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Yamareco

記録ID: 1500923
全員に公開
ハイキング
丹沢

とん(鳥)でもないけどとん(豚)だった@検見ヶ丸-鳥ノ胸山-ひのき前頭ルート

2018年06月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:33
距離
17.4km
登り
1,327m
下り
1,315m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:35
休憩
1:59
合計
8:34
8:01
63
農村公園
9:04
9:11
18
9:29
9:29
62
10:31
10:51
23
11:14
11:19
11
11:30
11:39
15
11:54
12:43
32
13:15
13:15
42
13:57
14:01
21
14:22
14:24
15
14:39
14:39
25
15:04
15:13
14
15:27
15:27
12
15:39
15:50
16
16:06
16:09
25
16:35
農村公園
各ピーク毎に軽い休憩を取っています。
昼食は浦安峠でゆっくり取りました。
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
農村公園駐車場
コース状況/
危険箇所等
 検見ヶ丸ルートは最初の登り区間が急勾配で、切り落とされた杉の枝が未明までの雨で滑って歩きづらかったものの、昨年夏に来た時と異なってしっかりした踏み跡ができていました。最初のP831と次の小ピークの間から新たな林道が始まっていて、尾根の真ん中をしばらく通っていました。ほどなく林道は左に逸れて下りますが、尾根を登っても先でルートは左に折れて下降し、検見ヶ丸の手前の林道に降り立つことになります。新しい林道もそこで合流するため、わざわざ尾根を登り下りするのが面倒なら、この新しい林道を進んでも問題ありません。
 検見ヶ丸までの登りは結構な勾配の直登でなかなか大変ですが、登る高さ自体はそう多くないです。山頂には三角点の他に詩のようなものを記した手製の木札が掛かっています。
 検見ヶ丸から一旦下ると越路林道になり、そこが恋路峠と呼ばれますが登山ルートは正面の尾根ですので、ちょっと左に逸れ気味のところにある踏み跡を登ります。しばらく歩きやすい勾配の区間ですが、いつの間にか林道みたいな風情になり、その終点に至りますが、そのまま尾根を直進します。徐々に勾配が厳しくなり、いよいよ疲れ果てそうな登りになると鳥ノ胸山の南峰になります。ただし、直前で右にトラバースして、三角点のある正規の鳥ノ胸山になる北峰の間の鞍部に出られます。
 鳥ノ胸南北山稜ルートは一旦かなりキツい勾配の下りになりますが、一般登山道なのでしっかり整備されていて、細かくつづら折れしていますが、湿っていると滑りやすいので要注意です。一旦鞍部に下ったら、雑木ノ頭へも平指山へもそう大変な登り下りはなくなります。浦安峠へはしっかりした下り区間になりますが、つづら折れして斜面を下るようになっています。
 峠から国境尾根へも最初はつづら折れして急斜面を無理なく登るようになっていますが、たっぷり下った分をここで登り返すので、それなりに登ります。危険箇所は特にありません。
 甲相国境尾根も特に問題なし。良く整備されているので安全ですが、雨後の湿った道ではむき出しになった根が良く滑ります。特に大界木山の先からモロクボ沢ノ頭までは、下りが長く続くので、足を滑らせないように慎重に歩く必要があります。
 ひのき前頭ルート(バン木ノ頭西尾根)はバリルートらしからぬ歩きやすい道ですが、檜ノ頭では左斜めに折れるので、踏み跡をしっかり見定めて進まないといけません。また、ひのき前頭の手前の谷間からも道迷いしやすいので、マーキングをしっかり見付けて進む必要があります。ルートはひのき前頭を挟んで東側でも西側でも野外活動センター跡に進めますが、お勧めはひのき前頭山頂に寄ってからその後ろ側の杣道を下って渡渉して進むルートです。マイナーながらしっかり名の付いたピークですので、ここを通ったら是非寄ってみると良いでしょう。
その他周辺情報 道志の湯
朝5時45分にdimeifuさんに我が家まで来てもらい、一緒に保土ヶ谷BP-国道246号-宮ヶ瀬経由で道志村を目指します。いつものところで大山を確認しますが、真っ白な霧の中。天気予報は終日曇りですから、富士山は到底拝めそうもありません。
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朝5時45分にdimeifuさんに我が家まで来てもらい、一緒に保土ヶ谷BP-国道246号-宮ヶ瀬経由で道志村を目指します。いつものところで大山を確認しますが、真っ白な霧の中。天気予報は終日曇りですから、富士山は到底拝めそうもありません。
待ち合わせ場所は道志の湯の向かいの農村公園。準備を整えて予定通り8時丁度に出発です。一旦国道方面に数百メートル下って行って、養魚場の横から尾根の尻に取り付き、まずは検見ヶ丸を目指します。
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待ち合わせ場所は道志の湯の向かいの農村公園。準備を整えて予定通り8時丁度に出発です。一旦国道方面に数百メートル下って行って、養魚場の横から尾根の尻に取り付き、まずは検見ヶ丸を目指します。
こうして取り付き点がはっきりしているものの、先では道筋がはっきりしないので、あくまで尾根に乗ることを心がけます。
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こうして取り付き点がはっきりしているものの、先では道筋がはっきりしないので、あくまで尾根に乗ることを心がけます。
少し登って平坦になったところをV字に戻るようにしてから尾根の尻に乗る感じです。
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少し登って平坦になったところをV字に戻るようにしてから尾根の尻に乗る感じです。
去年の9月に登った時はこんな踏み跡はありませんでしたが、いつの間にかしっかりしたルートになっています。しかし、切り落とした杉枝が未明までの雨に濡れて、足を置くと滑るので面倒です。
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去年の9月に登った時はこんな踏み跡はありませんでしたが、いつの間にかしっかりしたルートになっています。しかし、切り落とした杉枝が未明までの雨に濡れて、足を置くと滑るので面倒です。
もうキノコの季節になりつつありますが、この辺は東丹沢のように花はあまり多くないです。
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もうキノコの季節になりつつありますが、この辺は東丹沢のように花はあまり多くないです。
バリルートの定番ですが、最初の尾根の肩までは急勾配の直登を強いられるので、歩き初めだけにふくらはぎがギューっとなりますね。
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バリルートの定番ですが、最初の尾根の肩までは急勾配の直登を強いられるので、歩き初めだけにふくらはぎがギューっとなりますね。
途中、木々の合間から道志の山々が見えるところがありますが、ご覧の通り雲まみれ。
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途中、木々の合間から道志の山々が見えるところがありますが、ご覧の通り雲まみれ。
尾根の肩に乗ったと思いきや、まさかの林道に出ました。最初のピークやさい(P831)のすぐ先が林道の終点になっていましたが、ずっと尾根の上を通る形になっていました。こんなもの9月にはなかったのに…。
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尾根の肩に乗ったと思いきや、まさかの林道に出ました。最初のピークやさい(P831)のすぐ先が林道の終点になっていましたが、ずっと尾根の上を通る形になっていました。こんなもの9月にはなかったのに…。
次の小ピークの手前に良くできた表示板が二つ立っていたんですが、林道を通すのには邪魔だったようで、叩き折られて横に寄せられていました。
次の小ピークの手前に良くできた表示板が二つ立っていたんですが、林道を通すのには邪魔だったようで、叩き折られて横に寄せられていました。
林道は立て看板のすぐ先で尾根から逸れて左横になって、尾根道は少し登る形になって小ピークに至ります。ここが折れ曲がり地点で、左側に下ります。
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林道は立て看板のすぐ先で尾根から逸れて左横になって、尾根道は少し登る形になって小ピークに至ります。ここが折れ曲がり地点で、左側に下ります。
下る距離は長くないので、あっさりとさっき分かれた新しい林道が先で見える感じです。
下る距離は長くないので、あっさりとさっき分かれた新しい林道が先で見える感じです。
そして、去年見付けた地図表記のない林道を横切る鞍部になりますが、新しい林道はここに左側から合流していました。去年ここに盛られていた砂利の山とブルは、新たな林道を作るためのものだったんですね。
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そして、去年見付けた地図表記のない林道を横切る鞍部になりますが、新しい林道はここに左側から合流していました。去年ここに盛られていた砂利の山とブルは、新たな林道を作るためのものだったんですね。
その分岐にはこの超アバウトな(と言うか最早イミフな)案内板がまだ折られずに立ってました。いい味出しているので、このまま残って欲しいところです。
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その分岐にはこの超アバウトな(と言うか最早イミフな)案内板がまだ折られずに立ってました。いい味出しているので、このまま残って欲しいところです。
鞍部から真正面の尾根を登るのが検見ヶ丸への正しい道ですが、去年は盛られた砂利に騙されて、左側の崩落した林道を進んで途中から側面を急登して山頂に出ました。
鞍部から真正面の尾根を登るのが検見ヶ丸への正しい道ですが、去年は盛られた砂利に騙されて、左側の崩落した林道を進んで途中から側面を急登して山頂に出ました。
本来のルートも結構ハードな登りになります。健脚揃いなので、皆さんお先にどうぞと言う具合に、自分のペースでゆっくり登ります。
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本来のルートも結構ハードな登りになります。健脚揃いなので、皆さんお先にどうぞと言う具合に、自分のペースでゆっくり登ります。
ここが検見ヶ丸山頂。三角点のあるしっかりしたピークですが、ルートはなぜか「西丹沢登山詳細図」に未掲載なので、訪れるハイカーも少ないようです。山頂にはこんな詩らしきものを記した手製の木札が掛かっています。
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ここが検見ヶ丸山頂。三角点のあるしっかりしたピークですが、ルートはなぜか「西丹沢登山詳細図」に未掲載なので、訪れるハイカーも少ないようです。山頂にはこんな詩らしきものを記した手製の木札が掛かっています。
今回のメンバーは前と同じ現時点でのフルメンバー。豪脚剛腕のyou629さん、最近トレランに目覚めたすずこまさん、こちらは沢登りに目覚めたずすさん、相変わらず持久力抜群でグングン進むhirokiさん、ずすさんの沢の師匠で、どんな尾根でもぐいぐい登っちゃうミックのおやじさん、スマートに速くて万能な熟練者のdimeifuさんと、メタボ気味で皆さんより米俵一俵多く担いで歩いているような鈍脚オサーンの自分の計7名です。
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今回のメンバーは前と同じ現時点でのフルメンバー。豪脚剛腕のyou629さん、最近トレランに目覚めたすずこまさん、こちらは沢登りに目覚めたずすさん、相変わらず持久力抜群でグングン進むhirokiさん、ずすさんの沢の師匠で、どんな尾根でもぐいぐい登っちゃうミックのおやじさん、スマートに速くて万能な熟練者のdimeifuさんと、メタボ気味で皆さんより米俵一俵多く担いで歩いているような鈍脚オサーンの自分の計7名です。
検見ヶ丸からの下りは少しで、すぐに平坦な区間が長く続きます。じわじわと登りになりますが、勾配は大変緩いです。途中から林道にまた合流しますが、すぐに終点になり、脇から登山ルートの尾根に入ります。
検見ヶ丸からの下りは少しで、すぐに平坦な区間が長く続きます。じわじわと登りになりますが、勾配は大変緩いです。途中から林道にまた合流しますが、すぐに終点になり、脇から登山ルートの尾根に入ります。
そこから少し下ると越路林道を横切るところに出ますが、ここが恋路峠になります。元々越路峠と言う名だったものが、検見ヶ丸を「君ヶ丸」と呼ばれたり、国境尾根では「忘路峠」なんてのがあったり、ロマンチックな名が多いですね。
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そこから少し下ると越路林道を横切るところに出ますが、ここが恋路峠になります。元々越路峠と言う名だったものが、検見ヶ丸を「君ヶ丸」と呼ばれたり、国境尾根では「忘路峠」なんてのがあったり、ロマンチックな名が多いですね。
せっかくだから恋路峠で記念写真をパチリ。
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せっかくだから恋路峠で記念写真をパチリ。
恋路峠も真正面の尾根に入って行きますが、この辺から土質が粘土質のように湿った滑りやすい感じになり、取り付き点の坂はつるつるでした。検見ヶ丸への登りも同じような土質ながら、まだ杉の落ち葉が多くて、こちらほど滑る感じではなかったです。
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恋路峠も真正面の尾根に入って行きますが、この辺から土質が粘土質のように湿った滑りやすい感じになり、取り付き点の坂はつるつるでした。検見ヶ丸への登りも同じような土質ながら、まだ杉の落ち葉が多くて、こちらほど滑る感じではなかったです。
しばらくは緩い登り区間が続くので、歩きやすいのですが、その辺まではバイクも入り込んでくるので、轍がうっすら残ったところがあります。
しばらくは緩い登り区間が続くので、歩きやすいのですが、その辺まではバイクも入り込んでくるので、轍がうっすら残ったところがあります。
いよいよ勾配がキツくなってきました。鳥ノ胸山は東西南北どちら側からでも全て急勾配になります。
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いよいよ勾配がキツくなってきました。鳥ノ胸山は東西南北どちら側からでも全て急勾配になります。
ミックさんは歩きながら左右の歩けそうな尾根やキレットなんかを探しています。本当に道のないところを歩くのが好きなんですね(^∇^)v
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ミックさんは歩きながら左右の歩けそうな尾根やキレットなんかを探しています。本当に道のないところを歩くのが好きなんですね(^∇^)v
キツイ登りの先にある偽ピーク。下から見上げるとこんな岩があって、立派な山頂に見えるんですが、後ろに尾根が普通に続きます。
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キツイ登りの先にある偽ピーク。下から見上げるとこんな岩があって、立派な山頂に見えるんですが、後ろに尾根が普通に続きます。
またキツイ登りを登り切ると、先に進んでいた健脚組が待っていてくれました。曇り空で気温が低かったのでハードな登りでも暑さは感じなかったものの、もう結構お茶を飲んでます。汗も当然かいていますから、ここでお茶の詰め替えとともに、塩熱サプリを取っておきました。
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またキツイ登りを登り切ると、先に進んでいた健脚組が待っていてくれました。曇り空で気温が低かったのでハードな登りでも暑さは感じなかったものの、もう結構お茶を飲んでます。汗も当然かいていますから、ここでお茶の詰め替えとともに、塩熱サプリを取っておきました。
さて、ここからが今日の一番の厳しい登り区間になります。心して歩きます。
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さて、ここからが今日の一番の厳しい登り区間になります。心して歩きます。
いよいよ山頂直下の最も勾配のキツいところになりますが、足が滑るので、1.5倍位疲労が増幅しますね。
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いよいよ山頂直下の最も勾配のキツいところになりますが、足が滑るので、1.5倍位疲労が増幅しますね。
真っ直ぐ急勾配を登ると二つのピークに分かれる鳥ノ胸山の北峰に出ますが、すぐ手前から右にトラバースする踏み跡がありますので、そちらに進むとこの鞍部に出ます。ロープの先が北峰です。この日のトラバース区間は湿っていて落ち葉もあって滑落注意でした。
真っ直ぐ急勾配を登ると二つのピークに分かれる鳥ノ胸山の北峰に出ますが、すぐ手前から右にトラバースする踏み跡がありますので、そちらに進むとこの鞍部に出ます。ロープの先が北峰です。この日のトラバース区間は湿っていて落ち葉もあって滑落注意でした。
鞍部からは少しの登りで正規の山頂になる南峰に至ります。完全にガスってますが、本来ならここからの富士山の姿はかなりきれいに見えます。
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鞍部からは少しの登りで正規の山頂になる南峰に至ります。完全にガスってますが、本来ならここからの富士山の姿はかなりきれいに見えます。
当初、11時半頃の到着を見越して、ここで昼食を取る予定で、「鳥ノ胸(とんのむね)だからとんこつだ!」と思ってなかなか売っていないラ王豚骨味をキープしておきましたが、皆さんスタスタ歩いちゃうので、遅い自分も休み休み歩くことなく付いて行かねばならず、10時半に到着しちゃいましたので、ここで昼食を取るには早過ぎ。先に進んで12時頃に丁度良いところを見付けて昼食にすることにしました。
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当初、11時半頃の到着を見越して、ここで昼食を取る予定で、「鳥ノ胸(とんのむね)だからとんこつだ!」と思ってなかなか売っていないラ王豚骨味をキープしておきましたが、皆さんスタスタ歩いちゃうので、遅い自分も休み休み歩くことなく付いて行かねばならず、10時半に到着しちゃいましたので、ここで昼食を取るには早過ぎ。先に進んで12時頃に丁度良いところを見付けて昼食にすることにしました。
今回持って行ったフィルムカメラは1975年製のペンタックスKXで、旭光学が現在も続くKマウントを初めて用いたシリーズの1台で、TTL開放測光のマニュアル機です。レンズは28-50mmを付けっ放しにして、135mmも持って行きはしたものの、天気が悪くて使いませんでした。
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今回持って行ったフィルムカメラは1975年製のペンタックスKXで、旭光学が現在も続くKマウントを初めて用いたシリーズの1台で、TTL開放測光のマニュアル機です。レンズは28-50mmを付けっ放しにして、135mmも持って行きはしたものの、天気が悪くて使いませんでした。
しばし休憩して、北峰方面に戻る形で南北山稜ルートを南に進みます。
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しばし休憩して、北峰方面に戻る形で南北山稜ルートを南に進みます。
このルートは一般登山道として整備されているので、しっかり路も細かくつづら折れして歩きやすくなっています。勾配がキツいのは他のルートと同じです。
このルートは一般登山道として整備されているので、しっかり路も細かくつづら折れして歩きやすくなっています。勾配がキツいのは他のルートと同じです。
それでも、下降距離は200mには満たないので、鳥ノ胸山に登るにはこちら側からが一番楽です。そうは言っても、下からですと雑木ノ頭まで登るのがまた面倒ですけどね。
それでも、下降距離は200mには満たないので、鳥ノ胸山に登るにはこちら側からが一番楽です。そうは言っても、下からですと雑木ノ頭まで登るのがまた面倒ですけどね。
その雑木ノ頭までは鞍部からですとかなり勾配は緩いので、そう疲れることなく歩けます。ブナ林が良い具合の尾根道です。
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その雑木ノ頭までは鞍部からですとかなり勾配は緩いので、そう疲れることなく歩けます。ブナ林が良い具合の尾根道です。
雑木ノ頭に到着。検見ヶ丸ルートを使うと、「あれ?自分達は道志の湯の方から来たのに、ここで先の方に道志の湯方面となってるのはなぜ?」と混乱しますが、ここで言う「道志の湯」方面は一旦浦安峠に出てから室久保林道を下ることを意味しています。
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雑木ノ頭に到着。検見ヶ丸ルートを使うと、「あれ?自分達は道志の湯の方から来たのに、ここで先の方に道志の湯方面となってるのはなぜ?」と混乱しますが、ここで言う「道志の湯」方面は一旦浦安峠に出てから室久保林道を下ることを意味しています。
次の平指山までも平均的な稜線の尾根道と言う感じで、山頂直下では少しの登りはありますが、かなり歩きやすいです。
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次の平指山までも平均的な稜線の尾根道と言う感じで、山頂直下では少しの登りはありますが、かなり歩きやすいです。
平指山にもあっさり到着。去年からテープにマジックで山名表示は書かれていましたが、標高が書かれていなかったので、横に自分が付け足しておいたのが残っていました。
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平指山にもあっさり到着。去年からテープにマジックで山名表示は書かれていましたが、標高が書かれていなかったので、横に自分が付け足しておいたのが残っていました。
ミックさん曰く「ここの左の尾根も抜けられるよね〜」と、そっちが気になるご様子(^∇^)。はい、等高線図を見ると、間違いなく越路林道に出られそうですが、果たして利用価値があるのかどうかは分かりません。
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ミックさん曰く「ここの左の尾根も抜けられるよね〜」と、そっちが気になるご様子(^∇^)。はい、等高線図を見ると、間違いなく越路林道に出られそうですが、果たして利用価値があるのかどうかは分かりません。
平指山からは平坦なところから下りに転じてまた軽く登り返すところがあります。こちらの小ピークには名があるんでしょうかね?
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平指山からは平坦なところから下りに転じてまた軽く登り返すところがあります。こちらの小ピークには名があるんでしょうかね?
その次の小ピークを越えればあとは下りのみ。
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その次の小ピークを越えればあとは下りのみ。
いよいよ浦安峠への急な斜面の下りになりますが、このように大きくつづら折れして無理なく下れるように整備されているので安全です。土質は室久保林道と同じ白ザレになってますので、ヌルヌルはしないけれども一度滑ると一気にステンとなってしまうので、小股で下ります。
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いよいよ浦安峠への急な斜面の下りになりますが、このように大きくつづら折れして無理なく下れるように整備されているので安全です。土質は室久保林道と同じ白ザレになってますので、ヌルヌルはしないけれども一度滑ると一気にステンとなってしまうので、小股で下ります。
そして浦安峠に到着。ここにはこうして芝生みたいになった平坦なところがあるのを覚えていたので、時間的にも丁度良いからここでお昼にしようと、上のピークで話していました。
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そして浦安峠に到着。ここにはこうして芝生みたいになった平坦なところがあるのを覚えていたので、時間的にも丁度良いからここでお昼にしようと、上のピークで話していました。
レジャーシートを広げて各々調理を始めます。自分はラーメン担当で、今回はミックさんが卵と鶏肉の燻製を、hirokiさんがお新香や煮タマゴを、youさんが海苔を持ってきてくれたので、いつになく豪華になりました。
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レジャーシートを広げて各々調理を始めます。自分はラーメン担当で、今回はミックさんが卵と鶏肉の燻製を、hirokiさんがお新香や煮タマゴを、youさんが海苔を持ってきてくれたので、いつになく豪華になりました。
今回の昼食は「出前山頂」ではなく「ラ峰」ですが、とん(とんのむね山)で食べるから、とん(豚骨)でと言うことにしたものの、図らずも「とん」ではなくて峠になってしました。「鳥がトンなら峠もトンゲだ!」と強引に結び付けて、美味しく頂きました(笑。
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今回の昼食は「出前山頂」ではなく「ラ峰」ですが、とん(とんのむね山)で食べるから、とん(豚骨)でと言うことにしたものの、図らずも「とん」ではなくて峠になってしました。「鳥がトンなら峠もトンゲだ!」と強引に結び付けて、美味しく頂きました(笑。
たっぷりと昼食を平らげ、お腹いっぱいになって記念写真。当初、「トン(のむね山)で火を焚く山の虫」と言うタイトルを考えていましたが、「トン(の入口)で火を焚く山オヤジ」になっていましたね(笑。
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たっぷりと昼食を平らげ、お腹いっぱいになって記念写真。当初、「トン(のむね山)で火を焚く山の虫」と言うタイトルを考えていましたが、「トン(の入口)で火を焚く山オヤジ」になっていましたね(笑。
さて、ここから国境尾根に登り返します。高低差で200mはありますんで、そこそこ大変です。
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さて、ここから国境尾根に登り返します。高低差で200mはありますんで、そこそこ大変です。
最初のつづら折れ区間を登るミックさん。健脚組はさっさと登ってしまいました。
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最初のつづら折れ区間を登るミックさん。健脚組はさっさと登ってしまいました。
こうして勾配が一般登山道並に緩むところもありますが、基本的にキツい登りが続きます。
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こうして勾配が一般登山道並に緩むところもありますが、基本的にキツい登りが続きます。
苔が良い雰囲気を出している細尾根区間。日差しがあると汗ダラダラでしょうね。曇りで良かった…。
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苔が良い雰囲気を出している細尾根区間。日差しがあると汗ダラダラでしょうね。曇りで良かった…。
下りで使うと間違えやすい折れ曲がり地点。今は草が生えているので踏み跡がはっきりして間違えることはないでしょう。
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下りで使うと間違えやすい折れ曲がり地点。今は草が生えているので踏み跡がはっきりして間違えることはないでしょう。
ほどなく甲相国境尾根に到着。この古い板は前からありましたが、文字が全く読めなくなっていたので、これも去年自分が書き直しました。
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ほどなく甲相国境尾根に到着。この古い板は前からありましたが、文字が全く読めなくなっていたので、これも去年自分が書き直しました。
国境尾根は風が吹き抜けるので、歩いていると良いのですが、止ると汗が冷たくなって寒いくらいでした。
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国境尾根は風が吹き抜けるので、歩いていると良いのですが、止ると汗が冷たくなって寒いくらいでした。
落ちて間もないツツジの花。結構粘って咲いていたやつも、いよいよ終了ですね。
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落ちて間もないツツジの花。結構粘って咲いていたやつも、いよいよ終了ですね。
大界木山には1時18分に到着。ここで健脚組には先に行ってもらい、モロクボ沢ノ頭で待ってもらいます。
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大界木山には1時18分に到着。ここで健脚組には先に行ってもらい、モロクボ沢ノ頭で待ってもらいます。
大界木山は晴れていても木々に覆われているので展望は利かないですが、手前から高低差のほとんどない平たい山頂が続きます。
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大界木山は晴れていても木々に覆われているので展望は利かないですが、手前から高低差のほとんどない平たい山頂が続きます。
大界木山からの下り。それなりにしっかり下ります。この先一つ小ピークを越えて下った暗部が忘路峠になります。
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大界木山からの下り。それなりにしっかり下ります。この先一つ小ピークを越えて下った暗部が忘路峠になります。
忘路峠に到着。ここを左に下れば沢沿いを抜けて野外活動センターに抜けられますが、ミックさんは反対側のキレットもチェックしています。
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忘路峠に到着。ここを左に下れば沢沿いを抜けて野外活動センターに抜けられますが、ミックさんは反対側のキレットもチェックしています。
これも去年マジックで書き加えた忘路峠の文字ですが、色褪せてしまいましたね。下の方に「野活センター」の小さい道標もあります。
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これも去年マジックで書き加えた忘路峠の文字ですが、色褪せてしまいましたね。下の方に「野活センター」の小さい道標もあります。
忘路峠の先の名無しピークも含めて二つのしっかりしたピークがありますが、その先でモロクボ沢ノ頭までは下りはかなり長くなり、登り返しも国境尾根ではかなり長い区間になります。
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忘路峠の先の名無しピークも含めて二つのしっかりしたピークがありますが、その先でモロクボ沢ノ頭までは下りはかなり長くなり、登り返しも国境尾根ではかなり長い区間になります。
下りになる手前に咲いていた白い花。シロヤシオかなと思ったけれど、もう時期はとうに過ぎています。先で5枚の花弁の小さな白い花がたくさん落ちたところがありましたが、花の大きさが違いました。離れていたのでこの時ははっきりしませんでした。
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下りになる手前に咲いていた白い花。シロヤシオかなと思ったけれど、もう時期はとうに過ぎています。先で5枚の花弁の小さな白い花がたくさん落ちたところがありましたが、花の大きさが違いました。離れていたのでこの時ははっきりしませんでした。
モロクボ沢ノ頭では、hirokiさんがまだ畦ヶ丸には登ったことがないとのことで、健脚組で畦ヶ丸を往復し、こちらはミックさんとモロクボ沢ノ頭で待っていることにしようとしましたが、一息入れて畦ヶ丸方面に向かいました。避難小屋で戻ってきた健脚組と合流してUターン。さすがに畦ヶ丸は人気があるようで、学生さん達のグループが外に、トイレ休憩の一般ハイカーさんらが結構避難小屋の中にいました。
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モロクボ沢ノ頭では、hirokiさんがまだ畦ヶ丸には登ったことがないとのことで、健脚組で畦ヶ丸を往復し、こちらはミックさんとモロクボ沢ノ頭で待っていることにしようとしましたが、一息入れて畦ヶ丸方面に向かいました。避難小屋で戻ってきた健脚組と合流してUターン。さすがに畦ヶ丸は人気があるようで、学生さん達のグループが外に、トイレ休憩の一般ハイカーさんらが結構避難小屋の中にいました。
モロクボ沢ノ頭への下りはそうハードではなく、甲相国境尾根の中の一つと言うより、畦ヶ丸とセットのピークのように思えますね。
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モロクボ沢ノ頭への下りはそうハードではなく、甲相国境尾根の中の一つと言うより、畦ヶ丸とセットのピークのように思えますね。
天気は今にも雨になりそうながら、最後までしっかり持ちこたえてくれました。
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天気は今にも雨になりそうながら、最後までしっかり持ちこたえてくれました。
この不安定梯子、いつもながら歩きづらいです。
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この不安定梯子、いつもながら歩きづらいです。
モロクボ沢ノ頭の手前の小ピークにて。ちょっと待っていてくれました。
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モロクボ沢ノ頭の手前の小ピークにて。ちょっと待っていてくれました。
そして再びモロクボ沢ノ頭に到着。さすがに疲れましたが、皆さん余裕です。
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そして再びモロクボ沢ノ頭に到着。さすがに疲れましたが、皆さん余裕です。
モロクボ沢ノ頭からの北側への下りはそう大したことはありませんで、他の国境尾根の区間よりも歩きやすいです。途中見かけた妙につやつやしたキノコ。食べたらあの世行きかな?
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モロクボ沢ノ頭からの北側への下りはそう大したことはありませんで、他の国境尾根の区間よりも歩きやすいです。途中見かけた妙につやつやしたキノコ。食べたらあの世行きかな?
バン木ノ頭までは間に3つの小ピークがあるので、登りの長さは大したことはないものの、結構ジャブのようにじわじわ疲れてきますね。
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バン木ノ頭までは間に3つの小ピークがあるので、登りの長さは大したことはないものの、結構ジャブのようにじわじわ疲れてきますね。
ここで先ほど見た白い花がすぐ横で咲いていたのを見て、ヤマボウシだったことが判明。四つの真っ白な花弁のこれは、個人的に大好きな山の花です。
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ここで先ほど見た白い花がすぐ横で咲いていたのを見て、ヤマボウシだったことが判明。四つの真っ白な花弁のこれは、個人的に大好きな山の花です。
バン木ノ頭への登りは疲れた足にはそれなりに大変ですが、他のピークに比べてそう長くもキツくもないです。ここの左にベンチがあり、平坦に尾根が先に延びているので、間違えやすいためか、ベンチの先に枯れ枝が何本も横たえて柵みたいにして、入らないようにされてましたが、バン木ノ頭西尾根こと「ひのき前頭」ルートはそっちなので、余計なお世話かも。手製道標を吊っておこうかな。
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バン木ノ頭への登りは疲れた足にはそれなりに大変ですが、他のピークに比べてそう長くもキツくもないです。ここの左にベンチがあり、平坦に尾根が先に延びているので、間違えやすいためか、ベンチの先に枯れ枝が何本も横たえて柵みたいにして、入らないようにされてましたが、バン木ノ頭西尾根こと「ひのき前頭」ルートはそっちなので、余計なお世話かも。手製道標を吊っておこうかな。
バン木ノ頭から下ってまずは檜ノ頭を目指します。
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バン木ノ頭から下ってまずは檜ノ頭を目指します。
道は特に危険箇所もなく歩きやすいですが、一部ヤセ尾根になったところがあります。
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道は特に危険箇所もなく歩きやすいですが、一部ヤセ尾根になったところがあります。
一旦下り切って軽く登り返すピークが檜ノ頭で、大きなヒノキの木が複数立ち並んでいます。
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一旦下り切って軽く登り返すピークが檜ノ頭で、大きなヒノキの木が複数立ち並んでいます。
去年の秋に付けておいた山名表示板。ここで斜め左の尾根を下るように、矢印を曲げてありますが、役立ってなさそうですね(^∇^)。
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去年の秋に付けておいた山名表示板。ここで斜め左の尾根を下るように、矢印を曲げてありますが、役立ってなさそうですね(^∇^)。
そしてまた黙々と下って行きます。前の皆に谷間で止るように声を掛けておきました。
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そしてまた黙々と下って行きます。前の皆に谷間で止るように声を掛けておきました。
その谷間の鞍部にはこの手製道標があり、正面にあるピークがひのき前頭966mです。ルートはそれを避けて右側の沢筋に出て下りますが、せっかくだからひのき前頭山頂に寄ります。
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その谷間の鞍部にはこの手製道標があり、正面にあるピークがひのき前頭966mです。ルートはそれを避けて右側の沢筋に出て下りますが、せっかくだからひのき前頭山頂に寄ります。
あの上がもう山頂です。
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あの上がもう山頂です。
ここにも去年作った手製道標兼山名表示板を掛けてあります。まぁ、山頂自体は木々に囲まれて見晴らしはサッパリなところですけどね。
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ここにも去年作った手製道標兼山名表示板を掛けてあります。まぁ、山頂自体は木々に囲まれて見晴らしはサッパリなところですけどね。
ひのき前頭からは反対側の斜面にある杣道を下り、忘路峠ルート側の沢の先に出て渡渉します。かなりきれいな水で、これがそのまま道志の天然水「はまっこどうし」になります。
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ひのき前頭からは反対側の斜面にある杣道を下り、忘路峠ルート側の沢の先に出て渡渉します。かなりきれいな水で、これがそのまま道志の天然水「はまっこどうし」になります。
沢沿いを少し下ると忘路峠ルート側の手製道標があります。ここから見てひのき前頭が左なのは当然として、畦ヶ丸が右向きになってます。さっき見た道標では畦ヶ丸が左向きになっていて、なぜ逆なのか混乱しますが、先ほどのはバン木ノ頭経由で畦ヶ丸に、こちらは忘路峠経由で畦ヶ丸に行くことを示している訳です。
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沢沿いを少し下ると忘路峠ルート側の手製道標があります。ここから見てひのき前頭が左なのは当然として、畦ヶ丸が右向きになってます。さっき見た道標では畦ヶ丸が左向きになっていて、なぜ逆なのか混乱しますが、先ほどのはバン木ノ頭経由で畦ヶ丸に、こちらは忘路峠経由で畦ヶ丸に行くことを示している訳です。
そのまま沢沿いに進むと左から別の沢が合流し、一時中州のようなところを進みますが、リボンがあるので混乱しません。その後、キャンプファイアー跡の広場があります。
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そのまま沢沿いに進むと左から別の沢が合流し、一時中州のようなところを進みますが、リボンがあるので混乱しません。その後、キャンプファイアー跡の広場があります。
キャンプファイアー広場を抜けると、また別の沢が横切り、これを渡渉すれば野外活動センター跡地の広場です。左に曲って室久保林道に出て、道志の湯方面に下ります。
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キャンプファイアー広場を抜けると、また別の沢が横切り、これを渡渉すれば野外活動センター跡地の広場です。左に曲って室久保林道に出て、道志の湯方面に下ります。
林道ではyouさんとすずこまさんがランニングで下り、「的様」で合流してしばし観光名所見学です。
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林道ではyouさんとすずこまさんがランニングで下り、「的様」で合流してしばし観光名所見学です。
的様の下は立派な滝になっていて、遊歩道で滝壺まで下れます。結構水量のしっかりした見応えのある滝です。
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的様の下は立派な滝になっていて、遊歩道で滝壺まで下れます。結構水量のしっかりした見応えのある滝です。
農村公園に到着したのは午後4時半頃。公園内の東屋でコーヒータイムにして、しばし皆で談笑して5時半過ぎに解散しました。次回は「登山BBQ」をしようと言うことになりました。一体どこでやるのか思案が必要ながら、それを考えるのもまた楽しいですね(^∇^)v
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農村公園に到着したのは午後4時半頃。公園内の東屋でコーヒータイムにして、しばし皆で談笑して5時半過ぎに解散しました。次回は「登山BBQ」をしようと言うことになりました。一体どこでやるのか思案が必要ながら、それを考えるのもまた楽しいですね(^∇^)v
今回歩いたコースMAP。農村公園から北上して、一番上のところからスタートし、検見ヶ丸-恋路峠-鳥ノ胸山-雑木ノ頭-平指山-浦安峠-大界木山-忘路峠-モロクボ沢ノ頭-畦ヶ丸-モロクボ沢ノ頭-バン木ノ頭-檜ノ頭-ひのき前頭-野外活動センター-農村公園と言う具合に一周しました。この辺りには地図に書き加えたように、たくさんのルートで室久保林道と国境尾根を結ぶことができます。
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今回歩いたコースMAP。農村公園から北上して、一番上のところからスタートし、検見ヶ丸-恋路峠-鳥ノ胸山-雑木ノ頭-平指山-浦安峠-大界木山-忘路峠-モロクボ沢ノ頭-畦ヶ丸-モロクボ沢ノ頭-バン木ノ頭-檜ノ頭-ひのき前頭-野外活動センター-農村公園と言う具合に一周しました。この辺りには地図に書き加えたように、たくさんのルートで室久保林道と国境尾根を結ぶことができます。

感想

 2018年6月17日(日)、YAMAPとヤマレコで知り合った仲間で、裏丹沢西部の山々を歩いてきました。東丹沢はもうヤツらがたっぷりウニョウニョしている時期になったので、しばらくは西側に避難することになりますが、その中でも裏丹沢は去年くまなく歩いてはまったように、地図に未掲載なのにしっかりと歩きやすい魅力的な尾根道がたくさんあります。ただ、メンバーは豪脚揃いな上、難路大好きな皆さん達ですので、今回のルートでは少々物足りないかも知れませんでしたが、長い距離を速く歩く以外にも、やはり未踏ルートをこなしておくと言う重要な要素もあるので、これはこれで有意義だったかも知れません。
 待ち合わせ場所は道志の湯の向かいの農村公園で、準備を整えてスタートしたのは8時。一旦国道側に数百m戻ってから西側の尾根に取り付きます。
 まず目指すのは検見ヶ丸で、三角点のあるピークながら、「西丹沢登山詳細図」には未掲載ルートです。驚いたことに、手前のP831の先から去年の夏にはなかった林道が尾根の上にいきなりできていて、林の中に立っていた表示板が折られていました。そのうち林道は左に逸れていって、尾根を下った鞍部で去年既にあった地図にない林道に合流していました。その鞍部から結構な急勾配を直登すると検見ヶ丸で、山頂には詩のようなものが書かれた木札が掛かっています。
 その先で恋路峠を横切って結構長い急登区間をひーひー言って進むと、鳥ノ胸山になります。当初、ここに11時半近くに到着する計算でしたが、やはりこのメンバーではそんなのんびりした歩きにはならないで、こっちは付いて行けずにゆっくり進んで、小ピーク毎に待っていてもらっても、結局は10時半には山頂に到着。食事にはまだ早いので、そのまま南に縦走し、雑木ノ頭-平指山を抜けて、浦安峠で昼食にしました。
 今回の昼食は「出前山頂」ではなく「ラ峰」ですが、とん(とんのむね山)で食べるから、とん(豚骨)でと言うことにしたものの、図らずも「とん」ではなくて峠になってしました。「鳥がトンなら峠もトンゲだ!」と強引に結び付けて、美味しく頂きました(笑。
 昼食後、浦安峠から甲相国境尾根に出て、大界木山を越えてモロクボ沢ノ頭に進みますが、国境尾根はモロクボ沢ノ頭の手前で大きく下ってしまい、登り返しがえらく大変になります。大室山からの稜線は、モロクボ沢ノ頭の先は大界木よりも畦ヶ丸方面に曲ってるようなイメージですね。メンバーの一人が畦ヶ丸にはまだ行ったことがないとのことなので、そちらに進みつつ、速い連中には先に行ってもらい、こちらは手前の非難小屋まで進んで先行者が戻ってくるところで合流し、皆で戻りました。
 モロクボ沢ノ頭からバン木ノ頭までは、記憶の中ではすぐ近くの印象でしたが、実際は疲れた足には結構長く感じられました。そのバン木ノ頭にはベンチがあり、しばし休憩してからひのき前頭ルートを下って、檜ノ頭・ひのき前頭を通って野外活動センター跡に出て、あとは室久保林道を下って帰りました。
 途中、的様を見学し、農村公園に到着したのは午後4時半。公園の東屋でコーヒータイムになり、皆でしばし談笑して5時半過ぎに解散しました。次回は「登山BBQ」をしようと言うことになりましたが、さてどうなるかな(^∇^)v

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コメント

最高のオヤジの日でした!
トプさん、お疲れ様でした!
今回も楽しい企画&「ラ峰」ありがとうございました。
ほとんど未踏破ルートでしたので良かったです(^.^)
みんなと、お喋りしながらだと、あっという間に目的地に着いちゃいますね。
最後の林道、軽トラとの勝負、面白かったです。
次回は必ず勝ちたいと思います(笑)
最高のオヤジの日のプレゼントになりました(#^^#)
2018/6/19 11:34
Re: 最高のオヤジの日でした!
こちらこそ日曜はありがとうございました。
皆、youさんの脚力に改めて驚くとともに、熊撃退妄想歩きの話にほほが緩みっぱなしでしたよ(^∇^)v
今度はBBQでアスリートな食事を心掛けてるyouさんの胃を、コレステロール攻撃してあげましょう(笑。
2018/6/19 17:10
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