黒川鶏冠山&大菩薩嶺
- GPS
- 29:20
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 1,246m
- 下り
- 1,815m
コースタイム
-14:00六本木峠-15:35丸川荘
1月2日 丸川荘8:10-9:50大菩薩嶺-10:00雷岩-10:50大菩薩峠11:00-11:38石丸峠-13:30上日川峠13:42-15:10大菩薩嶺登山口BS
天候 | 晴れ時々曇り。2日目は風花が舞っていました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰り:大菩薩峠登山口バス停から塩山駅までタクシーで2,780円。バスの本数は少ないです。 時刻表(山梨交通) http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/timetable03.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
柳沢峠から丸山峠の間、凍結注意。 軽アイゼンを使うかどうかの判断は迷うところではありますが、少なくとも持っていった方が良いという状況です。 木の根をアイゼンで踏みたくないので、自分はアイゼンを使わず歩き通しました。 上日川峠から下の登山道は、土や枯葉の下に氷が埋まっているので、歩く時は注意が必要です。 トイレは柳沢峠・上日川峠に公衆トイレがあります。 丸川峠(丸川荘)は宿泊者以外は有料でペーパーは持ち帰り。(宿泊しましたが持ち帰りました。) 大菩薩峠は介山荘隣に公衆トイレがありますが、使用していないため詳細不明。 大菩薩峠登山口バス停の番屋茶屋は2日目にして既に営業していました。 今回はスルーしましたが、ここのほうとうが好きです。 |
写真
感想
以前に大菩薩嶺に行った時、コーヒーと薪ストーブ目当てで立ち寄ったのが、丸川峠にある丸川荘。
火にあたったり、小屋のご主人にお話をお伺いしたり、木彫作品を買ったりで、
あっという間に時間が過ぎてしまい、バスを乗り逃がしたという経験があります。
その丸川荘に泊まろうというのが、今回の山行の目的です。
タクシーで奥まで入り、落合という集落から入ることを検討しましたが、
柳沢峠からの登りは美しい自然林の道だそうで、落葉しているけどそっちに行こうということになりました。
なお、この道は新緑の季節と、紅葉の季節がオススメだそうです。
柳沢峠から、雪道を凍結に注意しながらゆるゆると登ります。
雪がない季節は、観光客が歩いていることが容易に想像できる道です。
数箇所に観光用と思われる道標が立っています。
そしてあっけなく六本木峠に到着。(ギラギラした名前。。。)
ここから黒川山まで、ゆるやかにピークを巻きながら歩きます。
しばらくして林道を横切ろうとすると、通行止めのロープが張られ、通行止めの説明が。。。
「近代の坑道の坑口付近に崩落が発生し、今後も落盤、崩落の恐れがあるため、当分の間循環道の通行止めを致します。」
近代の坑道はともかく、循環道ってどこですかー。
このロープを一歩越えたら、ワタシ、地下に落っこちちゃうんですかー。
・・・なわけはなく、ワタシもまた、車や人が大勢通行した跡のある道に足を踏み入れるのでした。
横手山峠を経て黒川山までゆるゆると歩き続け、さらに平坦な道を歩くと見晴台に到着。
ひょっこり岩場に出ると一気に視界が開け、奥秩父・南アルプス・富士山方面をぱあーっと見渡すことができるこの場所は、
もっと天気のいい時に立ちたいです。
見晴台から下りておにぎりを食した後、黒川山直下まで戻って鶏冠山との間を往復。
元来た道を辿って六本木峠まで戻り、その先は丸川峠まで巻き道を行きますが、原生林と大きな岩に囲まれた趣のある道です。
苔と雪のコントラストも素敵ですが、5月頃?はいっそう綺麗なのだそうです。
ついでに、黒川山の南面も自然林の見事な道だそうで、季節を変えてまた来なくちゃと思いました。
六本木峠からの狭い道を寒い寒いと歩き、夕暮れ近い丸川荘にやっと到着。
丸川荘の中には小屋主の只木氏が作製した木彫り作品が色々あります。
何かいいものを買おうというのが今回の山行の目的のひとつです。
(同行者は、山行前から買うものを決めていました!)
作品を購入した後は、薪ストーブにあたって、ぶら下がったランプの下で晩御飯。
外からはふくろうが数度「ホー」と鳴くのが聞こえ、只木氏に元旦から縁起が良い、今年はいいことあるよと言われると、
単純に有頂天になってしまうrainbowでした。
食後は大菩薩嶺や丸川荘を取り上げた番組DVDを視たりしてから、
あんかの入った布団でたっぷり眠りました。
翌日、朝ごはんの後でコーヒーをいただいてからゆっくり出発。
のっけから鹿が4頭、前方にぴょこぴょこ飛び出してきて驚きです。
日陰の雪道は凍結しておらず、傾斜もきつくなく、楽に歩くことができます。
男性2人組とすれ違った時に「あと20分くらいで山頂に着くと思いますよ。」と言われ、
ほんまかいなと思ったら程なく大菩薩嶺山頂に到着。
誰もいない静かな山頂でした。
正直、長居してもつまらないので、大菩薩峠に向かいます。
天気は晴れたり曇ったりですが、出発が遅かったせいか歩いていて寒さを感じません。
途中、首に無線をつけたシバイヌ?に出会いました。
この日は銃声が多く響きましたので、猟犬なのかもしれません。
大菩薩峠を通り、次のピーク(熊沢山)を越え、笹原の気持ち良さそうな石丸峠に到着。
ここで昼食にしても良かったのですが、雪がちらちらするので先に行きます。
上日川峠に到着しても人が1人いるだけ。ますます寒そうな景色です。
ここからは休憩をとらず、大菩薩峠登山口まで一気に下って、今回の山行は終わりました。
次回はまたのんびりと新緑を愛でに行きたいものです。
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1日目に抹茶ラテの缶を拾ったが中身(多分雨水だと思う)が凍っていた。
歩いているうちに少し溶けたので、始末が悪かった。
丸川荘の木彫りのふくろう、rainbowさんのレコ と雰囲気がぴったり合っていますね
読んでいるあいだ、ずっと頭の中にそのふくろうがいましたよ。
また覗かせてくだいな
雰囲気がぴったりと言っていただけて恐縮ですー。
ふくろうは次回からあちこちの山に連れて行くつもりです。
monsieurさんのインターナショナルなレコにもびっくりしつつ、
ワクワク読ませていただきました。
次回も楽しみにしてます。
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