南駒ヶ岳〜越百山 伊奈川ダムより周回
- GPS
- 11:25
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 2,190m
コースタイム
- 山行
- 11:01
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 11:24
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
11月初旬に来たときは、雪は殆どなかったのに、2週間でこれほど雪が積もっているとは、思いもしなかった。
アイゼンもストックも無しで登ったので、非常に怖い思いをした。
伊奈川ダムから南駒ヶ岳のルートは、途中からハイ松が登山道に覆いかぶさり、更に凍っているため非常に進みづらい。
そして南駒ヶ岳の手前から仙涯嶺までは、上りも下りも急な箇所があり、登山道のほとんどが凍っている。凍ってない岩やハイ松を掴みながら、またはハイ松の上を歩いて、慎重に進んでいく。一歩間違えば滑落する危険があった。また、赤の目印や補助ロープや鎖も、雪に埋もれているため、正しいルートが分からず、ペースはかなりゆっくりとなる。
稜線上に出れば、風が強いので雪も吹き飛ばされて、それほどでは無いだろうと楽観視していたが、甘かった。一面銀世界である。
そして、辺りを見渡しても、他に登山者は誰もいない。天気予報は晴れだと言うのに、ガスが立ち込め、登山道の雪と合わせて、辺り一面は真っ白。
稜線上は西風が強かったが、ウィンドブレーカーと帽子をかぶっていたので、それほど寒くは感じなかった。しかしリュックのサイドポケットに入れていた水は、少し氷っていた。
手袋は軍手を2枚重ねてはめていたが、雪でびっしょり。ただ、動いていたので、手がかじかむことはなかった。
仙涯嶺から越百山までは、アップダウンも少なく、危なげなく進むことができた。
越百山まで来れば一安心である。越百山まで来たら家族に下山すると、連絡を入れる。
道中、木についている氷を舐めながら歩いていたので、ペットボトルの水は500CCほどしか消費しなかった。あまりキレイでないのは分かっているが、ペットボトルを出すのが面倒だったので。
そういえば、
伊奈川ダムで車を止めて、出発する際に、もう一人、軽自動車で来ていた女性の方が、出発しようとしていたが、どちら方面に行かれたのだろうか?
この場所に車を停めたのは、私とこの方だけである。
越百山への登山道には足跡が無かったので、空木岳に行かれたのだろうか。私と同じルートはあり得ないと思うが。
下山したときも、車は停まったままだった。
今回の登山は、中央アルプスでは珍しく、誰ともすれ違うことがなかった。
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