塔ノ岳〜熊木沢出合〜棚沢ノ頭(塩水橋)


- GPS
- 09:10
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 2,246m
- 下り
- 2,483m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・塩水橋〜本谷橋 気持ちよく歩けます。 ・本谷橋〜長尾尾根の分岐 木の桟道が多く、濡れた落ち葉などがあると滑りやすく危険だと思いました。 全体に水平移動が多く南高尾山稜のような穏やかな山歩きができます。 ・長尾尾根 斜度が緩く階段も少ないので、疲れるのは最後の塔ノ岳への岩場の急登くらいです。 ・塔ノ岳〜尊仏ノ土平 倒木があり不明瞭な地点もあるのでマークを探して歩いたほうがいいです。 ・尊仏ノ土平〜熊木沢出合 尊仏ノ土平に下りたら目の前の堰堤より一つ下流の堰堤の手前を渡ると左岸の道に出れます。 熊木沢出合までは岩が崩れて崩落している所が数箇所あり慎重に通過すべきです。 ・熊木沢出合〜取り付き 沢にかかる橋には登れなかったので橋の数メートル下流を靴を脱いで渡渉しました。 水深20センチ位で苦も無く渡れました。 渡渉した地点から熊木沢左岸の取り付きまでは20メートルくらいでした。 取り付きは木に赤いペンキが付いて、字が判別できない古い標識もあります。 ・取り付き〜棚沢ノ頭 取り付きから尾根に乗るまでは踏み跡が明確についており赤いリボンにも誘導されます。 尾根に乗ったら木の根の上の急登が続きます。 登れなくなったら巻き道を見つけて上を目指します。 弁当沢ノ頭までは迷うところはないと思います。 弁当沢ノ頭は標識を見つけられませんでしたが所々に赤いマークがあるのと左側が切れ落ちているので真ん中を歩いて鞍部へ下りました。 そのあと踏み跡も見えたので上へ登りました。 前方に頂上が見えますので目標にしました。 1450m付近のガレ場はトゲトゲの植物に気をつけながら登りやすいルートを登り、左上へ出ると左側が切れ落ちているので、そこから右側へ回りこむ道を見つけ進みました。 その後は頂上まですぐです。 下りだと頂上からガレ場の手前までの道が分かりづらいかもしれませんので気をつけたほうがいいです。 ・棚沢ノ頭〜丹沢山 丹沢山の頂上に近いところで階段の補修工事をしていました。 ・天王寺尾根 鎖場は慎重に下りました。 分かりづらいところもあるのでマークや踏み跡を見つけて下りました。 長尾尾根より階段が多く斜度もあるので脚にきました。 |
写真
感想
前回の山行の後から熊木沢出合から弁当沢ノ頭へ登ってみようと考えていましたが、この数日でヤマレコにycfbさんやricalojpさんとricalonさんの記録がアップされて、沢の渡渉の判断やルート取りにとても役立ちました。
また踏み跡も多数つけられていたので心強かったです。
仏果山や高取山以外では宮ヶ瀬側から丹沢に登るのは初めてで、塔ノ岳に登るのも初めてなので期待感いっぱいで自転車に乗って家を出ました。
暗い中、関の三叉路を見過ごし青山から鳥屋まで行くのに手間取り時間がかかりました。
塩水橋に着いたときいつものように疲れきっていたので、塔ノ岳から丹沢山に行って下りてこようと計画を変更しました。
しかし長尾尾根は急登も無く、歩きやすい土の上を景色を見ながら快適な登りで予定通りの時刻に塔ノ岳に着いたので熊木沢へ向かいました。
熊木沢からのルートが難しいとの記録が多いなか不安な気持ちで取り付きました。
尾根に乗ってからはヤタ尾根と地蔵尾根が合わさったような急登で、頂上まで何時間かかるんだろうと時折、疲れきった体を横たえながら上を目指しました。
弁当沢ノ頭と思わしき平坦な場所に着いたとき道迷いが多いとの記録を頭に入れ慎重に歩きました。
鞍部も特に迷わず、尾根の高いところを頂上に向けて上へ登って行くとガレ場に出て頂上への道にたどり着きました。
下部の急登は疲れますが心配していたルートファインディングは難しくありませんでした。
最近登られた人が多いようで踏み跡も多数ありました。
新しいコンパスと初めて2万5千分の1の地形図も持っていったのですが無用でした。
弁当沢ノ頭へヘトヘトで登っているときは、丹沢山に着いたとき午後3時を過ぎていたら堂平に下りようと考えていましたが、思いのほか早かったので天王寺尾根を下りてきました。
鎖場の上でチャンプと思わしき半袖短パンの歩荷の男性とすれ違ったのですが、大倉尾根以外でも仕事をされているのでしょうか?
帰りの秦野清川線は下りで快適でした。
コメント
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あれだけ山登りをした後にチャリでおうちに帰られたのですか?すごいですね尊敬をします。確かに自転車を趣味にされている方々はすごい太腿してますし、山歩きにもぴったりだとは思いますが。。。
やはり普段から毎日自転車に乗られているのですか?
(実は私も山登りのトレーニング用にママチャリに
毎日乗っているのですが。。)
ajimat75 さん
コメントしていただきありがとうございます。
高校卒業後、運動をしなくなり血栓ができやすくなってしまったので、意識して運動量を増やすようにしています。
山に登るきっかけは30代後半になり歯が数本抜けたので、ウォーキングをするようにしたのですが体調はあまり良くならず昨年から登り始めました。
登り始めてからは体調はいいです。
自転車は山登りの間隔が空いてしまったときに心肺機能を高めるために乗るようにしていますね。
自転車と登山で使う筋肉は違うみたいで、久しぶりに山に登った後は筋肉痛はすごいです。
僕も昨年の3月から登り始めて3ヶ月ほどはママチャリで登山口まで行ってました。
今は3万くらいの街乗りのクロスバイクです。
a-maefanさん
今回も22kmの山行。驚くばかりです。
棚沢ノ頭へ向かう尾根は、登る登山者もなく、静かな山行だったと思います。
熊木沢出会の橋に立てかけてあった木が流されてしまったようですね。確か、100m程、上流に大木の倒木があり、山裾をへつって、濡れずに渡れたと思いました。少々遠回りになりますが。
最後に、自転車と山登りの筋肉は、使う部分が全く違います。心肺機能を高めるためには、自転車が最高です。
yamajinn さん
こんばんは、いつもコメントをしていただきありがとうございます。
棚沢ノ頭尾根を知ったのはyamajinnさんの蛭ヶ岳南尾根から棚沢ノ頭尾根下降の記録がきっかけです。
蛭ヶ岳南尾根や鍋割山を超えていくのはいつかやってみたいです。
尊仏ノ土平から熊木沢出合までの道が数箇所、崩落して道が途切れてなくなっているような状態になっていました。
本当に地図上の道なのかと思ったくらいです。
熊木沢出合の手前で尊仏ノ土平へ向かう女性とすれ違いましたが、隧道の工事完了と共に人が増えるのでしょうかねえ?
山に行く間隔が空いたときは一週間前くらいから上り坂で自転車を漕いでおくと、山で息が切れたり膝が痛くなったりすることが少なくなりますね。
a-maefanさん、今晩は。
こんなメジャーのコースを歩くのは珍しいですね。いつも超マイナーのコースが多いのに
前回の山行で、山の後にMTBで戻ったらとっても疲れたので、川崎から塩水橋まで自転車をこいで、そこから登山した際の、このコースどりのきつさが実感できます。
同じ位の事をしようと思ったら、塩水橋まで車で楽する僕は、棚沢ノ頭から白馬尾根で伝道に下り、その先で本間ノ頭に登り返して、高畑山まで行ってから塩水橋に戻る位は歩かないと駄目ですね
Futaro さん
こんばんは。
実は神ノ川ヒュッテまで自転車で行くことに疲れてしまったので、宮ヶ瀬から登ってみようと思ったんです。
道志みちを平丸の先のトンネルまで登るのは山行以上に気が重いです。
行ってみて宮ヶ瀬湖からの林道がフラットで楽でした。
しばらくは宮ヶ瀬から登ろうと思います。
今、塩水橋から本間ノ頭南東尾根を登ろうと計画しているところです。
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