さすらいの長距離ハンターが行く 〜西黒尾根で谷川岳、そしてオジカ沢の頭へ〜

2020年02月15日(土) [日帰り]

• GPS: 09:19
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,672m
• 下り: 1,092m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 0:41
• 合計: 9:16

6:26 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
6:38 6:39 西黒尾根登山口
9:08 9:09 ラクダの背(ラクダのコブ)
9:12 9:12 ラクダのコル
10:01 10:01 ザンゲ岩
10:18 10:18 谷川岳・肩の小屋
10:23 10:28 谷川岳
10:40 10:41 谷川岳
10:45 10:53 富士浅間神社奥の院
10:57 10:58 谷川岳
11:12 11:13 谷川岳
11:17 11:19 谷川岳・肩の小屋
12:38 12:51 オジカ沢ノ頭
14:24 14:29 谷川岳・肩の小屋
14:33 14:34 天神ザンゲ岩
14:46 14:47 天狗の留まり場
15:00 15:01 熊穴沢避難小屋
15:22 15:22 天神平・天神峠分岐点
15:42 天神平

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

谷川岳ロープウエイの駐車場を利用。

写真

2/15 7:43

ロープウエイ駅を6時半にスタート。1時間ちょい歩いた地点。
まだ雲が多めながらも、これから晴れてくる予報😀

2/15 8:09

雲がどんどん取れて青空が増えてきました😀

2/15 8:19

振り返って白毛門

2/15 8:28

オキの耳が姿を現した😀

2/15 8:38

燧ヶ岳と至仏山

2/15 8:51

樹林帯を突破して谷川岳、スッカリ晴れわたりました😀
最初の壁の手前でアイゼン装着。後続の方たちがどんどん先に行かれます。

2/15 8:52

それにしても2月半ばでこの雪の少なさ、予想はしていたものの愕然としました。
クラックも結構入ってました。

2/15 8:55

楽しい楽しい西黒尾根の稜線歩き。
年末のようなラッセルはなくステップもしっかりできてました。
まるで階段を上がるよう😀

2/15 9:04

ラクダの肩あたりまでで4名をパスして、その先には先行者8名が。
この差なら山頂までに全員パスできるかも、、、、西黒尾根からの山頂一番乗り、いっちょう狙ったるか！

2/15 9:19

歩いてきた稜線を振り返って😀

2/15 9:23

山友さんを放置プレイしてどんどん先に進みます！
とにかく止まらない、休まない😀このあと懺悔岩までで6名をパス。

2/15 9:54

懺悔岩の先で先頭の2名をパスして山頂までもうひと頑張り😀

2/15 10:01

午前10時トマの耳、到着！✌
ロープウエイからの登山者もまだのようでした。
しばし山頂独り占め😀

2/15 10:02

山友さん到着まで恒例の撮影タイム📷
最高峰オキの耳。

2/15 10:02

茂倉岳と一ノ倉岳

2/15 10:02

雲の上からひょっこり巻機山

2/15 10:02

手前が笠ケ岳、たおやかな山頂が朝日岳。

2/15 10:02

平ケ岳

2/15 10:03

燧ヶ岳と至仏山

2/15 10:03

奥白根山と上州武尊山

2/15 10:03

皇海山、ここからはカッコイイですね😀

2/15 10:04

赤城山

2/15 10:04

遙か彼方に富士山🗻

2/15 10:05

主脈の稜線は、まだ雲が残ってなかなか味わい深いです😀
中央手前のピークがオジカ沢の頭。
今日はあそこまで行ってみようかと思います😉

2/15 10:05

オジカ沢の頭〜万太郎山〜仙ノ倉山〜平標山。
この日平標山から仙ノ倉山も候補でしたが、ここ数日の気温上昇で雪崩の心配が拭えず安全度の高い尾根歩きにしました😀

2/15 10:05

俎ぐらの左に小出俣山、その先には浅間連峰。

2/15 10:06

左に白砂山、右に左武流山

2/15 10:06

左に苗場山、中央奥に真っ白なトンガリ火打山。

2/15 10:07

歩いてきた西黒尾根の稜線。

2/15 10:11

白馬三山

2/15 10:13

会津駒ヶ岳

2/15 10:34

山友さん到着後、オキの耳に向かいました😀

2/15 10:35

雲が取れて主脈の稜線が。オジカ沢の頭に向かう前に、この先の富士浅間神社奥の院まで足を延ばしました😀

2/15 10:42

奥の院から一ノ倉沢の岩壁、雪庇怖くてとても下を覗けるところまでは行けません。

2/15 10:44

奥の院鳥居から見たオキ&トマ。

2/15 10:54

羽を広げた鳳凰のようなトマの耳、積雪期が一番美しいですね😀

2/15 10:54

肩の小屋まで下って

2/15 11:16

オジカ沢の頭を目指します😀
トレースもなく時々盛大に踏み抜きます。
アイゼンの上からワカン装着、比較的スムーズに進めます😀

2/15 11:45

谷川温泉方面に延びる中ゴー尾根。

2/15 11:45

この日は我々と男性2名がピークを目指した。

2/15 11:45

俎ぐらもどんどん近づく。

2/15 11:57

振り返っての谷川岳、西側からはイマイチパッとしない山容。
ロープウエイからの登山者もどんどん登頂してました😀

2/15 12:04

鞍部の平らな所にサックとワカンをデポして、ピッケル片手にピークを目指しました。
中央の岩場の通過が核心部かなあ。難しくはないです😀

2/15 12:16

先行者の男性2名をパスしてピークは間近、一番奥がオジカ沢の頭。

2/15 12:25

強風時はバランス注意、稜線の右側、北側に落ちるとヤバい。

2/15 12:30

あのオジカ沢の頭がこんなにも遠いとは😱

2/15 12:31

肩の小屋から下り基調で75分、戻るのはもっとかかるな😅

2/15 12:32

まずはさらに近づいた万太郎山。
この時期に歩いてみたいけど、いろいろリスクマネジメントが必要だ。

2/15 12:35

西側からの谷川岳そっくりな俎ぐら。

2/15 12:37

右に白砂山、左の白い山が草津白根山かな、中央一番奥の黒いピークが志賀の横手山。

2/15 12:37

苗場山

2/15 12:41

2/15 12:41

中でも目を奪われたのが、風が織りなす美しい紋様。

2/15 12:42

柔らかい羽毛のようでもあり

2/15 12:44

木の葉のようでもあり、見とれてしまいました😀

2/15 12:56

ロープウエイの時間もあるので肩の小屋に戻りましょう。

2/15 14:24

デポしたザックとワカンを回収してつぼ足で歩きましたがワカンをつけるべきでした。
気温も上がって踏み抜きの連続、結構堪えた😅
90分かけて肩の小屋に戻りました😀

2/15 14:31

ピッケルをしまってダブルストックで天神尾根を下ります。
中ゴー尾根の向こうに俎ぐらとオジカ沢の頭。

2/15 14:39

天神尾根から振り返っての谷川岳。
一日好天に恵まれてラッキーでした😀

2/15 14:50

2/15 15:22

丸一日たっぷり谷川岳を満喫しました😀

撮影機器：

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

感想

uchia

本当は西吾妻山でスノーモンスターを見たかった今週末でしたが、予報が今一ということで予定変更。候補は色々挙がりましたが最後の最後に谷川岳西黒尾根から。決め手が稜線にいる時間帯の晴天率が高いって言うことですから説得力あります。
西黒尾根は3月の残雪期に登ったことはありますが2月はどうなんだろう？また前爪で蹴り上げて行くのかなぁって心配していましたが、ステップがしっかり出来ていたので助かりました。
トマノ耳〜オキノ耳〜奥の院まで。肩の小屋に下りるとオジカ沢ノ頭に行こう！と。
雪の谷川岳には何度か来ていますが、オジカ沢ノ頭まで行ったことはありません。
踏み抜き地獄で近くに見えてすっごく遠かったオジカ沢ノ頭、でもそこからの眺望はとっても嬉しいものでした。爼ぐらがカッコイイ、万太郎山への稜線も迫力ある、そして風が織りなす美しい紋様、自然が作り出す濃淡に寄りリーフのようにも見え素敵でした(*ё_ё*)
帰りも雪が緩み一層の踏み抜きで大変でしたが、それさえも楽しく感じる稜線歩き。有難うございました>^_^<

hastler1208

この週末はパッとしない予報。そんな中で北アルプス北部、上越国境方面、八ヶ岳を候補としてピックアップし、最終的に稜線に上がった時間帯の晴天率が一番高そうな上越国境方面に。
そして気温上昇に伴う雪崩のリスク回避のため谷川岳西黒尾根を選択。
谷川岳は昨年末に訪れてはいましたが山友さんの積雪期西黒尾根初挑戦ということもあり、お供いたしました。

残雪期の山と見まごうほど積雪が少なくて愕然としましたが、好天に恵まれてどこまでも見渡せる眺望を満喫し、さらには主脈のオジカ沢の頭まで足を延ばして谷川岳山頂とはまた違った眺望も楽しむことができました😀
オジカ沢の頭往復は踏み抜きの連続にいささか体力を奪われましたが、歩いた距離以上の充足感を味わえて下山後の温泉と豚カツが更に格別なモノになりました😀

来冬は、らしい白銀の世界を見せてほしいものです。
ありがとうございました😀