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Yamareco

記録ID: 1267675
全員に公開
ハイキング
丹沢

北から登って下っていた@大室山茅ノ尾根野原吊橋ルート-北尾根大室沢ルート

2017年09月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:43
距離
11.4km
登り
1,356m
下り
1,365m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:38
休憩
1:06
合計
7:44
8:31
87
スタート地点
9:58
9:59
7
大渡・野原分岐
10:06
10:14
122
12:16
13:11
96
14:47
14:48
75
椿分岐
16:03
16:04
5
16:09
16:09
6
16:15
ゴール地点
野原吊橋ルートの渡渉地点でちょっと先まで進んで戻っています。渡渉後のルートは台風の時に踏み跡がはっきりしなくなっていて、トラバース区間を登って行くのですが、下にほぼ並行する形で踏み跡のようなものができていましたので進んでみましたら、本来の尾根の分岐の下の方に出ました。念のためそこの折れ曲がり地点にもリボンを巻いて「←野原吊橋」と書き込んでおきましたが、土が軟らかいので、あまりお勧めできません。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2017年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
野原吊橋駐車場に車を、大室指の林道入口に自転車を止めておきました。
コース状況/
危険箇所等
 茅ノ尾根野原吊橋ルートは、先日の台風のために最初の渡渉地点からのトラバースの登り区間の踏み跡が不明瞭になっていましたが、尾根に乗ってしまえば問題はありません。勾配が厳しい区間が多いので、適宜休みながら登ることになります。
 大室山北尾根は、初めから幅広い斜面が草だらけで踏み跡はほとんど見えません。左側を意識して、何となく草花を踏まずに通れそうなところを見付けて下ると、かすかながらマーキングが見えます。少しすると踏み跡が薄いながら見えるようになりますが、雨乞い岩の少し下の区間で支尾根に注意しないといけませんが、本線がかなりの勾配なので、若干緩い支尾根で少し下って、岩場の下でトラバースして本線に戻るのも有りかと思います。
 しばらく下で、ヤマレコMAPの足跡を確認すると、大室沢ルートに出られる支尾根に線が見えたのでそちらに進みますが、かなり急な斜面の上に、土がフカフカで歩きづらい上、目印にしていた古道標もありませんでしたから、途中で本線にトラバースして戻りました。正規のルートはもっと下の方にある古道標のところから始まり、これまた急なんですが、つづら折れして下るようになっていました。下の方で右の崖のような尾根をトラバースして横切りますが、土が緩いので危険でした。涸れ沢に出てそこをしばらく下りますが、倒木だらけで歩きづらく、沢から離れて斜面を並行して下るところも枯れ枝まみれで歩き辛いです。林道に出てしまえば全く問題ありませんが、柵の手前の薮の中から、犬の唸るような声が聞こえてきました。林道の薮に犬がいるとは考えられず、ひょっとすると熊かも知れませんので、要注意です。
朝5時半に自宅を出て、前日に約束しておいた方と6時25分頃に海老名駅で待ち合わせ、いつものように清川村・宮ヶ瀬経由で道志みちを西走します。厚木で大山をチェックすると、山頂が雲に覆われていて、天気が余りよろしくないですが、前日の天気予報では道志村は朝から全部晴れマーク。それを信じて進みます。
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朝5時半に自宅を出て、前日に約束しておいた方と6時25分頃に海老名駅で待ち合わせ、いつものように清川村・宮ヶ瀬経由で道志みちを西走します。厚木で大山をチェックすると、山頂が雲に覆われていて、天気が余りよろしくないですが、前日の天気予報では道志村は朝から全部晴れマーク。それを信じて進みます。
車内で色々山の話を楽しみながら、神ノ川キャンプ場に女性ハイカーさんを送り届けたのが7時半頃。彼女はここから鐘撞山経由で大室山東尾根を縦走するそうです。かなりキャリアを積んだハイカーさんで、カッコいいですね。
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車内で色々山の話を楽しみながら、神ノ川キャンプ場に女性ハイカーさんを送り届けたのが7時半頃。彼女はここから鐘撞山経由で大室山東尾根を縦走するそうです。かなりキャリアを積んだハイカーさんで、カッコいいですね。
前日に告知した相乗りですが、急だったためかお1人様だけでしたので、軽トラできました。ですので、積みっぱなしの自転車がせっかくあるのだから、こちらは下山予定地の大室指の林道入口に自転車を止めておき、ちょっと和出村に寄ってから野原に戻りました。
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前日に告知した相乗りですが、急だったためかお1人様だけでしたので、軽トラできました。ですので、積みっぱなしの自転車がせっかくあるのだから、こちらは下山予定地の大室指の林道入口に自転車を止めておき、ちょっと和出村に寄ってから野原に戻りました。
野原吊橋の駐車場に着いて、支度を整えて出発したのが8時40分頃。ちょっと遅くなっちゃいましたが、そう長い距離は歩かないので、このくらいで大室山山頂に正午くらいに到着できるはずです。
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野原吊橋の駐車場に着いて、支度を整えて出発したのが8時40分頃。ちょっと遅くなっちゃいましたが、そう長い距離は歩かないので、このくらいで大室山山頂に正午くらいに到着できるはずです。
野原吊橋入口にて。この夏、たまたま知って歩いた橋ですが、とても面白いところです。紅葉が真っ盛りの時にまた来たいですね。
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野原吊橋入口にて。この夏、たまたま知って歩いた橋ですが、とても面白いところです。紅葉が真っ盛りの時にまた来たいですね。
吊橋の上から見た道志渓谷。葉の色が黄色っぽくなってきましたね。
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吊橋の上から見た道志渓谷。葉の色が黄色っぽくなってきましたね。
遊歩道がカーブして行くところに山側から見えるように設置しておいた手製道標。橋の方から見やすいように、逆側向けのやつも作っておこうかな(^∇^)b
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遊歩道がカーブして行くところに山側から見えるように設置しておいた手製道標。橋の方から見やすいように、逆側向けのやつも作っておこうかな(^∇^)b
渡渉地点の目印。自分で巻いておきながら、たまたま右の山側を進んでうっかり見落としてちょっと先に行って戻ってきました。
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渡渉地点の目印。自分で巻いておきながら、たまたま右の山側を進んでうっかり見落としてちょっと先に行って戻ってきました。
これが向かいの倒木に巻いておいたリボン。淡いピンクなので目立ちませんね。この先を進むと踏み跡がどうもはっきりしなくなっていました。先日の台風のためでしょうか。ただ、真っ直ぐトラバースする踏み跡と言うか段差があったので、とりあえずそこを進みました。
これが向かいの倒木に巻いておいたリボン。淡いピンクなので目立ちませんね。この先を進むと踏み跡がどうもはっきりしなくなっていました。先日の台風のためでしょうか。ただ、真っ直ぐトラバースする踏み跡と言うか段差があったので、とりあえずそこを進みました。
すぐ先で上の方にリボンが見えたので、下の方を横に進んでいることに気付きましたが、一応道っぽくなっていたので、あえてそのまま進んでみると、尾根の折れ曲がり地点の少し下側に出ました。念のため、ここにもリボンを巻いて「←野原吊橋 →×」と書き込んでおきました。
すぐ先で上の方にリボンが見えたので、下の方を横に進んでいることに気付きましたが、一応道っぽくなっていたので、あえてそのまま進んでみると、尾根の折れ曲がり地点の少し下側に出ました。念のため、ここにもリボンを巻いて「←野原吊橋 →×」と書き込んでおきました。
尾根は踏み跡がなく荒れていましたが、キツい勾配ながら歩けないことはなかったです。ただし、先ほど使ったトラバース区間は、土が緩いのでちょっと面倒ですから、やはり上の方からトラバースして下る方がいいでしょう。
尾根は踏み跡がなく荒れていましたが、キツい勾配ながら歩けないことはなかったです。ただし、先ほど使ったトラバース区間は、土が緩いのでちょっと面倒ですから、やはり上の方からトラバースして下る方がいいでしょう。
これが本来の折れ曲がり地点。上から来たらここを左に折れてトラバースしながら下ります。渡渉地点付近の不明瞭になった踏み跡の区間は、後で戻ってリボンを追加しておこうと思いました。
これが本来の折れ曲がり地点。上から来たらここを左に折れてトラバースしながら下ります。渡渉地点付近の不明瞭になった踏み跡の区間は、後で戻ってリボンを追加しておこうと思いました。
そのまま尾根を進みますと、前から備え付けられていた手製道標があります。ここで左側からの尾根と合流します。
そのまま尾根を進みますと、前から備え付けられていた手製道標があります。ここで左側からの尾根と合流します。
すぐにこのウィンチの残骸のあるところに出ます。下ってきた場合はここから左側に進みますが、マーキングを確認すれば問題ありません。
すぐにこのウィンチの残骸のあるところに出ます。下ってきた場合はここから左側に進みますが、マーキングを確認すれば問題ありません。
ちょっと木の切れ間から東側が見えましたが、蛭ヶ岳方面は雲で真っ白でした。今回も天気予報は外れかな。
ちょっと木の切れ間から東側が見えましたが、蛭ヶ岳方面は雲で真っ白でした。今回も天気予報は外れかな。
踏み跡はそれなりに見えますが、そこから逸れた右側(下りでは左側)に前回気付かなかった手製道標がもう一つありました。これにも「野原」の文字を書き加えておきました。
踏み跡はそれなりに見えますが、そこから逸れた右側(下りでは左側)に前回気付かなかった手製道標がもう一つありました。これにも「野原」の文字を書き加えておきました。
そして大渡方面の分岐点に到着。どなたかが確認しやすいように黄色テープを巻いて目立つようにしておいてくれましたね。
そして大渡方面の分岐点に到着。どなたかが確認しやすいように黄色テープを巻いて目立つようにしておいてくれましたね。
ここまでも結構キツい勾配を登ってきましたが、この先もずっとしっかりした登りが延々と続きます。
ここまでも結構キツい勾配を登ってきましたが、この先もずっとしっかりした登りが延々と続きます。
ほどなく大渡・久保分岐に到着。茅ノ尾根は道標設置があるのでバリエーションルートではないですが、ほとんどの皆さんは久保吊橋ルートを使っています。大渡吊橋ルートも一応正規ルートながら、橋を渡ったところが土砂崩れで進みづらいために、そちらから登ってくるハイカーは少ないようです。
ほどなく大渡・久保分岐に到着。茅ノ尾根は道標設置があるのでバリエーションルートではないですが、ほとんどの皆さんは久保吊橋ルートを使っています。大渡吊橋ルートも一応正規ルートながら、橋を渡ったところが土砂崩れで進みづらいために、そちらから登ってくるハイカーは少ないようです。
勾配はこんな感じです。踏み跡は左に逸れているように見えますが、すぐ先で右に戻る形で急勾配を登ることになります。
勾配はこんな感じです。踏み跡は左に逸れているように見えますが、すぐ先で右に戻る形で急勾配を登ることになります。
標高1050mくらいのところにあった標柱。刻まれた文字ははっきりしませんでしたが、かなり昔のものかと思われます。「田八甲茅八拾」の字らしきものが見えました。
標高1050mくらいのところにあった標柱。刻まれた文字ははっきりしませんでしたが、かなり昔のものかと思われます。「田八甲茅八拾」の字らしきものが見えました。
中間地点を過ぎてしばらくしたところに新し目の道標がありました。ここには大室山まで120分と記され、「えぇ〜! こんなに登ってきたのにまだ2時間も掛かるのかよ〜!」といささかガックリしますが、実はご安心下さい。かなりゆっくり目に歩いても90分で登頂できます。
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中間地点を過ぎてしばらくしたところに新し目の道標がありました。ここには大室山まで120分と記され、「えぇ〜! こんなに登ってきたのにまだ2時間も掛かるのかよ〜!」といささかガックリしますが、実はご安心下さい。かなりゆっくり目に歩いても90分で登頂できます。
地面に草が多く見えるようになってきました。7月まではバイケイソウとフキが繁殖していましたが、今は違う草がビッシリでした。
地面に草が多く見えるようになってきました。7月まではバイケイソウとフキが繁殖していましたが、今は違う草がビッシリでした。
この辺からトリカブトの青紫色の花がたくさん見られるようになります。
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この辺からトリカブトの青紫色の花がたくさん見られるようになります。
巨木の枯れ木が倒れることなく立っています。本当に猿が座れそうなほど大きいサルノコシカケが出ています。
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巨木の枯れ木が倒れることなく立っています。本当に猿が座れそうなほど大きいサルノコシカケが出ています。
この道標が出てきたら、もうほんの500mほどで山頂になります。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラはニコレックスFと言う1962年製のフルマニュアルの一眼レフです。ニコンがマミヤに発注した廉価版OEMモデルでした。
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この道標が出てきたら、もうほんの500mほどで山頂になります。ちなみに今回持って行ったフィルムカメラはニコレックスFと言う1962年製のフルマニュアルの一眼レフです。ニコンがマミヤに発注した廉価版OEMモデルでした。
途中、60代後半くらいの3人組ハイカーさんらと出会いましたが、皆さんはやはり久保吊橋から来たのだそうです。まだまだ元気にバリバリ歩いてらっしゃいました。
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途中、60代後半くらいの3人組ハイカーさんらと出会いましたが、皆さんはやはり久保吊橋から来たのだそうです。まだまだ元気にバリバリ歩いてらっしゃいました。
なぜか山頂の直下にこの道標があります。先ほどのやつが登り方面で、こちらが下りを指すので、離れていましたがセットなのかな。
なぜか山頂の直下にこの道標があります。先ほどのやつが登り方面で、こちらが下りを指すので、離れていましたがセットなのかな。
そしてやっと山頂に到着。右からやってきて、左から下山予定です。時間は12時17分ですから、朝お送りした方はもう通り過ぎてしまったようです。
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そしてやっと山頂に到着。右からやってきて、左から下山予定です。時間は12時17分ですから、朝お送りした方はもう通り過ぎてしまったようです。
大室山にはこれで5回目の登頂になりますが、山頂からの眺めは木々が遮っているので余りよろしくないです。ただ、少し下ると西は富士山がはっきり見えるようになります。
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大室山にはこれで5回目の登頂になりますが、山頂からの眺めは木々が遮っているので余りよろしくないです。ただ、少し下ると西は富士山がはっきり見えるようになります。
ベンチは山頂から300mほど下ったところにありますが、帰路は山頂からなのでそちらには進まずに、そのまま山頂でシートを敷いて「出前山頂」タイムにしました。もう日が遮られるとすっかり涼しくなっていて、汗で濡れたシャツが冷されて寒いくらいでした。ウィンドブレーカーを羽織って食べましたが、体の内側から温まりますね。
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ベンチは山頂から300mほど下ったところにありますが、帰路は山頂からなのでそちらには進まずに、そのまま山頂でシートを敷いて「出前山頂」タイムにしました。もう日が遮られるとすっかり涼しくなっていて、汗で濡れたシャツが冷されて寒いくらいでした。ウィンドブレーカーを羽織って食べましたが、体の内側から温まりますね。
昼食を済ませて折り返すように今度は大室山北尾根を下ります。この道は先で大室指に進む大室沢ルートと椿方面に進む椿ルートがありますが、椿方面はさらに枝分かれして、東側は沢ルートと入口付近で合流する尾根ルートがあります。しかし、のっけからこんな按配の踏み跡不明瞭なルートで、ままり利用も管理もされていない道です。
昼食を済ませて折り返すように今度は大室山北尾根を下ります。この道は先で大室指に進む大室沢ルートと椿方面に進む椿ルートがありますが、椿方面はさらに枝分かれして、東側は沢ルートと入口付近で合流する尾根ルートがあります。しかし、のっけからこんな按配の踏み跡不明瞭なルートで、ままり利用も管理もされていない道です。
草だらけの幅広尾根では左に意識を向けつつ、なんとなく通れそうなところを進むとリボンか赤テープがたまに巻き付けられています。それを探しながら下ると、尾根が狭まり踏み跡もなんとなく見えてくるようになります。
草だらけの幅広尾根では左に意識を向けつつ、なんとなく通れそうなところを進むとリボンか赤テープがたまに巻き付けられています。それを探しながら下ると、尾根が狭まり踏み跡もなんとなく見えてくるようになります。
少し下ると巨大な岩が二つあるところに出ます。この「雨乞い岩」を左側から抜けて下ります。
少し下ると巨大な岩が二つあるところに出ます。この「雨乞い岩」を左側から抜けて下ります。
そのまま下るとこのおかしな形でねじれた木が右に見えると、正規ルートは左側の尾根になっていくはずです。そのまま進むと支尾根に入りますが、正規の尾根は急勾配で下るには大変なので、皆こちら側から一旦下って、軌道修正しているようです。
そのまま下るとこのおかしな形でねじれた木が右に見えると、正規ルートは左側の尾根になっていくはずです。そのまま進むと支尾根に入りますが、正規の尾根は急勾配で下るには大変なので、皆こちら側から一旦下って、軌道修正しているようです。
これが元の尾根に戻るトラバース地点。踏み跡はあるんだかないんだかはっきりしませんが、段差のようになった筋が見えたらそれを使うと良さそうです。
これが元の尾根に戻るトラバース地点。踏み跡はあるんだかないんだかはっきりしませんが、段差のようになった筋が見えたらそれを使うと良さそうです。
正規ルートに戻りますと、少し先で道は左側に進みますが、ヤマレコMAPの地図のみんなの足跡ではここから右に大室沢ルートに出られる踏み跡が見えたので、そっちに向かいます。
正規ルートに戻りますと、少し先で道は左側に進みますが、ヤマレコMAPの地図のみんなの足跡ではここから右に大室沢ルートに出られる踏み跡が見えたので、そっちに向かいます。
そう言えば前回やってきた時にあった古道標を見ていないので、それがあったかどうか、一度上に戻って確認してみました。しかし何もないので、良く確認したら、古道標のある正規の分岐はもっと下の方でした。とりあえず戻ってそのまま下りましたが、どうも荒れた斜面を下りますので、もう一度確認したら、余計に右側に進んでしまいました。ここで左側の斜面にトラバースして軌道修正します。
そう言えば前回やってきた時にあった古道標を見ていないので、それがあったかどうか、一度上に戻って確認してみました。しかし何もないので、良く確認したら、古道標のある正規の分岐はもっと下の方でした。とりあえず戻ってそのまま下りましたが、どうも荒れた斜面を下りますので、もう一度確認したら、余計に右側に進んでしまいました。ここで左側の斜面にトラバースして軌道修正します。
土がフカフカでもぐり込みやすいので面倒でしたが、何とかヤマレコMAPの地図に線の引かれた尾根に進みます。
土がフカフカでもぐり込みやすいので面倒でしたが、何とかヤマレコMAPの地図に線の引かれた尾根に進みます。
しかし、その尾根もとても急で、真っ直ぐ下るには難儀する軟らかい土質で、踏み跡も皆無でしたので、やはり古道標のある正規ルートから進むべきだと思い、またまたトラバースして戻ることにしました。
しかし、その尾根もとても急で、真っ直ぐ下るには難儀する軟らかい土質で、踏み跡も皆無でしたので、やはり古道標のある正規ルートから進むべきだと思い、またまたトラバースして戻ることにしました。
より一層勾配がきつくなったところのトラバースで、同じように緩い土質なのでなかなか難儀しました。ここで大分時間を費やしてしまいました。
より一層勾配がきつくなったところのトラバースで、同じように緩い土質なのでなかなか難儀しました。ここで大分時間を費やしてしまいました。
そしてやっと正規ルートに戻りましたが、ここもなかなかの急勾配。ただし、踏み跡はしっかり見えますね。
そしてやっと正規ルートに戻りましたが、ここもなかなかの急勾配。ただし、踏み跡はしっかり見えますね。
しばらく下ると前に見ている古道標が現われました。これの指す大室指方面は大室沢ルートになり、椿方面が先の方で大室指への尾根ルートと分かれますが、その椿ルート自体は廃道扱いのようです。
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しばらく下ると前に見ている古道標が現われました。これの指す大室指方面は大室沢ルートになり、椿方面が先の方で大室指への尾根ルートと分かれますが、その椿ルート自体は廃道扱いのようです。
大室沢ルートは先ほど目にしていた急な斜面と同じような急勾配を下りますが、しっかりとつづら折れしていますから、まだ歩きやすくなっていますね。踏み跡もしっかりしています。
大室沢ルートは先ほど目にしていた急な斜面と同じような急勾配を下りますが、しっかりとつづら折れしていますから、まだ歩きやすくなっていますね。踏み跡もしっかりしています。
横を見ると、こんな岩がいくつも出っ張ったところが見えますが、後でその下を横切ることになります。
横を見ると、こんな岩がいくつも出っ張ったところが見えますが、後でその下を横切ることになります。
つづら折れ区間が終わり、右にトラバースして隣りの尾根と言うか崖を横切るところになります。あの岩が落ちてきそうでうすら寒いですが、それ以前に足の踏み場が斜めっていて、火山灰質で軟らかいので、そちらに気を取られます。
つづら折れ区間が終わり、右にトラバースして隣りの尾根と言うか崖を横切るところになります。あの岩が落ちてきそうでうすら寒いですが、それ以前に足の踏み場が斜めっていて、火山灰質で軟らかいので、そちらに気を取られます。
それを抜け切るとマーキングのあるところの合間から涸れ沢に降り立つポイントになります。ここが『西丹沢登山詳細図』に記されるルンゼの区間になります。
それを抜け切るとマーキングのあるところの合間から涸れ沢に降り立つポイントになります。ここが『西丹沢登山詳細図』に記されるルンゼの区間になります。
このルンゼの中は大変歩きづらく、浮いた岩は湿り気があって滑りやすいです。しかも、この辺りではっきりした大きな落石の音が3回聞こえてきましたが、どれも転がる音が迫力満点で、しかも長続きしていたので、落石がここに来ないよう祈って下りました。
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このルンゼの中は大変歩きづらく、浮いた岩は湿り気があって滑りやすいです。しかも、この辺りではっきりした大きな落石の音が3回聞こえてきましたが、どれも転がる音が迫力満点で、しかも長続きしていたので、落石がここに来ないよう祈って下りました。
それにしても、ここは倒木もたっぷりで、こんな倒木くぐりを余儀なくされるところもあります。
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それにしても、ここは倒木もたっぷりで、こんな倒木くぐりを余儀なくされるところもあります。
こんなにジャングルみたいになっていますが、そのうち右に逸れる形で沢と離れます。
こんなにジャングルみたいになっていますが、そのうち右に逸れる形で沢と離れます。
ここではまだ水が流れていませんが、このすぐ先で水音が聞こえるようになります。
ここではまだ水が流れていませんが、このすぐ先で水音が聞こえるようになります。
そしてこんなちょっとした棚沢のようになったところもありました。
そしてこんなちょっとした棚沢のようになったところもありました。
沢と離れて高いところを通りますが、先で再び小さな沢に近付き、それを渡渉するところがありました。道は枯れ枝まみれで歩きづらいところが続き、枝が絡まって足に引っ掛かって前に出なくなったり、立て向きの枝に乗って滑ったりで、とにかく面倒でした。
沢と離れて高いところを通りますが、先で再び小さな沢に近付き、それを渡渉するところがありました。道は枯れ枝まみれで歩きづらいところが続き、枝が絡まって足に引っ掛かって前に出なくなったり、立て向きの枝に乗って滑ったりで、とにかく面倒でした。
林道に合流したらもうゴールは近いです。あと500mほどで林道出口になります。
林道に合流したらもうゴールは近いです。あと500mほどで林道出口になります。
それまでの枯れ枝の厄介な道とは真逆の歩きやすさに、スピードはアップしますね。
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それまでの枯れ枝の厄介な道とは真逆の歩きやすさに、スピードはアップしますね。
そして沢を横切る地点に至り、泥まみれになったストックの先と靴を水に浸しておきましたが、ソールに詰まった土は取れませんね。
そして沢を横切る地点に至り、泥まみれになったストックの先と靴を水に浸しておきましたが、ソールに詰まった土は取れませんね。
ふと林道で見かけたキノコ。茶色くて「キノコの山」のチョコレートみたいでしたが、食べたらあの世なんてのは御免被ります(笑。
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ふと林道で見かけたキノコ。茶色くて「キノコの山」のチョコレートみたいでしたが、食べたらあの世なんてのは御免被ります(笑。
獣よけの柵に到着。この手前で脇の薮から犬の唸るような声が聞こえてきました。こんな柵の山側の薮に犬が潜んでいるとは思えないので、ひょっとしたら熊なのかとも思いましたが、熊がどんな声で唸るのかは知りません(^∇^)。何はともあれ要注意なのは間違いないです。
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獣よけの柵に到着。この手前で脇の薮から犬の唸るような声が聞こえてきました。こんな柵の山側の薮に犬が潜んでいるとは思えないので、ひょっとしたら熊なのかとも思いましたが、熊がどんな声で唸るのかは知りません(^∇^)。何はともあれ要注意なのは間違いないです。
自転車をくくり付けておいたところに戻り、荷物を整えて集落の急坂を下ります。
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自転車をくくり付けておいたところに戻り、荷物を整えて集落の急坂を下ります。
大室指のバス停。日曜日なので道志みちは車やバイクがとても多く、横断するだけでもかなり待たないといけません。
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大室指のバス停。日曜日なので道志みちは車やバイクがとても多く、横断するだけでもかなり待たないといけません。
野原吊橋までは大した距離ではないですが、途中2箇所で登りになるので、多少疲れますね。それでも歩くよりも全然楽です。駐車場に到着したのは午後4時15分頃。とりあえず自転車と荷物を車に積み込んで、リボンだけ持って野原吊橋ルートに再び入り、渡渉地点先の踏み跡不明瞭な箇所にマーキングを足しておきました。
野原吊橋までは大した距離ではないですが、途中2箇所で登りになるので、多少疲れますね。それでも歩くよりも全然楽です。駐車場に到着したのは午後4時15分頃。とりあえず自転車と荷物を車に積み込んで、リボンだけ持って野原吊橋ルートに再び入り、渡渉地点先の踏み跡不明瞭な箇所にマーキングを足しておきました。
最終的に戻ってきたのは4時50分頃。この日はFacebookのグループの方の手助けもできて、未踏の大室沢ルートもチェックできましたので、距離こそ大したことはないものの、大変充実した1日になりました。
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最終的に戻ってきたのは4時50分頃。この日はFacebookのグループの方の手助けもできて、未踏の大室沢ルートもチェックできましたので、距離こそ大したことはないものの、大変充実した1日になりました。
これが今回のコースMAP。道志側から甲相国境方面にはたくさんの登山ルートがあります。まだ大室山北尾根椿ルートとヤケハギ尾根田代ルートなんかも歩いたことがないので、そちらもきっちりこなしておきたいですね。
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これが今回のコースMAP。道志側から甲相国境方面にはたくさんの登山ルートがあります。まだ大室山北尾根椿ルートとヤケハギ尾根田代ルートなんかも歩いたことがないので、そちらもきっちりこなしておきたいですね。

感想

 今回の山行も道志方面にして、先日手製道標を設置した野原吊橋ルートで茅ノ尾根を使って大室山に登りました。前日にFacebookの「丹沢ハイキング」グループでのやり取りで、裏丹沢方面の交通手段がマイカー以外は大変厳しい情況で、いつも電車・バス利用の皆さんはなかなかこの魅力的なエリアを楽しみづらいとのことでしたので、せっかくだから裏丹沢方面に車でご一緒する(登山コースは各自バラバラ)方がいれば送って差し上げる旨を告知しましたら、丁度都内在住の女性ハイカーさんが大室山方面に登る予定だったので、タイミングがドンピシャで連絡を頂きました。
朝6時25分頃に海老名駅で待ち合わせ、彼女を神ノ川キャンプ場に送り届けたのが7時半頃。そこから一旦大渡で水を汲んでから和出村(道志の湯方面の丁字路)に寄ってから大室指に戻り、自転車を林道入口付近にくくり付けておきました。そこから野原駐車場に戻って車を止め、準備を整えてから茅ノ尾根野原吊橋ルートで登り始めたのが8時40分くらいになりました。
 野原吊橋ルートは手製道標設置の時に比べて、台風で荒らされたためか、渡渉後の踏み跡がはっきりしない感じでした。一周して戻ってきてから帰り支度を整えた後、リボンだけ持って間違いやすいところにマーキングを追加しておきました。
 茅ノ尾根は500mそこそこの地点から1587.6mの大室山に一気に登るようなルートですから、とにかくキツい登りだらけで疲れます。中間地点より大分進んだ辺りに、道志村役場が設置した新し目の道標があり、そこに「久保吊橋90分 大室山120分」となっていて、「えぇ〜、まだ2時間も掛かるのかよ…」とガッカリしますが、実際は1時間ちょっとで到着できます(^∇^)b
天気予報は道志は朝からずっと晴れマークでしたが、残念ながら山を下りる頃まで曇っていました。山頂はガスっていまして、風が吹くと服に浸み込んだ汗が冷たくて、上着を着込んで昼食休憩を取りました。
 下山は大室山北尾根で、未踏の大室沢ルートを歩いておくことが、今回の一番の目的でした。しかし、前に尾根ルートで登りましたが、下りではこの尾根道は踏み跡がはっきりしないので間違いやすいですね。一度ミスコース(と言うより、本来のルートがかなり厳しい傾斜で、皆それを避けているようです)して横の尾根にトラバースしました。その先でもヤマレコのみんなの足跡にあった大室沢ルート分岐よりしばらく上の方から分かれる尾根を下ってみたら、とにかく軟らかい土と急斜面でとても歩きづらくて危険でしたので、ちょっと面倒でしたが、再びトラバースして正規の尾根に戻って、古道標のある分岐から普通に沢ルートに入りました。
 以前大室山北尾根は大室指から尾根ルートで登りましたが、大室沢ルートは未踏でしたので、これを歩くことが今回の一番の目的でした。その大室沢ルートも相当な急勾配の斜面でしたが、踏み跡がしっかりしていてつづら折れして下るようになっていて、先ほどの真っ直ぐ下る尾根とは違ってしっかりしたルートでした。しばらくして隣の尾根(と言うか崖)を横切って涸れ沢に出ますが、その沢も倒木まみれでジャングルみたいでした。そのうち沢から離れて多少歩きやすくなりますが、ここは落石に要注意ですね。実際3回大きな音が聞こえました。その後、水流が現われ、先の方ではちょっとした棚沢になっていましたが、道の方は杉の落ち葉と枯れ枝まみれで、これがやたらに足に絡み付くので面倒でした。
 大室指に出てからは短い距離でしたが自転車で戻りました。下り一辺倒ではなくて、2度ほど登り区間がありますので、ちょっと疲れましたが、もちろん歩くよりも全然楽ですね。
 午後4時20分頃に野原吊橋に到着した後、前述しましたが、野原吊橋ルートの踏み跡がはっきりしないところにリボンを追加して戻り、4時50分頃に完了。iPhoneのヘルスケアアプリによると徒歩区間で12.2kmの山行でした。

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