ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1533722
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

兵庫&岡山県境 志引峠〜行者岩〜後山ピストン 岩&花&虫

2018年07月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:53
距離
8.6km
登り
984m
下り
992m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:52
休憩
1:00
合計
5:52
8:43
61
9:44
9:53
29
10:22
10:23
26
939.6m三角点「入谷」
10:49
10:55
3
行者岩
10:58
11:05
30
1094m峰
11:35
11:35
15
上乢&笛石山分岐1253m峰
11:50
11:50
14
行者&一般コース分岐
12:04
12:30
7
12:37
12:37
9
行者&一般コース分岐(2回目)
12:46
12:46
15
上乢&笛石山分岐1253m峰(2回目)
13:01
13:01
3
1094m峰(2回目)
13:04
13:15
17
行者岩(2回目)
13:32
13:32
21
939.6m三角点「入谷」(2回目)
13:53
13:53
42
上乢(2回目)
14:35
志引峠
岩場や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離8.5km、歩行時間5時間、歩行数21,850歩、消費カロリー2,710Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北の後山と南の日名倉山(ひなくらやま)とを結ぶ稜線上で、兵庫県と岡山県の県境に志引(しびき)峠があります。峠脇のモニュメント<写真01>横に自動車を2〜3台停めることができます。
コース状況/
危険箇所等
 ほぼ日陰で風が吹くと涼しいです。危険個所はありません。西日本豪雨の影響は特になく、ルート上の小石などは以前からのものです。志引(しびき)峠<写真01>からしばらくは木の枝が散乱していますが、歩くのに支障はありません。岩場には巻き道があります。
 志引(しびき)峠<写真01>から後山頂上<写真19〜28>までは、基本、岡山&兵庫県境を歩きます。我々のようにうっかり尾根を間違えても、木の間をどこでも歩けるためルート修正は楽です。志引(しびき)峠<写真01>から上乢(かみだわ)<写真03>までは踏み跡がはっきりしない所もありますが、たまにピンク色のテープがあります。上乢(かみだわ)<写真03>からは登山道として整備されており、ルートはわかりやすいです。

 志引(しびき)峠<写真01>からの取り付きは、青いテープに従いいったん西に向かいましたが、ルート修正が必要でした。なるべく県境から外れないようにしたほうが歩きやすいです。
 上乢(かみだわ)<写真03>南の標高760m鞍部からは、上乢(かみだわ)<写真03>へと北上する細い踏み跡があります。復路で利用したら、県境よりも歩きやすくショートカットもできてよかったです。
 標高939.6m三角点「入谷」(にゅうたに)<写真05>から上乢(かみだわ)<写真03>への下りでは、うっかり尾根を間違えてしまいました。小石がゴロゴロして歩き難かったので、下に見える作業道に下りてそのまま上乢(かみだわ)<写真03>に向かいました。

 その他、コース状況の詳細は、周辺情報下欄の添付ファイルで確認できます。
その他周辺情報 兵庫県側には「エーガイヤちくさ」、岡山県側には「愛の村パーク」という温泉&食事&休憩施設があります。志引峠からは、どちらも自動車で数分で行けます。どちらも水(天然水)がこの上なくおいしいです(^_^)。
ファイル
(更新時刻:2018/07/23 23:49)
01志引峠より1,253m峰
後山と日名倉山を結ぶ尾根と、兵庫県と岡山県を結ぶ国道429号線が交わる峠です。上乢&笛石山分岐がある1,253m峰<写真13>が見えました。ここに自動車を停め、尾根ルートを進みました。
01志引峠より1,253m峰
後山と日名倉山を結ぶ尾根と、兵庫県と岡山県を結ぶ国道429号線が交わる峠です。上乢&笛石山分岐がある1,253m峰<写真13>が見えました。ここに自動車を停め、尾根ルートを進みました。
02ヒグラシ♀
ギギッと慌てたセミの鳴き声が上より足元からのほうがよく聞こえました。羽化したばかりのヒグラシがたくさん地面を這っており、ときどき踏みそうになりました。お互い気を付けましょう(^_-)-☆
02ヒグラシ♀
ギギッと慌てたセミの鳴き声が上より足元からのほうがよく聞こえました。羽化したばかりのヒグラシがたくさん地面を這っており、ときどき踏みそうになりました。お互い気を付けましょう(^_-)-☆
03上乢(かみだわ)
標高739mの兵庫&岡山県境の峠です。3年前の8月2日は岡山県側の後山キャンプ場(7月中の利用再開を目指し道路復旧作業中)から、去年7月16日は国道429号線の兵庫県側からこの上乢(かみだわ)にアプローチし、県境尾根を登りました。左側(西)に下山で利用した作業道が写っています。
03上乢(かみだわ)
標高739mの兵庫&岡山県境の峠です。3年前の8月2日は岡山県側の後山キャンプ場(7月中の利用再開を目指し道路復旧作業中)から、去年7月16日は国道429号線の兵庫県側からこの上乢(かみだわ)にアプローチし、県境尾根を登りました。左側(西)に下山で利用した作業道が写っています。
04斜めの岩群
西に巻き道がありますが、上りでは岩の間を直登してみました。周辺は小石がゴロゴロして落としそうになるので、巻き道のほうが安全です。
04斜めの岩群
西に巻き道がありますが、上りでは岩の間を直登してみました。周辺は小石がゴロゴロして落としそうになるので、巻き道のほうが安全です。
05標高939.6m三角点
 点名:入谷(にゅうたに)
展望は効きません。カケスが2羽、ギャーギャー鳴きながら周辺をうろちょろしていましたが、写真は撮れませんでした。
05標高939.6m三角点
 点名:入谷(にゅうたに)
展望は効きません。カケスが2羽、ギャーギャー鳴きながら周辺をうろちょろしていましたが、写真は撮れませんでした。
06ヨツスジハナカミキリ
体長2cm程のカミキリムシです。オスの一番後ろの脚が黒く太いことから、よく似たコヨツスジハナカミキリ(ヤマトヨツスジハナカミキリ)と見分けられます。メス(下)はリョウブ<写真15>などの花粉を食べないと、体内にある卵が成熟しないようです。
1
06ヨツスジハナカミキリ
体長2cm程のカミキリムシです。オスの一番後ろの脚が黒く太いことから、よく似たコヨツスジハナカミキリ(ヤマトヨツスジハナカミキリ)と見分けられます。メス(下)はリョウブ<写真15>などの花粉を食べないと、体内にある卵が成熟しないようです。
07山を守った根っこ道
暴風も豪雨も平気な自然が造り出した防御システムです。この立派に張り巡らされた根がしっかり土を抱えて守り抜きました。感謝しながらこの上を歩きました。
1
07山を守った根っこ道
暴風も豪雨も平気な自然が造り出した防御システムです。この立派に張り巡らされた根がしっかり土を抱えて守り抜きました。感謝しながらこの上を歩きました。
08イグチ科のキノコ
カサの直径は10cm程で、表側はミドリニガイグチのようなうっすら緑色がかった黄色っぽい黄土色でした。生えてはいますが、完全に倒れていました。
1
08イグチ科のキノコ
カサの直径は10cm程で、表側はミドリニガイグチのようなうっすら緑色がかった黄色っぽい黄土色でした。生えてはいますが、完全に倒れていました。
09行者岩西側巻き道より
標高1000m辺りから岩群が見えてきます。動画を撮りながら歩き、往路は西側の巻き道をずっと進みました。復路は岩の間を下りて行者岩てっぺん<写真31>に寄り道しました。コエゾゼミがよく鳴いていました。
09行者岩西側巻き道より
標高1000m辺りから岩群が見えてきます。動画を撮りながら歩き、往路は西側の巻き道をずっと進みました。復路は岩の間を下りて行者岩てっぺん<写真31>に寄り道しました。コエゾゼミがよく鳴いていました。
10行者岩落ちない岩
“落ちない岩”として、合格祈願をしました。受験予定は特にありませんが・・・
1
10行者岩落ちない岩
“落ちない岩”として、合格祈願をしました。受験予定は特にありませんが・・・
11後山南尾根1,094m峰
展望は効かず、あまりピークらしく感じられません。とりあえずここで休憩しました。
11後山南尾根1,094m峰
展望は効かず、あまりピークらしく感じられません。とりあえずここで休憩しました。
12シコクママコナ
苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。ミヤマのほうかと思いましたが、よく見ると、鋸歯のある苞がたまにありました。
1
12シコクママコナ
苞の縁に鋸歯が散生すること、下唇の2条の隆起部分が黄色いことが特徴です。よく似たミヤマママコナの苞には鋸歯が全くありません。ミヤマのほうかと思いましたが、よく見ると、鋸歯のある苞がたまにありました。
13上乢&笛石山分岐
      1,253m峰
ここも展望は効きません。この道標は先月3日の「岡山・兵庫県境交流 第6回けんこう登山会」の際に取り付けられたそうです。
13上乢&笛石山分岐
      1,253m峰
ここも展望は効きません。この道標は先月3日の「岡山・兵庫県境交流 第6回けんこう登山会」の際に取り付けられたそうです。
14後山南尾根1253m峰より
           後山
展望は効かないものの風が涼しい日陰道をずっと登り、1,253m峰の道標<写真13>からわずかに北上すると、やっと後山<写真19〜28>が見えました。この辺りからアキアカネ<写真22>ロードが始まりました。
14後山南尾根1253m峰より
           後山
展望は効かないものの風が涼しい日陰道をずっと登り、1,253m峰の道標<写真13>からわずかに北上すると、やっと後山<写真19〜28>が見えました。この辺りからアキアカネ<写真22>ロードが始まりました。
15リョウブ
西側に見えた白い花をズームしてみました。往路では気づきませんでしたが、稜線上に何本か咲き始めのものがありました。この時季は木の花が少ないので目立ちます。
1
15リョウブ
西側に見えた白い花をズームしてみました。往路では気づきませんでしたが、稜線上に何本か咲き始めのものがありました。この時季は木の花が少ないので目立ちます。
16後山南尾根1,253m峰より
         後山集落
写真の左右手前に写っているのがリョウブ<写真15>です。左側にはランチバイキングや温泉が人気の「愛の村パーク」のヒスイ色の屋根がわずかに見えています。
1
16後山南尾根1,253m峰より
         後山集落
写真の左右手前に写っているのがリョウブ<写真15>です。左側にはランチバイキングや温泉が人気の「愛の村パーク」のヒスイ色の屋根がわずかに見えています。
17行者&一般コース分岐
展望は効きません。側に咲き始めのリョウブ<写真15>がありました。
17行者&一般コース分岐
展望は効きません。側に咲き始めのリョウブ<写真15>がありました。
18コフキサルノコシカケ
カサの表面がココアパウダーをかぶったようになっています。広葉樹らしき枯れ木に生えていました。
1
18コフキサルノコシカケ
カサの表面がココアパウダーをかぶったようになっています。広葉樹らしき枯れ木に生えていました。
19後山頂上
標高1344.4m三角点点名:後山があります。動画には飛び回るツマグロヒョウモン<写真28>やキアゲハが映っていました。激しいバトル中でなかなか写真は撮れませんでした。
1
19後山頂上
標高1344.4m三角点点名:後山があります。動画には飛び回るツマグロヒョウモン<写真28>やキアゲハが映っていました。激しいバトル中でなかなか写真は撮れませんでした。
20後山頂上より
    氷ノ山&三室山
後山頂上より北東方面に兵庫県の標高1位<標高1,510m>の氷ノ山(左側)と、第2位<標高1,358m>の三室山のツーショットが見えました。動画も撮りました。
1
20後山頂上より
    氷ノ山&三室山
後山頂上より北東方面に兵庫県の標高1位<標高1,510m>の氷ノ山(左側)と、第2位<標高1,358m>の三室山のツーショットが見えました。動画も撮りました。
21後山頂上より東方面景観
後山頂上より東方面には、植松山から北の稜線が見えました。竹呂山はギリギリ写っていないようです。
21後山頂上より東方面景観
後山頂上より東方面には、植松山から北の稜線が見えました。竹呂山はギリギリ写っていないようです。
22アキアカネ未熟♂
オスはなわばりを主張するようにこうしたポーズで止まっていることがよくあります。まだ未熟で腹部の色が薄い個体が多かったのですが、稜線から頂上にはたくさんいました。動画も撮りました。
2
22アキアカネ未熟♂
オスはなわばりを主張するようにこうしたポーズで止まっていることがよくあります。まだ未熟で腹部の色が薄い個体が多かったのですが、稜線から頂上にはたくさんいました。動画も撮りました。
23後山頂上より
    船木山&駒の尾山
後山頂上より西方面には、左側に船木山、右には駒の尾山が見えました。岡山県の標高2位<標高1,334m>の船木山は、後山から見た姿が一番存在感があります。動画も撮りました。
23後山頂上より
    船木山&駒の尾山
後山頂上より西方面には、左側に船木山、右には駒の尾山が見えました。岡山県の標高2位<標高1,334m>の船木山は、後山から見た姿が一番存在感があります。動画も撮りました。
24後山頂上より日名倉山
後山頂上より南方面には、日名倉山が見えました。この日はベルピール自然公園のリュバンベールの鐘がよく鳴り響いていました。写真右側に白く四角い凱旋門のような鐘楼が写っています。コスプレの聖地として人気だそうです。
24後山頂上より日名倉山
後山頂上より南方面には、日名倉山が見えました。この日はベルピール自然公園のリュバンベールの鐘がよく鳴り響いていました。写真右側に白く四角い凱旋門のような鐘楼が写っています。コスプレの聖地として人気だそうです。
25後山頂上より南西方面景観
後山頂上より南西方面には、左奥(南南西)の方に総検行(そうけんぎょう)山、さらにその奥に郷鴫(ごうしき)山が見えます。中央には後山集落がよく見えました。
25後山頂上より南西方面景観
後山頂上より南西方面には、左奥(南南西)の方に総検行(そうけんぎょう)山、さらにその奥に郷鴫(ごうしき)山が見えます。中央には後山集落がよく見えました。
26後山頂上標識岡山県側
標高1,344.4mの後山は岡山県の標識には“1,344m”と表記されていました。小数点以下を四捨五入したらそうなりますね。ところが・・・<次へ>
26後山頂上標識岡山県側
標高1,344.4mの後山は岡山県の標識には“1,344m”と表記されていました。小数点以下を四捨五入したらそうなりますね。ところが・・・<次へ>
27後山頂上標識兵庫県側
兵庫県の標識には岡山県より1m高い“1,345m”と表記されていました。
27後山頂上標識兵庫県側
兵庫県の標識には岡山県より1m高い“1,345m”と表記されていました。
28ツマグロヒョウモン♂
メスの前翅の表側の先端部分が黒いというのが名前の由来です。南方系の蝶でうちの庭でも育っていますが、近年生息域が北上しています。後山頂上でオス同士激しいバトルを繰り広げており、なかなか止まってくれませんでした。
28ツマグロヒョウモン♂
メスの前翅の表側の先端部分が黒いというのが名前の由来です。南方系の蝶でうちの庭でも育っていますが、近年生息域が北上しています。後山頂上でオス同士激しいバトルを繰り広げており、なかなか止まってくれませんでした。
29道仙寺奥の院行者堂
往路では気づきませんでしたが、「道仙寺奥の院拝見処」という青いプレートがあり、少し突き出た岩の上から道仙寺奥の院行者堂が見えました。ここは現在も女人禁制です。
29道仙寺奥の院行者堂
往路では気づきませんでしたが、「道仙寺奥の院拝見処」という青いプレートがあり、少し突き出た岩の上から道仙寺奥の院行者堂が見えました。ここは現在も女人禁制です。
30行者岩北端より振り返って
南から登るときは、いつも写真左奥に見えている平らな岩に腰掛けて休憩します。ここから岩の間を下りるのは初めてでした。楽しかったです。
30行者岩北端より振り返って
南から登るときは、いつも写真左奥に見えている平らな岩に腰掛けて休憩します。ここから岩の間を下りるのは初めてでした。楽しかったです。
31行者岩てっぺん
もっとも行者岩にふさわしそうな岩のてっぺんに登りました。普通に歩いて行けますが、この岩の先端で行き止まりです。連れが小人のように見えています。
31行者岩てっぺん
もっとも行者岩にふさわしそうな岩のてっぺんに登りました。普通に歩いて行けますが、この岩の先端で行き止まりです。連れが小人のように見えています。
32行者岩屏風状岩
屏風のように幅の狭い岩がいくつか並んでいました。往路の歩きながらの動画にも映っています。ここで最後の休憩をとりました。
32行者岩屏風状岩
屏風のように幅の狭い岩がいくつか並んでいました。往路の歩きながらの動画にも映っています。ここで最後の休憩をとりました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター) サブザック

感想

 県境にある後山の岡山県側は、西日本豪雨の影響でアプローチが困難になっていました。そこで、両県の県境にある志引峠(しびきとうげ)を起点に、安全な県境尾根を伝って歩き、後山を往復することにしました。
 全行程にわたって危険個所のない安全な道でしたが、志引峠から標高939.6mの三角点(点名:入谷)まではルートファインディングがやや難しいので、読図のスキルは必要です。
 
 猛暑の中での全行程尾根歩きのため、熱中症を心配しましたが、コースのほとんどが日陰で涼風が常に吹いていたおかげで、後山頂上付近よりも高度が数百メートル低い所でも体感気温はさほど暑くなく、快適な山行をすることができました。

 夏の尾根道なので、花はまばらでしたが、昆虫はたくさんいました。 高度の比較的低い所では羽化したばかりのヒグラシがあちこちで地面を這っていました。たくさんいたので、何回も体当たりされたり、逆にこちらが踏みそうになったりしました。
 高度の高い所では、避暑のために上がってきたたくさんのアキアカネが舞っていました。稜線上は今年も期待通りのアキアカネロードで安心しました。6月に麓の田んぼで羽化し、集団移動をしてきたのでしょう。しかし、岡山県1位&兵庫県3位の高山でもこの日は暑かった・・・(>_<)
 後山頂上ではキアゲハやツマグロヒョウモンがバトルを繰り返していました。クマバチも1匹だけいました。 中にはてっぺんを取ったつもりなのか、バトル後、後山頂上三角点の上に止まるものも(^_^)
 季節などを感じさせてくれる動物は見ていて飽きません。エゾハルゼミに代わってコエゾゼミがよく鳴いていました。動画を撮ったら、BGMはほぼコエゾゼミとウグイスでした。

 後山南尾根の標高1,250m地点辺り(板馬見渓谷分岐の少し南)から真西方向の標高1,020m地点辺りに道仙寺奥の院が見えました。未だ女人禁制の聖地です。その風習が残るのは奈良県の大峯山とここぐらいでしょうか?
 9月7日・8日にはここで柴燈大護摩供養が営まれます。その日は全国から1万人余りの修験者達が訪れますので、岡山県(旧東粟倉村)側からの後山アプローチは避けた方がよさそうです。
 
 行者岩などの岩場は、展望は効きませんが、岩に登ってなんちゃって修行を体験できます。平らな岩もあり、腰掛けて休憩するにはもってこいです。楽しかったので、行きも帰りものんびりしました。
 岩場あり、少し急な斜面あり、距離の割にはなかなかいいトレーニングとなりました。



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1195人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら