記録ID: 170470
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雪山ハイキング
比良山系
武奈ヶ岳【坊村ピストン】
2012年02月19日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 986m
コースタイム
9:50登山口→11:45御殿山11:54→12:35武奈ヶ岳12:45→13:18御殿山13:28→14:20登山口
天候 | 雪ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
堅田駅8:50発→坊村9:35着 *利用者が多く通常の路線バスの後に臨時便が1台出ました。臨時便は「平」、「坊村」のみ停車。通常便よりも早く到着しました。 帰路:江若バス利用。 坊村15:46発→16:00堅田駅着 *冬季はこのバスが最終です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト:明王院の橋の手前にあります。ここで警官が登山届を出すよう指導されていました。 ・トイレ:バス停近くにあります。男性は故障にて身障者トイレを使用とのこと。 **通行に支障のある危険箇所はありませんが、西南稜のコヤマノ岳への分岐の少し手前にて、雪の壁沿いにトレースが付いていました。季節風の風下に当たる斜面です。上部には雪庇があり、今後崩落のおそれがあるかもしれません。また、ここは狭隘なため行き違う際に谷側で待機せざるを得ない場面もあると思います。お互い注意して落っこちないように。 *御殿山までは急です。個人的にはスノーシューは使用しない方がいいと思います。トレースの付き方にもよりますが、直登で付いている場合は、そのまま乗っからず新たに九十九折れに道を作るのも手です。この日、登りはトレース1本で中には直登するものもありましたが、下りにはあちこちに付いていて、中には直登を回避したジグザグトレースもありこっちの方が楽だったなあと思いました。 *落し物にご注意を。特に下りでざくざく降下していると、知らずにサイドポケットから落っこちることもあるようです。 |
写真
撮影機器:
感想
天気予報を見ると、今週の中ごろに気温が上昇する日が続くとのこと。雪が融けてまた凍って重たくなりはしないかと、特に知識に基づかない想像から早目に雪山に行くのが良いとの結論に至り、かねて憧れの冬の武奈ヶ岳を目指しました。もしかしたら白銀の西南稜が、そして頂上から絶景が見えるかも。そんな期待は登山口のおまわりさんのお話で膨らみます。「今日は御殿山から西南稜が見えますよ!きれいですよ!」。これは当たり!とにんまりしたのですが、天気ってわからないものですね。
そんな天気のおかげではありませんが、青白く冷たい雪山を体験できました。ガスで目の前が閉ざされそうになったのは、冬では初めてのこと。トレースがしっかりとあったのでさすがに迷うことはありませんでしたが、ふと顔を足元から戻すとガスで前が見えないなんてこともありました。容易に変化し得るものだと体感しました。
御殿山からの下りは登りで苦労した分、楽でした。足の負担軽減で新雪に踏み込んだり、お尻で滑ったり、いろいろ試して面白かったです。みなさん下るだけになって緊張が解けたのか、あちこち自由自在に踏まれていました(これから登る方にはわかりにくくなっているかもしれませんが、登りは赤テープがあるトレースが良いと思います)。
この日は午後の方が少しだけ天気がましだったようです。やっぱり武奈の山頂からの景色が見たいなあ、なんてまだ諦めが付かないので、もう一度チャレンジしようかなと思ったりもします。
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はじめまして! M―kichiと言います!
明日 同じルートで武奈ヶ岳に初チャレンジなんで非常に分かり易くありがたいレコに感謝です!
過去二度の比良山系は天気がイマイチでしたが今回こそは!?
jurakusuiさん、こんにちは。
同じ日、同じ時間に武奈山頂におりました
晴れなく残念でしたが、モノクロの風景も良いものでした
侘び寂びですかね。
P846からの最後に下りは新雪下りを楽しめました。
はじめまして。コメントありがとうございます。
西南稜ですが、一部のトレース(御殿山からだと、コヤマノ岳への分岐の少し手前)がトラバース気味についています。季節風の風下に当たる稜線の南東側で、雪庇が発達していたり雪が弱かったりすると上から崩落してくるおそれがあるかもしれません。登られる日は状況が変わっているかもしれませんし、さらに心配が過ぎるのかもしれませんが、行き違い時の確保とともに念のためご注意ください。
それでは素敵な山になりますように
はじめまして。コメントありがとうございます。
武奈ヶ岳、お疲れ様でした。あのとき山頂でご一緒していたのですね。何人かおられたのを覚えています。天気は残念でしたが、見る物の青さ白さに、おっしゃる通り侘び寂びを感じていました。日本人ですね。
新雪下り、苦しかった登りの恨みつらみ(?)を晴らすかのようで私も楽しかったです
またどこかの山で
こんばんわ
山頂の時間を見るとニアミスなんですね。残念。
初の関西の山で武奈ヶ岳に登りましたが、
アルペン的なムードこそないものの雪山感満載でとってもたのしかったです
jurakusuiさんのお名前は関西に来て山の調査をしている際に拝見しました。
関西の山は全然わからないのでこれからもちょこちょこ足跡が残っているかもしれないですが、ストーカーではないのであしからずご了承くださいませ。笑
はじめまして。コメントありがとうございます。
琵琶湖側からとは大変だったと思います。健脚ですね。それにしても山頂は寒かったですね。tamaoさんの後にたどりつき、四方何も見えず、早々においとましました。
関西の山は六甲の一部しか知りませんが、魅力的な山が多いと思います。これからちょくちょくいろいろな山域に足を延ばしたいな思っております。今後のtamaoさんの記録、楽しみにしています
コヤマノ岳さん、武奈様周辺の掃除のボランティアをしています。この時期は、コヤマノ岳山頂周辺のトレースチェック等しています。
問題の西南稜のセッピ下トレースですが、ご指摘のとおり大変危険なものですね。そのトレースをつけてしばらくは問題なくとも、たくさんの方が歩かれる西南稜、そのトレースに誘われ、みんなが歩けばそれだけ更にトレースがしっかりしてしまい、そのまま残ります。で、たくさんの後続の方がリスクにさらされます。特に今週は一気に雪どけが進むと思われ、非常に危険です。
各方面からの情報、そしてワタシ自身が持つ情報により、19日の朝、この非常識なトレースをつけたグループ名もほぼ90%以上の確率で特定できました。目撃情報もありました。
さて、その情報を今後にどう活かすか…必要であれば(なんらかの形で必要とは個人的には思いますが)比良山遭対協関係者もまじえ、検討したいなと感じています。
貴重な情報、ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
日頃より山の安全にご尽力される方々には感謝の念にたえません。問題のトレースについてご検討なさる折には、関係される皆様の安全をお祈り申し上げます。
私自身、山登りの経験は浅く、時に眉をひそめるような行動を取ってしまうかもしれませんが、自分の行動が与える影響について、より想像力を働かせることができるよう努力していきたいと思います。
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