五色ヶ原(室堂→立山→五色ヶ原→黒部ダム)
- GPS
- 16:05
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,842m
- 下り
- 2,825m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 7:56
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:03
天候 | 晴れ 日射しが強かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:黒部ダムよりトロリーバスにて扇沢。 扇沢より長野駅までバスに乗り、長野新幹線で帰る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
平の小屋・くろよんロッジ間は所々で道が崩壊した跡があり、梯子等で補修がされているものの、最新情報に注意。また、増水にも注意。 |
写真
感想
親より五色ヶ原が良いトコだと聞いたのは随分と昔の話。天気と休暇とトロリーバス引退情報に背中を押され、実行を決めました。
アプローチは竹橋発の夜行バスを利用で、翌朝7時室堂着。思ったより快適。またお世話になろう。
室堂で冷たい飲料水を仕込んで一の越へ。観光客に混ざって歩くのだが、なかなか調子が上がらない。立山の神社に行くつもりだったけど大丈夫かな、と思ったけど一の越に着いて一息ついたら調子が出てきました。
立山は山頂の神社でお祓いを受けました。立山は二度目ですが山頂は初めてです。何しろ、ここの山頂はお祓いを受ける人しか入れませんので。お祓い順番待ちの間に景色を堪能。その後は脇目も振らず一の越まで下りました。
五色ヶ原山荘に3時までに着きたいと思って、脇目も振らず登山道を歩くつもりが、久しぶりに多くの高山植物に遭遇し、ついつい足が止まります。龍王岳は一ノ越からは難しそうに見えるけど、浄土山に到着してみたら30分もあれば往復できそう。雷の心配もなさそうなので、龍王岳にも登りました。イワイワの狭い山頂で、休憩には向きませんが、心残りはなくなりました。
寄り道したので五色ヶ原に急いだのですが、時間の割には五色ヶ原方面に向かう人が多くて、ちょっと驚き。遅くても3時には宿泊地に到着という感覚なものですから。
高山植物は水不足の為か、フウロもトリカブトもお疲れ気味。五色ヶ原と薬師の眺めは素敵です。有峰湖が見えましたが、あそこからの登りは根性要りそう。いえ、2回登っているんですが登った気がしません。行きたいな、薬師。
竜王岳の山頂は、到着直後こそ団体さんがいてちょっと賑やかでしたが、気が付いたら5、6人が思い思いに静かに山を眺めていました。私も後立山の眺めを前に時間を忘れていました。ほんの一瞬かもしれませんが、贅沢な時間でした。
その後は高度を下げてザラ峠を通過。ひと登りふた登りしたら、草原が目の前に広がりました。草原や登山道沿いの花を楽しみながら五色ヶ原山荘に到着。お風呂で汗を流してさっぱりし、外で夕涼み。なだらか(そう)な道を眺めて薬師や黒部源頭に思いを馳せたり、無理めの読売新道と赤牛を何度も辿るように眺めたり。それよりも何よりも、針ノ木岳です。目の前に鎮座している鋭く大きな山。登れる気がしないけど行きたいな。それから鹿島槍に五竜もまだ行ってない。行きたいな行きたいな。
翌日は黒部ダムに下りるだけなのでゆっくり出発すれば良いような気分でしたが、よくよく地図を見直すと、そうのんびりもできないのでした。それでもテント場を通って朝の五色ヶ原を抜ける道は気持ち良いものでした。ここではチングルマもハクサンイチゲも瑞々しくてピチピチしています。
間も無く勾配が急になり、樹林帯に入ります。刈安峠を通過してさらに行くと、黒部湖か現れ、平の小屋に出ます。この小屋も泊まってみたかったのですが、今回は見送りです。いつかは泊まりたいです。(プラン、発酵中)
平の小屋であんぱんとスープを補給しながら他の登山者と四方山話。小屋の人曰く、今年の暑さは異常で、気温が27℃もある〜、と。あ、下界ではその気温は涼しいと呼ぶのですが。。。
これから歩く「水平道」は実はアップダウンのある「いんちき水平道」(だそうな)。いんちき水平道を進まないと黒部ダムに着かないので、ギラつく日差しの下、黒部ダムまで約4時間、歩きました。途中で何度か大きな沢を渡り、着ていたシャツを沢で濡らして暑さを凌ぎ、疲れたあ、疲れたあと呪文のように唱えながら歩きました。
黒部ダムに辿り着いたら、黒部湖駅の冷房とダムの観光放水、そして放水から浮かび上がった綺麗な虹が出迎えてくれました。✌️
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