阿弥陀のつもりがなぜか宝剣

2012年05月04日(金) [日帰り]

• GPS: 05:00
• 距離: 2.4km
• 登り: 346m
• 下り: 346m

コースタイム

09:00　駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅出発
10:00　乗越浄土
10:05　宝剣小屋
<ガスで約1時間停滞>
11:00頃　宝剣岳へ出発
11:50　宝剣岳着
　<山頂5分滞在>
11:55　宝剣岳発
12:35　宝剣山荘着
　<メシ休憩約55分>
13:30　宝剣山荘発
14:00頃　駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅着

天候

曇りのち小雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅の台バスセンターPでバスに乗り換え、その後駒ヶ岳ロープウェイ利用。
菅の台バスセンターPの駐車料金は1日500円。
菅平〜駒ヶ岳千畳敷までバス&ロープウェイ往復3800円

コース状況／危険箇所等

ロープウェイ千畳敷駅で登山届けを提出。
乗越浄土まで危険個所なし(ただし雪崩れの危険性はあり)。
宝剣山荘から宝剣岳は直登ルート。
滑落の危険アリアリ☆
宝剣岳手前に管理員の方がいて、装備不足だとNG出しをされます。
逆にルートなどで不安があれば聞いてみるとよいです。
親切に教えていただきました。ありがとうございます!

写真

5/4 20:06

千畳敷カール。このときはまだ青空が見えていた

5/4 20:06

スキー場を回避するようなルートとなっている

5/4 20:06

雪崩れ怖いね

5/4 20:06

予想に反していい天気

5/4 20:06

乗越浄土目指す登山者の群。雪は締まっておらず、途中までツボ足で無問題

5/4 20:06

監視員のいる場所から千畳敷カールを振り返る。ここから先は装備不足だと監視員の方に行っちゃいけないと言われるよ。10本以上のアイゼンとピッケルは必須(ということだ)

5/4 20:06

1時間弱で乗越浄土着。荷物が軽いから楽勝♥でもガスガスでナニも見えなくなっていた

5/4 20:06

とりあえず宝剣山荘で様子見。ガスが晴れるのを期待してダラダラする

5/4 20:06

宝剣も見えない

5/4 20:06

で、突然ですが、宝剣へGO。宝剣直下にも監視員の方がいて、装備不足だと通してくれない(らしい)。

5/4 20:06

雪はユルユルでアイゼン効かず。結構怖い。ロープをハーネスに結び、セルフをとりつつスタカットで進む

5/4 20:06

でもって、サクッと宝剣岳山頂に到着。とはいえ、滑落のキケンアリアリでしたブルブル

5/4 20:06

5/4 20:06

登りより下りの方が怖い。登り同様スタカットで慎重にクライムダウン

5/4 20:06

ピッケルにクローブヒッチでセルフをとるkk。だいぶ慣れてきたね〜

5/4 20:06

足を滑らせるとたぶんそのまま滑落すると思われ…

5/4 20:06

でも、ここまでくると余裕のkk。成長したもんですな

5/4 20:06

で、宝剣小屋に戻り本日の部活。カップヌードルはまじマイウー。ちなみに小屋での休憩は300円。トイレは別料金で200円。休憩料金は何かを小屋で買うと無料となる

5/4 20:06

で、シリセードで下山。ラクチン!

撮影機器：

Caplio GX100 VF KIT リコー

感想

hansusya

午前6時過ぎ、ボクらは八ヶ岳の起点となる美濃戸口にいた。
当初の予定では美濃戸口から御小屋尾根をいき、阿弥陀岳へ登るはずだった。
が、美濃戸口に着くと濃いガスが漂い、結構なアメが降っていた。
ウーム、どうすっぺ?
このまま雨の中をGOするか? それともキャインするか?
考えること10数秒、もちろんキャインしました。
だって、アメの中を登るのってイヤだもんね☆
で、キャインしたらしたで、どーすっぺ?

八ヶ岳観光? 家に帰る? そばでも喰いにいく?
といろんな選択肢を考えるも、やっぱり山に登りたいよね〜ということで
その時点から登れる山といえば、ロープウェイのある山だよね。
ということで、急遽予定を変更して、
積雪期に行ってみたかった木曽駒ヶ岳の宝剣岳へ向け時速180kmで中央道を戻る。

菅の台のバスターミナルに車を停め、折りよく来たバスに乗り込む。
バスのなかで爆睡し、ロープウェイを乗り継ぎ、千畳敷駅に着いたのが9時前。
やっぱり文明の力ってステキ♥
9時には標高2612mの千畳敷駅を出発。

乗越浄土まではサクッと小一時間。
3〜4年ほど前に登ったときはとてもしんどかったが、今回はま〜ったくしんどくない。
人間は成長するものである。
ただ、千畳敷を歩いているときには時折青空を覗かせていたが、
乗越浄土に着くとガスガスのほぼホワイトアウト状態。
宝剣岳へ行くのも、木曽駒へ行くのもちょっとヤバいので
(てか、予定を変更したため地図も持っていなかった、反省)
宝剣山荘で天候の回復を待つ(ちなみに山小屋で開いていたのは宝剣山荘だけです)。

しばらくダラダラしていると、なんとなく空が明るくなってきた。
んじゃ行くかえ〜、ということでハーネスを早着し、ロープを用意して出発。
宝剣岳の手前には監視員さんがいて、いろいろ教えてくれる。
コンテはキケンなのでセルフ&スタカットで登るべし、とのこと。
装備不足だと追い返されるので気を付けてちょ!

この時期の宝剣はクサリも雪の下にあるので、
トラバースせずに頂上へ向かって左側の雪庇近くを直登することに。
踏み跡をトレースしていけば基本OKだが、雪がゆるくアイゼンがあまり効かない。
ピッケルにロープをクローブヒッチで固定しセルフをとりながら登る。
ただ、ところどころ積雪量が少なく、また雪も緩いため雪に刺したピッケルもかなり不安。
これで落ちたらとまる?なんてことを考えながら登る。
そうこうしてると、イキナリ宝剣岳の頂上に到着。アララ来ちゃったよ☆

で、頂上で写真を撮ったらとっとと宝剣山荘へ降りる。
ガスで景色も見えなかったしね。
降りるとき登るとき以上に怖い。
ここでもセルフをとりながらスタカットで慎重に。
ボクらは10mのロープしか持ってなかったのでピッチの回数が多く
ふつうの場合よりも時間がかかったと思う。

それでも宝剣山荘を出発して戻るまで約1時間40分。まあサクッとです。

今回は予定を変更しての山行となったが、
ずっと行ってみたかった積雪時の宝剣に行けたし、
スタカットでのロープワークの練習、滑落停止の練習(乗越浄土下斜面)、
コンティニアスの練習(乗越浄土下斜面)ができ充実した山行となりました。

でもでも雪の阿弥陀、行ってみたかったな〜。

コメント

Yasupiso

にゃんと(ﾟoﾟ;;
hansusyaさん

まいどーです☆
明日おいらも寂しいGW山行してきます、行き先は・・・先をこされましたが、文明の力を使います(￣ー￣)
宝剣はソロだと危ないですかね？
ロープ使って宝剣、カッコイイ(^з^)-☆

ふんがー、来週こそ北ア行きたいなりー(>_<)

hansusya

ごめん
昨日はそうそうに爆睡し、今朝コメに気付いたよ。
今頃は宝剣の頂でしょか。快晴でうらやましい！
レコアップ楽しみにしてますね〜。

Yasupiso

無事帰宅
宝剣の山頂下の雪庇んとこ、怖かったすー！
なんだか吸い込まれそうでした、雪がまずまず締まってて助かりました！警備員にビビッたなぁと冷やかしいただきました(>_<)

あとで記録アップしまーす。

hansusya

お疲れした！
早いね〜、やっぱ文明の力ってステキ♥
とにかく無事でよかったです。
ソロで宝剣はヤバそうだったので、少し心配してました。
アップまってます☆

chin-toy

安全運転
180kmダメじゃん！
あんぜんうんてんっ♥

hansusya

そう
あんぜんうんてんは大切だよね☆