熊笹ノ峰・檜洞丸



- GPS
- 07:08
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,365m
コースタイム
07:15 ヤタ尾根登山口
09:25 熊笹ノ峰
10:10 檜洞丸(青ヶ岳山荘)
10:55 熊笹ノ峰
11:00 大笄
11:30 小笄
12:00 犬越路トンネル上
12:15 犬越路(犬越路避難小屋)
13:45 犬越路登山口(神ノ川ヒュッテ)
天候 | 朝曇り、昼晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
頂上には残雪、ぬかるみあり |
写真
感想
朝から道志みち(国道413号線)から青根に入り姫次、蛭ヶ岳に登る登山口を探して歩きました。桜と桃と梅が満開の山里の細い道を自動車で右往左往することしばらく、もう山里の花の景色を観にきたことにして帰ろうかと諦めかけていたところで登山客らしい自動車がたくさん駐車してある場所に行き当たりました。
そこで今日は予定を急遽変更、「神ノ川ヒュッテ」のある日影沢橋から熊笹ノ峰を巡る周回コースを歩くことに決め歩き出しました。
朝は山からの霧が重く垂れ込めていて今にも雨が降りそうな感じなところ、ヤタ尾根の登山道に入ると暗い樹林帯の中は霧に包まれていて正直怖いです、ヤタ尾根を登る人はいないのでしょうか、誰も歩いていません。
しばらく霧の中を歩いていると後ろの登山者に気が付くのですが、この二人の登山者は急登の連続の路をどんどん距離を縮めてきます、とうとう追いつかれて降参したところで、一緒に登りませんかと誘われてしまいました。
そこで、お二人の檜洞山まで足を伸ばしてから熊笹ノ峰を回り犬越路を戻る周回コースに同道することにしました。
Tさんは得体の知れない黄門様のようなおじさんで、Mさんは110ミリズーム付き望遠レンズが付いた本格的一眼レフカメラを提げたカメラ・ウーマンなのでした。
熊笹ノ峰への尾根道に出ると、ようやく他の登山客ともすれ違うようになります。裏丹沢に当たるこの一帯はハイキング的な登山客の姿は少なく、日曜でも団体に出会うことはないようです。
檜洞丸は残雪が残り、アイゼンの必要はないのですがぬかるみで滑るため足元が危険です。殆どの山北町側からの登山客のようでした。
檜洞丸の山頂で青ヶ岳山荘を見学、一休みした後、また熊笹ノ峰まで戻り、そこからクサリ場と痩せ尾根の大笄・小笄、ここは地図に危険箇所と書かれてあるので緊張しましたが無事通過でき安心したところで、丁度お昼に犬越路避難小屋前の休憩所にたどり着きました。
ここでMさんが小休止を提案、おもむろにザックの中から携帯コンロ、お茶茶碗に、茶栓、抹茶とお茶菓子の桜もちを取り出してお茶を点て始めました。
それで途中から仲間に入れてもらったうえに、春の気配の柔らかな日差しの下、丹沢の山の上で桜もちとお茶をいただいてしまいました。
それから犬越路を日影沢の水の流れに沿うように降りると下界は初夏のような気温で「神ノ川ヒュッテ」に到着しました。それからTさんが神ノ川ヒュッテの社長さんと話し込み始めて、この神ノ川ヒュッテが東海自然歩道の唯一の山小屋であることや、ここで主宰される「キタタン」(北丹沢12時間山岳耐久レース)のこと、3年前の土砂崩れで山小屋が流されて、ついこないだ再建されたこと、ユーシンロッジを管理することになり来年から宿泊ができるようにすることなどを聞いているのでした。
その後駐車場でお二人と別れて、そのまま県道76号を中央高速相模湖ICへと走り途中小仏峠トンネルの渋滞に嵌りながら帰宅しました。
いつも単独行なのですが、一緒に歩いていて山歩きでの出来事の感動を共有できる同行者がいることのありがたみを感じた山行きでした。
誘ってくださったTさんとMさんには感謝の言葉もありません。
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