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Yamareco

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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

六甲山【最高峰 後鉢巻山】

2012年01月09日(月) [日帰り]
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jurakusui その他1人
GPS
--:--
距離
8.2km
登り
905m
下り
383m

コースタイム

12:10高座の滝-12:50風吹岩13:20-展望岩(横池分岐近く)-14:15雨ヶ峠-14:35本庄橋跡14:45-15:45最高峰16:00-16:15後鉢巻山16:20-16:50宝殿橋バス停
天候 晴れのち曇り、ときどき霰
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
最寄駅は各線芦屋。

下山は阪急バス「宝殿橋」→各線芦屋(阪急芦屋川・JR芦屋経由、阪神芦屋行き)。

*運賃は3駅とも520円。本数は概ね1時間に1本で、わりと遅くまで出ています。詳しくは阪急バスHPを参照。遅くなった時やエスケープ時に利用価値大。
コース状況/
危険箇所等
【高座の滝〜最高峰】
 危険箇所なし。登山日は気温が高かったせいか、雪は一軒茶屋の手前でようやく目立つ程度。
 トイレは高座の滝および最高峰の手前。

【最高峰〜後鉢巻山〜宝殿橋バス停】
 最高峰から宝塚方面へ縦走路を取り鉢巻山トンネル北側の登りに入ると、途中左手に山頂への道が出ています。分岐に掲載写真のプレート。山頂まで1〜2分。
 縦走路はやや雪があります。特に下りの階段は滑りやすいので注意。登山日はアイゼン不用でしたが天候状況によっては必要となるでしょう。
 宝殿橋のバス停にトイレがあります。入っていませんが「有料」の掲示あり。

*後鉢巻山(898m):六甲山系の名前の付いている山ではおそらく最高峰に次ぐ山。鉢巻山トンネルのすぐ北に位置します。電波塔があり、最高峰から東に見えます。山頂は木立ちに囲まれ展望なし。見た限り山名標識はありませんでしたが、ケルンらしき石積みがありました。

*20年以上前に芦屋で一番高い山と教えられました。ところが、7〜8年前に買ったエアリアでは蛇谷北山(848m)が芦屋市最高峰となっており以来疑問となっていました。このほど芦屋市のHPで市の基本図(白地図 地域「的場山」)を閲覧したところ後鉢巻山に「芦屋市最高地点」の記載がありました。山頂は神戸市北区・芦屋市・西宮市の境界のように見えます。エアリアのミスか、あるいは芦屋市は山頂ではなく山腹まででそこが高度では一番ということなのか…よくわかりません。
鳴らした鐘の音が想像と違ってちょっとびっくり。今年も無事に山歩きを楽しめますように。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
1/9 21:29
鳴らした鐘の音が想像と違ってちょっとびっくり。今年も無事に山歩きを楽しめますように。
風吹岩にある鉄塔「新神戸線」。ナンバー四六。馬の背のは確か四四。住吉・御影の方から上がると、仲間?の鉄塔に出合えるかも。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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風吹岩にある鉄塔「新神戸線」。ナンバー四六。馬の背のは確か四四。住吉・御影の方から上がると、仲間?の鉄塔に出合えるかも。
本庄橋跡にある18世紀末の絵地図。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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本庄橋跡にある18世紀末の絵地図。
芦屋〜宝塚付近をアップ。昔の地名がわかります。六甲山のほかに「武庫山」とあるのはどこなんでしょう?
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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芦屋〜宝塚付近をアップ。昔の地名がわかります。六甲山のほかに「武庫山」とあるのはどこなんでしょう?
最高峰の三角点の表示。設置者の中に財産区とありますが、最高峰へ至る山の中に旧三条村・津知村の入会地でもあるのでしょうか。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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最高峰の三角点の表示。設置者の中に財産区とありますが、最高峰へ至る山の中に旧三条村・津知村の入会地でもあるのでしょうか。
山頂にある背の高いものどうし。お見合いしている風にとったつもりですがいまいち。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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山頂にある背の高いものどうし。お見合いしている風にとったつもりですがいまいち。
奥に見える塔の立っているのが後鉢巻山。ナンバーワンとツーの共演風に撮ろうとしましたが、これも…
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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奥に見える塔の立っているのが後鉢巻山。ナンバーワンとツーの共演風に撮ろうとしましたが、これも…
最高峰より後鉢巻山。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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最高峰より後鉢巻山。
最高峰への坂からごろごろ岳。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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最高峰への坂からごろごろ岳。
同じく。木で半分隠れていますが荒地山。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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同じく。木で半分隠れていますが荒地山。
同じく。おそらく蛇谷北山。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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同じく。おそらく蛇谷北山。
縦走路にて。下り階段は滑りやすかったです。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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縦走路にて。下り階段は滑りやすかったです。
鉢巻山トンネル手前。この後、何度か市境界をまたぎます。芦屋市になって西宮市になってまた…といった感じ。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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鉢巻山トンネル手前。この後、何度か市境界をまたぎます。芦屋市になって西宮市になってまた…といった感じ。
鉢巻山トンネルの手前で縦走路は車道と分かれて山に入ります。急ぎの場合はトンネルを(車には注意)。縦走路とは無関係ですが、ただいま治山工事中とのこと。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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鉢巻山トンネルの手前で縦走路は車道と分かれて山に入ります。急ぎの場合はトンネルを(車には注意)。縦走路とは無関係ですが、ただいま治山工事中とのこと。
工事の場所が北区●●(後鉢巻)となっています。山の一部は北区。山頂は何市に属するの?
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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工事の場所が北区●●(後鉢巻)となっています。山の一部は北区。山頂は何市に属するの?
縦走路と後鉢巻山山頂への分岐。このようなプレートがあります。×の方が山頂。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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縦走路と後鉢巻山山頂への分岐。このようなプレートがあります。×の方が山頂。
山頂にて。電波塔が一つ立っています。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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山頂にて。電波塔が一つ立っています。
同上。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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同上。
電波塔より少し道を戻ったところにて。電波塔を撮ろうとしゃがんだりしていたら見つけました。ケルン?
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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電波塔より少し道を戻ったところにて。電波塔を撮ろうとしゃがんだりしていたら見つけました。ケルン?
鉢巻山トンネルの反対側から後鉢巻山。あまり目立ちません。
2012年01月09日 21:29撮影 by  FinePix Z10fd, FUJIFILM
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鉢巻山トンネルの反対側から後鉢巻山。あまり目立ちません。

感想

 登り初めは高座の滝から最高峰。滝の横の護摩堂にお賽銭を投じて今年の山の安全をお祈りします。この日は気温が高くロックガーデンでは汗が出ました。相方は草木を観察しながら、こちらは枝道をチェックしながら登るのですが、気にするといろいろ見つけてしまうもので、「これは●●へ行くはず」「これは知らん!」といちいちひっかかる次第。ところで中央稜にいたとき、馬の背の第二鉄塔の少し北ぐらいから高座谷方面に急斜面を下りている人の姿が見えました。あんなところに道があるのでしょうか?遠目には崖を下っているようで落っこちないか怖いです。機会があれば確認しようと思いますが。

 宝殿橋のバスに乗り遅れると一時間待ちなのでどこかでペースを調整しないといけないのですが、最初からそういう作業ができるほど器用ではないので気ままにえっちらおっちら行きます。雨ヶ峠、本庄橋跡を過ぎ、勾配がきつくなるとやがて雪がちらほら見え出して、その雪が道一面に広がり慎重に踏みしめるようになると程なく一軒茶屋でした。最高峰は遅いせいか寒さのせいか誰もいません。真偽不明ながら条件が良ければ白山・御嶽が見えるらしい頂上の見通しは、この日はあいにく宝塚の山くらいまで。寒々しいのですぐに退散しました。

 後鉢巻山は最高峰からほど近く、目印は白い電波塔。空の色になじんで目立たないと思いますが、荒地山裏や横池分岐の展望岩からも見えるのでしょう。話は変わりますが、送電線といい鉄塔類といい山では良い目印と思います。さて、後鉢巻山への分岐は簡単に見つかり一瞬で到達しました。電波塔がでんとあるだけと言ったら失礼ですが、素人には特色を見出せず、残念なことにくつろげるスペースもありません。とあるHPに載っていた山頂標識は撤去されたのか見つからず。エアリアには名前がないし、これでは無名の山と思われそうで心配です。むしろトンネル裏の丘といった趣も無きにしもあらず?とにかく六甲山系の中で存在感が薄いと感じます。名前付きの山ではたぶん第二峰で、芦屋市が言うところの「芦屋市最高地点」(同時に西宮市の最高地点の可能性も?)なのに。別に芦屋市の回し者ではありませんがちょっと応援したくなる山です。見落としそうな場所にぽつんとあるケルン(?)が妙にそれらしく似合って見えたのは、そんな気持ちでこの山にいたからでしょうか。

 時間があれば石の宝殿でゆっくりしたかったのですが、バスに遅れそうなのでサッと手を合わせて急ぎます。車道は思いのほかよく車が通るのではねられないよう端に寄り、縦走路への分岐を左に見送りずんずん下りるとスピードがついてきてふと箱根駅伝の6区もこんな感じなのかと想像します。早歩きでこれなんだから駆けるとまさに韋駄天の如し。琵琶湖じゃなくて六甲山で西日本の大学駅伝をやったら応援しやすいのに、と横にそれゆくうちにバスになんとか間に合いました。こちらはもっと早いもので20〜30分で駅に到着。最近はショートハイクが続いていたのでちょっと足腰にきました。ぼちぼち鍛えて今年もたくさん山へ行きたいものです。

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