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Yamareco

記録ID: 193563
全員に公開
沢登り
奥秩父

多摩川水系 丹波川 小室川谷

2012年05月24日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:00
距離
19.2km
登り
1,536m
下り
1,535m

コースタイム

三条新橋5:50 - 小室川谷出合6:10 - S字峡7:40 - 小室ノ淵8:35 - 二俣10:20 - 大菩薩嶺12:30 - 三条新橋14:50
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小室向という標識があり、ここから小室川谷に下りる
2012年05月24日 06:18撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 6:18
小室向という標識があり、ここから小室川谷に下りる
下りると泉水谷に橋が架かっているのでこれで対岸に渡る
何故か泉水谷にはこのような橋が多く架かっていた
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
下りると泉水谷に橋が架かっているのでこれで対岸に渡る
何故か泉水谷にはこのような橋が多く架かっていた
橋を渡るとすぐに小室川谷に下りる
最初はこんな感じ
2012年05月24日 06:31撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 6:31
橋を渡るとすぐに小室川谷に下りる
最初はこんな感じ
7m滝
水量多く、直登は厳しそう
左岸岩壁を登るが意外に渋い
2012年05月24日 19:24撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
5/24 19:24
7m滝
水量多く、直登は厳しそう
左岸岩壁を登るが意外に渋い
しかし残置ロープがあるので、使えば容易
この谷は釣り師が多く入るらしく、厳しそうなところにはこのようなロープが設置されているところがある
2012年05月24日 06:43撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 6:43
しかし残置ロープがあるので、使えば容易
この谷は釣り師が多く入るらしく、厳しそうなところにはこのようなロープが設置されているところがある
6m滝
左岸から
2012年05月24日 06:51撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
5/24 6:51
6m滝
左岸から
穏やかな渓相が続く
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
穏やかな渓相が続く
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
新緑がきれいだ♪
2012年05月24日 07:20撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 7:20
新緑がきれいだ♪
しかし基本的には両岸が切り立った廊下状の地形であり、ゴルジュが所々に現れる
2012年05月24日 07:27撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 7:27
しかし基本的には両岸が切り立った廊下状の地形であり、ゴルジュが所々に現れる
S字峡入口の6m滝
深い釜を持っている
右岸リッジを登り、懸垂で沢に戻る
手ごろな立木とリングボルト1、ハーケン2あり
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
S字峡入口の6m滝
深い釜を持っている
右岸リッジを登り、懸垂で沢に戻る
手ごろな立木とリングボルト1、ハーケン2あり
下りるとゴルジュ地形に小滝が連続する
2012年05月24日 19:25撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 19:25
下りるとゴルジュ地形に小滝が連続する
松尾沢出合を過ぎてもゴルジュが続く
2012年05月24日 19:25撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 19:25
松尾沢出合を過ぎてもゴルジュが続く
基本的には両岸が迫っている地形が多い
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
基本的には両岸が迫っている地形が多い
時折、河原状に開ける
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
時折、河原状に開ける
滝も多くなってくる
2012年05月24日 19:25撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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5/24 19:25
滝も多くなってくる
途中で見かけた石門
2012年05月24日 19:25撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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5/24 19:25
途中で見かけた石門
行く手にヤバそうな地形が現れる
小室ノ淵である
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
行く手にヤバそうな地形が現れる
小室ノ淵である
深い釜の奥に小滝が見える
這い上がれるか微妙
巻きは右岸
見た目の恐さとは裏腹にあっさり巻ける
2012年05月24日 19:25撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
5/24 19:25
深い釜の奥に小滝が見える
這い上がれるか微妙
巻きは右岸
見た目の恐さとは裏腹にあっさり巻ける
小室ノ淵の上からは、きれいな滝が多く、とても楽しめる部分である
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
小室ノ淵の上からは、きれいな滝が多く、とても楽しめる部分である
快適に直登出来る滝が多い
2012年05月24日 19:26撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 19:26
快適に直登出来る滝が多い
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
10m滝
右岸枝沢から巻ける
2012年05月24日 19:26撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
2
5/24 19:26
10m滝
右岸枝沢から巻ける
すぐ上には4段30m滝
とても美しい滝だ
1,2,4段目は快適に直登
3段目は左岸から巻き気味に登る
2012年05月24日 19:26撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
2
5/24 19:26
すぐ上には4段30m滝
とても美しい滝だ
1,2,4段目は快適に直登
3段目は左岸から巻き気味に登る
とてもきれいな滝です♪
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
とてもきれいな滝です♪
その後もナメ滝など続く
5m、5mの連瀑
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1
1/1 0:00
その後もナメ滝など続く
5m、5mの連瀑
10m、8m連瀑
左岸から
2012年05月24日 19:26撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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5/24 19:26
10m、8m連瀑
左岸から
2段10m
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
2段10m
蛇抜沢との二俣
この後はひたすらゴーロ
倒木が多く、うっとおしい
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
1/1 0:00
蛇抜沢との二俣
この後はひたすらゴーロ
倒木が多く、うっとおしい
ゴーロが続く中にも滝が現れたりする
多段12m滝
2012年05月24日 19:26撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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5/24 19:26
ゴーロが続く中にも滝が現れたりする
多段12m滝
沢から(直接ではないけど)大菩薩嶺に登頂♪
1980年01月01日 00:00撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
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1/1 0:00
沢から(直接ではないけど)大菩薩嶺に登頂♪
泉水谷も新緑がきれいだった
2012年05月24日 22:43撮影 by  Canon PowerShot A495, Canon
5/24 22:43
泉水谷も新緑がきれいだった
撮影機器:

感想

三条新橋に車を停めて出発。10台ほど停められそうだ。

深い谷間を覗き込みながら入渓点へ。本当にこの辺りは谷が深く切れ込んでいる。
20分ほど歩くと「小室向」という標識がある。ここから作業道のようなものが続い
ているので、これを利用して谷に下りて行く。泉水谷に下りると橋があるので渡
る。泉水谷には至る所に橋が架けられていた。

橋を渡るとすぐに小室川谷出合。登攀具を身に着け、入渓。

しばらくはゴーロが続く。深い谷筋なので薄暗い。

やがて7m滝が現れる。左岸から登るが、やや渋い。残置ロープがあるので利用させ
てもらう。この後も厳しそうなところにはロープが残置されているところがあっ
た。釣り師が多く入渓するところにはこういうことが多い気がする。

7m滝を過ぎる頃には徐々に谷に日が差してきて、明るくなり、新緑が映えるように
なる。相変わらずゴーロが多いが、雰囲気が良いので気持ち良く歩ける。
(墓場尻川もそうだったが)「川」と名前が付いていると傾斜が緩い気がする。
しかし、両岸は切り立っており、廊下状の地形が続く。まさしく「谷」。小室
「川」「谷」っていうのは言いえて妙だなあ、などと納得しながら歩く。

やがてS字峡に到着。深い釜に6m滝が架かる。水量も多く、突破はかなり厳しそう
だ。さらに薄暗くて、不気味なことこの上ない。
ここはガイドブック通りに左のリッジを登る。登るとテラスとなっており、ここか
ら懸垂下降で下りる。手頃な立木とリングボルト1、ハーケン2がある。
下りた先にもゴルジュの中に滝が続く。

S字峡の後は、時折、河原状の地形が現れるも、これでもかとゴルジュ地形が続く。
本当に両岸が切り立っており、威圧感を与える。

しばらく進むと、行く手に極狭ゴルジュが見えてくる。見るからにヤバそうなとこ
ろだ。ここが「小室ノ淵」。深い釜の奥に小滝が見える。這い上がるのは厳しそう
だ。しかし、右岸からあっさりと巻ける。高巻きの途中からゴルジュの中に2つ目の
の滝も見えたが、どう考えても絶望的な感じだった。

小室ノ淵を過ぎると、ナメ滝や美しい滝が連続するようになる。そのほとんどがヘ
ツリと直登で越えて行ける。本当に快適なところだ。

10m滝を右岸枝沢から巻くとすぐ上に4段30m滝が現れる。傾斜の緩いナメ滝みたいで
素晴らしい景観を成している。しばらく見とれてしまった。

その後も蛇抜沢との二俣までナメやきれいな滝が続く。本当に素晴らしい沢だ。
やはり銘溪と言われる沢にはそれなりの理由があるのだなあと思う。

二俣を過ぎるとぐっと水量も減り、倒木が増えてきて、歩きにくくなる。
地形図を見るとまだ稜線まで400mほどもある。
稜線まで詰める予定だったが、ちょっと面倒に思えたので、右岸枝沢に進路を取り
早めに丹波菩薩道に出ることとする。しかし、稜線直下での笹薮がちょっと鬱陶し
かったので、あまりお勧めできないかも。

一般道に出た後は、サクサク歩いて大菩薩嶺の山頂へ。
(直接ではないが)沢から登ったので、感慨もひとしお。こういう百名山も良いも
んだ。


小室川谷は噂通りの銘溪だった。登攀的な要素は少ないですが、沢登りを楽しめる
お勧めの沢です。

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訪問者数:3322人

コメント

ゲスト
早すぎ〜
yoshiさん、こんばんは。

小室川谷いいなあ〜、そりゃ、行きますよね

私もいつ行こうかとばかり思い続けてはやウン年ですが、
日帰りではとても無理
泊りとなると、奥多摩の優先順位が下がってしまい、
いつまでたっても行けない沢です

yoshiさんの記録みたら今年こそはと行きたくなりました。
悪い所は巻き道やトラロープあるようで、安心

事情はお察ししますが、たまには沢に泊ってのんびり
焚火を楽しむのもいいですよ
2012/5/25 22:53
銘渓です
akoさん、こんばんは。

小室川谷は有名なので知ってはいましたが、こんなにも
良いところだとは思いませんでした。
沢のいろいろな要素が凝縮されているところだと思いま


akoさんが行ってないというのは意外ですね。近場だ
し、有名なので初期の頃に既に遡行していると思ってい
ました。行っていないのなら是非行くことを勧めます。
残置ロープや踏み跡、巻き道などしっかりしていて困難
なところは少ないですよ
2012/5/26 22:32
滝と新緑
yoshi629さん、こんにちは。

小室川谷、有名な沢ルートなのですね。
写真を拝見しても、とても良いルートなんだろうなあ
という感じが伝わってきます。

それにしても、標高600メートル位から沢を詰めて
大菩薩嶺ですか。一般のルートでもかなり時間がかかる
距離と標高差、akoさんもコメントされていますが
流石です

丹波菩薩道に出るとか、歩いたことがあるルートが
でてくると何か嬉しい気持ちもします
2012/5/27 17:22
新緑萌える
youtaroさん、こんばんは。

前半はずっと威圧的な渓相が続くので、後半の美しい滝
が出てくるところは、緊張から開放されることもあって
とても美しく感じました。
特に新緑が素晴らしくて、うっとりしながらの遡行で、
本当に幸せな気分に浸ってましたよ

今回は通常1泊するルートだったので、日帰りだとやっ
ぱり大変でした
今シーズンに行こうと思っている和名倉山の沢に向けて
の練習も兼ねていたので、ほぼ休みを取らずに歩いてみ
たので、後半疲れてきて、最後の泉水谷林道が大変でした・・
2012/5/27 22:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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