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Yamareco

記録ID: 224184
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 富士宮口登山道

2012年08月23日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:37
距離
12.4km
登り
1,483m
下り
1,495m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【登り行程:2時間18分(五合目トイレ除く)】
4:47富士宮口新五合目登山口
→4:58六合目→5:27新七合目→5:47元祖七合目→6:08八合目→6:46九合五勺
→7:07山頂奥宮
【お鉢巡り】
7:45富士宮口山頂→8:15久須志神社→8:55剣ヶ峰10:12→10:20富士宮口山頂
【下山:1時間14分】
10:28富士宮口山頂→11:42六合目(→12:19五合目登山口)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新五合目駐車場よる1km程下ったところに駐車
午前5時の時点で、すでにこの車列。さすがにシーズン
コース状況/
危険箇所等
あまりにも有名な登山道で、皆さんの総評通り

岩場が多い登山道ですが、それほど危険なところはありません。
ただ、登山客が非常に多いので、高速下山すると危険を伴います。
シーズンはゆっくり下りた方が、危険は少ないでしょう。

8月末までは、小屋はすべて開いています。トイレも問題なし。
一番の問題は駐車スペース。5時の時点で、すでに1kmの駐車車列。しかも
その後の時間もどんどん延びていました(連れが確認)
予約できる山小屋
八合目池田館
早朝の富士宮新五合目。まだ薄暗い中、多くの車が上ってきます。向こうには富士の街。綺麗だ
2012年08月23日 04:37撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
8/23 4:37
早朝の富士宮新五合目。まだ薄暗い中、多くの車が上ってきます。向こうには富士の街。綺麗だ
4:47登山開始。登山口付近まで車で送ってもらったので、ほとんど高地順応せず。時間に追われない登山をしたいものです
2012年08月23日 04:47撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 4:47
4:47登山開始。登山口付近まで車で送ってもらったので、ほとんど高地順応せず。時間に追われない登山をしたいものです
見事な朝焼け。空はほとんど雲がなく、良い登山日和でした
2012年08月23日 04:53撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 4:53
見事な朝焼け。空はほとんど雲がなく、良い登山日和でした
六合目から頂上へ向かう登山道。大きめの岩がごろごろしている登山道を進みます。ロープが張られているから、迷う心配なし
2012年08月23日 05:00撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 5:00
六合目から頂上へ向かう登山道。大きめの岩がごろごろしている登山道を進みます。ロープが張られているから、迷う心配なし
新7合目の手前でご来光。いつ見ても良いものです。この感動は癖になる
2012年08月23日 05:16撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
8/23 5:16
新7合目の手前でご来光。いつ見ても良いものです。この感動は癖になる
上空は雲一つない快晴。これまで雲・霧につきまとわれていましたが、今年初めて最高の天気に。テンションあがるぜ☆
2012年08月23日 05:39撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 5:39
上空は雲一つない快晴。これまで雲・霧につきまとわれていましたが、今年初めて最高の天気に。テンションあがるぜ☆
8合目を過ぎたあたりで上を見上げます。このあたりは登山客が少なかったので、ペースアップ!
2012年08月23日 06:08撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 6:08
8合目を過ぎたあたりで上を見上げます。このあたりは登山客が少なかったので、ペースアップ!
駿河湾を望む。孤立峰からの眺めは最高だ
2012年08月23日 06:15撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
8/23 6:15
駿河湾を望む。孤立峰からの眺めは最高だ
残雪の脇の登山道。中に、踏み込んだ足跡がありました。滑らないようにね〜
2012年08月23日 06:38撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 6:38
残雪の脇の登山道。中に、踏み込んだ足跡がありました。滑らないようにね〜
九合五勺で五分ほど休憩。混んでる…。寝っ転がっている人も多く、このあたりが高山病の好発地点。もうひとがんばりです。
2012年08月23日 06:48撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 6:48
九合五勺で五分ほど休憩。混んでる…。寝っ転がっている人も多く、このあたりが高山病の好発地点。もうひとがんばりです。
徐々に重くなっていく一歩に耐えつつ、いよいよ頂上が見えてきた。ここまで来ると疲れも忘れる
2012年08月23日 07:06撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 7:06
徐々に重くなっていく一歩に耐えつつ、いよいよ頂上が見えてきた。ここまで来ると疲れも忘れる
浅間神社奥宮到着
雲一つない青空が出迎えてくれました。2年ぶりの頂上に感動。
2012年08月23日 07:07撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 7:07
浅間神社奥宮到着
雲一つない青空が出迎えてくれました。2年ぶりの頂上に感動。
剣ヶ峰を望む。
2012年08月23日 07:18撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 7:18
剣ヶ峰を望む。
なぜか大好きな三島岳。
ここはいつも人がいないため、貸し切り状態です。毎年ここでしばし景色を堪能しながら休憩します。
2012年08月23日 07:30撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
8/23 7:30
なぜか大好きな三島岳。
ここはいつも人がいないため、貸し切り状態です。毎年ここでしばし景色を堪能しながら休憩します。
お鉢巡り開始。赤茶けた土が、まるでバイキングが送ってきた火星表面の写真を思い起こさせます。まさに別世界!
2012年08月23日 07:51撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 7:51
お鉢巡り開始。赤茶けた土が、まるでバイキングが送ってきた火星表面の写真を思い起こさせます。まさに別世界!
いつも思うのだけど、アララト山頂にたどり着いたノアの方舟みたいな光景だ。
2012年08月23日 07:55撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 7:55
いつも思うのだけど、アララト山頂にたどり着いたノアの方舟みたいな光景だ。
火口北側の壮大な眺め。
孤立峰ならではの、空を飛んでいるような感覚に浸っていると、本当に飛べそうな気がしてくる
2012年08月23日 08:38撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 8:38
火口北側の壮大な眺め。
孤立峰ならではの、空を飛んでいるような感覚に浸っていると、本当に飛べそうな気がしてくる
剣ヶ峰までもうすぐ
ここから眺めると、山の上に立てられた中世の城に見えます。
2012年08月23日 08:44撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 8:44
剣ヶ峰までもうすぐ
ここから眺めると、山の上に立てられた中世の城に見えます。
剣ヶ峰到着!
今年は、ゆっくりお鉢巡りを楽しみました。天気も良いし、ここでしばし日本最高点の空気に体を預けます。
2012年08月23日 09:00撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 9:00
剣ヶ峰到着!
今年は、ゆっくりお鉢巡りを楽しみました。天気も良いし、ここでしばし日本最高点の空気に体を預けます。
大好きな眺め
水平線がわずかに弧を描いている。地球はやはり丸いんだな
2012年08月23日 09:31撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
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8/23 9:31
大好きな眺め
水平線がわずかに弧を描いている。地球はやはり丸いんだな
単独登山でしたが、なんと山頂で仲の良い知り合いに偶然会いました。お互い登っていたことを全く知らず、顔があった瞬間絶句!
世の中(いや山頂か…)狭いなぁ
2012年08月23日 09:58撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 9:58
単独登山でしたが、なんと山頂で仲の良い知り合いに偶然会いました。お互い登っていたことを全く知らず、顔があった瞬間絶句!
世の中(いや山頂か…)狭いなぁ
富士宮口へと下山開始
下り始めるときは、なんだか名残惜しいんですよね。山頂にはいつまでも居たくなってしまう。
2012年08月23日 10:28撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
1
8/23 10:28
富士宮口へと下山開始
下り始めるときは、なんだか名残惜しいんですよね。山頂にはいつまでも居たくなってしまう。
一日通してすばらしい天気でした。前回までの三峰とはうってかわっての快晴。日頃仕事をがんばっているご褒美としておきましょう
2012年08月23日 12:12撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
8/23 12:12
一日通してすばらしい天気でした。前回までの三峰とはうってかわっての快晴。日頃仕事をがんばっているご褒美としておきましょう
東日本大震災の被災地、岩手県から富士山頂を目指す夢みこしに会いました。これから富士山頂を目指すところ。がんばって、山頂にみんなの願いを届けてください!
がんばれ日本!
2012年08月23日 12:25撮影 by  Canon IXY 32S, Canon
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8/23 12:25
東日本大震災の被災地、岩手県から富士山頂を目指す夢みこしに会いました。これから富士山頂を目指すところ。がんばって、山頂にみんなの願いを届けてください!
がんばれ日本!
撮影機器:

感想

■霊峰富士にアタック■

■前黒法師岳登山からまた一ヶ月近く。ようやく富士山へのアタックの時が来ました。昨年、山伏登山で転倒し、怪我の影響で登れなかった悔しさを乗り越え(大げさ…)、登山口にたったときの感動。なんというか、富士山はやっぱり特別ですね。日本一の霊山、神聖な気持ちで向かい合いました。

●まず、登山道に関しては特に変わったところ無し。岩がごつごつして歩きにくいところもありますが、基本的に危険な所はありません。道を外しさえしなければ。
富士宮口登山道は、比較的狭いところが多く、登山客と下山客が交互通行しないとならないところが所々あります。ペースの速い人は、ゆっくりペースのハイカーに迷惑をかけないよう、追い越しのタイミングに気を使うことが大事ですね。脅かしたりしないよう、声をかけながら登るなどの気配りを

●各山小屋では、小屋の前で横になっている方も多く、踏んでしまわないよう気を遣います。飲料水を十分持ってきている人は、小屋から少し外れたところで休憩した方が、景色も眺められてよさそうです。

●9合目を超えたあたりから、道中で横になったり伏せっている人が多く見られました。3000mを超えると、高山病との戦いです。個人的には、たくさんの休憩を取りながら登るより、ゆっくりで良いのでなるべく動き続けることが、高山病への対策として重要ではないかと思います。あまり長く休むと、体が冷えて次に動くのが大変になりますし。もちろん脱水・ハンガーノック対策は必要ですが。

●お鉢巡りも、登山道は特に危ないところ無し。3700m超を巡る道ですから、少しの登りでもなかなかに骨です。しかし、周りに高い山が何もない山頂の一巡りは、富士山ならではの楽しみでもあります。ぜひ巡って欲しい

■さて、毎年富士宮口から奥宮までのタイムアタックに挑戦しています。これまでは、一昨年の2時間26分が最高で、今年はその更新にチャレンジしました。荷物は2リットルの行動水に防寒具や雨具・行動食・着替えなど。
今年は、連れと一緒に来たので、自分は登山口で下車。連れは、駐められるところに駐車し、その後適当に過ごすという段取り。おかげで、登山口に着いたと同時に山登りをスタートできて、時間を節約できましたが、高地順応は全くせず。高山病にならないことを祈りながら登りました。

■途中の休憩は八合目と九合五勺での5分ずつ。これは予定通り。道中は、すれ違いなどで待たされることもありましたが、八合目以降はほぼ順調に経過。登頂は2時間18分で、高山病になることもなく無事記録更新。単に自分の記録との戦いですが、以前の自分を超えるとなかなか嬉しいものです。ゆっくり登る登山もありですが、これが自分にとっての楽しみ方です。

■おはち巡りは、色々写真を撮りながらゆっくり回りました。360度見渡す限りの青空は本当に気持ちがいい。鳥の気分を存分に味わえますね。途中、残雪に足を踏み入れ、冬の名残を楽しみました。

■剣ヶ峰で驚きが!
仲のいい知り合いに偶然出会いました。これには驚いた。お互い、富士山によく登るのは知っていましたが、まさか同じ日(しかも平日)、同じ時に登っていたとは。なんだか、運命的なものを感じた次第。いつか一緒に登ろうと約束していたのが、思わぬ形で実現したことに大興奮でした。

■下山は、友人と一緒に。お互い下山慣れしているためか、小走りの高速下山。周囲のハイカーを脅かしてしまったこともあったかもと、反省。六合目で友人と別れ、宝永山の方にハイキングしていた連れと合流。五合目までのんびりハイクで午後1時前には帰路につきました。それにしても、新五合目からのスカイラインは暑かった…。
帰りは、富士宮のポモドーロというパスタのお店で食事し、すぐ横の華の湯でひとっ風呂。夕方には帰宅しました。日のあるうちに日帰り出来るのが、静岡県に住んでいる強みです。

■富士登山より無事帰還■

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