144比良山縦走(テン泊)
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 1,778m
- 下り
- 1,981m
コースタイム
7:45出町柳・バス-8:43平・下車-9:44権現山-10:19ホッケ山-10:45蓬莱山
11:30打見山・昼食12:00-12:45比良岳-13:20烏谷山-14:31金糞峠-
15:20八雲ヶ原・テン泊
10月9日
5:05八雲ヶ原-5:55武奈ヶ岳6:18-7:03釣瓶岳-7:29イクワタ峠北峰-8:00笹峠
9:02横谷-10:30蛇谷ケ峰-11:55朽木温泉てんくう
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:天空温泉からシャトルバスで朽木学校前、江若バスでJR安曇川駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はなかったですが、イクワタ峠より先で3箇所ほど道迷いやすい。 古い赤テープを頼りに進んだ。 |
写真
感想
私の縦走シリーズ、第三弾は比良山縦走。もちろん初めてのコース。
出町柳発朽木学校行きバスは登山客で満員。8:40平バス停で下車は数名。
ここから比良山縦走スタート、1時間ほどで最初のピーク、権現山に到着。
ここで同じようなザックを担いだ方が私を含めて4名、皆さん大阪から単独、同じルートで八雲ヶ原にテン泊し朽木へ縦走するという。
ご一緒しましょうかとスタート。3名で2日間、楽しくおしゃべりしながら比良山を縦走しました。私は金魚の糞のように・・・。
11時過ぎ蓬莱山頂に到着、ここはびわこバレイスキー場がある。観光用にリフト・ゴンドラが運転しているのでお客さんも多い。
初めて見たzipラインアドベンチャーというロープで空中を滑空する遊びが楽しそうだった。子供達がはしゃいでいると思ったが近くに寄ると若者ばかりだった。
スタート前に、健全装備した若者達が一列に並んで指導員の説明を真剣に受けていた。
次の比良岳は展望が無い。比良山系の冠名なのに寂しい。
比良山縦走コースは、分岐点での標識がしっかりしていた。また、レスキューポイントの位置が書かれたヘリコプターの看板が光っていた。
金糞峠(かなくそ)には、浮世絵師・歌川広重が描いた近江八景「比良暮雪」が張り出されていた。絵は雪に覆われた景色。
この峠から見える琵琶湖の景色と対比させ、想像では描けない絵だという説明があった。
自分も何枚か同じような構図で撮ってみた。
渓流で炊事用の水を調達し、15:18八雲ヶ原のテン場に到着。早速テント設営。
ほどなくして、週末に大阪からここへ来て八雲ヶ原の自然を守っておられる女性の方で出合った。ちょうどごみを集めて帰って来られたところ。
いろいろとお話を伺った。ゴミの処理などとても大変なことをされていて、ただ、ただ頭がさがるばかりでした。皆さん一緒に石のテーブルを囲み、食事をしながら歓談した。
テント近くのもみじが美しく紅葉していた。
八雲ヶ原湿原の水中には腹の赤いイモリが気持ちよさそうに泳いでいた。
ここには比良山スキー場があったがスキー客の激減で2004年3月末に廃止されたという。ところが当時のごみが地中からたくさん出てくるという。
現在は少しずつ自然に戻りつつあるという。
八雲ヶ原のテントは10張り程。比良山縦走路の中間で見晴らしよく水場もあり良い所です。
翌朝4:30頃テント撤収し5:05武奈ヶ岳へ出発、途中で東を振り向くと日の出前の朝焼け。急ぎ足で山頂に向かった。実に美しい日の出の瞬間をじっくり味わった。
この先蛇谷峰へのコースで何度か踏み跡がわからなくなり立ち往生した。
私一人で縦走していれば道迷いをしているところだった。
ご一緒した二人は、ポイントの度に現在地を確認し、次に進む方向を地図とコンパスでチェックされていたのが印象的でした。
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