大倉-三ノ塔-ヨモギ平-16号鉄塔-大山北尾根
- GPS
- 08:21
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,978m
- 下り
- 1,941m
コースタイム
07:57 牛首
09:13 三ノ塔
09:24 お地蔵さん分岐
10:04 ヨモギ平
11:06 札掛吊橋
11:23 地獄沢
12:15 16号鉄塔(昼食)12:50
13:12 ミズヒノ頭
13:24 西沢ノ頭
14:00 大山
14:50 大山下社(スタンプ5)
15:25 大山バス停
天候 | 前半晴れ後半曇り一時小雨、表尾根方面の稜線は概ね視界なし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りバス 大山バス停15:32-伊勢原駅15:50頃(増発のようでした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体:蛭の被害なし。 大倉-三ノ塔:赤土やや滑る。山岳センターの登山ポストには備付けエンピツ無 三ノ塔-ヨモギ平:人通り少ないせいか倒木等多く、少々荒れた雰囲気。ヨモギ平の手製ベンチは腐って不安定 地獄沢-16号鉄塔:取り付き部分は身長くらいの植物多く歩きにくい。踏跡やや薄い箇所あり、よく注意して見れば問題なし ミズヒノ頭-大山北尾根:途中ヤセ尾根あるが普通に通れば問題なし 大山-表参道:岩が滑りやすい、注意 |
写真
感想
先々週、尊仏山荘で丹沢スタンプラリーの台紙を購入し、塔ノ岳-鍋割山-丹沢山と途中盆相沢尾根経由で3箇所スタンプを取得していました。残る3つ、大倉・大山下社・伊勢原駅のスタンプをまとめて取りつつ、まだ歩いたことの無いコースでつなぎたいと思い、今回のコースを思い立った次第です。
始発バスで大倉に到着、まずはどんぐり山荘入り口でスタンプ取得です。同じバスで来た登山者のうち三ノ塔尾根に向かったのは自分だけだったようで、三ノ塔までは牛首で4人の休憩中の登山者を見ただけで、とても静かな山歩きになりました。出だしは日差しが照って暑いくらいでしたが、牛首からの杉林の登山道は妙にひんやりとして、思いのほか歩きやすかったです。
三ノ塔に着いたら丹沢主脈方面はガスで何も見えず、反対の大山は雲がかかっているものの、山頂のアンテナが良く見えます。山頂から左に伸びるのが北尾根でしょうか、今日はあそこを歩き通すのだと思うと、どんなところかと期待と不安が入り混じります。
お地蔵さんにたどり着いたら周囲は真っ白。左へ下ると烏尾山、そこを右に入るとヨモギ平までの踏跡がハッキリしていて一安心です。三ノ塔尾根は延々杉林であまり好きな雰囲気ではありませんでしたが、このルートは一変して広葉樹の森です。恥ずかしながら具体的な木の名前がわかりませんが、ブナとかなのでしょうかね。地面の緑とあいまってとてもいい雰囲気。気分良く、足取り軽く下っていきます。
しばらく下ると人用ゲートがあり、そこからは背の低い緑の植物がずーっと地面を覆い尽くしており、人1人分の踏み跡が先に伸びています。あまり見たことの無い光景に丹沢の奥深さを感じます。踏み跡上に幹が何本もある倒木があって邪魔ですが、倒れた有刺鉄線柵の上を気をつけて迂回します。
まもなくベンチと看板が出てきました。ここがヨモギ平です。緑に覆われた公園のような雰囲気。なぜここだけ木が生えていないのか。不思議です。くたびれたのでベンチに座ろうとしたら、グラッとして反対側が浮いてしまいました。ベンチもだいぶくたびれているようで、固定のクギが外れています。とりあえず、概ね元通りに直しましたが、座られる方は両端をさけて真ん中に座るとよいでしょう。
想像していたよりも周囲の山の景色を眺められたヨモギ平をあとに、806ピーク(というのでしょうか)へ向かいます。これから登る北尾根の取り付きである地獄沢へはキャンプ場に降りるよりも県道を歩かなくてよいためです。
ところが、806ピークの先で地獄沢方向へ下る尾根を見落とし、まっすぐ進んでしまいました。そのうち子供の声と眼下に宿泊施設が見え、どうやら札掛方面に下ってしまったことに気づきました..。札掛の沢を渡渉、吊橋を渡り結局はしばらく県道歩き、やれやれです。
地獄沢の大山登山口からしばらくは、まず踏み跡が薄く、次いで背の高さくらいの植物が茂って歩きにくいこと。赤土の急斜面になりよく滑ります。最近人が歩いたような気配がなく、熊が心配になります。鈴を出してぶら下げてみます。やがて急斜面に見慣れぬ黒い樹脂(?)製の階段が現れました。東電の鉄塔巡回用らしいです。116段、けっこう疲れますが全然歩きやすくありがたいものです。
しばらく急坂にあえぎつつ、やっと明るい平らなところに出て右に曲がると、目の前に巨大な鉄塔が現れました。これが16号鉄塔のようです。晴れていれば表尾根の稜線が眺められそうですが、今日は稜線が雲で隠れて残念です。時間的にちょうど良いので、鉄塔基部で昼食にします。30分ほど景色を楽しみながらの食事でしたが、誰もきません。鉄塔独り占めですな。
ミズヒノ頭近辺は西斜面が開け、雲がとれたら相当な景色のよさだろうなあと思わせます。このあたりで大学生のサークルか職場同好会か、若い14,5人のグループの方々が休憩中。やっと人に会いました。大山に近づいてきたなと実感します。その後も地図コンパスを手にした4,5人の若い方々の2,3グループとすれ違いました。破線コースだからなのか、地図とコンパスの使い方を勉強しにこられているのでしょうか。
平らな道を進むとやがてモノレールが出てきて、延々レールの左側を歩きます。ブルーシートで覆われた工事部材や小屋がけが目に付くなあと思ったら、目の前にコンクリ造りのけっこう大きな建築中建造物が見え、その手前に鉄柵をまたぐ脚立があります。脚立を越えたらアンテナの下につきました。お疲れ様。
大山山頂はいつもの半分くらいでしたが、にぎわっていました。展望広場からは何も見えません、残念。売店でビールが飲みたい気分でしたが、表参道の岩場、今日は湿ってすべるだろうなと思い我慢します。
予想通り表参道は階段の石や岩場がぬれて滑りやすく、酔っ払ったらちょっと大変そうでした。何度か足を滑らせてはストックに助けられを繰り返し、阿夫利神社下社に到着です。初めて神水を頂きました。なんだかありがたい気分です。お札売り場の巫女さんにスタンプ台紙を渡すと、巫女さんがスタンプを押してくれます。スタンプ外に出しといてくれれば勝手におすからいいんですがねぇ..。
男坂経由で下山、伊勢原駅の観光案内所で最後のスタンプを押しまして、2日間で全6個のスタンプがそろいました。観光案内所のおばさんが春バージョンの手拭いをくれながら、今日12人目ですよと教えてくれました。おお、皆さんがんばってますなあ。うーん、こうなると手拭い全バージョンそろえたくなりますなあ..。
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