針ノ木岳 炎暑の夏は雪渓歩きと生ビール☆
- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
8/10 7:00針ノ木小屋-8:00針ノ木岳(山頂に粘って2.5Hr)-11:15針ノ木小屋-16:00扇沢
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大沢小屋まではヤブ道なので蒸暑くて汗だく 雪渓は日を追うごとに小さくなっており夏道をかなり登ってから入る (アイゼン要) 右側(上に向かって)は大きく抉れており左端を歩く感じ ノドを過ぎたところから夏道を高巻いていく 最後のジグザグはウンザリするほどしんどい で、針ノ木小屋に着いたらすぐビール♪ 雪渓歩けるのもあと一週間くらいかも 事前確認したほうがいいです |
写真
感想
うだるような暑さのなか、涼をもとめて針ノ木雪渓を登ってきました。
深夜の中央道はお盆の割にはスムーズで、東京からで扇沢まで3時間あまり。
駐車場も噂ほどの混雑はなく、幸先の良いスタートです。
大沢小屋まではブナ林の自然遊歩道で、これがまた蒸し暑い。
途中三ヵ所ほど沢を渡りますが、その度ごとに冷たい水で首を冷やしました。
針ノ木雪渓の取り付きはかなり上のほうまで上がっており、結構深くまでエグれています。特に「ノド」のあたりは右半分は崩落しており、かなり怖い状態です。
もう来週あたり雪渓歩きは無理かもしれません。
「ノド」から上は夏道を高巻きますが、これが結構シンドイ。ザレたところをジグザグ登りが延々続きすぐそこに峠が見えているのになかなか着かない。
「ビール、ビール」とつぶやきながら登ります。
針ノ木峠に到着した頃には天気も下り坂で、針ノ木岳、蓮華岳ともにガスの中。
小屋でビールを飲みながら天候回復を待っていたら、案の定眠たくなってきて。。「今日はもういいや」。
受付済ませて早々に昼寝。本日終了。
翌日は、朝からどんより。
天気予報では昼頃から晴れるというので、かなり遅めに小屋を出て針ノ木岳に向かいます。途中一瞬晴れ間が見えたのですが、頂上に着いたら視界ゼロ。
赤沢岳のほうから縦走してくる人を何人も見送ったり、親子連れの雷鳥に挨拶したりしながら頂上で粘ります。
一時間以上待ってさすがに諦めかけていたところで、なんか下のほうで黒部湖らしきものが見えてきたと思ったら‥
眼前一杯にいきなり「ドン」と立山が。なに? こんなに近かったのか!!
あっというまに視界が開けて360°の大景観が。インパクトなんてもんじゃない。
山の天気はすぐ変わるとはとは言うけど、幕開き派手すぎます。
それからまた一時間。夢中でシャッターを切りながら、都合3時間近く針ノ木で至福の時を過ごしました。
もう蓮華岳行く時間ないけど、粘ったおかげでこの光景が見れたのだから良しとします。
大満足を胸に大雪渓を下りますが、昨日よりさらにクラックが大きくなっており、もっと上から夏道に誘導する印が出ています。
下りるにつれて下界の暑さにヘロヘロになりながら、ようやく扇沢に着いて、薬師の湯で汗を流していたら顔がヒリヒリする。というか痛い。
日焼け止め塗るの忘れてました。持ってたくせに。。
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