燕岳 〜Perfect Blueの正月営業最終日〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 33.0km
- 登り
- 2,337m
- 下り
- 2,330m
コースタイム
駐車場5:06→5:09ゲート→6:26観音峠→6:37「あと6km」
→7:27信濃坂→8:20有明荘→8:35中房登山口(途中休憩3回)9:05
→9:40第1ベンチ→10:03第2ベンチ10:16→10:48第3ベンチ
→11:30富士見ベンチ11:42→12:12合戦小屋12:24
→12:55合戦沢ノ頭13:00→14:00燕山荘(宿泊受付)?:??→15:15燕岳山頂15:32
→16:14燕山荘(そのまま日没観賞)→16:53日没
ゲート〜中房温泉:休憩込み約3時間半
中房温泉〜燕山荘:休憩込み約7時間
※合戦小屋から先は写真撮りまくりながらでまったりペース・・・ってことにしておこう(苦笑)
<9日>
燕山荘7:13→7:50合戦沢ノ頭(通過)→7:58合戦小屋(通過)→8:13富士見ベンチ(通過)
→8:27第3ベンチ(通過)→8:42第2ベンチ(もうこの際下まで一本だな!笑)→8:53第1ベンチ(通過)
→9:10中房登山口着(アイゼン・ピッケルOFF)9:23→途中休憩1回、12:00ゲート着
燕山荘〜中房温泉:休憩無し約2時間
中房温泉〜ゲート:休憩込み約2時間40分
天候 | 8日 快晴微風(ただし稜線上はそれなりの風、でも弱い方でしょう) 9日 雪。下界は晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●中房温泉までの林道歩き 一部凍結箇所に気をつけながら、ノーアイゼンで歩く。休憩込み3時間半、まずまず。 ●中房温泉〜燕山荘 ・ピッケルは出さず、アイゼン装着のみで行く。 ・合戦尾根が北ア三大急登であることを、雪道を歩いて初めて納得。斜度のとおりに雪が付き、行く先を眺めると壁のように見える。 道は踏み固められておりアイゼンはよく利くものの、足を水平に置けないので踏ん張らなければならない。ピッケルを突いてったほうが楽だったのかなー? ・合戦小屋からは赤符がマメに差してあります。踏み跡を外すとズボっ。 ・燕山荘直下が最後の最後に急登。気合いだー! 燕山荘スタッフの方曰く、「雪は例年の半分くらい」とのことでした。 ●燕山荘〜燕岳 アイゼンで行く。強風にさらされているせいか雪は少々。ほぼ夏道どおりかな? ●下山 新雪が20cmほど積もった中、うっかりこの日のトップを行く羽目に。 赤符をたどりながら進むが、数歩進んではズボ。 踏み跡を外さないように合戦沢ノ頭まで小股歩き大作戦で乗り切る。 追いついたパーティに先を行ってもらい、富士見ベンチから再びトップ。 それにしても登りのしんどさとは打って変わって、下りは非常に快適。 調子に乗ってノンストップで中房まで下山。 林道の下の方は雪融けが進んでいました。 |
写真
感想
正月明けて、2日出勤したら3連休どうもありがとう。
ギリギリ年末年始営業中だし、冬に行ってみたかったし、大天荘支配人の榊さんにも挨拶したかったので、燕岳を目指すことにしました。
気になる天気予報も悪かったのがだんだん良くなって、期待は高まるばかり。
早起きという難関をまずは突破し4時半に到着、駐車場も空いており第2の難関も突破。
30分で支度して、5時には出発だな♪よしよし。
綺麗な星空、絶対晴れる♪♪ちょうたのしみだー!
しかし・・・ まさか・・・
ハードシェルを家に忘れてきたとは!!!!!!!!!!!!
まじありえない!!!!!!!!!
天気が晴れなのと、J氏がアウターを2枚持っていたことに奇跡的に救われ、事なきを得たのだが・・・。
凹むわ〜〜〜〜〜〜。ついさきほどまでのハイテンションはどこへやら。
まあ、、、気を取り直して、、、しゅっぱぁつ、、、。
3時間半の道のりの末、中房温泉では思わず「ゴール!」と言いたくなる。
すでに重い足取りにさらにアイゼンという重りを装着。
雪をまとって一段と急に見える合戦尾根との戦いの始まり。地道に標高を稼いで行く。
合戦小屋から先は樹林が開けて、真っ青な空の下気持ちよく歩ける。気持ちいいけどしんどいはしんどい。
少し歩いちゃー「あ!これいい!」「こっちの角度もいい!」などとはしゃぎ写真をとりまくる。
たのしー。ちょーたのしー。やっぱ山は晴れがいいねー。
稜線歩きを堪能しながら、14時に燕山荘に到着。
表銀座の稜線に出るとやはし風が強く寒い。
しかし綺麗だ〜〜♪裏銀座を眺めて夏を懐かしむ。
宿泊受付をしに山荘に入ると、早速榊さんに会えました。
「来ました〜!」と笑顔の再会。
いろいろ話もしたいけど、天気のいいうちにピーク狩りへGO。
山頂へのルートはほぼ夏道どおりですね。
申し分の無い晴れ渡った空。夏とは違い冬の空はとっても澄んでいる。
遠くの山も下界も、とってもクリアに見渡せる。すごい。
まったりのんびりすごして、山荘に戻るとまもなく日没。
そのまま外にとどまり日没を見届けました。
「ありがとう」とお天道様に感謝したくなる素敵な1日でした。
同じくらい、燕山荘のコタツも素敵でした(笑)。ぬくぬく。
翌朝は低気圧の到来に伴って吹雪気味。
踏み跡も新雪に覆われてしまった。
なのに支度が早く済んでしまったがためにこの日のトップを行く羽目に。まじかい。
合戦沢ノ頭で後続パーティに道を譲り、富士見ベンチからは再びトップに。
登りとは対照的な下りの快適さ。ツンデレか! 中房まで一気に下りた。
ほっと一息ついて、再び12kmの道のりを歩いて帰る。
ソリをデポっていた人はさぞ楽ちんで下山したんだろうなあ。
行きは下りだった信濃坂が帰りは上りとなり、くたびれた体に追い討ちをかける。
そこさえ乗り切れば、あとは下るだけ〜。
12時、無事に駐車場に帰還。
疲れたけど楽しかった!!!
4日に鳳凰に行ったのがいいトレーニングになっていた気がする。
こんだけ長い林道歩きを経験しておけば、今後多少のアプローチがあってもへっちゃらだね。
今度は燕山荘で年越ししてみたいな。
コメント
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ほう〜、榊さんに会いに行きましたか、いいことです。
私も榊さんにはひとしきりお世話になっています。
大天荘のブログ、昨年と一昨年、小屋明けで私の写真が出てますよ。
しかし、雪山に行くのにハードシェル忘れたって・・・、信じ難い話で目が点です。
でもスペア―を持ってた人が居たってのも素晴らしすぎる話です。
どうしても理解できないのは、締めがなんで銀杏なのかな?
あれって燕山荘の炬燵でいただくと雰囲気がいいと思うけど・・・
って云うか、私たちが燕山荘で年越しをした時は炬燵は出てませんでした、楽しみにしてたのですが。
yokoさんが北アを楽しんでる時、私はラッセルにもがいてましたよ。
追伸:
乙女心をどこかの笹薮にデポしたままだって言ってたけど、とっても可愛らしく写ってるじゃない、顔見せ解禁なのかな?
ところで・・・、乙女心、一体いくつ持ってるのかな?
ほんとだー!写真載ってますね。
でも、ふふふ、実は私も大天荘のブログに写真が出てるんですよ〜。2010年の8月です。
「続きを読む」をクリックしないと出てきませんが。
自分が悪いんですけど、ハードシェルの件は本当にショックでした。
気候が穏やかだったので何とかなりましたが、2度と犯したくない過ちです。
銀杏は単に山で食べるのを忘れてたってだけです(笑)
お正月はこたつ無かったんですか!?お客さんが多いからかな〜?それは残念でしたね。
noborundaさんの猛ラッセルレコ、、、息が詰まりそうでした。ご無事で何よりでございます。また改めてコメントさせていただきますね。
顔はこれまでも別段隠してるつもりはありませんでしたが?今回は写真のサイズが大きかったから目立ちますね。
そう言われると恥ずかしくなってきた・・・。
yokowvさん、こんにちは。
すれ違ったおじさんのshigeです。
8日は午後も晴れ渡り、冬の燕岳と燕山荘の宿泊を
楽しめてたようでなによりです。
下山後に私のページに訪問があり、使っていたカメラが
キャノン以外の一眼だったのでyokowvさんかな
と思っていたのですがやっぱりそうでしたか。
ほんの一時の会話でしたが、山を本当に楽しんでいる
様子で嬉しくなりました。
登山技術を磨き、安全で楽しい登山を永く続けるられる様にして下さい。
私は山の時間がなかなか取れないのと歳なので
軽い荷で天気の良い時をねらってさっと景色を見て
下りる山行ばかりになっていますが
どこかでまた会えることを楽しみにします。
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