伏美岳
- GPS
- 11:39
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,487m
コースタイム
(2日目)伏美避難小屋(6:05)-Co1100夏道合流地点(7:30)-伏美岳頂上(10:35)-北東尾根滑走開始(10:54)-夏道合流(12:48)-伏美避難小屋到着(13:11)-伏美避難小屋発(14:42)-林道ゲート(16:58)
天候 | (1日目)曇りのち夜半雪 (2日目)曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年二回目の伏美岳。
今回は恩師の元帯畜大監督のS師匠。バリバリスキーヤーのM師匠にあわせ帯畜大山岳部OB Gさんと現役新入部員二人・部サポーターのIさんの7人となる。
基本、スキーヤー組と現役を中心とするパーティの二グループに分かれての山行となるが私はスキーグループ。
本当は12時半ぐらいにゲートを出発したかったのだが、職場から呼び戻しの連絡を受けて結局出発は2時半過ぎとなる。
実は1時半まで師匠二人は待っていてくれたらしく本当に申し訳ございません。
暗くなってのヘッドランプ林道歩きはいやだったので必死に先行者のトレースを利用して飛ばす。
暗くなる頃、師匠二人に追いついた。伏美岳小屋直前の林道で訓練から下山した現役諸君と出会う。
貸切状態の快適な伏美小屋では山岳部現役諸君と楽しく呑んだ。
風は強烈な音を立てて一晩中、吹いていた。
翌日、風の爆音を聞きながら伏美岳小屋から東に少し下りたところから斜面を登りだす。(前回は伏美岳小屋西側の緩斜面)
Mさん。Sさん共に元気である。
1070の夏道との合流点では尾根の西側に回り込んだ方が楽だった。
雪堤は前回より格段に状態はいいのだが、本当に雪は少ない。
夏道の樹林の中を歩くところでは、ほとんど草と枝の上を歩く状態である。
方向が変わる部分で少しずつ風が弱まり、時々風が波状に押し寄せるという状態になる。
ここら辺になると雪はそこそこありサラサラなのでシールには噛み付きにくい感じで時々バックする。
頂上は頭の上は青空なのだが、南にトムラウシ山がうっすらと見える程度で残念ながらピパイロ含めて日高の稜線美は拝むことができなかった。意外と風は強くない。(弱くもないが)
下降は頂上から東に出た雪田から登ってきた尾根の西側の尾根を選択した。
さて、問題の滑りであるが私は滑ると言うより転げ落ちていく。
とっても気持ちのいいパウダーだと二人の師匠はいうのだが、私にとっては斜度はきつく藪もそこそこあって自分のターンに確信のもてない私は、次第に体が逃げていく。
となると転けるというのは分かっていてどうしようもない自分は根性なしである。
かくして伏美岳付近に私の絶叫と悪態がとどろくことになった。
下で沢を乗り越して向こう側に着いた、シールを付け直して東に進むと直ぐに夏尾根にぶち当たって、そのまま伏美岳小屋まで戻った。
昼食にラーメンを用意して頂き美味しく食べ準備をしている間に学生諸君も下山してきた。
しかし、楽しく?滑った後の林道歩きは本当に長い。これを書いているのは火曜日だがまだ体がだるい。なんとなく夕方の気配が忍び寄るころにゲートに到着。
山板の滑走はまだまだ修行が続く。北大山スキー部の秘伝の技なんかもこっそりと教えてもらい滑走のヒントなんかももらった。
アイスホッケー部の監督とこんな形で再び同じスポーツを楽しんでいる不思議な縁に感謝しつつ(相手にとってはとんだ迷惑だと思うのだが)、山板の制覇を目指してがんばりたい。3年後同じルートを挑戦した時に自分の成長を実感できればいいのだが・・・
コメント
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紋次郎さんこんにちは
畜大山岳部の学生と登ったんですね。若いもんとの山行は本当に楽しいですね。畜大もグループ登録でヤマレコにひっぱりこみましょうよ。記録読みたいです。僕も先週弘前大山岳部と登りましたよ。今週は弘前大探検部をヤマレコに引っ張り込みます。
畜大山岳部は部員がしばらく1名で卒業と共に新人さんが入部するという可哀想な経歴であります。
がんばっているんでしょうが、先輩から後輩への技術や知識の伝承ができなくて、OBとかが必死にサポートしています。
まあ、自由にやらしてやりたいのですが、なんでおじさん達に色々言われてやらんきゃならんのだとストレスもあるかもしれない。
でも確かに若い連中といると元気をもらえますね。
ヤマレコはこんなに簡単に記録を残せることができることを今度アピールしておきます。
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