常念岳・蝶ヶ岳
- GPS
- 12:17
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,978m
- 下り
- 2,996m
コースタイム
4:30三股駐車場-4:45三股登山口-6:00標識(あと5.2キロ)-8:35前常念岳-
-9:40常念岳10:10-12:25地図に記載のある池-13:10蝶槍-13:50蝶ヶ岳ヒュッテ(幕営)
※前常念の手前でGPSの軌跡が狂い、距離がおかしくなっています。
駐車場から常念岳まで約8キロです
2日目(8/12)
5:50蝶ヶ岳ヒュッテ-7:20まめうち平-8:35三股駐車場
天候 | 1日目(8/11) 晴れ→曇り一時小雨 2日目(8/12) 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
現地には8/10 20時ごろ到着 2/3程度の空き 下山時 8/12 9:30ごろ、1/4程度の空き |
コース状況/ 危険箇所等 |
常念岳へは登り一辺倒!しんどいですが高度はガンガン上がっていきます。 前常念手前から岩山の態となり、さらに勾配が急になり、また、日差しを遮るものがまったくないので、給水はこまめにします。 前常念→常念岳へは勾配が一服し、大天井岳、槍ヶ岳などが見えてきます。 常念岳から蝶ヶ岳方面への下りは急傾斜で登りはなかなか手ごわいと思います。 急傾斜でところどころ岩ですが手を使う場面は多くはありません。 下りが一段楽したところから、蝶槍までは概ね樹林帯を行きます。 蝶ヶ岳から三股までは普通の登山道です、ところどころ急傾斜になっています。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
夏の縦走へ向けてのステップにすべく常念岳、蝶ヶ岳へ
長時間(標準コースタイム約10時間)、重量(約20kg)が今回のテーマ
冴えない予報を睨みつつ強行したのですが、微風、日差し弱い、それでいて展望はばっちりと結果的にはいいコンディションでした。
常念岳への登り開始は早朝4:30。厳しい傾斜と久しぶりの重い荷物に低めの気温にもかかわらず滝のような汗。樹林帯を抜け、前常念への岩場は傾斜もさらにきつく、日差しの強い日でなくて助かりました、快晴だったらもっと辛かったと思います。
前常念から常念山頂までは岩場の稜線歩き。東天井や大天井も見えてきて気持ちも盛り上がります。
常念岳山頂は圧巻のパノラマ。
目の前は槍穂連峰の圧倒的な壁
双六〜三俣〜鷲羽〜水晶〜裏銀座の連なり
水晶から赤牛らしき山までの稜線
思わず、夏の縦走は裏銀座に決めてしまいました
常念岳から蝶ヶ岳方面へはいくつかの段階に分けながらも400メートル弱の一気の下り。登りは結構ハードだと思います。
最低地点(2450メートルくらい)からはピークをいくつか超えつつ進みます。
だいたい行く手に蝶槍がみえているのですが、これが全然近づいているように見えないのです。疲労も足にきており、ひいひい言いながらピークにあがるのですが蝶槍はずっと先。正直気持ちも折れそうでした、あまり歩いている人もいないですし。
この登りでラストと判った最後の登りがまた苦しく、足がなかなか進みませんでした。
蝶槍を越えて振り返ってみると、あれほど遠かった、苦しかった道のりが嘘のようなちんまりした可愛らしさ。ちょっとだまされたような気分です(笑)
蝶ヶ岳ヒュッテのテント場は広く快適でした。テント場への風を防ぐ形となる尾根へあがると槍穂の大絶景。蝶ヶ岳最高点からヒュッテを見下ろすと常念岳はじめ、北側の延々つづく山並みが見ることが出来ました。
翌朝、東側を除いて快晴となりました。富士山は見れませんでしたが、角度的に見ることの出来る山はすべて見えたかもしれないような素晴らしい眺め!
南は御嶽、北は自信がないのですがうっすら立山までもが見えていたような…
芳しくない天気予報ですが駄目もとで行って良かった、常念山脈はいい山ですね
ところで、常念と蝶、ほとんど同じところにある山なのに森林限界に違いがあるような気がします。
蝶ヶ岳は山頂直下寸前まで樹林帯。一方の常念岳は前常念の結構手前から高い木は消えます。常念〜蝶の間の稜線も同じ標高であっても常念近くは木が少なく、かたや蝶のほうはうっそうとした森林。なんでだろう??
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