雨山峠越えと同角山稜・檜洞丸〜新緑とツツジ鑑賞に行って来ました。

2018年04月21日(土) [日帰り]

• GPS: 10:48
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,952m
• 下り: 1,691m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:45

7:33 みやま運動広場駐車場
8:05 8:05 寄大橋(水源林管理棟前ゲート)
8:24 8:24 後沢出合
9:22 9:22 釜場ノ平
9:32 9:32 寄コシバ沢
10:06 10:10 雨山峠
10:47 10:47 雨山橋
10:57 10:57 ユーシンロッジ分岐ゲート
11:02 11:13 ユーシンロッジ
12:26 12:37 大石山
13:18 13:27 石小屋ノ頭
14:08 14:10 同角ノ頭
15:07 15:07 石棚・同角分岐点
15:22 15:22 ツツジ新道・石棚山稜分岐
15:40 15:47 檜洞丸
16:00 16:04 ツツジ新道・石棚山稜分岐
16:48 16:48 展望台
17:28 17:28 ゴーラ沢出合
18:11 18:11 ツツジ新道入口
18:18 18:18 西丹沢ビジターセンター
18:18 西丹沢バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

新松田駅　6：55発の寄行き路線バスを利用しました。
西丹沢　18：58発の新松田駅行き路線バスを利用しました。

コース状況／危険箇所等

雨山峠までは何度も沢を渡りながら登って行きます。対岸のマーキングや道標を見落とさないようにご注意下さい。天候によって道の状況が変わり易いコースだと思います。
雨山峠から雨山橋へ下る道も沢沿いに道が付けられいるため、同じように天候に左右され易いと思われます。結構危なっかしいところもありましたので降雨後の利用は避けたほうが無難です。
同角山稜は急登が連続するハードなコースでした。しかも道はザレていて滑り易く、鎖場、梯子、やせ尾根が連続して気が抜けないところがあります。途中でエスケープ出来ないので利用にはそれなりの覚悟が必要だと感じました。体力的に自信のない方は控えたほうがいいと思います。
玄倉林道は通行止めが続いていました。

写真

4/21 7:35

寄バス停から出発します。

4/21 8:13

滝郷の滝に寄り道してみました。この滝は林道からは全体が見えませんので近くまで行ってみました。落差はそれほどでもなくこじんまりとした滝でした。

4/21 8:18

林道から見るとこんな感じに見えます。

4/21 8:27

登山口に到着しました。今回は登山道を使わず遊歩道を使います。道標の裏に入口があります。

4/21 8:34

正規登山道に合流しました。

4/21 8:40

それにしても山肌の新緑がきれいだな〜

4/21 8:46

山肌が結構いっちゃってますね。

4/21 8:52

対岸へ渡ります。

4/21 8:56

登山道脇にある慰霊碑です。いつも頭を下げて通過します。

4/21 9:00

いや〜きれいな新緑です！

4/21 9:16

ここも崩壊が結構進んでますね。

4/21 9:19

釜場平に上がる斜面は滑り易いので通過は慎重に。

4/21 9:20

釜場平に到着〜あらっ道標が新しくなってます。

4/21 9:31

コシバ沢を渡ります。

4/21 9:42

この辺りの雰囲気は大好きです。

4/21 9:46

おっ！ツツジが出てきたぞ。

4/21 9:48

沢を登って行きますが、通行中に右側斜面からこぶしほどの石が落ちて来ました。焦った〜

4/21 9:50

この階段を上って小さな尾根を乗越えます。

4/21 9:54

尾根を乗越えると再びトラバース道になります。危なっかしいところもありますので通過は慎重に。

4/21 9:57

この辺りはツツジが多いです。見頃になってます。

4/21 10:01

有名な宙吊り道標を通過します。

4/21 10:05

沢をつめてこの階段が出てくれば雨山峠まであと少しです。

4/21 10:07

雨山峠に到着〜何度来てもいい雰囲気の峠です。

4/21 10:09

早速富士山にご挨拶。今日のお姿はなかなかいいぞ〜

4/21 10:14

峠から雨山橋に向かって下って行きます。この辺りの雰囲気は悪くないです。

4/21 10:27

結構スリリングな道が続きます。慎重に慎重に。

4/21 10:28

登山道から小さな滝を見下ろします。

4/21 10:32

急すぎる階段で沢に降ります。

4/21 10:35

沢に降りると目の前に滝があります！

4/21 10:44

ここの通過はちょっと怖かったです。それにしてもよくこんな道作りましたね。

4/21 10:46

玄倉林道に出た。

4/21 10:46

玄倉林道は通行止めが続いています。

4/21 10:53

いい雰囲気醸し出しています。

4/21 10:57

ここで左に折れてユーシンロッジに向かいます。

4/21 10:58

玄倉川を渡ります。もうちょっと渓谷の雰囲気があるといいんだけどね。

4/21 11:03

誰もいないユーシンロッジに到着しました。静かです。

4/21 11:04

一部避難スペースとして開放されているようです。トイレは閉鎖されていました。

4/21 11:13

立派過ぎる橋を渡っていざ同角山稜へ！

4/21 11:14

芽吹きがとても鮮やかです。

4/21 11:23

いきなりの急登を登ると東屋が現れます。一息つきたくなりますが通過します。

4/21 11:39

振り返ると鍋割山稜がよく見えます！

4/21 11:39

さくらの花を見つけました。

4/21 11:39

塔ノ岳のアップです。尊仏山荘が見えますね。今日も山頂は賑わっていることでしょう。

4/21 11:42

蕾がまだ残ってますね。来週あたりが見頃かな？

4/21 11:58

大石に到着しました。山頂ではないので騙されないように。

4/21 12:01

早速大石に上がってみます。怖え〜

4/21 12:02

大石の上から見る富士山はなかなか見事です。

4/21 12:03

塔ノ岳と鍋割山稜がよく見えます。

4/21 12:03

かなり高度感があります。高いところが駄目な方は遠慮したほうがいいですね。私は石の先まで行けませんでした。

4/21 12:04

富士山のアップです。絵になるなぁ〜

4/21 12:11

登山道脇にはツツジが結構あります。

4/21 12:15

写真では判りにくいですが、かなりの急登です。足が止まってしまう。

4/21 12:27

さくらの花を見つけました。

4/21 12:28

ようやく大石山山頂に到着しました。きつかった〜

4/21 12:29

山頂に咲いていたこの花はアセビかしら？間違っていたらごめんなさい。

4/21 12:30

山頂からは丹沢主脈が見渡せます。展望抜群です。

4/21 12:35

山頂から僅かに移動すると素晴らしい展望が開けてます。

4/21 12:35

富士山もバッチリです。

4/21 12:40

かわいらしい桜の花が咲いていました。癒される〜

4/21 12:42

ここの下りは大変でした。滑ったら下まで行ってしまいそうです。慎重に下りて行きます。

4/21 12:45

下から見るとこんな感じです。ご注意ください。

4/21 12:50

やせ尾根が続きます。

4/21 12:59

落ちたら間違いなくあの世行きです。慎重に梯子を下ります。

4/21 13:18

急登に耐えてようやく石小屋沢ノ頭に到着です。しんどいっす。

4/21 13:29

ここも富士山の眺めがいいです！

4/21 13:33

結構緊張するやせ尾根が続きます。

4/21 13:33

揺れる梯子もあります。慎重に下りて行きます。

4/21 13:40

気が抜けません。

4/21 13:42

ザンザ洞キレットを通過します。後でキレットだったことに気が付きました。

4/21 13:45

振り返ると箱根山がよく見えました。

4/21 13:47

塔ノ岳からの主脈線が見渡せます。急登の疲れを癒してくれます。

4/21 13:52

厳しい登りが続きます。じっと我慢です。

4/21 14:07

ようやく同角ノ頭に着きました。きつかった〜。

4/21 14:11

目の前に檜洞丸が見えてきたぞ。

4/21 14:17

同角ノ頭を越えると木段が整備されてました。

4/21 14:48

ぶなの芽吹きもこれからですね。

4/21 14:50

かわいらしい桜の花が風に揺れてました。見頃はこれからのようです。

4/21 15:07

やっと石棚分岐に辿り着きました〜

4/21 15:07

バイケイソウの緑が鮮やかです。

4/21 15:08

檜洞丸に向かいます。道標に通行止めのお知らせが付いてました。

4/21 15:09

大室山が見えます。やっぱり大きいなあ。

4/21 15:10

蛭ヶ岳です。この標高では芽吹きはこれからのようです。

4/21 15:18

あらら崩れちゃってますね。

4/21 15:21

ようやくつつじ新道分岐にたどり着いた。

4/21 15:23

枝の形が面白い！

4/21 15:26

木道が現れました。バイケイソウがいっぱいだ。

4/21 15:30

ソーラーパネルが現れれば山頂まであと少しです。がんばれ〜

4/21 15:41

やっとこ檜洞丸山頂に到着しました。疲れた〜

4/21 15:42

誰もいませ〜ん。誰も居ない檜洞丸山頂は初めてです。

4/21 15:44

山頂からの富士山です。だいぶ霞んできました。

4/21 16:01

つつじ新道で下山します。

4/21 16:09

この枝に思いっきり頭をぶつけてしまいました。

4/21 16:13

檜洞丸を振り返ります。

4/21 16:27

さくらの花見つけた。

4/21 16:45

標高が下がってくるとつつじが復活してきます。

4/21 17:12

新緑もきれいだ。

4/21 17:28

ゴーラ沢出合で沢を渡ります。

4/21 17:39

年代物の道標を見つけた。懐かしい。行き先が箒沢になってる。

4/21 17:47

なんて平和な道なんだ。

4/21 17:56

山裾の桜は今が見頃のようです。

4/21 18:11

突然蛙が大合唱を始めたのでびっくりしました。

4/21 18:12

つつじ新道入口にあるおなじみの熊看板です。

4/21 18:18

ビジターセンターに到着してゴールです。お疲れ様でした〜

4/21 18:19

最終バスで新松田駅に向かいます。

撮影機器：

COOLPIX P7100 ニコン

感想

tralog

新緑とツツジ観賞を兼ねて雨山峠を越えてユーシンから同角山稜を歩いて来ました。
寄から雨山峠に至る道は変化に富んでいてお気に入りの道です。何回来ても飽きません。雨山峠から雨山橋に下る道は初めて通りましたが、中々スリリングなコースでした。よくこんなところに道を付けたものだと感心してしまいました。なので通行にはそれなりに気を配る必要があります。

ユーシンロッジは玄倉林道が通行止めになっているためでしょうか。誰もおらず静かな佇まいでした。閉鎖されてかなり経つようですが、緊急避難用に一部開放されているようです。入口に張り紙がしてありました。トイレは使用禁止になっていました。

ユーシンロッジから大石山までは急登が続きます。途中にある大石に登ってみましたが、これが怖い怖い。かなりの高度感を感じます。しかし眺めは素晴らしいです。高所恐怖症の方にはお勧めできませんが、一見の価値ありです。

大石山からの下りはザレた急斜面の鎖場になっていましたが、これが滑る滑る。一度滑ったら下まで行ってしまいそうでかなり緊張しました。

同角ノ頭まではやせ尾根、梯子、鎖場が連続する変化に富んだコースです。気が抜けませんがなかなか緊張感があっていいです。でもかなりの登降を強いられるので体力的にかなり消耗しました。展望はいいです。

標高が上がると芽吹きはまだこれからでした。ぶなもまだまだ先といった感じでしたので今年は遅いのかな？ぶなの新緑の頃、改めて来てみたいです。

檜洞丸山頂は時間が遅かったせいか誰もいませんでした。独り占めです。
下山は時間的につつじ新道を使いました。ヤシオツツジもまだ全く咲いていませんでしたが、GWの頃には咲き始めるのかしら？

つつじ新道を淡々と下って標高を下げていくと再び新緑の中を歩くようになります。ちょうど西日で逆光になってとてもきれいでした。

最後に西丹沢ビジターセンターに到着してゴールしました。お疲れ様でした。

目的だった新緑も素晴らしかったし、桜やツツジ、足元に咲く小さな花に癒され、すれ違う人も少ない静かな山行となりました。大満足です。今度はぶなの新緑ですね。