甲武信ヶ岳-三宝山-十文字峠( 緑と岩が綺麗 )
- GPS
- 09:25
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,407m
- 下り
- 1,387m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場もあるが、危険箇所は特になし。 必要なことは体力のみ。 |
写真
感想
金曜日までは日曜日の天気が良かったので、日曜日予定だったが、金曜日にウェザーを見ると、土曜日のほうが良い。
と言うことで急遽予定変更。
土曜日に甲武信ヶ岳に行ってきました。
5時前、駐車場に到着すると、ガスが結構酷い。
しかし、既に車が結構停まっている。
我々も車を駐車し、出発
・・・・・・・するわけもなく、仮眠。
眠くて眠くて。
それでも5時15分頃に起床。
準備をして、5時半過ぎに出発。
今日は千曲川源流を辿り、甲武信ヶ岳山頂。そして十文字峠経由で駐車場に戻ってくるコース。
前回の八ヶ岳同様眺めの道のり。
しかし、眠気が酷い。
足が重い、体が重い、瞼が重い、頭が重い。
体が起きるまではいつもこんな感じだが、今日は特に酷い。
最悪敗退?と思っていたが、まあ歩いているうちに起きてくるだろうと思い、のんびりと進んでいく。
天候は曇っているが、光が差し込んでおり、明るい。
初っ端の林道は長く、その次の登山道は非常に歩きやすい。
よく言えば整備されて歩きやすい。
悪く言えば単調で飽きる。
まあ重い体にはちょうど良いか・・・
登山道は単調であるが、景色は良い。
沢音が鳴り響き、小鳥のさえずりが聞こえてくる。
周りの木々も中々。
そんな道のりを1時間ほど歩いていくと、次第に景色が変わり始め、岩や木々が苔に覆われ始める。
中々に趣深い。
最近までは雪山登山が多かったので、こういう梅雨、夏という感じの山は久々。
ここいらになると、いい加減目も覚め、足取りも軽くなる。
岩木が苔に覆われている景色を眺めながら進んでいくと、沢に合流。
それを少し登ると、ナメ滝に到着。
ここで小休止。
中々の轟音。
エネルギー補充よりも先にカメラ三脚を取り出し、撮影。
それなりに撮影した後、エネルギー補充。
そして出発。
初っ端は沢から離れるが、基本的にここからは沢沿いを進んでいく。
千曲川の源流を追う旅ですね。
沢登りはやったことがありませんが、ちょい興味が出てきてしまうような素晴しいとは一寸違う郷愁感?
段々と細くなっていく沢沿いを進んでいく。
本当源流って綺麗なのね。
水がマジで透き通ってるよ。
暫く進むと源流に到着。
完全に森の中で展望皆無。
当たり前ですが・・・
ここから急な登りであるため、小休止。
バナナを食べてエネルギー補充。
しかし、バナナって本当に即効性ある。
そして、出発。
ここから稜線まで急坂と思っていたが、意外にそうでもない。
しかも、距離も短かった。
思ってたよりも早く、稜線に到着。
いつかこの稜線を辿って雲取から瑞垣まで行けたらと思う。
ここでは休憩することもなく、さっさと山頂を目指す。
ここからも緩やかな登りで疲労することもなく、樹林帯を抜ける。
すると、ガスガスで駄目かと思っていた展望も意外なほど良く見える。
そして、山頂も。
まあ目の前ですが・・・
岩場を登りきって、山頂到着。
山頂で記念撮影をし、昼食タイム。
縦走予定であるため、ここでもあまりのんびりは出来ない。
さっさと食事を済ませ、撮影。
展望はあるが、やはりガスが昇ってきており、もやり気味。
しかし、双眼鏡などでよく見ると相当数の北アルプスが見える。
当然槍も・・・
鹿島槍が見えるので、あそこらへんが剣かなぁ?なんて思いながら、展望を楽しむ。
時間が10時になったので、撤収準備。
そして、出発。
ここから十文字経由は5時間コース。
遅くとも16時には到着できるかな?
先ずは三宝山を目指す。
初っ端は急な下り。
慎重に下っていく。
下りきったら、今度は登り。
上りきると三宝山に到着。
こういう風に書くと近そうに思えるけど、実際に近い。
甲武信ヶ岳から1時間程度しか離れていない。
ここでも記念撮影をして、小休止。
しかし、展望がない。
しかし、岩場に立つとそれなりには見え、甲武信ヶ岳が良く見える。
少々堪能した後、先を目指す。
ここからは延々と緑の道を下り続ける。
急坂ではないので、神経を使うことはないのだが、本当に長い。
しかも樹林帯内なので展望はまったくない。
しかし、飽きはこない。
なんというか秩父の魅力ぎっしりという感じ。
木々や苔が非常に綺麗。
そういうのを眺めながらしばらく歩くと、鞍部に到着。
鞍部には目を見張るものが・・・
その名も尻岩。
立派な尻です。
思わずその割れ目に体を入れてワイドクラックを楽しみたくなるほど。
しかし、苔が酷い。
掃除したらよい課題が出来そうだが、見事な苔を掃除してしまうのは大きな損失。
というか国立公園で勝手な掃除は無理ですけど・・・
苔がありながらも思わず、手短なフレークに取り付くもあっという間に手がどろどろ。
これ登ったら死にますね。
ということで近くの花や苔を撮影して先を進む。
ここからはのぼり。
そして、中々の岩が続々と出てくる。
思わず「取り付きたい」と思ってしまう。
まさに緑と岩の殿堂。
素晴しい。
緑と岩に目を奪われ、時には岩に触れながら進んでいくと、武信白岩山頂の標識が・・・
先を見てみると、×印アンドロープ。
禁止区域らしい。
一寸よってみてみると、いけそうだが、下りが怖そう。
なので、諦め。
さっさと進む。
武信白岩を下り、再び上り返すと大山に到着。
ここの展望は良好。
しかし、天気予報どおり既に曇り曇り。
あと2時間くらいか。
そのため、ここで小休止。
ここがラスト休憩かなぁと思いながらエネルギー補充。
そして、出発。
初っ端がこのコースで一番急な下り。
スタンスはでかいので、それ程危険はないが、鎖が邪魔。
慎重に下っていく。
下りきると、後は緩い道。
30分ほど進むと十文字峠に到着。
ここでも記念撮影し、後は一気に下るだけ。
駐車場に向け、一気に下っていく
・・・・・予定であったが、連れが途中ステンと転倒。
十問峠手前でもステンと行っているので、よろしくない傾向。
集中が切れている。
そのため、緊急休止。
急ぐわけでもなし、少しまたりと休憩。
そして、出発。
何度か渡渉するが、危険はほとんどない。
十文字峠から1時間半ほどで駐車場に到着。
帰路に着いた。
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