北岳(池山吊尾根[破線:登り]嶺朋尾根[無線:下り])

2011年08月08日(月) 〜 2011年08月09日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 13.1km
• 登り: 2,107m
• 下り: 1,823m

コースタイム

●8月8日
4:00　甲府駅BS
↓　- 2:11(バス)
6:11　広河原着
↓　- 1:49(バス待ちwww)
8:00　広河原発
↓　- 0:15(バス)
8:15　あるき沢橋BS
↓　- 3:35
11:50　池山御池小屋
↓　- 2:10
14:00　城峰の少し先あたりで幕営

●8月9日
4:15　出発
↓　- 1:40
5:55　ボーコン沢ノ頭
↓　- 0:45(アタックザックに切り替え&休憩)
6:40　ボーコン沢ノ頭出発
↓　- 1:25(写真撮りつつダラダラ)
8:05　八本歯のコル
↓　- 1:25(北岳山荘への分岐あたりでおじさん達とお喋り・・・15分程)
9:30　北岳山頂
↓　- 0:15(記念撮影&休憩)
9:45　北岳出発
↓　- 1:40
11:25　ボーコン沢ノ頭
↓　- 0:15(休憩&デポしたザック回収)
11:40　ボーコン沢ノ頭出発
↓　- 2:50
14:30　1950m付近の崩落地
↓　- 1:15
15:45　林道合流
↓　- 0:10
15:55　広河原ビジターセンター

天候

両日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

広河原線
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2011hirogawara.htm

コース状況／危険箇所等

●あるき沢橋〜ボーコン沢ノ頭
ド頭の急登がそこそこキツイ。
しばらく登ると斜度は緩まるものの、平らになるまでが結構長い。
途中、道がよくわからない岩岩した箇所あり。
確保した方が良いんでは・・・という場所もあるが
雨でなければなんとかなりそう。
雨だったら相当危険(足を置く面が傾いていたりして非常に怖い)。
我々が9:46に通過しているので、大体出発から1時間半くらい経過した辺りか。

ボーコン沢ノ頭付近まで出てから幕営したいと思っていたが
結局そこへ辿り着くより前に雨の気配があったため、幕営適地を探しつつ歩き、
結局適地へ着いたと同時ぐらいに雨が降り出したので早目に幕営となった。
城峰のすぐ西の細いコルは本当に痩せ尾根で、とてもじゃないけど幕営できない。
もう少し進むと適地があるのでそこで張るのがおすすめ。

●ボーコン沢ノ頭〜北岳
八本歯のコルって名前から想像してどれほど恐ろしいのかとビクビクしたが
ビクビク損であった・・・そんな脅しみたいな名前付けるなよとww
余程のことがなければ踏み外したりすることもなさそうだし
特に切れ落ちてて怖いということも無かった・・・
恐るに足らず
ゆるゆると穏やかなトレイルが山頂まで続くが、私のように高度障害が出る人には
ここからがかなりキツイ。明らかに酸欠になっていくので、荷物が重いと
かなりしんどいと思う。
(私はボーコン沢ノ頭に荷物をデポしてのアタックだったが、それでもかなり
ゼイゼイ言いながら朦朧として登った・・・)

●ボーコン沢ノ頭〜嶺朋尾根
ここはかなりやばい。。。
ペンキマークがかなり頻繁にあり、しかも目立つように上手につけてあるので
迷うことはないが、兎に角藪が濃い。
尾根の名前を看板ででかでかと掲げて良いものかかなり疑問である・・・
岩場、藪、急斜面で泥、、、倒木、かなりしんどいので気合が必要。
看板には3時間とあったが、我々雨に遭ったこともあり4時間程かかっているため、
夕方遅くなってから突っ込むのは避けた方が良いと思う。
途中に幕営適地は皆無(適地とは言えないけどどうにか張れそうな場所は
無くは無い)・・・写真にもあるように水場も無い。

写真

前日(7日)の夜にステビして、8日の朝。バス停へ移動。

バスの出発時刻おかしい。4時発って・・・一体前泊しないでどうやって乗るんだ??しかしかなりの混雑。

広河原にて乗り換え。

結構待つ。2時間くらだったか・・・

あるき沢橋までのバスはガラガラ

運転手さんと車掌さん?が凄くこの辺の山に詳しい。ご本人も山やるみたいです。

うわ、なんだこの取り付き・・・まさかここまでとは・・・

冬に北岳行く時はここから登るんですよねー?(未経験)

準備中

岩をガツガツ登るかさごちゃん、最近山道をあまり歩いて登ってないとのことでバテ気味。

藪気味

作業道だったんですかね、古い空き缶などが散乱してる。

かさごちゃん

なに?矢印結局どっちよ・・・この辺の道が相当やばかったです。

ここは流石に間違ってるんじゃないか!?と思いながらおそるおそる選んだ所が、、、合ってた。ちょっとだけズレてたっぽいけども。

かなりの傾斜、足場悪し。滑落要注意

急登を経て・・・

快適なトレイルきた!足取りも軽い

なんか変なポーズで撮りたい・・・と考えてあれこれポージング中

決まったポーズはお顔ばっちしなので割愛。載せたいけどwww

池のあたり、しかし池は無い。沼?

池を突っ切るのか、それとも池の周りから向こう側へ向かうのか・・・突っ切った足跡もありましたが、突っ切ると沼にハマりそうなので周りから行きます。

こんなところにこんな景色があるのは不思議な感じ

池山小屋の周りは古い酒瓶などが散乱。

池山小屋。水場はここから往復1時間とのことで当然スルー。一人6Lくらいは担いでるので水不足にはならんでしょう。

中はこんな感じ

少し進んで小休止。ちょっと天気が怪しくなってきました。どこでテント張ろう・・・

ガス

ここかなぁ、、、と言いながらもう少し先にも敵地ありそうと踏んで少し進む。

地形図的にそろそろ、と踏んでた場所に敵地発見!そして遂に雨が降り出したので大急ぎで設営、そしてゴハン!

夕飯担当かさごちゃん。さんまの蒲焼缶と生ゴボウ、そして卵でとじて丼ものにする!生ゴボウ登場したときはびっくりしたw

先輩すげーっす。手際めっちゃいい。そして煮込みながらツマミのキュウリ漬けまで完成w

山ではほとんどフリーズドライとかレトルトなので、まさかの夕飯に感動ですーーー。

我が家

かさごちゃんち

朝は我々の担当。て言ってもマスタが買ってきたパンと具でサンドイッチするだけw
しかしかなりのボリュームで満腹にー。

出発

朝焼けスゴイ!

3人占めですお!

富士山!

楽しいねー!

ひたすら進む

なんて贅沢なトレイル!景色良過ぎ!

ひたすらハイマツ

おおお北岳!

ボーコン沢ノ頭

雷鳥に遭遇

神々しい・・・

北岳アタックの前に、嶺朋尾根の方を少しだけ様子見。しばらくは平らなのでよくわからない・・・まぁいいか。

誰かがここで冬にテント張ったんですかね。ここらにザックをデポして北岳アタックへ向かいます。

ガレとる

八本歯のコルを上から

コルだなぁ・・・また登るのに・・・下りたくない。。

誰も行けないようなところに石碑が。

ここから登り!

わたくし高度障害出始めて超のろのろペース。かさごちゃんもびっくりしてた。

よろよろ・・・

まだ9時ちょいだというのにもうガス出てきた・・・

あとちょっとで北岳山頂!

カモシカバッグをアタックザックにしているかさごちゃん!

みんな一人ずつジャンプ撮影しましたw　顔ばっちりなのでとりあえず私だけUPしときます

もくもくキテます・・・逃げよ・・・

もう展望がない。

デポしていたザックを回収して、嶺朋尾根へ突入です

ルートチェック

暫く平らで広い尾根を進むと、この異様な雰囲気の看板が。ここから嶺朋尾根です

水場なし・・・知ってますけども・・・

赤のペンキマークががっつりつけてあるので迷うことはなさそうです

でもいきなりこんな感じで萎えるような、、、でも萌えるような、、、

がさごそ・・・

先行者かさごちゃんの姿は既に見えません!

木が凄いことになっててタダでは進めない

少し開けた場所もたまにはあります

岩がごつごつして荒涼としております。岩のあたりで雨が降ってきた・・・

かさごちゃん待って〜。なんだか途中で穴があって、脚が腿ぐらいまでハマってなかなか抜けなかったりしたwww　焦りました・・・

たまにこういう小さな看板がある

かなり大規模な崩落地、ルートはこの右側を行きます

まぁまったくもって道にはなってなかったですよ。

写真だとよくわからないかもしれませんが、かなりの斜度です。

もう最後かなぁと思ってからもかなりの急斜面が続きます

ようやく川沿いの道にぶつかりました、もうすぐそこが広河原のバス停

橋を渡ると広河原バス停。しかしかさごちゃんがいないので先にビジターセンター行ったかな?と思って進むが・・・会えない・・・

結局すれ違いで会えなかっただけだったんだが、我々がどっかで滑落したかと思ってかさごちゃん心配していたらしい。ピーピー笛鳴らして私達が斜面にいないかと探していたそうな。。。優しい^^

帰りの電車で乾杯!

( ^^)/▽▽＼(^^ )