることができて、さらには槍穂高の絶景も満喫できた大満足の山行でした

コメント

kuniyan

いや、はや。
こんちは、sakuraさん。
マイナールートで笠
いや、はや、元気ですね。そして最後はランですか
北アの赤線は未踏ルートがもう無いんじゃないの？
メンタル強いね 少し分けてくんない^_^;
買ったよ。サイバーショット(笑)

sakura

Re: いや、はや。
kuniさん　どうも

私出かけるまでのメンタルが弱いんですよ
あーでもないこーでもないってなかなかパッキングできないんです
眠いせいもあるけど
登山口着いてしまえばシャキッとなって登るんですけどね

サイバーショットいいですね 早く山行ってデビューさせないと
楽しみにしてまっせ

tamao

クリヤ谷からの笠
ご無沙汰です~。
クリヤ谷からだと笠が大きくみえますよね。
随分前に下りに使ったことがあるのですが、こっちからの笠がよかったので
登りに使って歩いてみたいなと前々からおもってます

雷鳥岩からの道はマイナールートとはいえびっくりするくらい歩きにくいですよね(笑)。
チングルマと槍の写真、秋の槍って感じで良いですね

sakura

Re: クリヤ谷からの笠
tamaちゃん　こちらこそご無沙汰―

最近はすっかりアルパインクライマーですね、どこでも登れるバイタリティーに拍手です
チングルマと槍の写真、いいでしょ？今回はtamaちゃんのように這いつくばって撮りましたよ
クリヤ谷の登りはよかったですよ 距離は長いけどね
独りは余計長く感じるけど二人以上なら楽しそう