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Yamareco

記録ID: 2045660
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

鬼ヶ島〜水無山・水無峠〜水無滝・水無谷〜有馬口〜唐櫃台

2019年10月01日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.0km
登り
497m
下り
473m

コースタイム

日帰り
山行
4:24
休憩
0:27
合計
4:51
9:02
18
神鉄「有馬口」駅
9:20
9:20
1
深戸谷 分岐
9:21
9:22
92
鬼ヶ島 分岐(登り口)
10:54
11:00
1
鬼ヶ島マザーツリー
11:01
11:03
24
鬼ヶ島(山頂)
11:27
11:31
0
水無山(展望岩場)
11:31
11:34
6
水無山(山頂)
11:40
11:46
0
水無峠
11:46
11:46
17
樹林帯 下り分岐
12:03
12:03
6
水無谷 合流(樹林帯出口)
12:09
12:11
23
水無滝
12:34
12:35
5
水無川第三(主)砂防ダム
12:40
12:40
11
水無川第三(副)砂防ダム
12:51
12:53
7
石組みかまど・石積みケルン
13:00
13:00
16
水無川堰堤
13:16
13:16
2
鬼ヶ島 分岐
13:18
13:18
15
深戸谷 分岐
13:33
13:33
20
神鉄「有馬口」駅北
13:53
神鉄「唐櫃台」駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)神戸市営地下鉄・北神急行・神戸電鉄で「有馬口」駅まで
(帰り)神鉄「唐櫃台」駅から神戸電鉄・北神急行で市営地下鉄「三宮」駅へ
コース状況/
危険箇所等
<「鬼ヶ島」への上りルートについて>
谷を挟んで上りルートは2つある。旧道である右(西側)の尾根と、新道である左(東側)の尾根の2つ。
西側の旧尾根道は「国土地理院地図」に記載のある破線で示されたルートであり、右側の新尾根道は地図には記載がないルートなのだが、今回ここを歩いてみて新たな発見をした。

現在も継続中の森林整備作業(=ここは森林組合の私有地なのかもしれない)の影響で、西側の旧尾根はほぼは廃道になろうとしていたことだ。高度の低い区間(かなり長い区間)において、踏み跡や道が完全に消滅していた。倒れたのか朽ちたのか分らないが、たくさんの伐採された木や枝があちこちに積み上げられており、2017年には存在していた尾根筋の踏み跡が完全に消失していた。テープマーキングの付いた古い木も伐採されていた。これは廃道にしようとしているという理解で間違っていないと思うんだけど、どうだろう。
逆に東側の新尾根のほうは、踏み跡というレベルではなく、かなり明瞭な道になっており、明らかに今後はこちらの尾根道を利用して「鬼ヶ島〜水無山」へ向かうように、という明確な意思表示だと感じた。

少なくとも現在のところはそういう状況なので、無理に地理院地図に記載の旧尾根へ取り付こうとするのは止めておいたほうが良い。どこがルートなのかがほぼ判別出来ない状況で登り続けるのにはかなり無理があるし、下手をすると藪漕ぎに近い急登になりかねないので、ただただしんどい思いをするだけだろう。もう少し整備が進んだら、もしかしたら旧尾根道も復活するかもしれないけれど、新尾根道があるのでその望みは薄そう。

(参考)2017年6月9日の鬼ヶ島山行記録はコチラ
→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1164742.html
(参考)2018年3月3日の鬼ヶ島山行記録はコチラ
→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1395201.html


<「水無峠〜水無谷」をつなぐ植林帯の道について>
風雨で多少の倒木などもあったのだろうか、7月に歩いた時と比べると少し荒れていた。草も伸びているので余計にそう感じたのだろうが、踏み跡が分かりづらくなっていたのと、落ち葉や石ころで足元が不安定な感じもあったので、下りで利用する場合は要注意。通行者が殆どいないために蜘蛛の巣が多く、虫もまとわりつくので、それに気を取られて転ばないように。

<「水無谷」について>
この谷は遡行よりも下りのほうが楽だった。大きな堰堤越えが2つあるが、いずれも上り下りしやすいコンクリ階段や木階段や手すりなどがあるので安心。

(参考)2018年3月26日の鬼ヶ島山行記録はコチラ
→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1412533.html
(参考)2018年10月3日の鬼ヶ島山行記録はコチラ
→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1602713.html
(参考)2019年7月10日の鬼ヶ島山行記録はコチラ
→ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1922296.html
神鉄「有馬口」駅へ向かう。改札口が一番西の端っこなので、先頭車両の一番前に乗るのが便利。降りたらすぐに駅内の踏切を急いで渡れば足止めされずに行ける
2019年10月01日 09:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/1 9:01
神鉄「有馬口」駅へ向かう。改札口が一番西の端っこなので、先頭車両の一番前に乗るのが便利。降りたらすぐに駅内の踏切を急いで渡れば足止めされずに行ける
住宅地を抜けて高速道路をくぐって少し歩くと開けた2分岐。ここで舗装道を離れて、直進して山道へ
2019年10月01日 09:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 9:15
住宅地を抜けて高速道路をくぐって少し歩くと開けた2分岐。ここで舗装道を離れて、直進して山道へ
深戸谷分岐を過ぎてすぐのところに大量の土が盛られて何やら工事の兆し。この近辺でいったい何が始まるんだろう、山歩き好きとしてはちょっと不安が・・・
2019年10月01日 09:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 9:21
深戸谷分岐を過ぎてすぐのところに大量の土が盛られて何やら工事の兆し。この近辺でいったい何が始まるんだろう、山歩き好きとしてはちょっと不安が・・・
「鬼ヶ島」へと向かう分岐は草が茂ってほとんど見えなくなっていた。木の幹にテープが巻いてあるので辛うじて判別可能だ
2019年10月01日 09:21撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/1 9:21
「鬼ヶ島」へと向かう分岐は草が茂ってほとんど見えなくなっていた。木の幹にテープが巻いてあるので辛うじて判別可能だ
はっきりした踏み跡を辿ると左へ進んで東の尾根道へと進むことになる。そのまま踏み跡を頼りに登ると、このような木が立っている場所に出る。ここで西の旧尾根道へ合流出来ないか探ってみることに
2019年10月01日 09:31撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/1 9:31
はっきりした踏み跡を辿ると左へ進んで東の尾根道へと進むことになる。そのまま踏み跡を頼りに登ると、このような木が立っている場所に出る。ここで西の旧尾根道へ合流出来ないか探ってみることに
その木の右を見るとうっすらとした踏み跡らしきものがあるのでそちらへ向かってみると・・・
2019年10月01日 09:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 9:34
その木の右を見るとうっすらとした踏み跡らしきものがあるのでそちらへ向かってみると・・・
倒木や蜘蛛の巣を越えて少し行くとニホン鹿の生息調査・観察のためのセンサー機器が幹に括り付けてあった。六甲山系に鹿がいるとは聞いたことないんだけどな??
2019年10月01日 09:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/1 9:38
倒木や蜘蛛の巣を越えて少し行くとニホン鹿の生息調査・観察のためのセンサー機器が幹に括り付けてあった。六甲山系に鹿がいるとは聞いたことないんだけどな??
西へ進むも尾根筋らしき道や踏み跡らしきものが一切確認出来なかった。むしろ倒れた木や伐採された木が周囲のあちこちに集められて、上へも下へも進路そのものが完全に塞がれている感じだ
2019年10月01日 09:44撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/1 9:44
西へ進むも尾根筋らしき道や踏み跡らしきものが一切確認出来なかった。むしろ倒れた木や伐採された木が周囲のあちこちに集められて、上へも下へも進路そのものが完全に塞がれている感じだ
国土地理院地図の破線に近いところを中心にウロウロするも、伐採された木の積み重ねが見えるだけで、道どころか踏み跡も皆無、進路がない状態。このあたりから登るのは不可能だったので、元の場所へ戻った
2019年10月01日 09:45撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/1 9:45
国土地理院地図の破線に近いところを中心にウロウロするも、伐採された木の積み重ねが見えるだけで、道どころか踏み跡も皆無、進路がない状態。このあたりから登るのは不可能だったので、元の場所へ戻った
もとの東の尾根道を進むと、このような場所に出る。ここから本格的に谷を離れて東へ尾根を登っていく雰囲気。なのでここでもう一度、西の旧尾根道への合流を目指すことにした
2019年10月01日 09:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 9:52
もとの東の尾根道を進むと、このような場所に出る。ここから本格的に谷を離れて東へ尾根を登っていく雰囲気。なのでここでもう一度、西の旧尾根道への合流を目指すことにした
とはいえ踏み跡などは全くなく、とりあえず倒れた木や伐採された木を無理やり越えて西方向へ進んで行くことに
2019年10月01日 10:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 10:00
とはいえ踏み跡などは全くなく、とりあえず倒れた木や伐採された木を無理やり越えて西方向へ進んで行くことに
ごくまれに踏み跡の名残りらしきところもあり、出来るだけそういう感じのところを選んで登っていこうとするのだが・・・
2019年10月01日 10:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 10:10
ごくまれに踏み跡の名残りらしきところもあり、出来るだけそういう感じのところを選んで登っていこうとするのだが・・・
足場が確保できて、何とか行けそうな空間を無理やり登っていくようなことの繰り返し。2017年には西の旧尾根道を登れたはずなのに、おかしいなあ・・・
2019年10月01日 10:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:10
足場が確保できて、何とか行けそうな空間を無理やり登っていくようなことの繰り返し。2017年には西の旧尾根道を登れたはずなのに、おかしいなあ・・・
地理院地図の破線のあたりまで来ているのだが、やはりルートは確認出来ないまま、それらしき雰囲気のところを歩くのみ
2019年10月01日 10:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 10:11
地理院地図の破線のあたりまで来ているのだが、やはりルートは確認出来ないまま、それらしき雰囲気のところを歩くのみ
このあたりまで登って来て、やはり西の旧尾根道ルートを探し当てられず。これ以上は進路自体が目視では確認が出来ない状況になったので、ここで断念することにした
2019年10月01日 10:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/1 10:15
このあたりまで登って来て、やはり西の旧尾根道ルートを探し当てられず。これ以上は進路自体が目視では確認が出来ない状況になったので、ここで断念することにした
東の尾根道が本格的に始まるであろう地点まで戻って、今回も東の新しい尾根道を登って「鬼ヶ島」を目指すことにしたが、やっぱり気持ち的には消化不良のままでモヤモヤ
2019年10月01日 10:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 10:25
東の尾根道が本格的に始まるであろう地点まで戻って、今回も東の新しい尾根道を登って「鬼ヶ島」を目指すことにしたが、やっぱり気持ち的には消化不良のままでモヤモヤ
東の尾根道は明快で、踏み跡もしっかりしていて時々テープもあったりする
2019年10月01日 10:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:26
東の尾根道は明快で、踏み跡もしっかりしていて時々テープもあったりする
とはいえ相当な急登が続く道でもある(写真ではちょっと急斜面が分かりづらい)
2019年10月01日 10:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:35
とはいえ相当な急登が続く道でもある(写真ではちょっと急斜面が分かりづらい)
落ち葉の堆積で滑りやすい区間もあるので注意(この写真で斜度が少し分かるかも)
2019年10月01日 10:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:38
落ち葉の堆積で滑りやすい区間もあるので注意(この写真で斜度が少し分かるかも)
汗が流れ落ちるなか、ゆっくりながらも何とか頑張って登っていると、やがて平坦な場所に出てほっとする
2019年10月01日 10:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:47
汗が流れ落ちるなか、ゆっくりながらも何とか頑張って登っていると、やがて平坦な場所に出てほっとする
もうひと踏ん張りの急登。ここをこなせばあと少し
2019年10月01日 10:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:52
もうひと踏ん張りの急登。ここをこなせばあと少し
目の前に「鬼ヶ島マザーツリー」が現れた
2019年10月01日 10:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:53
目の前に「鬼ヶ島マザーツリー」が現れた
「鬼ヶ島マザーツリー」は立派で存在感は抜群だ
2019年10月01日 10:54撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:54
「鬼ヶ島マザーツリー」は立派で存在感は抜群だ
複数の巨幹の太い根元が凄すぎる。まるでヤマタノオロチのようだ
2019年10月01日 10:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:55
複数の巨幹の太い根元が凄すぎる。まるでヤマタノオロチのようだ
少し右に回り込んでみる。奥から朝日が差し込んで良い雰囲気。ここで少し休憩
2019年10月01日 10:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:56
少し右に回り込んでみる。奥から朝日が差し込んで良い雰囲気。ここで少し休憩
裏側まで回り込んでみる。この角度が造形的には一番美しいかも。じっくり拝んだのでマザーツリーを後にして先へ進むことに
2019年10月01日 10:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 10:59
裏側まで回り込んでみる。この角度が造形的には一番美しいかも。じっくり拝んだのでマザーツリーを後にして先へ進むことに
「鬼ヶ島マザーツリー」のほんのすぐ先にある「鬼ヶ島」山頂ピークに到着。ここまで2度の無駄な寄り道のせいでけっこう疲れた
2019年10月01日 11:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:01
「鬼ヶ島マザーツリー」のほんのすぐ先にある「鬼ヶ島」山頂ピークに到着。ここまで2度の無駄な寄り道のせいでけっこう疲れた
遠くに見えるのは「逢ヶ山」だろうか
2019年10月01日 11:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:01
遠くに見えるのは「逢ヶ山」だろうか
「鬼ヶ島」ピークはかなり狭いので長居は出来ない。以前はここに山頂プレートがあった
2019年10月01日 11:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:02
「鬼ヶ島」ピークはかなり狭いので長居は出来ない。以前はここに山頂プレートがあった
ピークからはいったん急下りで高度を一気に下げる
2019年10月01日 11:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:05
ピークからはいったん急下りで高度を一気に下げる
もう秋か、下に落ちた栗は既に中身が食べられていた
2019年10月01日 11:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 11:07
もう秋か、下に落ちた栗は既に中身が食べられていた
急下りで高度を下げたぶん、また登り返す道が続く
2019年10月01日 11:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 11:19
急下りで高度を下げたぶん、また登り返す道が続く
狭い尾根筋を進むと、やがて目の前に大きな露岩が現れる
2019年10月01日 11:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:27
狭い尾根筋を進むと、やがて目の前に大きな露岩が現れる
この岩場からは景色が良い。有馬方面が見渡せる
2019年10月01日 11:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:28
この岩場からは景色が良い。有馬方面が見渡せる
以前はこの露岩の中央当たりにV字の木の幹が生えていたのだが、今はもうなくなってしまったようで残念だ
2019年10月01日 11:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:30
以前はこの露岩の中央当たりにV字の木の幹が生えていたのだが、今はもうなくなってしまったようで残念だ
その岩場の数歩先が「水無山」の山頂ピークだ。ここも狭いので長居はしづらい
2019年10月01日 11:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:32
その岩場の数歩先が「水無山」の山頂ピークだ。ここも狭いので長居はしづらい
「水無山」のピークを過ぎて振り返るとこんな感じ。ここにも以前は山頂プレートが架かっていた
2019年10月01日 11:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:32
「水無山」のピークを過ぎて振り返るとこんな感じ。ここにも以前は山頂プレートが架かっていた
「水無山」のピークからの急下りは、まさに激下りといった感じ。滑らないように踏ん張るので、足に負担がくる
2019年10月01日 11:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:37
「水無山」のピークからの急下りは、まさに激下りといった感じ。滑らないように踏ん張るので、足に負担がくる
「水無峠」に到着、折り返し地点だ。ここでおにぎり休憩とした。「高尾山まであと20分」という木の標識と、「深戸谷」へのショートカット案内の標識がなくなっている
2019年10月01日 11:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:39
「水無峠」に到着、折り返し地点だ。ここでおにぎり休憩とした。「高尾山まであと20分」という木の標識と、「深戸谷」へのショートカット案内の標識がなくなっている
休憩後は「水無滝:を目指して樹林帯を下る。蜘蛛の巣が邪魔をして足元への注意が散漫になりそう
2019年10月01日 11:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 11:47
休憩後は「水無滝:を目指して樹林帯を下る。蜘蛛の巣が邪魔をして足元への注意が散漫になりそう
草が茂って下が見えづらかったが、ここでようやく「水無谷」へ合流した。3本の倒木のある個所だ
2019年10月01日 12:02撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 12:02
草が茂って下が見えづらかったが、ここでようやく「水無谷」へ合流した。3本の倒木のある個所だ
そこから上流へと遡行開始。大岩がごろごろしている
2019年10月01日 12:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/1 12:04
そこから上流へと遡行開始。大岩がごろごろしている
圧倒的な「水無滝」に到着。この日は文字通り、滝に水がほとんど流れてなかった
2019年10月01日 12:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 12:10
圧倒的な「水無滝」に到着。この日は文字通り、滝に水がほとんど流れてなかった
「水無滝」を後にして「水無谷」を下っていく。まずは倒木の山を越えて左岸を慎重に下っていく
2019年10月01日 12:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 12:18
「水無滝」を後にして「水無谷」を下っていく。まずは倒木の山を越えて左岸を慎重に下っていく
少々分かりづらい箇所もあるが、沢に沿って歩けそうなところを下るだけ。「水無川第三砂防ダム」の河原まで来た
2019年10月01日 12:34撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 12:34
少々分かりづらい箇所もあるが、沢に沿って歩けそうなところを下るだけ。「水無川第三砂防ダム」の河原まで来た
「水無川第三砂防ダム」は左岸に上り下りしやすいコンクリ階段がある
2019年10月01日 12:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 12:35
「水無川第三砂防ダム」は左岸に上り下りしやすいコンクリ階段がある
ダム上を越えたら下りは木の板で土止めされた階段と手すりがあるので、倒木を避けながら狭い場所を降りる
2019年10月01日 12:37撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/1 12:37
ダム上を越えたら下りは木の板で土止めされた階段と手すりがあるので、倒木を避けながら狭い場所を降りる
すぐに「水無川第三(副)砂防ダム」を超えるが、まずはこの木の枝の下をくぐる
2019年10月01日 12:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 12:40
すぐに「水無川第三(副)砂防ダム」を超えるが、まずはこの木の枝の下をくぐる
「水無川第三(副)砂防ダム」は左岸に上り下りしやすいコンクリ階段がある
2019年10月01日 12:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 12:41
「水無川第三(副)砂防ダム」は左岸に上り下りしやすいコンクリ階段がある
あとは素直に沢に沿って下るのだが、歩ける場所は限られているのでほぼ迷わない。中央先に石積みケルンが見えてきた
2019年10月01日 12:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 12:50
あとは素直に沢に沿って下るのだが、歩ける場所は限られているのでほぼ迷わない。中央先に石積みケルンが見えてきた
「石組みかまど・石積みケルン」があり、休憩にうってつけだ
2019年10月01日 12:51撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 12:51
「石組みかまど・石積みケルン」があり、休憩にうってつけだ
巨大な「水無川堰堤」の二段堰堤がそびえる河原に来た。ここがこの谷の最後だ
2019年10月01日 13:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 13:00
巨大な「水無川堰堤」の二段堰堤がそびえる河原に来た。ここがこの谷の最後だ
「水無川堰堤」は右岸にコンクリ階段と手すりがあるので越えるのは楽だ
2019年10月01日 13:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 13:01
「水無川堰堤」は右岸にコンクリ階段と手すりがあるので越えるのは楽だ
ダム上からの下りは急だが、鉄のロープがあるので、これを利用すれば大丈夫
2019年10月01日 13:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 13:03
ダム上からの下りは急だが、鉄のロープがあるので、これを利用すれば大丈夫
「水無川堰堤」は二段だが、下段には水がなみなみと溜まっている
2019年10月01日 13:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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10/1 13:05
「水無川堰堤」は二段だが、下段には水がなみなみと溜まっている
「水無川堰堤」が「水無谷」の入り口でもある。そこを抜ければ、後はごく普通の平坦な林道が続いているので歩きやすい
2019年10月01日 13:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 13:12
「水無川堰堤」が「水無谷」の入り口でもある。そこを抜ければ、後はごく普通の平坦な林道が続いているので歩きやすい
秋だなあ。キノコが生えていたり、色鮮やかな花があちこちで確認できた。やがてもうすぐこのあたりも(キノコがあるせいで)歩きづらくなるかな
2019年10月01日 13:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 13:13
秋だなあ。キノコが生えていたり、色鮮やかな花があちこちで確認できた。やがてもうすぐこのあたりも(キノコがあるせいで)歩きづらくなるかな
林道をひたすら歩く。鬼ヶ島分岐、深戸谷分岐を過ぎて、車止めチェーンのあるところまで戻ってきた。この先「有馬口」駅をパスして唐櫃台団地方面へ歩いていく
2019年10月01日 13:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
10/1 13:22
林道をひたすら歩く。鬼ヶ島分岐、深戸谷分岐を過ぎて、車止めチェーンのあるところまで戻ってきた。この先「有馬口」駅をパスして唐櫃台団地方面へ歩いていく
神鉄「唐櫃台」駅まで歩いてきた。あとは今回の最終目的地の「からとの湯」へ直行だ
2019年10月01日 13:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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神鉄「唐櫃台」駅まで歩いてきた。あとは今回の最終目的地の「からとの湯」へ直行だ
「からとの湯」の入浴料金は10月1日の消費増税後から通常料金が720円に。(以前は700円)なお、スタンプカード利用者は100円引きの620円。湯上り後はいつものソフトクリーム(250円→270円に)
2019年10月01日 16:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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「からとの湯」の入浴料金は10月1日の消費増税後から通常料金が720円に。(以前は700円)なお、スタンプカード利用者は100円引きの620円。湯上り後はいつものソフトクリーム(250円→270円に)

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は単独行。最終目的は神鉄「唐櫃台」駅前にある「からとの湯」。ポイントが10個貯まっていて1回無料で入れるので、それを早めに使っておこうという。なんのかんので50回くらいは訪れているだろうか。大のお気に入りの天然温泉で、なんなら近くの有馬温泉よりもこっちが好きかも。

ということで出来れば徒歩で行きたい。「逢山峡」から行くのはちょっと飽きてきているので、有馬口側から歩いて行こうかなということにしたのだが、となると下りが「水無谷」「深戸谷」「風呂ノ谷」「深戸谷西尾根」あたりが候補となる。その中で下りでは初めてとなる「水無谷」に決定。遡行は何度も経験しているが、下りは未経験。ここらで下っておくのも良いだろうということで決めた。

となると「水無峠」から植林の樹林帯を下ることになるのだが、では「水無峠」までどこから行くか。峠なのであちこちから行けるのだが、今回は「鬼ヶ島・水無山」を登って行くことにした。「鬼ヶ島」へ向かう尾根道が2つあり、前回は東の新尾根、前々回は西の旧尾根を歩いたが、新尾根側から旧尾根側へどこからどうやって向かうのか、そのルートを確かめておきたい、というのがここに決めた最大の理由だ。

ところが結果的には良く分からなかったという結末となり、あげくに西の旧尾根が廃道にされようとしているというのが体感的に判明したというオマケ付き。なんだかもったいない気がする。なぜそうなったのかが知りたいなあ。
ヤマレコの歩いたルートのオレンジ色の記録を見るとほぼすべての方が東の新尾根を歩いておられるようで、今となっては国土地理院地図の破線ルートは既に存在しないものとして扱われているんだろうということを改めて実感した
とはいえ「鬼ヶ島マザーツリー」のところで両尾根が合流するので、どちらから登ってもマザーツリーには会うことが出来るのが幸い。

今回「鬼ヶ島〜水無山〜水無峠」まで歩いてみて驚いたのは、ピーク・峠の各ポイントに掲げてあったプレートやテープなどがすべて撤去されていたことだ。2018年までは掛かっていたし、かなりしっかりと括りつけられていたゆえ風雨で落ちることはないので、今年に入って以降に、明らかに意図的に撤去されている。誰が何の目的でやっているのだろうかちょっと謎だ。度を越えた信念からくる、行き過ぎた正義感ゆえの行動なのだろうか。

まあ確かに、登頂年月日やグループ名などがデカデカと書かれたプレートは自己顕示欲の塊だけのものなので私も大嫌いなのだが、そうじゃなく山名と標高だけが書かれた質素なものであれば架かっていても良いかなと思う。それほど有名じゃないマイナーな山であれば、それがあることで山頂の位置が確認できるという長所もある。それによって教えられたことも多い。

撤去すべきプレートと残すほうが良いプレートの線引きは、個人の感性によって異なるのは致し方ないのだろうが、行き過ぎはやはり好ましくないのかな。他の方のレポにも書かれてたが、いつ頃からかは判然としないが、今年になって山頂プレートや目印テープの意図的な撤去を必死になってやっている人がいるようだ。あくまで想像だけれど。特にマイナールート・バリエーションルート上でそれが顕著な気がする。中には本当にルート判断が難しい箇所もあり、そこで目印テープが撤去されると無用な道迷いも誘発される恐れがあるので、やはり個人的な信念を優先するのではなく、俯瞰的な判断が必要かなと思う。

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