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Yamareco

記録ID: 215753
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

【親子で登山】富士山 須走ルート

2012年07月26日(木) 〜 2012年07月27日(金)
 - 拍手
子連れ登山 オノディ その他1人
GPS
30:40
距離
12.1km
登り
1,828m
下り
1,823m

コースタイム

1日目 10:00須走口5合目‐12:006合目‐15:007合目大陽館
2日目  5:30大陽館‐6:20本7合目‐7:30本8合目‐9:3010合目-
お鉢めぐり‐11:50剣ヶ峰‐13:00下山開始‐14:307合目大陽館‐16:43須走口5合目
    
天候 1日目 晴れ一時雨
2日目 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平日にも関わらず午前9時時点で須走口駐車場は満車で,路駐の列が数百メートル続いていました。うちは500メートルほどで済みましたが,下山した際には1キロ以上下まで路駐が続いていました。
コース状況/
危険箇所等
須走ルートは樹林帯から始まり,ガレ場ありザレ場あり岩場ありで変化に富んだルートです。
危険箇所はありません。
天気は快晴。
頑張って行こう!
2012年07月26日 08:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 8:35
天気は快晴。
頑張って行こう!
午前9時。
駐車場は満車。路駐の列が延々と続いています。
2012年07月26日 10:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 10:09
午前9時。
駐車場は満車。路駐の列が延々と続いています。
5合目で1時間ほどゆっくりして体を高度順応させます。
午前10時登山開始。
2012年07月26日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 10:23
5合目で1時間ほどゆっくりして体を高度順応させます。
午前10時登山開始。
須走ルートは樹林帯から始まって変化に富むのが魅力です。
2012年07月26日 10:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 10:31
須走ルートは樹林帯から始まって変化に富むのが魅力です。
行動食はチョコレート,ドライマンゴー,ナッツ類,塩タブレットなど。クリアボトルに入れていつでも食べられるようにしています。
2012年07月26日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 10:40
行動食はチョコレート,ドライマンゴー,ナッツ類,塩タブレットなど。クリアボトルに入れていつでも食べられるようにしています。
下山道から下山する人が見えました。帰るころにはボロボロになっているんだろうな。
須走ルートは所々登山道と下山道が別々になっています。
2012年07月26日 11:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 11:22
下山道から下山する人が見えました。帰るころにはボロボロになっているんだろうな。
須走ルートは所々登山道と下山道が別々になっています。
ママに作ってもらったミニおにぎり。シャリバテ防止にはこれがよかったと思います。
2012年07月26日 11:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 11:48
ママに作ってもらったミニおにぎり。シャリバテ防止にはこれがよかったと思います。
12:00 6合目に到着。
昼食をとる人で賑わっていました。
2012年07月26日 12:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 12:17
12:00 6合目に到着。
昼食をとる人で賑わっていました。
本6合目で休憩していたら雨が降ってきました。
2012年07月26日 13:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 13:49
本6合目で休憩していたら雨が降ってきました。
7合目の大陽館が見えてきました。
2012年07月26日 14:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 14:48
7合目の大陽館が見えてきました。
雪渓も見えました。
2012年07月26日 14:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 14:58
雪渓も見えました。
15:00 今夜の宿の大陽館に到着です。
2012年07月26日 15:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 15:05
15:00 今夜の宿の大陽館に到着です。
今日は満員とのこと。
ギュウギュウですが,これでも他の山小屋より広めとか。
2012年07月26日 15:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 15:26
今日は満員とのこと。
ギュウギュウですが,これでも他の山小屋より広めとか。
山小屋前からの下界の展望です。うっすら影富士になっています。
2012年07月26日 16:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 16:11
山小屋前からの下界の展望です。うっすら影富士になっています。
4時30分 ハンバーグと豚汁の夕食。
ご飯と豚汁がおかわりできて嬉しいです。
大陽館の食事は富士山の山小屋の中でも人気が高いそうですよ。
2012年07月26日 16:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 16:32
4時30分 ハンバーグと豚汁の夕食。
ご飯と豚汁がおかわりできて嬉しいです。
大陽館の食事は富士山の山小屋の中でも人気が高いそうですよ。
途中で一緒になったミナミちゃんと友達になりました。
ミナミちゃんは去年悪天候と高山病でリタイヤしたので今年リベンジに挑戦とのこと。
2012年07月26日 16:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 16:32
途中で一緒になったミナミちゃんと友達になりました。
ミナミちゃんは去年悪天候と高山病でリタイヤしたので今年リベンジに挑戦とのこと。
食後に外に出ると影富士がくっきり見えました。
須走ルートは影富士と御来光の両方を楽しめるのも魅力です。
2012年07月26日 17:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/26 17:04
食後に外に出ると影富士がくっきり見えました。
須走ルートは影富士と御来光の両方を楽しめるのも魅力です。
夜8時過ぎ,まだ登ってくる人がいました。
2012年07月26日 20:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/26 20:22
夜8時過ぎ,まだ登ってくる人がいました。
山小屋での夜は周囲の話し声やガサゴソする音が気になります。今回耳栓を準備したのが大正解。ぐっすり休むことができました。
朝食は4時。
2012年07月27日 04:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 4:19
山小屋での夜は周囲の話し声やガサゴソする音が気になります。今回耳栓を準備したのが大正解。ぐっすり休むことができました。
朝食は4時。
御来光もバッチリ見ることができました。
2012年07月27日 04:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 4:58
御来光もバッチリ見ることができました。
「きれ〜い」と感動する娘
2012年07月27日 04:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 4:59
「きれ〜い」と感動する娘
御来光をバックにツーショット。
風がなかったのでそれほど寒くありませんでした。
2012年07月27日 05:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 5:02
御来光をバックにツーショット。
風がなかったのでそれほど寒くありませんでした。
5:30 大陽館を出発。
お友達のミナミちゃんは高山病でダウン。一緒に登りたかったけど,山小屋で休んで様子を見るとのこと。大丈夫だったかな・・・?
2012年07月27日 05:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 5:42
5:30 大陽館を出発。
お友達のミナミちゃんは高山病でダウン。一緒に登りたかったけど,山小屋で休んで様子を見るとのこと。大丈夫だったかな・・・?
途中,遭難者の慰霊碑がありました。
2012年07月27日 06:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 6:34
途中,遭難者の慰霊碑がありました。
8合目の鳥居から9合目,そして10合目の鳥居が見えます。
2012年07月27日 07:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 7:32
8合目の鳥居から9合目,そして10合目の鳥居が見えます。
7:30 本8合目に到着です。
2012年07月27日 07:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 7:35
7:30 本8合目に到着です。
見渡すと雲がすごい勢いでモクモクと登ってきました。
2012年07月27日 08:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 8:25
見渡すと雲がすごい勢いでモクモクと登ってきました。
9合目の鳥居に到着。さあ,あと一息。
2012年07月27日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 8:41
9合目の鳥居に到着。さあ,あと一息。
富士山に登ってる〜って感じのツーショット。
2012年07月27日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 8:49
富士山に登ってる〜って感じのツーショット。
塩キャラメルの袋がパンパンで面白ーい(笑)。
2012年07月27日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 8:52
塩キャラメルの袋がパンパンで面白ーい(笑)。
だいぶバテました。もはやゾンビの列のよう。
2012年07月27日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 9:28
だいぶバテました。もはやゾンビの列のよう。
そしてついに10合目の鳥居です。
2012年07月27日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 9:28
そしてついに10合目の鳥居です。
9:30 10合目に到着
感動の瞬間です!
2012年07月27日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 9:31
9:30 10合目に到着
感動の瞬間です!
頂上で登山バッヂを選びます。いろいろ種類があるので,「来年また来る!」とのことです。ひえ〜っ!
2012年07月27日 09:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 9:37
頂上で登山バッヂを選びます。いろいろ種類があるので,「来年また来る!」とのことです。ひえ〜っ!
頂上でのお楽しみはカップラーメンです。
富士山頂上でのカップラーメンは子供の頃からの夢でした。奇遇にもお隣のお父さんも同じことをおっしゃっていました。
2012年07月27日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 9:58
頂上でのお楽しみはカップラーメンです。
富士山頂上でのカップラーメンは子供の頃からの夢でした。奇遇にもお隣のお父さんも同じことをおっしゃっていました。
富士山の頂上では水の沸点は87.6℃だそうです。
2012年07月27日 10:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 10:05
富士山の頂上では水の沸点は87.6℃だそうです。
せっかくなのでお鉢めぐりにも挑戦します。
2012年07月27日 11:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 11:18
せっかくなのでお鉢めぐりにも挑戦します。
8合目あたりから頭痛が始まった娘。
お守り代わりにもってきた酸素をここで使います。
2012年07月27日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 11:20
8合目あたりから頭痛が始まった娘。
お守り代わりにもってきた酸素をここで使います。
富士山測候所跡。
プロジェクトXのテーマが頭をよぎったのは私だけでしょうか。
2012年07月27日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 12:01
富士山測候所跡。
プロジェクトXのテーマが頭をよぎったのは私だけでしょうか。
11:50 剣ヶ峰到着。やりました。
2012年07月27日 12:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 12:03
11:50 剣ヶ峰到着。やりました。
12:50 下山開始です。
2012年07月27日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 13:01
12:50 下山開始です。
下山道は柔らかい砂で歩き易かったです。これならスイスイいけるかも。
2012年07月27日 13:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 13:08
下山道は柔らかい砂で歩き易かったです。これならスイスイいけるかも。
吉田ルートとの分岐です。ここを間違えると大変なことに。
2012年07月27日 13:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 13:36
吉田ルートとの分岐です。ここを間違えると大変なことに。
楽しみにしていた砂走り。
ゲイターとザックカバーもセットします。
ふかふかの斜面が気持ちいいです。
2012年07月27日 14:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 14:53
楽しみにしていた砂走り。
ゲイターとザックカバーもセットします。
ふかふかの斜面が気持ちいいです。
ところが娘は膝と足裏が限界です。
「もう歩けない・・・。」
とてもつらそう。
2012年07月27日 15:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 15:26
ところが娘は膝と足裏が限界です。
「もう歩けない・・・。」
とてもつらそう。
16:00 砂払い5合目に到着。
あと少しだね。
2012年07月27日 15:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 15:55
16:00 砂払い5合目に到着。
あと少しだね。
最後は樹林帯を歩きます。
木の根が多くて歩きづらかったです。
2012年07月27日 16:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 16:31
最後は樹林帯を歩きます。
木の根が多くて歩きづらかったです。
16:43 5合目に到着。
本当によく頑張ったね。
2012年07月27日 16:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 16:43
16:43 5合目に到着。
本当によく頑張ったね。
無事にここまで戻ってきました。
登りと同じここで記念撮影。
2012年07月27日 17:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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7/27 17:04
無事にここまで戻ってきました。
登りと同じここで記念撮影。
須走IC近くの温泉へ。
もやがかかっていて富士山は見えませんでした。
2012年07月27日 17:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 17:38
須走IC近くの温泉へ。
もやがかかっていて富士山は見えませんでした。
帰りの車から撮影。
さっきまであそこにいたんですね。
2012年07月27日 18:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
7/27 18:50
帰りの車から撮影。
さっきまであそこにいたんですね。
撮影機器:

感想

一生の思い出になる感動や達成感を味わおうと,去年から計画していた親子での富士山登山。
いくつかの山で練習登山を行い,それなりに体力と技術を向上させてきましたが,3000mをはるかに超える標高は高山病のリスクが高いですし,天候の急変や怪我にも備えなければならず,山小屋も初体験。果たして無事に登頂を成功させることができるでしょうか・・・。

当日の朝は6時に自宅を出発し,富士山5合目を目指します。

富士山の駐車場は須走口で150台とのことでしたが,この時期,うまくタイミングが合わないと路駐することになるようです。御来光を見て下山する人達が9〜11時に出てくるので,多少の入れ替わりはありました。ちなみに須走口の駐車場は5合目からほんの少し登ったところなので,無理して駐車場に入れるより近くに路駐した方が少し楽かもしれません。

高山病予防のため,5合目の車の中で1時間ほど昼寝をし,高度順応させてから登山開始としました。

須走ルートを選んだのは,多くの人が登る吉田ルートに比べて登山道が混雑せず,樹林帯を抜けるなど変化に富んでおり,下山道では砂走りも楽しめるという理由から。その代わり,標高が300mほど低い所から出発することになります。
当日は日差しが強かったのですが,森の中は気持ち良く歩くことができました。樹林帯を抜けてからの日差しはやはり強く,日焼け止めはやはり必要です。

登山道は全般的に歩き易いのですが,思ったよりも狭いところもあって,人が一人しか通れないような場所もありました。歩き易いといってもそこは山ですから,スニーカーなんてだめですよ。大小の岩が転がっているのでそれを踏みながら歩くことになりますから,ソールはなるべく厚くて固い靴が良いと思います。砂利に靴が埋もれる場所も多いので,ハイカットがおすすめです。

6合目,本6号目といった要所要所に山小屋があるので,水や食料の補給も安心です。うちは僕が2ℓ,娘が1.5ℓを背負いましたが,軽くするために500ml〜1ℓを持って,あとは山小屋で買うというのもいいかもしれません。

山小屋は初挑戦でした。
寝床は聞いていたとおり,ギュウギュウ詰めでした。知らないおじさんと肩がぶつかりながら寝るというのは,やはり抵抗がありますね。耳栓というものを初めて使いましたが,これが威力を発揮しました。外界から全くシャットアウトされて眠りにつくことができました(それでも耳栓をも貫く音量のイビキの方もいらっしゃいましたが・・・。)。耳栓は今回持って行った装備の中のMⅤP候補です。

何度富士山に登っても御来光に恵まれないという方もいると聞くので,起床して天気が良いことを知ったときは安堵しました。
少し雲もありましたが,御来光が拝めた時には目的が半分達成できたような気持ちになりました。

二日目の5:30。前日の疲れが少しは残っていましたが,思ったよりも早く出発できてよかったです。
見えてはいるものの中々近づかない10合目。
娘は8合目を過ぎた辺りから頭痛を訴えるようになりました。恐れていた高山病の症状です。それでもゴールはすぐそこ,とよく頑張ってくれました。

10合目,最後の九十九折を曲がり,鳥居をくぐったときは,それまでの苦労が報われた気持ちでいっぱいでした。

本当はここで下山すればよかったのかもしれませんが,こんな機会はもうないかもしれないと,お鉢めぐりもすることにしました。ここで最後の切り札,酸素缶を投入します。使わないつもりでいた酸素缶でしたが,子供にはこういうお守り的なものも重要ですね。シューッと酸素を吸って,幾分気持ちが楽になったようでした。

11:50 最後の急登がキツかったですが,無事に剣ヶ峰に到着。
日本で一番高い場所。素晴らしい達成感です。とても感動しました。
周囲にも記念写真を撮る人たちで賑わっていました。

13:00 下山開始。
下山道は比較的柔らかい砂利をザッザッザーと駆け下りる場所が多く,それほど時間はかからないと思われました。
ところが,娘が足の痛みを訴えるようになりました。初めこそ気持ちよく滑るように下りることができたのですが,徐々に膝や足の裏が痛みだしたのです。
楽しみにしていた砂走りですが,痛みを堪えながらの下山はとてもつらそうでした。後にして思えば,下山にはもう少し時間をかけて,ゆっくり下りてくれば良かったです。

16:00 砂払い5合目に到着。ここで最後の休憩。
もはや限界を超えつつ,娘は頑張って下りてきました。
あと30分と聞いて何とか息を吹き返してくれたようです。
最後の樹林帯は木の根が張り巡らされ,かなり歩きにくかったですが,もうあと少しでゴールという喜びから,気持ちで歩きます。

16:43 5号目の鳥居に到着。
無事に下山することができました。
お店で振舞っていたきのこ茶?はとても美味しかったです。

下山した後は車で30分ほど走り,須走インター近くの温泉施設「天恵」へ。
天気が良ければ露天風呂から富士山が見えるとのことですが,あいにくモヤがかか
っていて展望はありませんでした。

こうして親子で挑戦した富士登山は無事終わりました。
娘は身も心もボロボロになりながらよく頑張り,無事に登頂を果たしてくれました。この成功から,困難を乗り越える自信や喜びといったものを得てくれれば,本当に嬉しいと思います。
漫画「岳」の中で,主人公の三歩が「頂上まで登った山は,遠くで見たときずっとキレイになるんだよ」と言っていましたが,これから遠くの富士山を見ることがとても楽しみです。

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