東篭ノ登山(水ノ塔山・西篭ノ登山)・池の平湿原
- GPS
- 05:28
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 600m
- 下り
- 610m
コースタイム
天候 | ガスときどきはれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とくになし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
笛
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
毎日天気予報とにらめっこ、てんくらAでしかも晴れ予報。コマクサが咲いているとのことで楽しみに出掛けてきました。
何度か来ている高峰高原から、道は未舗装の林道にはいります。
水溜まりもあり、想像よりも荒れていると感じました。
くねる林道を10分くらいいくと、左手に東屋が見え駐車場の看板があらわれました。
入口で500円を支払うと「ここに地図があるからもってってね」と教えてくださいました。
きれいなトイレをお借りして、地図をもらって出発しようとすると「はじめて?」と係りのかたに声をかけられました。
はじめてと伝えると、登山口を教えてくださり、「今日は天気がいいから見晴らし最高ですね」と明るく声をかけてくださいました。
来る途中で浅間山がガスっていたことが気になるばかりですが、その言葉を信じて出発。
登山口は道の反対側で、緩やかにスタートします。
朝露に濡れている道は所々柔らかくなっていましたが、歩きづらさは感じませんでした。
むしろ瑞々しい中生き生きする草木やお花にひきつけられて、中々進みません。
だんだんと傾斜が出始めて、足元の岩が増えてきたように感じると、樹林帯を抜けます。
まだ青空が見えて、振り返ると一面の雲海が広がっていました。
雲海の中、シルエットで見えるのは八ヶ岳でしょうか。連なりが雲に浮かんでいるかのよう。
そんな景色を背に、空を目指します。
ガレ場の向こうに何かが立っているのがみえました。
コースタイムよりかなり早く到着できたのに拍子抜けですが、そこは標識立つ山頂でした。
雲がすごい早さで流れ、向こう側に青空が見え隠れします。
下からはガスが吹き上げ、巻かれるのも時間の問題かもしれないな、と急ぎ次の水ノ塔山を目指します。
向かう方角には稜線がかろうじて薄く見え、赤茶けた斜面が火山らしい雰囲気を出していました。
稜線まではいったん下ります。
生い茂る草木が梅雨に濡れて、触れるたびに雫がとびます。
下ってからは開けた稜線歩き。のはずですが、急激にガスに巻かれ視界は白く、心なしか涼しい気もしました。
時折青空が見えたりもしましたが、吹き抜けるガスにすぐかき消されました。
駐車場でのやり取りが思い出されましたが、これも自然ゆえとあきらめます。
足元は赤茶けた土に変わり、いくつか小ピークを越えていきます。
そして、やや岩ばったピークがラスボス水ノ塔山です。
山腹をぐるっと回り登頂し、看板を発見。
景色はというと、うっすら遠くの山が白くぼやけて見える程度でした。
しばらく待って、青空に期待しましたが残念ながら今日のガスはなかなか手強いようです。
あきらめてもと来た道を戻ります。
すると歩き始めてすぐ、これから向かう東篭ノ登山が見えてきました!そして、つながる西篭ノ登山も\(^^)/
ほんの数分だけでしたが、雲の切れ間に感謝です。
そして東篭ノ登山へ戻ると、遠足らしき生徒たちが山頂標識を取り囲んでいて、にぎやかでした。
小休止してから、すぐ目の前に見えている西篭ノ登山へ向かいます。
鞍部へ下りる道沿いに、はなやかなシャクナゲがいくつも咲いていて、癒されました。
登りは思ったより緩やかで、緑の中を登ります。
コースでは30分とありましたが、20分くらいで到着。東篭ノ登山と同じような岩がゴロゴロとした山頂でした。
時々あらわれる青空にシャッターチャンスを見逃さないよう撮影して、景色もないのですぐに戻ります。
登り返しは少しバテ気味でしたが、なんとか東篭ノ登山へ着き、軽く食べます。
山頂はまだ学生たちで賑わっていていました。
一旦駐車場までくだり、トイレを借りたら次なる湿原へ。
湿原へは、歩きやすい道を下っていきます。
何人もの軽装の方とすれ違いました。湿原だけ見学する方も多いのではないでしょうか。
下りきると湿原が広がり、木道が続いていました。
あいにくの曇り空でちょっと残念でしたが、木道を進んでいきます。
木道脇にはあやめなどのお花が咲いていましたが、疲れていたので黙々と対岸まで。地図にある鏡池は、曇り空をうつして暗い雰囲気でした。
三方ヶ峰までは木道を登っていきます。
途中、シャクナゲやサラサドウダンなどのかわいいお花が目を奪います。
広場のようなところにつき、さらに少し登ると斜面にフェンスが立っているのが見えてきました。
そのフェンスの向こうが、保護されているコマクサ群生地でした。
ガレ場に点々と、小さく咲くコマクサ。これを見るためにここまできたので、うれしくなりました。
でも、フェンスが邪魔でなかなか近くで見ることができないのが残念でした。
それでもあちこちに咲く花は可憐で、見ごたえはありました。
コマクサを愛でながらフェンスにそって登ると、三方ヶ峰の標識が見えてきます。
後ろには今朝登ったであろう山の稜線が雲の間にうっすらと見えました。
しばらくちょうどよく咲いているコマクサを探してフェンス際をウロウロ。
近付けないものの、それとなくよく見えるコマクサをゆっくり撮影、観察しました。
帰りは湿原まで元の道をたどり、湿原を一周するコースで駐車場へ戻ります。
軽くしか食べていないので、空腹と暑さでバテながら、駐車場への登り返しに入ります。
息が切れないよう、ゆっくりと休み休み歩きやっと東屋が見えてきました。
駐車場には、東篭ノ登山であったジャージ姿の学生たちがいました。
暑くてバテ気味だったので、車に戻り30分くらい横になり休憩。
少しスッキリしてから帰路につきました。
晴天予報がガスに巻かれてしまいましたが、コマクサを見ることはできましたし、雨に降られることもなく、無事に下山できてよかったです。
yukorikaiさん おはようございます
池の平もコマクサの季節になりましたね。それほど歩かなくても
見られるので、のんびりとハイキングするには良い所だと思いま
す。晴れていれば八ッ岳も見えますが、次に機会に期待してくだ
さい。ところで、山頂の小中学校の団体さんは、必ず集合写真を
撮るので、すぐに移動してくれません。時間が掛かりますよー。
埼玉のchii
chii1961さん、おはようございます\(^^)/
コメントありがとうございます☆
コマクサを見たくて出掛けたので、お天気は半分あきらめていたのですが、やっぱりお山は晴れているほうがいいですね(>_<)。
また次回に期待します!
今回に限らず、学生さんたちに遭遇する時に、引率の先生が気をつかってくださるケースも多いですが、そうでない場合も。。。
お山は誰のものでもないですが、わたしも譲りあいの気持ちを忘れずに気持ちよく登りたいと思いました(^^)
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