【相模原7山北8】箒沢公園橋から上原まで 謹慎中につき安全遊歩低空飛行のみ8 お泊まり靴慣らし山歩きの巻
- GPS
- 33:30
- 距離
- 31.5km
- 登り
- 2,905m
- 下り
- 3,142m
コースタイム
起床4:00→出発5:21→
7:37JR谷峨駅7:38→7:39谷峨駅バス停7:47→
8:24箒沢公園橋バス停8:29→9:02檜洞丸5.0km道標→10:03板小屋沢ノ頭山名標10:13→10:16▲板小屋沢ノ頭10:19→10:20巻き道合流点(トラロープと「登山道ではありません」標札有り)10:21→10:38▲小ピーク10:40→10:55▲1210m峰10:57→11:08▲ヤブ沢ノ頭11:09→11:15玄倉分岐→11:22石棚山山名標→11:25▲石棚山11:39→12:02休憩所→12:03▲新山ノ頭12:04→12:13▲白ザレノ頭→12:15テシロノ頭山名標→12:17左手の巻き道を見送り尾根を直登→12:22▲テシロノ頭12:25→12:26コースに復帰(右折)→12:32ユーシン分岐→12:46つつじ新道分岐→13:04▲檜洞丸13:25→13:29青ヶ岳山荘13:30→13:33檜洞丸に戻る13:41→13:51つつじ新道分岐→14:00石棚山分岐→14:13右手の尾根道を見送り左に下る階段へ→14:45同角ノ頭540m標→14:48▲ゲタ小屋沢ノ頭14:49→15:06▲同角ノ頭15:19→15:50▲小ピーク→15:57休憩所→16:01▲石小屋ノ頭16:02→16:03休憩所→16:12大石山770m標→16:37大石山とりつき(解読不能標識)→16:43▲大石山17:00→17:17大石17:18→17:53休憩所→18:03ユーシン沢登山口→18:05ユーシン公園橋→18:07玄倉10.3km標→18:07ユーシンロッジ
→就寝20:48→(3度目覚め2度外のベンチへ)
総行動時間:14時間7分
総徒歩:8時間21分
ハイキング徒歩:7時間57分
迷走:0分
コース:7時間57分
【2日目】
起床4:08→出発5:35→5:39玄倉分岐→6:01素堀の隧道→6:04熊木沢出合→6:08解読不能標識(とりつき口)6:09→7:22▲弁当沢ノ頭7:30→8:32▲棚沢ノ頭8:38→8:54▲鬼ヶ岩ノ頭8:55→8:59鬼ヶ岩9:01→9:33▲蛭ヶ岳10:13→10:28休憩所→10:34▲小御岳→11:05ポッチノ頭直下→11:07▲ポッチノ頭11:08→11:27地蔵平→11:41原小屋平11:42→12:01姫次休憩所12:12→12:20▲萩ノ丸→12:27袖平山休憩所12:28→12:29▲袖平山12:32→12:32休憩所に戻る12:38→12:45萩ノ丸に戻る→12:49巻き道分岐→12:52姫次の肩→12:54▲姫次→12:56姫次休憩所に下る12:57→12:59「カラマツのはなし」がある休憩所→13:13青根分岐→13:17▲八丁坂ノ頭→13:21分岐に戻る→13:33▲右手の1241m峰に上る→13:38青根分岐休憩所→13:41ひなん小屋分岐→13:43園地避難小屋分岐→13:45右手の巻き道を離れて尾根にのる→14:01▲黍殻山14:11→14:22黍殻山分岐標識のあるコースに復帰(左折)→14:27平丸分岐→14:44鳥屋分岐→14:52西野々分岐休憩所14:53→14:55▲焼山15:18→15:23姫次分岐→16:03西野々2.5km標→16:22西野々1.8km標休憩所16:23→16:34西野々1.3km標→16:47西野々分岐(焼山登山口バス停0.8km標)16:48→16:52焼山登山口→16:55車止めゲート→16:56みづあびどはし→17:06バス通りへ→17:09諏訪神社17:12→17:15自販機のある喫煙処17:25→17:29東開戸バス停→17:31公園17:37→17:44青野原診療所前バス停→17:48青野原小学校前バス停→17:54上原バス停17:57→
18:11三ヶ木バスターミナル18:20→18:57橋本駅北口バスターミナル→
18:58JR橋本駅19:07→
(4分間買い出し)→帰宅20:52→シャワー21:12
総行動時間:17時間4分
総徒歩:10時間29分
ハイキング徒歩:10時間1分
迷走:0分
コース:10時間1分
天候 | 1日目 晴れたり曇ったり 2日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【帰り】神奈中の上原バス停より三ヶ木行きに乗り終点下車(乗車時間14分・運賃240円) 神奈中三ヶ木バスターミナル2番乗り場より橋本駅北口行きに乗車し終点下車(乗車時間37分・運賃420円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 箒沢公園橋バス停眼前の箒沢公園橋を渡り、至れり尽くせりの道標に従い、以下、完全無欠のイージーウォーキングで焼山登山口バス停へと下る。 読図の必要性はほとんど皆無だが、万が一の保険に地図は携帯した方がよいかも。 道迷いの可能性が無いとは言い切れない箇所のみ「危険箇所」に併記する。 【 危険箇所 】 皆無。 ただし、注意箇所はそこそこあるので以下に明記。 檜洞丸5.0km道標で沢から離れて直角に曲がったあと、尾根にとりつくまでの登山道がいちぶ崩壊して大きく抉られザレていてとても上れない箇所があるが、樹にしがみつき、巻いてとりつこうとすると、浮き石が落ちてくる可能性大なので要注意(私は20cm大の瓦礫の直撃を脛に受けた)。 ゲタ小屋沢ノ頭から石小屋ノ頭あたりまで登山道崩壊地数カ所有りも迂回路が設けられている。が、不安定な箇所や、また植生が道幅いっぱいに被っている箇所も多々見受けられるうえ、いちぶザレ+ヤセ尾根と合わさり三重苦状態になっている箇所もあり、梯子やチェーンがフィックスされているとはいえ、バランスを崩すと危険なので注意は必要。キレットもかなり頻繁にある。 大石からユーシンへの下りで、巻き道がかなりヤセている箇所があるため慎重に。 2日目のコースは整備が非常によく、注意箇所は特にない。 全行程、道形明瞭で、道迷いの可能性は限りなく少ないと思われるが、注意点は以下の通り。 1日目のコースを石棚山方面から下った場合、トラロープを越えて板小屋沢ノ頭山頂を踏んだら、そのまま尾根を歩くと北へ進んで東沢方面へ下ってしまうため、必ず南へ直角に下って巻き道に合流するか、分岐のトラロープに戻ること。 石棚山分岐からユーシン方面へ13分ほどのY字路は、右手の尾根道に誘われないよう、左に下る階段へとりつく。 2日目の、熊木沢出合から橋を渡ったあと、右手のとりつき口にある道標の文字が消えていて読めないので留意。 弁当沢ノ頭頂上の広い尾根からやや右に流れるが、そのまま東の尾根に誘われないよう、崩壊地を左手に観ながら北へと下る。要所には赤リボンがくくられているので注意していれば無問題。いったん下りきったところで踏み跡があやしくなるものの、そんな箇所には必ず前方にリボンや岩にペンキで書かれた矢印がある。 【 トイレ 】 檜洞丸・ユーシン・蛭ヶ岳・焼山登山口。 【 休憩所 】 そこいらじゅうにある。 【 飲食・買い物 】 蛭ヶ岳にてカップヌードル(500円)をいただく。 蛭ヶ岳にて山バッヂ(500円)を購入する。 焼山登山口の喫煙所の自販機にて午後の紅茶(130円)をいただく。 【 持参したガイド・地図 】 ヤマケイアルペンガイド5 丹沢(山と渓谷社) 新・分県登山ガイド13 神奈川県の山(山と渓谷社) 山と高原地図2012 28丹沢(昭文社) 1/25000 中川(国土地理院) 1/25000 大山(国土地理院) 1/25000 青野原(国土地理院) 【 失せ物 】 なし。 【 ゲットしたオタカラ 】 蛭ヶ岳にて山バッヂ(500円)をゲットする。 【 my初登頂かながわ 】 200 板小屋沢ノ頭 1130m圏 201 ヤブ沢ノ頭 1290m圏 202 石棚山 1351.0m 203 新山ノ頭 1401m 204 白ザレノ頭 1450m圏 205 テシロノ頭 1491m 206 檜洞丸 1601m 207 ゲタ小屋沢ノ頭 1400m圏 208 同角ノ頭 1491m 209 石小屋ノ頭 1350m圏 210 大石山 1219.6m 211 弁当沢ノ頭 1288m 212 棚沢ノ頭 1590m 213 鬼ヶ岩ノ頭 1608m 214 蛭ヶ岳 1673m (相模原市最高峰・山北町最高峰・神奈川県最高峰) 215 小御岳 1550m圏 216 ポッチノ頭 1420m圏 217 萩ノ丸 1410m圏 218 袖平山 1431.8m 219 姫次 1430m圏 220 八丁坂ノ頭 1343m 221 黍殻山 1272.8m 222 焼山 1059.6m 【 my初登頂関東百名山 】 10 檜洞丸 1601m ※なお、「関東百名山」の推奨ルートは、西丹沢自然教室バス停〜ゴーラ沢出合〜桧洞丸〜犬越路〜西丹沢自然教室バス停 11 蛭ヶ岳 1673m ※なお、「関東百名山」の推奨ルートは、大倉バス停〜塔ノ岳〜蛭ヶ岳〜焼山〜焼山登山口バス停 【 my初登頂関東百山 】 13 檜洞丸 1601m 14 蛭ヶ岳 1673m 【 my初登頂深田百名山 】 1 蛭ヶ岳 1673m 【 my初登頂岩崎百名山 】 2 蛭ヶ岳 1673m 【 my初探訪 かながわの美林50選柱 】 6 檜洞丸のブナ林 【 周辺の寄り道情報 】 そこいらじゅうが山。 ※残り31枚の写真は容量に余裕があるときに追加すること |
写真
感想
【 反省 】
おろしたてのトレッキングシューズを初めて山歩きに使用するため出発前は少々不安だったものの、謹慎中ルールが幸いして、余裕のあるコース設定をしたため両日とも時間的余裕を遺して目的地にたどり着くことができたので、今回は特に反省点は無し。
初っ端から右足の向こう臑に落石の直撃を受け紫色に腫れ上がり暫く動けなかったが、幸い骨に異常は無かったらしく我慢しながら歩き通すことができた。しかしながら向こう臑の痛みと靴擦れの痛みで変なところに力が入ったらしく、脚も膝もかなり疲れた。筋肉痛にはならなかったが脛と両足の小指がまだ痛い。もう少し平地で慣らしてからにした方がベストだったかもしれないが古い方の靴はもはやサンダルみたいになっているので致し方あるまい。
【 教訓 】
余裕こそ最大の保険。
【 感想 】
痛みをこらえて歩いていたらかなり疲れた。軽症とはいえハイキングでケガするのは初めてなら、ここまで脚が疲れたのも初めてだ。が、アクシデントなので致し方あるまい。
蛭ヶ岳から姫路に下る崩壊気味のとっつきの階段部の補強用土嚢に足をかけた途端に滑って転んだ。受け身をとったので無傷だったけど驚いた。よく考えたらハイキングで転んだのは元旦以来で、そちらの方が驚いた。
前回の教訓を活かし荷物を少し減らした。飲料はそのままで食料を2kgほど減らしたがそれでもやはり重かった。折しもユーシンで出逢ったハイカーの御仁より、「普段から重めの荷物を背負っていればトレーニングにもなる」と、有り難いお言葉を頂戴する。「なるほどな」と同意。反面、トレーニングは嫌いなのできっと私は常に楽する方向性で試行錯誤してゆくだろうとも思った。
連休明けだけどさすがに人気エリアだけあってたくさんの方々に出逢った。バスにも20名くらいのハイカーの方々が乗っていたけど箒沢公園橋で降りたのは私ひとりであった。以降まったくひとと逢わず、この日初めて遭遇した方がバスで私を見かけたことを覚えてくれていたらしく、檜洞丸で一雨きたこととか報せてくれた。
檜洞丸では短い滞在中に多くの方々にお会いできて、いろいろとお話も伺えて、ありがとね。
青ヶ岳山荘に御邪魔するも山バッヂはもう品切れで、今後取り扱う予定もないとのこと。残念である。
檜洞丸を後にしてからはまた独り旅となり、鹿カップルにしか出逢わなかったが、ユーシンロッジで男性ハイカーの御仁が先客していて、2時間ほどお喋りに付き合っていただいた。なんと山歩き歴8年のベテランの御方であった。貴重な知識をたくさん分けていただいた。ありがとね。
しかも、翌日のコースがまったく同じで驚き桃の木。
私の倍以上の60リットルのリュックを背負っておられたため、おそらく遠慮され、熊木沢出合先の登山口のところでお別れし、先行させていただいたが、袖平山から姫路に上り返したときに直下の休憩所に姿を発見し、スタスタ歩み寄って「ヤッホー」と再会。
上りはともかく平地や下りは私の方が遅いし、写真を撮るたびに待たせるのも申し訳なく、青根分岐のところでお別れしたが、またお逢いすることもあるだろう。
こちらの方が散々御世話になったというのに別れ際に「ありがとう」の挨拶がすべてを物語るほど性格抜群なナイスおっちゃんだった。
2日目はほかにも多くのハイカーの御方々に遭遇したが、ほとんどが弁当沢ノ頭コースと蛭ヶ岳〜ポッチノ頭間に集中していて、皆々様、蛭ヶ岳の富士山をたのしみにしているご様子であった。
蛭ヶ岳山荘で40分間お喋りに付き合わせてしまった男性ハイカーの方、御迷惑だったかもだけど、ありがとね。
兎にも角にも時間的余裕が大いにあったため、大勢の方々とたくさんお話できて、よかったね、の二日間。
皆々様、本当にありがとね。
閑話休題。
箒沢公園橋の沢沿いコースは、いきなり連チャン梯子なぞあって萌え萌え。
さすがにくだんの崩壊路にはまいったけど、コース的には大いに萌えた。
その後も、1日目は頻繁に崩壊地やらキレットやら微妙な角度の鉄梯子やらあって萌え萌え。
でも、いくら植生保護といってもコースにはみだして塞いでいるようなところは危険も伴うし考慮してほしい。
棚沢ノ頭をはじめとして多くのピークが植生保護のため本当の山頂を踏めないのは、いかがなものか。
蛭ヶ岳、大石山をはじめとして絶景地がてんこもりなのが花丸。
マイハイキング史上メリハリはベストであったと確信する。
危険箇所も皆無なのでいつかひよこ隊長も招待したい。
山名標識が山頂から離れたところにある山が過半数なのがいただけないと思う。
地蔵岳を喰い忘れたのが残念。
ポッチノ頭は、親切な黄色テープのおかげで御馳走になれてよかったね。
弁当沢ノ頭〜棚沢ノ頭〜鬼ヶ岩ノ頭〜鬼ヶ岩〜蛭ヶ岳のコースとユーシンで出逢ったナイスおっちゃんがMVP。
檜洞丸〜石棚山分岐〜ゲタ小屋沢ノ頭〜同角ノ頭〜石小屋ノ頭〜大石山〜大石のコースと、いろいろあったワリにはマイペースを崩さず歩けた自分自身が準MVP。
記念の山バッヂだけ買うつもりが、対応の真摯さゆえにカップヌードルもいただくことにした蛭ヶ岳山荘の管理人さま、また遊びにゆかせていただきますよ。
ともあれ、最高の二日間でありましたとさ。
みんなありがとね。
【 蛇足 】
9日でハイキング歴が半年になる前祝いみたいな旅だったけど、謹慎中ゆえ今回もメジャコースに終始したワリにはとても趣しろかった。
でも「神奈川県の山」の残りがどんどん減ってきて、このままではあと半年ももちそうにない。
はたしてそれまでに謹慎は明けるのだろうか…。
ま、なんくるないさぁ。
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