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Yamareco

記録ID: 148044
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ケ岳(北沢峠から)  

2011年11月03日(木) 〜 2011年11月04日(金)
 - 拍手
GPS
10:40
距離
9.7km
登り
1,181m
下り
1,186m

コースタイム

11月3日
 13:10 北沢峠
 13:19 北沢駒仙小屋
 13:40 仙水小屋(泊)

11月4日
 06:05 仙水小屋
 06:39 仙水峠       ( 〜 06:54 )
 07:34 標高2536m地点 ( 〜 07:39 )
 08:42 駒津峰       ( 〜 09:11 )
 09:41 六方石
       (直登コース経由)
 10:45 駒ケ岳頂上    ( 〜 11:50 )
 11:53 東 峰        ( 〜 11:58 )
 12:17 摩利支天分岐
 12:30 摩利支天      ( 〜 12:36 )
 12:48 摩利支天分岐  ( 〜 12:55 )
 13:14 六方石       ( 〜 13:21 )
 13:48 駒津峰       ( 〜 13:53 )
 14:17 標高2536m地点
 14:48 仙水峠
 15:16 仙水小屋      ( 〜 15:18 )
 16:00 長衛荘(泊〉
天候 快晴のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
〈東京から〉
08:00 JR新宿駅発
       スーパーあずさ5号
09:28 JR甲府駅
10:00 甲府駅バスターミナル(6番)
       山梨交通バス(片道2,000円、利用者協力金100円含む。荷物代無料)
11:56 広河原着
12:15 広河原発
     南アルプス市営バス(片道750円、荷物代含む。)
12:40 北沢峠着

11月3日のあずさはとても混んでました。3両しかない自由席は当然として、指定席も満席でした。甲府駅でも登山者らしき人が大勢下車しましたが、広河原行きのバスに乗った人が少なかったのは意外でした。みんなどこに行ったのでしょうか?

 この時期、公共交通だけを利用して、これより早く北沢峠に着くには、甲府駅周辺での宿泊が必要と思われます。
 自家用車の場合は夜叉神峠まで行くことができますが、駐車台数100台程度です。


【参 考】
甲府からは
   http://yamanashikotsu.co.jp
長野県(伊那)からは
   http://www.highwaybus.net/ina-sin.html
   http://www.inacity.jp/view.rbz?cd=1263
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
長衛荘に用紙・ポストあり。広河原インフォメーションセンター2階にも用紙があり提出できます。

<登山道>
北沢峠〜仙水小屋   
 仙水峠登山口までは5分程度、さらに3分くらいでテント場、すぐに駒仙小屋。 駒仙小屋は来年いっぱいは建て直しのため休業のようです。
 駒仙小屋を過ぎて左岸に渡ったあと、20分ほどして丸木橋を渡って右岸へ。さらに10分程度で左岸に渡り返し、仙水小屋着。途中、右岸側に短いロープ場がありますが、全く問題なし。なお、地形図では仙水小屋の手前で左岸に渡るまで、ずっと右岸に登山道が表示されています。一部のガイドブックも同様です。

仙水小屋〜仙水峠
 針葉樹の森の中を進むこと10分足らずで岩石帯となります。岩石帯は仙水峠まで続きます。ケルンやリボン・ペンキマークが所々にあるほか、人が通った部分は岩の色が白っぽく変わっているので迷うことはないと思いますが、夜間・早朝やガスっている時は慎重に。自信のない人は経験者と同行した方が良いと思います。

仙水峠〜駒津峰
 全体的には中急〜急登の部類。道は広めで、足の置き所の選択が可能。逆にいうと、ルート選択が悪い場合は余分な苦労をするかも?
 段差の大きな部分は殆どなく、というよりも、段差の小さい所を選ぶことができるほか、展望も徐々にひらけてくるので、地形図のイメージほど急登との印象はありませんでした。

駒津峰〜六方岩:
 岩場の下りが断続的に続きますが、特に問題になるところはありません。

六方岩〜山頂(直登コース)
 祠のある頂上に直接登るルートです。
 上級者以外は進入禁止みたいなことを書いているガイドブックもありますが、三点支持が確実で天候条件が悪くなければ、中級者でも大丈夫だと思われます。ロープ・鎖・梯子等はありませんが、必要とは思いませんでした。
 巻き道コースとの分岐点直後から30分程度岩場が続きますが、登攀が必要なのはそのうちの半分程度の印象。残りの部分はインターバル的に、二足歩行でOK。高度感のある部分もほとんどありません。油断してはいけませんが、緊張が続くということではありません。(鳥海山新山の岩場のほうがはるかに緊張を強いられます。)
 直登コースに入ってすぐ、狭い岩の間を通るところがありました。手足のホールドから自然に導かれてしまうのですが、ザックが大き過ぎると通過不可能かもしれません。(それともコース選択の誤りか?) そこでは、ザックだけでなく靴も岩の間で動けなくなる瞬間がありました。前後左右に少しずつザックや靴を動かしているうちに、通ることができましたが、具体的には説明できません。
 1箇所だけ、足場がなく上半身(腕力)でよじ登らなければならない部分があります。それでも、岩場用のアウトソールの靴であれば問題ありません。(小柄な人は大変ですが。)
 黒っぽい岩を過ぎると岩場の登攀が終わり、花崗岩砂帯の登りとなります。ガスったりしない限りルートを見失うことはないと思いますが、結構急で滑りやすいザレ場で、頂上までの30分が長く感じました。

山頂〜六方石(巻き道コース)
 赤い標識が点々とありますが、もう少し間隔が狭くても良いのではないかと思います。晴天時は問題ありませんが、曇天、まして、ガスった場合は標識を見失う可能性大かと思います。花崗岩砂帯を下ることになりますが、直登コースよりも斜度があり、滑りやすくもあります。

摩利支天分岐〜摩利支天
 花崗岩砂帯となっていますが、斜度がそれほど無いため危険な感じはありません。分岐にザックをデポして、摩利支天での滞在時間を含め往復で30分見れば十分だと思います。


【参 考】
 「南アルプス登山ルートガイド」 http://southalps.com/kaikoma/index.html
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
広河原のバス停付近。
右が昨年6月、アルペンプラザの後継としてオープンしたインフォーメーションセンターです。
2011年11月06日 18:59撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 18:59
広河原のバス停付近。
右が昨年6月、アルペンプラザの後継としてオープンしたインフォーメーションセンターです。
北沢峠から広河原方向の様子。
2011年11月06日 19:08撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 19:08
北沢峠から広河原方向の様子。
北沢峠・広河原間のバス。定員は30名くらいかな?
2011年11月10日 18:18撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/10 18:18
北沢峠・広河原間のバス。定員は30名くらいかな?
駒仙小屋前のテント場。寒い中頑張ってます。
2011年11月06日 19:14撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 19:14
駒仙小屋前のテント場。寒い中頑張ってます。
解体準備中の駒仙小屋。
再オープンは再来年6月?
2011年11月06日 19:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 19:16
解体準備中の駒仙小屋。
再オープンは再来年6月?
仙水小屋へは、駒仙小屋の前のこの橋を渡って沢沿いに進みます。
2011年11月06日 19:19撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 19:19
仙水小屋へは、駒仙小屋の前のこの橋を渡って沢沿いに進みます。
駒仙小屋から20分程度で沢の右岸にわたります。この橋のすぐ上流にも丸木橋がありますが、通行止めです。
2011年11月06日 19:31撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 19:31
駒仙小屋から20分程度で沢の右岸にわたります。この橋のすぐ上流にも丸木橋がありますが、通行止めです。
クラシックな見た目ですが、実際にクラシックです。食事がおいしいことで有名です。
2011年11月06日 19:34撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 19:34
クラシックな見た目ですが、実際にクラシックです。食事がおいしいことで有名です。
仙水小屋の夕食メニュー。これに具沢山の味噌汁がつき、ご飯はコシヒカリの新米でした。味、ボリュームともに申し分なし。朝食もGOODでした。
2011年11月06日 20:00撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:00
仙水小屋の夕食メニュー。これに具沢山の味噌汁がつき、ご飯はコシヒカリの新米でした。味、ボリュームともに申し分なし。朝食もGOODでした。
早朝、仙水峠への途中で振り返ると、朝日の当たった仙丈ヶ岳が印象的でした。
2011年11月06日 20:12撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:12
早朝、仙水峠への途中で振り返ると、朝日の当たった仙丈ヶ岳が印象的でした。
峠からの仙丈ヶ岳ですが、実際に見えているのは小仙丈ヶ岳です。
2011年11月06日 13:41撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 13:41
峠からの仙丈ヶ岳ですが、実際に見えているのは小仙丈ヶ岳です。
峠からの甲斐駒と摩利支天。山頂は雪をかぶったように見えます。
2011年11月06日 13:43撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
1
11/6 13:43
峠からの甲斐駒と摩利支天。山頂は雪をかぶったように見えます。
標高2536m地点の少し上の登山道。この辺はそれほど急ではありません。
2011年11月06日 20:33撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:33
標高2536m地点の少し上の登山道。この辺はそれほど急ではありません。
森林限界を超えつつあるところからの仙丈ヶ岳。今度は山頂まで見えてます。
2011年11月06日 14:41撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 14:41
森林限界を超えつつあるところからの仙丈ヶ岳。今度は山頂まで見えてます。
前の写真の反対側には摩利支天を従えた甲斐駒ヶ岳の雄姿。
2011年11月06日 14:53撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
1
11/6 14:53
前の写真の反対側には摩利支天を従えた甲斐駒ヶ岳の雄姿。
駒津峰よりの南方向。左から北岳、間ノ岳、悪沢岳、塩見岳。
2011年11月06日 20:40撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:40
駒津峰よりの南方向。左から北岳、間ノ岳、悪沢岳、塩見岳。
前の写真から西方向に目を転じると仙丈ヶ岳。いうことなし。
2011年11月06日 20:42撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:42
前の写真から西方向に目を転じると仙丈ヶ岳。いうことなし。
中央アルプス(空木岳・木曽駒ヶ岳)と御嶽山(奥)。
2011年11月06日 20:46撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:46
中央アルプス(空木岳・木曽駒ヶ岳)と御嶽山(奥)。
木曽駒、御嶽山と乗鞍。
2011年11月06日 20:48撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:48
木曽駒、御嶽山と乗鞍。
駒津峰からの北北西方向。左端は”難峰”鋸岳。その右少し奥の雲の下は諏訪湖か ?
その奥から右にかけては、美ヶ原、霧ヶ峰などでしょうか?(自信なし)
2011年11月06日 20:50撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:50
駒津峰からの北北西方向。左端は”難峰”鋸岳。その右少し奥の雲の下は諏訪湖か ?
その奥から右にかけては、美ヶ原、霧ヶ峰などでしょうか?(自信なし)
駒津峰からの甲斐駒。挑戦意欲がかきたてられます。(書くことは自由ですから)
2011年11月06日 20:52撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:52
駒津峰からの甲斐駒。挑戦意欲がかきたてられます。(書くことは自由ですから)
駒津峰の東南東には鳳凰三山。地蔵岳のオベリスクもはっきり見えました。
2011年11月06日 20:57撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 20:57
駒津峰の東南東には鳳凰三山。地蔵岳のオベリスクもはっきり見えました。
手前右端は鋸岳。不鮮明ですが最奥左に穂高連峰や槍ヶ岳など。
2011年11月06日 15:14撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:14
手前右端は鋸岳。不鮮明ですが最奥左に穂高連峰や槍ヶ岳など。
おぉ!!  鳳凰三山の後に、いよいよ富士山が…
2011年11月06日 15:21撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:21
おぉ!!  鳳凰三山の後に、いよいよ富士山が…
木曽駒をUPで。
2011年11月06日 15:27撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:27
木曽駒をUPで。
御嶽山をUPで。
2011年11月06日 15:28撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:28
御嶽山をUPで。
左手前の登山道を登る人
が見えます。一度六方石
まで下った後、中央のS字
状の尾根を登ります。
2011年11月06日 15:35撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:35
左手前の登山道を登る人
が見えます。一度六方石
まで下った後、中央のS字
状の尾根を登ります。
六方石の側面を頂上側から。
2011年11月06日 21:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 21:16
六方石の側面を頂上側から。
直登コース・巻き道コー
スの分岐点。この時点で
は、直登コースの方が楽
そうに見えましたが……
2011年11月06日 21:16撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
1
11/6 21:16
直登コース・巻き道コー
スの分岐点。この時点で
は、直登コースの方が楽
そうに見えましたが……
直登コースから駒津峰
方向を振り返る。中央
が六方石。右手前の分
岐点に人が見えますが、
六方石の大きさが実感
できると思います。
2011年11月07日 18:27撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/7 18:27
直登コースから駒津峰
方向を振り返る。中央
が六方石。右手前の分
岐点に人が見えますが、
六方石の大きさが実感
できると思います。
中ほど左に六方石。恐竜の背骨のような稜線に沿って登りますが、見た目ほど高度感もなく、怖くはありません。
2011年11月07日 18:30撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/7 18:30
中ほど左に六方石。恐竜の背骨のような稜線に沿って登りますが、見た目ほど高度感もなく、怖くはありません。
富士山は、鳳凰三山のはるか上です。富士山の高さを再認識させられました。
2011年11月06日 15:37撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:37
富士山は、鳳凰三山のはるか上です。富士山の高さを再認識させられました。
甲斐駒頂上の祠。ワラジの奉納は何ゆえ?
2011年11月07日 18:35撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/7 18:35
甲斐駒頂上の祠。ワラジの奉納は何ゆえ?
甲斐駒頂上からの八ヶ岳連峰。赤岳との標高差は70m足らずですが、だいぶ下に見えます。
2011年11月06日 15:45撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:45
甲斐駒頂上からの八ヶ岳連峰。赤岳との標高差は70m足らずですが、だいぶ下に見えます。
甲斐駒頂上からの北岳ほか。塩見岳の見え方が、前の写真とは違います。また、中白根も確認できます。
2011年11月06日 15:58撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 15:58
甲斐駒頂上からの北岳ほか。塩見岳の見え方が、前の写真とは違います。また、中白根も確認できます。
甲府市の方向。中央は甲斐駒東峰。後の山々は?
2011年11月07日 18:41撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/7 18:41
甲府市の方向。中央は甲斐駒東峰。後の山々は?
甲斐駒頂上直下、黒戸尾根などとの分岐点。左は仙丈ヶ岳。
2011年11月07日 18:44撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/7 18:44
甲斐駒頂上直下、黒戸尾根などとの分岐点。左は仙丈ヶ岳。
甲斐駒東峰頂上。いろいろなものが突き刺さっています。
2011年11月04日 11:54撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 11:54
甲斐駒東峰頂上。いろいろなものが突き刺さっています。
頂上(西峰)を見上げる。
2011年11月04日 11:55撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 11:55
頂上(西峰)を見上げる。
甲斐駒頂上と仙丈のツーショット。これを撮影できる場所は限られます。
2011年11月06日 16:04撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 16:04
甲斐駒頂上と仙丈のツーショット。これを撮影できる場所は限られます。
巻き道コース。赤い道標が見えますが、結構間隔があいています。
2011年11月04日 12:01撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 12:01
巻き道コース。赤い道標が見えますが、結構間隔があいています。
巻き道コースからの摩利支天。
2011年11月04日 12:18撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 12:18
巻き道コースからの摩利支天。
甲斐駒頂上(左)と摩利支天頂上(右)。
2011年11月06日 16:13撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 16:13
甲斐駒頂上(左)と摩利支天頂上(右)。
摩利支天にもいろいろ刺さっていました。登山道は摩利支天の後ろ側に続いているので、こちら側へは、長い鉄剣の脇を通ってきました。
2011年11月04日 12:34撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 12:34
摩利支天にもいろいろ刺さっていました。登山道は摩利支天の後ろ側に続いているので、こちら側へは、長い鉄剣の脇を通ってきました。
甲斐駒と摩利支天との
間の絶壁。一般登山者
は通行不可能。
2011年11月04日 12:42撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 12:42
甲斐駒と摩利支天との
間の絶壁。一般登山者
は通行不可能。
正面が直登コースの岩場ですが、そのとおり登るわけではないので、見た目よりはかなり易しく感じます。
2011年11月04日 12:57撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 12:57
正面が直登コースの岩場ですが、そのとおり登るわけではないので、見た目よりはかなり易しく感じます。
中央やや左に人影が。下山中でしょうか。
2011年11月04日 13:02撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 13:02
中央やや左に人影が。下山中でしょうか。
巻き道コースからの六方石。こちらから写真の右側を通って六方石に行くのですが、ここからのルートははっきりしません。
2011年11月04日 13:04撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 13:04
巻き道コースからの六方石。こちらから写真の右側を通って六方石に行くのですが、ここからのルートははっきりしません。
六方石から直登コース
を振り返る。
2011年11月06日 16:33撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
11/6 16:33
六方石から直登コース
を振り返る。
縦走路が鋸岳へと続いてますが、そこは上級者のみに許された路です。
2011年11月04日 13:31撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 13:31
縦走路が鋸岳へと続いてますが、そこは上級者のみに許された路です。
直登コースも見納め。
次回は何時来れるかな?
2011年11月04日 13:32撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 13:32
直登コースも見納め。
次回は何時来れるかな?
鳳凰三山。富士山は雲に隠れてしまいました。
2011年11月04日 13:51撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 13:51
鳳凰三山。富士山は雲に隠れてしまいました。
仙水峠から小屋への途中
からの摩利支天。この大
量の岩石は、甲斐駒など
が隆起したときに一緒に
持ち上げられた熱変成岩
のようです。
2011年11月04日 14:50撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 14:50
仙水峠から小屋への途中
からの摩利支天。この大
量の岩石は、甲斐駒など
が隆起したときに一緒に
持ち上げられた熱変成岩
のようです。
右のハイマツとの境目が登山道になっています。奥にはケルンも見えています。
2011年11月04日 15:00撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 15:00
右のハイマツとの境目が登山道になっています。奥にはケルンも見えています。
仙水小屋すぐ上の針葉樹林帯。柔らかな秋の光が差し込んでいました。
2011年11月04日 15:11撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 15:11
仙水小屋すぐ上の針葉樹林帯。柔らかな秋の光が差し込んでいました。
デポした荷物の回収のため小屋に立ち寄りました。本日宿泊の登山者が寛いでいました。
2011年11月04日 15:18撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 15:18
デポした荷物の回収のため小屋に立ち寄りました。本日宿泊の登山者が寛いでいました。
仙水小屋から40分。今日の塒、長衛荘に到着。
2011年11月06日 19:05撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/6 19:05
仙水小屋から40分。今日の塒、長衛荘に到着。
中は、こんな感じ。長いテーブルは自炊者用。食事をお願いした人はテレビに近いところのテーブルで頂きます。場所は指定されます。
2011年11月04日 17:55撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 17:55
中は、こんな感じ。長いテーブルは自炊者用。食事をお願いした人はテレビに近いところのテーブルで頂きます。場所は指定されます。
本日(11月4日)の夕食。鶏の唐揚ほかいろいろ。ここもまた、味・ボリュームともに申し分ありません。翌日の朝食は弁当で当日夕食後配布されます。
2011年11月04日 16:57撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 16:57
本日(11月4日)の夕食。鶏の唐揚ほかいろいろ。ここもまた、味・ボリュームともに申し分ありません。翌日の朝食は弁当で当日夕食後配布されます。
2枚前の写真右端のザックの右奥が私の寝床。結構清潔な感じ。隣とはカーテンで仕切られていますが、音は防ぐことはできません。
2011年11月04日 17:50撮影 by  Canon PowerShot A1100 IS, Canon
11/4 17:50
2枚前の写真右端のザックの右奥が私の寝床。結構清潔な感じ。隣とはカーテンで仕切られていますが、音は防ぐことはできません。

感想

 南アルプスと山小屋のダブルデビューとなりました。11月上旬、北東北では多くの山が冬支度です。我が愛する鳥海山も11月は冬同様と考えています。そうした中で、南アルプスは例年11月の第1週は山小屋も営業中ということで、南アルプスの中では、アプローチの楽な甲斐駒と仙丈ケ岳は、かねてから登りたい山でした。この二つの山は北沢峠を基地に、日帰りが十分可能なことも今回選択した理由の一つです。
 新宿から甲府、広河原そして北沢峠と、5時間近くかかりました。普段、鳥海山まで車で2時間足らず、太平山は同45分とアプローチには楽していましたが、南アルプスに限らず、日本アルプスの山々に登ろうとする人々は、アプローチにも多くの時間と費用をかけていることを、認識させられました。
 今回登った甲斐駒と仙丈は、北沢峠を挟んで対象的な山容で迎えてくれました。花崗岩の鎧をまとった男性的、あるいは、常時戦闘態勢の甲斐駒に対し、仙丈ヶ岳はおおらかで懐が深く、ソフトでありながら侮りがたいふくよかなイメージです。
 初日は快晴、次の日も高曇りながらも見通しが利き、2日ともに見晴らしは抜群で、富士山、日本アルプスほかの日本の山々の展望台といった印象です。おそらく、すべての3000m峰と深田百名山の半数は見えたはずですが、残念ながら現場で同定できたのはそれぞれの半分程度でした。
 9月24日に富士山に降った初雪もすでになく、11月上旬としては記録的な暖かさが続く中でスケジュールにも恵まれた南アルプスデビューでした。 

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無雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [3日]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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