【念願の】大佐飛山…3度目にてようやく…
- GPS
- 11:19
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,776m
- 下り
- 1,772m
コースタイム
天候 | 霧のち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雪が溶けたのでもっと奥からの登山も可能だった様子。(登山者からの情報) |
コース状況/ 危険箇所等 |
三石山まではほとんど雪も溶けている。 三石から先は粗目状だが残雪あり。試しにアイゼンを装着すると思いのほか、楽なことが解り、以後ずっと装着。スピードアップした。 本日は全部で8名入山。黒滝山以降で新雪あり。夕べも降った様子。 ただし、気温上昇で踏み抜き多数。下界は曇っている様子だったが、山の上は快晴で暑かった。(結構な日焼けあり) |
写真
感想
道の駅にて3時前に起床。いつものパン食を止め、炭水化物を多めに取れるようにパスタをゆでて朝食に。シャリばて防止になればよいが…。道の駅を4時に飛び出し、水道施設ほぼ4時半に出発。辺りはまだ暗いし、おまけに霧が濃く、霧雨状態のなかを出発。湿気のせいか冷え込みがきつくないのに着すぎているのか、体がだるい。蒸し暑い。道が急登であることもあるだろうが、ペースが上がらず休み休みの初動となった。心の片隅に、この調子じゃ今日は無理かな?とも感じながら、やっとの事で尾根に到着。先週までとは違い全く雪がない。やはり暖かいようだ。百村山山頂付近でようやくちらほらと雪が出てきて三石山からはほぼ雪。足もとが滑るのを防止するようにと意を決して久しぶりのアイゼンを装着。重量は全く気にならず滑らない安心感からスピードが上がる。急登でも全く気にせずにスピードアップ。
もっと早くに気付いていたら…とちょっと後悔。先行していた3人組に黒滝山で追いつき、彼らはsirokumaの休憩中に出発。西村山の手前で追いつき彼らの休憩中に抜き去らせてもらう。西村山では別の3人組の休憩中で追いつき、無休憩のsirokumaそのまま抜き去らせてもらった。アイゼンのおかげで足取りが非常に軽い。大長山を過ぎるとようやく大佐飛山が顔を出すが、それ以外の山々は霞でちょっとすぐれない景色。先週の方がきれいだった。いよいよ山頂かな?と思うが、山頂が見えないので今度こそ山頂、今度こそ…、今度こそ…と何回か繰り返し、先週折り返した地点からほぼ1時間で山頂へ。
先週も断念しなければ問題なく制覇できたかも?とちょっと後悔。ただ、先週よりアイゼンのおかげで疲れが少ないのは事実なので、それはそれで正解だったと思った方が無難であろう。先週の方が確実に新雪が深く歩きづらかった。(たとえアイゼンを着用していたとしても疲労は高かったと思う)
先週断念したところ付近で、山頂制覇して引き上げてくる同志に出会う。早いですね〜と切り出すと、いやぁ〜3時半スタートしましたから。…と。スタートの1時間だけではないと信じる事にした。(スタート地点が近いと信じる)
山頂では30分の昼食休憩を取り、足を充分休ませて、リスタート。3人組、の2パーティーはその間には到達しなかった。下山始めて10分ほどで2組とすれ違った。その2組はほぼ同じペースで歩いている様子だった。途中あちこちで融雪からの雪崩が起きていたが歩くには支障ないほどだが、充分注意すべきと感じた。一カ所、雪庇のしたにルートがあるところがあったので慎重に(とはいえ写真を撮ってしまったが)通り過ぎた。下山もスノーシューより軽快に歩くことが出来た。三石山付近で雪が無くなったので、アイゼンを外すことにした。アイゼンを着けて歩いているつもりで(癖になってしまったか??)2度ほど転けた。あたりは雪で倒れていたと思われる背丈2mほどの笹が生い茂り始めている様子で、もう間もなく笹でルートがわからなくなってしまう道なんだなぁ〜と思いつつ、それでも踏み跡を見失わないように慎重にルートファインディングをした。雪がないとこうも違う物なんだと、しみじみと感じた。百村山まではちらほら雪が残るところもあったが尾根から降りる電源開発のルートに達したときはもう普通の夏山ルートになっていた(雪は皆無・笹藪も背丈が小さく、かわいい程度。歩きのじゃまにはならない)。ここから階段状の急登を下り林道へ、さらに鉄塔経由で急登を下って、出発地の水道施設に無事到着。久しぶりの11時間歩きだったが心地よい疲れで満足した。スタート時はどうなることかと思ったが、途中で覚えたアイゼンにも助けられ無事に、念願の大佐飛山制覇を果たした。
今回はスノーシュー、ピッケル、ストックなども持参したが使用することはなかった。下界はずっと曇っていた様子だったが、ずっと快晴で日焼けをして腕が真っ赤だった。気持ちの良い雪山歩きだった。
コメント
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sirokumaさん、こんにちは
成功おめでとうございます。
私もいつかは。もっともっと下調べしないと。遠大さに
歩きながら、テンションが維持できないと思いますから
今回は何人もの人に『がんばれ』と励まされ、背中を押されての制覇でした。私のここ何回かの記録を見て、応援してくれた皆様へ、本当に大変感謝しています。黒滝山まで来て、地図を見るとまだ半分程度の道のり。しかも目指す目標も全く見えないので正直結構めいってしまうほどの長い道のりでした。私にしては珍しいほど用心をして、慎重に試行錯誤を重ねての制覇。感無量でした。
林道を上まで車で登ってからのスタートにすると、もっと短時間で登ることができると思います。今回はそこまで調査できませんでしたが、比較的小さな軽自動車 などであれば林道のスペースにうまく停められるような気もしますので…ご参考に。
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