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Yamareco

記録ID: 188016
全員に公開
沢登り
御在所・鎌ヶ岳

鈴鹿・雨乞岳・コクイ谷〜神崎川源流周遊遡行

2012年05月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:34
距離
12.0km
登り
924m
下り
924m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

登山口7:45-コクイ谷出合(下降点)8:45-神崎川本流出合10:00-大伽藍11:20-稜線12:40-雨乞岳12:50-東雨乞岳13:10-登山口15:20
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
シーズンは、早めに現地入りしないと駐車場探しに時間がかかる可能性あり。路駐もされているが、路側帯の白線からはみ出すと、警察から警告を受けるので注意。
コース状況/
危険箇所等
●雨乞岳登山口からしばらくで杉林の中を歩くが、道が不明瞭でよくわからない箇所もある。迷って遭難することも無いと思うが、注意しないと(とくに下山時)本来の道から大きく外れてしまいそうだ。

●コクイ谷にも登山道があるが、不明瞭な上に徒渉もある。増水時は渡れなくなる可能性あり。また道標もほとんど整備されていないので注意がいる。実際にコクイ谷の中で迷っている登山者に遭遇した。山行前には、情報収集はしっかりとしておきたい。
朝の武平峠滋賀県側。すでに多くの車が駐車していた。
2012年05月05日 07:41撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 7:41
朝の武平峠滋賀県側。すでに多くの車が駐車していた。
静かな疎林の登山道。先行する登山者をパチリ。
2012年05月05日 08:23撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 8:23
静かな疎林の登山道。先行する登山者をパチリ。
登山道は幾つもの谷を横切る。夏場は涼しい山行になりそうだ。
2012年05月05日 08:37撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 8:37
登山道は幾つもの谷を横切る。夏場は涼しい山行になりそうだ。
コクイ谷は、本流は静かな流れだが、右岸から流れ込む谷はどれも急峻で大滝を懸けていた。見応えたっぷり。
2012年05月05日 09:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/5 9:10
コクイ谷は、本流は静かな流れだが、右岸から流れ込む谷はどれも急峻で大滝を懸けていた。見応えたっぷり。
2012年05月06日 10:21撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/6 10:21
2012年05月06日 10:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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途中にあった石垣。鈴鹿の山の、特長的な風景。
2012年05月05日 09:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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途中にあった石垣。鈴鹿の山の、特長的な風景。
コクイ谷は、広くてなだらかな沢。気持ちのいい下降ができた♪
2012年05月05日 09:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 9:45
コクイ谷は、広くてなだらかな沢。気持ちのいい下降ができた♪
神崎川本流出合。登山者が多くて驚く。
2012年05月05日 09:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 9:50
神崎川本流出合。登山者が多くて驚く。
神崎川本流を遡行。
2012年05月05日 10:10撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 10:10
神崎川本流を遡行。
見上げる山々。
2012年05月05日 10:12撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/5 10:12
見上げる山々。
岩に映る花の影も楽しい。
2012年05月05日 10:25撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/5 10:25
岩に映る花の影も楽しい。
いよいよ今日のハイライト、源流大伽藍。
2012年05月05日 11:06撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 11:06
いよいよ今日のハイライト、源流大伽藍。
右岸の崩壊壁は圧巻。
2012年05月05日 11:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/5 11:24
右岸の崩壊壁は圧巻。
大伽藍を抜けると、そこには…。
2012年05月06日 10:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/6 10:32
大伽藍を抜けると、そこには…。
ここからしばらくが、この谷の核心。
2012年05月06日 10:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/6 10:32
ここからしばらくが、この谷の核心。
ヨジヨジ・・・
2012年05月05日 11:30撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/5 11:30
ヨジヨジ・・・
サテサテ・・・
2012年05月06日 10:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/6 10:32
サテサテ・・・
2012年05月05日 11:36撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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2012年05月05日 11:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 11:52
核心部を終えて、源流帯に突入〜♪日本庭園〜♪
2012年05月05日 12:02撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 12:02
核心部を終えて、源流帯に突入〜♪日本庭園〜♪
雪渓だ!
2012年05月06日 10:26撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/6 10:26
雪渓だ!
雨乞岳の稜線が頭上に見えてくる。
2012年05月05日 12:29撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 12:29
雨乞岳の稜線が頭上に見えてくる。
あと一息と思って振り返ると、山の上に(左手に)登山者が見えていた。
2012年05月05日 12:35撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 12:35
あと一息と思って振り返ると、山の上に(左手に)登山者が見えていた。
藪を抜けて登山道に出た。素晴らしい景色(パノラマ撮影)
★拡大画像
http://twitpic.com/9huzez/full
2012年05月05日 12:45撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 12:45
藪を抜けて登山道に出た。素晴らしい景色(パノラマ撮影)
★拡大画像
http://twitpic.com/9huzez/full
指さすは、鈴鹿の名峰鎌ケ岳。
2012年05月05日 12:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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5/5 12:46
指さすは、鈴鹿の名峰鎌ケ岳。
東雨乞岳を見る。
2012年05月05日 12:57撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 12:57
東雨乞岳を見る。
帰路の登山道から山頂を振り返る。
2012年05月05日 13:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
5/5 13:07
帰路の登山道から山頂を振り返る。

感想

早めに到着したはずなのに、すでに武平峠付近の駐車場はいっぱい。仕方なく、滋賀県側にしばらく下った地点の路肩に駐車。また今日は警察のパトロールが頻繁に走っていた。

北陸を出発するときは小雨だったが、鈴鹿に着くと上空は一面の青空。いつものことだが、太平洋側は日本海側の天気とはぜんぜん違う。

雨乞岳への登山者は少ないだろうとたかをくくっていたが、ゾロゾロと入山して行く登山者にびっくり。さすが鈴鹿の山、どこの山も大人気である。

コクイ谷本流と登山道が交わる地点で沢に降りて腹ごしらえ。清冽な水の流れと、どこまでも透き通る青空に囲まれて至福の一時。これだから"沢"はやめられない。

コクイ谷本流は平凡な谷だが、右岸から入る谷はどれも切れ込むという感じで大きな滝をかけていて見応えがある。それぞれが立ち止まって撮影にいとまが無い。谷も全体に明るく、"鈴鹿らしい"谷だった。

ここで迷ってる登山者に遭遇する。どうも下流のコクイ谷から入ってきたらしいが、途中で道を見失って沢に降りてきてしまったらしい。沢沿いに行けば登山道に出られることを告げて先を行く。この辺りは道の整備が行き届いていないし、不明瞭なので安易な入山は要注意だろう。

神崎川本流出合で一息つく。周囲には登山者が多く、ちょっとびっくり。しかしこれが鈴鹿の山。どこも人がほんとに多い。

登山者を横目にいよいよ遡行開始。快晴の中を思い思いの場所を探して谷中を歩く。とくべつ難しい場所もなく、しかも気温が高いので、みんなバシャバシャと水の中に入って歩いた。

そうこうしていると、目前に地図にもある大崩壊の大伽藍が飛び込んでくる。規模が大きく、だんだんと崩壊しているようだ。雨の日は怖そうな景色である。そんな景色を眺めながら遡行を続けると、谷が急角度に曲がってくる。するとそこはミニゴルジュ。ここが今日の核心部。逆光になった滝のしぶきがキラキラと輝いて眩しいほど。ホールドスタンスは小さいながらもしっかりとしていて、フリーで登ることができた。その上にも小滝が続き、見せ場いっぱい。予想外の楽しい遡行となった。

日本庭園のような源流帯を詰めると、脇の谷にはまだ雪渓が残っていた。通りで水が冷たかった。そんな景色を楽しみながら高度を稼ぐと、だんだんと谷線が小さくなって、ついに藪に突入となった。しかし笹の丈は小さく、藪漕ぎとしてはまったく易しいもの。振り返ると山頂らしきところに登山者が見えていた。

沢の内容は1級程度だが、広く明るい谷を行くのはなかなか楽しいもの。沢を歩くと足が洗われるだけではなく、心も芯から洗われる。まさに全身リフレッシュ!

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