今季のアルペンルート終了も間近の「立山」

2019年11月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 6.4km
• 登り: 639m
• 下り: 638m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:22
• 休憩: 0:55
• 合計: 4:17

10:45 室堂
11:49 11:56 一の越山荘
12:51 13:31 雄山
14:04 14:07 一の越山荘
14:40 14:43 室堂
14:51 14:53 みくりが池
15:02 室堂

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

立山駅駐車場に駐車。　シーズン中と比較するとかなり空いています。

写真

11/23 6:59

自宅から立山駅まで1時間強、7時前に自宅を出発すると、すぐに日の出を見ることができました。　中央のボリュームのある山容は「薬師岳」です。

11/23 6:59

なぜが、収穫を終えた田んぼに水が張られれてたので、神秘的な画が撮れました。　左に「剱岳」、右の高い台形の山容がこれから目指す「立山」です。

11/23 7:44

立山町に入るとピラミッド形状の「尖(とんがり)山」559mの上に朝日が…　富山平野や立山連峰の展望台として人気が高い。

11/23 8:04

ねらい通りに8時に立山駅に着いてみると、昨年は閑散としていたチケット売り場に人だかりが！　昨年は待ち時間0分だったのに…

11/23 9:16

結局チケット購入に30分かかってしまい、始発から遅れること40分、09:20の便のケーブルに乗車。　まっ、春シーズンの5時から並んでチケット購入まで2時間より断然マシか…

11/23 9:58

高原バスに乗り換えて、高度を上げてゆきます。　(大日岳)

11/23 10:03

「弥陀ヶ原」を見下ろします。　ちなみに、この時期の高原バスは室堂直行便のみで、弥陀ヶ原BSなどの途中下車はできません。

11/23 10:13

室堂に近づくと「剱岳」が姿を現します。

11/23 10:15

室堂が見えてきました。　すると、背後の「立山」にガスがかかっているではありませんか！？　ほかには雲一つ無いのになぜ？

11/23 10:20

「室堂」に到着です。　既にシーズンオフということで、名物の「立山そば」のお店も閉店、賑っていた土産物売り場もありません。(2Fの土産物売り場は有り)

11/23 10:28

表に出て身支度を始めます。　すでに出遅れておりますので、カミさんからメールで「山頂まで行けないんじゃない？」とツッコミが入っていました。　ん〜反論できず。

11/23 10:46

とりあえず出発します、行けるとこまで行くって事で…　ちなみに帰りの最終立山駅接続バスは15:30となっており、あと5時間もありません。　まっ、普通の脚力の人なら十分か…

11/23 10:47

出発直後の雪質は柔らかく、足を取られる状況で、なかなか進みません。　ただでさえ歩みが遅いのに、この状況が続くと本当にヤバイかも…

11/23 10:55

「室堂山荘」を過ぎたころから、雪が締まってきて、歩きやすくなりました。　少し、安心。

11/23 11:14

風の通り道です。　顔にチリチリと氷が当たり、地味にダメージを与えてきます。

11/23 11:20

そして雪の造形「シュカブラ」。

11/23 11:24

「一の越」のガスガスゾーンが近づいてきます。　中に入りたくないな〜

11/23 11:28

それでも、山頂付近のガスは晴れました。

11/23 11:47

そして、「一の越」に着くころには、完全にガスが消え去りました！　他の登山者もうれしそう！

11/23 11:49

「一の越」に到着です。　初めて長野県側の「後立山連峰」が眼前に現れました。

11/23 11:56

ここで、ストックからピッケルに武装変更を行い、「雄山」をめざします。

11/23 12:07

左手に「大日岳」を見ながら登ります。

11/23 12:15

いつもここ通ると見かける祠、どんな神様が祀られているのだろう。

11/23 12:16

振り返ると、「竜王岳」がカッコイイ。

11/23 12:16

背後には「薬師岳」「水晶岳」「笠ケ岳」「黒部五郎岳」と横綱級の百名山が揃い踏み。

11/23 12:30

山頂をめざす登山者たち。

11/23 12:31

山頂の社務所がなかなか近づかないのでズーム！　自分が近づくわけではないが…

11/23 12:39

写真撮影と称した休憩を何度もとります。

11/23 12:39

室堂周辺の複雑な地形が目を引きます。

11/23 12:45

山頂直下で見つけた氷塊。

11/23 12:51

休み休みでしたが、ようやく山頂部の一等三角点が見えました。

11/23 12:53

三角点に隣接する方位板。

11/23 12:54

南側の引きの眺め。

11/23 12:55

社務所と「雄山神社奥宮」。

11/23 12:56

山頂に着くころには風も止みました。

11/23 12:57

奥宮で記念写真を撮ってる登山者。

私は山頂ライブカメラに写真を撮ってもらいました。　スクショはカミさんが自宅PCで保存。

11/23 13:08

剱岳

11/23 13:07

迫力の山頂部

11/23 13:08

大日三山

11/23 13:09

「剱岳」と縦走路。

11/23 13:10

「ミクリガ池」上空を消防ヘリ「とやま」が飛んでいます。　遭難者を捜索しているようです。

11/23 13:10

後で知ったのですが、正午頃に「雄山」から「大汝山」へ向かう途中の登山者が400m下へ滑落して亡くなったそうです。　去年の同じ時期にこのコースを辿りましたが、確かに積雪期の雄山のトラバースは本ルートの核心部だと思います。

11/23 13:20

そんなことも知らずに「大汝山」を眺めます。

11/23 13:21

今回は時間も無いので「大汝山」へは向かわず、「雄山」で記念撮影を近くの方に撮ってもらいます。

11/23 13:22

今日は太平洋側の天気は悪いので、長野県側は雲がびっしりです。　しかし、これから冬になると、今度はこちらの日本海側が暗い雲に数ヶ月も覆われます。

11/23 13:22

「雄山」から社務所を見下ろします。

11/23 13:25

参拝終了

11/23 13:29

今度は長いレンズで周りの山々を写真に収めます。　まずは、はにかみ気味の「槍ヶ岳」と「穂高連峰」。

11/23 13:29

「乗鞍岳」と「笠が岳」。

11/23 13:29

針ノ木岳

11/23 13:32

バスの時間が気になります。　下山しましょう。

11/23 13:33

正面に薬師岳を眺めながら下ってゆきます。

11/23 13:42

日帰りでは時間が制約されるので、登山者はみな同じような山行パターンとなります。　今は皆、下山モードです。

11/23 13:48

少し影が伸びてきました。

11/23 14:03

一の越に到着です。　ここで、またストックに武装変更。

11/23 14:29

立山を振り返ります。

11/23 14:43

室堂に戻りました。　バスの時間が気になりますが、「ミクリガ池」越しの「立山」を撮影するために、荷物をデポしてミクリガ池へ向かいます。

11/23 14:51

「地獄谷」の噴気と「奥大日岳」。

11/23 14:52

「ミクリガ池」に着きました。

11/23 14:53

風は無いのですが湖面が結氷しており、逆さ立山とはなりませんでした。

11/23 15:02

室堂に戻ってきました。　正面の山は「浄土山」です。　15:30の最終バスに乗るためにアイゼンやストックなどの収納を急ぎます。

11/23 15:27

バスは15:20に室堂を出発しました。　ある程度、乗客が集まった時点でバスを出しているのかも知れません。　立山が遠くになって行きます。

11/23 15:37

夕暮れの「弥陀ヶ原」。

11/23 16:20

美女平からケーブルに乗り換えました。

11/23 16:22

帰りは後ろ側のかぶりつきポジションです。

11/23 16:28

16時半ころ、無事に立山駅に帰還しました。

撮影機器：

EOS 6D CANON

感想

muku-muku

昨年に引き続き、11月の立山登山。　今回は昨年よりも登山客が多く、チケット購入に時間を要してしまい40分間のタイムロス。　前回は立山最高峰の「大汝山」まで行くことができましたが、今回は「雄山」までとしました。　前回に「大汝山」へ行った際に「雄山」の西側を巻く場所で20mほどの短い区間ですが、アイスバーンがあり、下部はそのまま谷状に雪渓になっていて、滑落したらどこまで滑って行くかわからない状況でした。　今回、その場所で事故が発生したのかまでは解りませんが、ご冥福をお祈りします。

コメント

aosora

ご無沙汰です!
また立山行かれたんですね。やっぱり良い所だなぁ〜　
私も最終週に行こうかと思っていたんですが、仕事でいけませんでした･･･　年末も雪を踏めず、正月休みからようやくお山シーズンが始まりました♪

muku-muku

Re: ご無沙汰です!
また冬が来てaosoraさんの季節が到来ですね！ 今年はどこのおヤマへ行ったのでしょうか？ 私はあと2回くらいは冬ヤマに行けたらなぁ〜などと考えています。 具体的には西吾妻山の避難小屋に宿泊してスノーモンスターを堪能するとか色々と妄想を膨らませております。冬山はいろいろとリスクも高いですから、お互い安全登山を心がけましょう。 機会が合えばまたご一緒したいですね。 それではまた…

aosora

Re[2]: ご無沙汰です!
はい！昨年は秋に蝶ヶ岳に行ったくらいで、年末も行けませんでした･･･　
初日の出を見に、車山、翌日美ヶ原と徐々に稼働を始めました（笑）
西吾妻気になります!　2018/2に天元台から日帰りピストンしたのですが、そこでしょうか?　タイミング合えば是非!