ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 224330
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

雷鳥君と初対面、柏原新道にて鹿島槍ヶ岳

2012年09月14日(金) [日帰り]
 - 拍手
sss その他1人
GPS
13:10
距離
20.4km
登り
2,249m
下り
2,231m

コースタイム

3:40柏原新道登山口入口
モミジ坂の樹林帯の中を九十九折りに登ります。眼下には扇沢バスターミナルや安曇野の街灯が見えて来ます。登山道は丸太や鉄製の階段や石畳の登りがありますが、一旦は平坦な道にもなります。しかし、片側が斜面の崩落地のようなガレ場や鎖場も登場し、稜線近くになると再び石畳の急な登りもあります。
6:35種池山荘
爺ヶ岳までは、明るく展望のいい稜線が続き、鹿島槍ヶ岳や、その山裾にある冷池山荘を見ながらハイマツ帯を抜けて、ガレた道を登ると爺ヶ岳南峰への分岐があります。
7:25爺ケ岳南峰7:30
山頂は瓦礫が散らばっており、あまり広くはありません。鹿島槍ヶ岳は雲が掛かってしまいましたが、後立山は何とか見ることができました。ここからは、一旦下って中峰、北峰と続きますが、巻き道も整備されています。途中、ハイマツ帯やガレた痩せ尾根もあります。
8:25冷乗越
赤岩尾根からの合流点となっている場所ですが、ガレた斜面の途中にある感じです。
8:35冷池山荘8:45
冷池山荘からは、テン場を過ぎて緩やかな登りの進み、お花畑を抜けるとハイマツの中を登るようになり、幾つかの小さなピークを越えながら、瓦礫の坂を上り詰めると、山荘から1時間程で布引山に着きます。
9:45布引山
山頂は広くはありません。晴れていれば大展望なのでしょうが、ガスで何も見えませんでた。ここからは一旦下り、稜線を歩き最後のガレ場の九十九折りの登りとなります。
10:25鹿島槍ヶ岳南峰10:40
山頂は広く、東西に細長い形をしており、360度のパノラマです。晴れていれば絶景なのでしょうね。
11:15布引山
12:05冷池山荘12:40
12:55冷乗越
13:55爺ケ岳南峰
14:25種池山荘
16:50柏原新道登山口入口
天候 朝は晴れ、曇り、ガス、夕方は雨でした。
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道路、豊科インターチェンジから、国道147号線で大町アルペンラインにより、扇沢の少し手前の柏原新道登山口入口の駐車場まで自家用車を利用しました。登山口のすぐ前に7〜8台が駐車可能なスペースがあり、幸運にも最後の1台分が空いていました。でも、暗くて分かりませんでしたが、橋を過ぎた先にも30台ほどが停まれる駐車場、車道の脇にも数台が停まれる駐車スペースがありました。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは柏原新道登山口入口にあります。ヤマレコ等の情報でも柏原新道は整備されており、非常に歩き易いとのことでしたが、実際に歩いみて登りは、疲れもほとんど感じないで登れました。下りは長旅で疲れていたせいか、それなりに足にきましたね。
まだ漆黒の闇の中ですが、柏原新道登山口から入ります。長旅のスタートです。空は満天の星空でした。
2012年09月14日 03:50撮影 by  u1020,S1020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9/14 3:50
まだ漆黒の闇の中ですが、柏原新道登山口から入ります。長旅のスタートです。空は満天の星空でした。
針ノ木岳から、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳と続く稜線です。かなり白々としてきて、間もなく夜が明けて日の出となりそうです。
2012年09月14日 05:23撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 5:23
針ノ木岳から、スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳と続く稜線です。かなり白々としてきて、間もなく夜が明けて日の出となりそうです。
次第に朝陽光がさしてきました。鳴沢岳のモルゲンロートです。萌えています。
2012年09月14日 05:40撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
15
9/14 5:40
次第に朝陽光がさしてきました。鳴沢岳のモルゲンロートです。萌えています。
水平道。柏原新道は、なかなかおもしろいネーミングの道標が多く設置されていました。もちろん、この区間は平坦路が続いています。
2012年09月14日 05:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 5:47
水平道。柏原新道は、なかなかおもしろいネーミングの道標が多く設置されていました。もちろん、この区間は平坦路が続いています。
雲の形もいい感じです。
2012年09月14日 05:57撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 5:57
雲の形もいい感じです。
蓮華岳、針ノ木岳も美しい山容を見せてくれています。
2012年09月14日 05:57撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
14
9/14 5:57
蓮華岳、針ノ木岳も美しい山容を見せてくれています。
アザミ沢という枯沢を横切ります。当然、アザミの花も咲いています。
2012年09月14日 06:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 6:12
アザミ沢という枯沢を横切ります。当然、アザミの花も咲いています。
種池山荘が見えました。やっと稜線に出ます。
2012年09月14日 06:37撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
9/14 6:37
種池山荘が見えました。やっと稜線に出ます。
今の時期は、このアザミの花が一番多く咲いていました。
2012年09月14日 06:37撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 6:37
今の時期は、このアザミの花が一番多く咲いていました。
斜面は、チングルマのお花畑となっています。
2012年09月14日 06:44撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
9/14 6:44
斜面は、チングルマのお花畑となっています。
蓮華岳、針ノ木岳の稜線もクリアーに見えます。中央アルプスの一部も左奥に少し見えているのでょうか?
2012年09月14日 06:44撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6
9/14 6:44
蓮華岳、針ノ木岳の稜線もクリアーに見えます。中央アルプスの一部も左奥に少し見えているのでょうか?
布引山と鹿島槍ヶ岳も美しく見えました。テンションも上げ上げ状態です。
2012年09月14日 06:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8
9/14 6:47
布引山と鹿島槍ヶ岳も美しく見えました。テンションも上げ上げ状態です。
かなり高度を上げました。種池山荘が小さく見えます。
2012年09月14日 06:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 6:47
かなり高度を上げました。種池山荘が小さく見えます。
少しガスが出て来ましたが、鹿島槍ヶ岳の双耳峰がハッキリと確認できます。しかし、あそこまで続く稜線を見ると、まだまだ遥か彼方という感じです。
2012年09月14日 06:53撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
18
9/14 6:53
少しガスが出て来ましたが、鹿島槍ヶ岳の双耳峰がハッキリと確認できます。しかし、あそこまで続く稜線を見ると、まだまだ遥か彼方という感じです。
爺ケ岳南峰に到着しました。多少の雲はありますが、ここまでは快晴の青空でした。でも、目指す鹿島槍ヶ岳には雲が・・・・。
2012年09月14日 07:23撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4
9/14 7:23
爺ケ岳南峰に到着しました。多少の雲はありますが、ここまでは快晴の青空でした。でも、目指す鹿島槍ヶ岳には雲が・・・・。
雲が少し掛かってしまっていますが、劒・立山連峰の勇姿も望めます。劒岳のギザギザには憧れます。
2012年09月14日 07:24撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
9/14 7:24
雲が少し掛かってしまっていますが、劒・立山連峰の勇姿も望めます。劒岳のギザギザには憧れます。
針ノ木岳から蓮華岳への稜線には、雲が湧いてしまっています。
2012年09月14日 07:24撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 7:24
針ノ木岳から蓮華岳への稜線には、雲が湧いてしまっています。
安曇野側からの上昇気流?に乗って猛烈なガスが稜線にまで達して来ました。青空が消えてしまっています。
2012年09月14日 07:33撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 7:33
安曇野側からの上昇気流?に乗って猛烈なガスが稜線にまで達して来ました。青空が消えてしまっています。
雲が晴れて、爺ケ岳中峰が見えました。
2012年09月14日 07:35撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
9/14 7:35
雲が晴れて、爺ケ岳中峰が見えました。
晴れていれば、絶景を見ながらの稜線歩きのハズなのですが・・・・。
2012年09月14日 07:57撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 7:57
晴れていれば、絶景を見ながらの稜線歩きのハズなのですが・・・・。
冷乗越に着きました。完全にガスってしまい展望はなく、肌寒くなってきました。ここまで来れば2時間少々で鹿島槍です。
2012年09月14日 08:23撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
9/14 8:23
冷乗越に着きました。完全にガスってしまい展望はなく、肌寒くなってきました。ここまで来れば2時間少々で鹿島槍です。
冷池山荘です。ここで小休止しました。先取りで爺ケ岳と鹿島槍ヶ岳の山バッジを購入しました。
2012年09月14日 08:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 8:36
冷池山荘です。ここで小休止しました。先取りで爺ケ岳と鹿島槍ヶ岳の山バッジを購入しました。
ヤマシロギクでしょうか?・・・・。
2012年09月14日 08:54撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 8:54
ヤマシロギクでしょうか?・・・・。
満開?のヤマハハコ。
2012年09月14日 09:00撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 9:00
満開?のヤマハハコ。
オヤマリンドウの蕾がいたるところありました。
2012年09月14日 09:01撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
9/14 9:01
オヤマリンドウの蕾がいたるところありました。
ハクサンフウロが、まだ咲き残っていました。
2012年09月14日 09:14撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 9:14
ハクサンフウロが、まだ咲き残っていました。
雲が一瞬切れましたが・・・・。
2012年09月14日 09:42撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 9:42
雲が一瞬切れましたが・・・・。
布引山の山頂に着きましたが、ガスの中・・・・。何も見えませんでした。
2012年09月14日 09:43撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 9:43
布引山の山頂に着きましたが、ガスの中・・・・。何も見えませんでした。
布引山をクリアーして、いよいよ鹿島槍ヶ岳南峰が姿を現わしましたが、山頂付近はガスで見えません。登山道はしっかりしておりますが若干ザレている個所もあります。安曇野側からはガスと冷気が吹きあげてきます。
2012年09月14日 09:47撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 9:47
布引山をクリアーして、いよいよ鹿島槍ヶ岳南峰が姿を現わしましたが、山頂付近はガスで見えません。登山道はしっかりしておりますが若干ザレている個所もあります。安曇野側からはガスと冷気が吹きあげてきます。
ハクサンイチゲでしょうかね?。稜線に一輪だけ咲いていました。
2012年09月14日 09:52撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 9:52
ハクサンイチゲでしょうかね?。稜線に一輪だけ咲いていました。
鹿島槍ヶ岳南峰まで、あと僅か・・・・。ザレ場の向こう側には、青空が広がりました。
2012年09月14日 10:17撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6
9/14 10:17
鹿島槍ヶ岳南峰まで、あと僅か・・・・。ザレ場の向こう側には、青空が広がりました。
何とか鹿島槍ヶ岳山頂にゴールしました。ここまで長かったですね。半分は諦めかけた山頂からの展望でしたが・・・・。
2012年09月14日 10:26撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
6
9/14 10:26
何とか鹿島槍ヶ岳山頂にゴールしました。ここまで長かったですね。半分は諦めかけた山頂からの展望でしたが・・・・。
ガスが切れて立山連峰を望めました。山頂部分にはまだ雲が掛かっていますが、雄山、大汝山、真砂岳、別山、池平山、そして剱岳が何とか姿を見せてくれました。手前は牛首山ですね。
2012年09月14日 10:29撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
15
9/14 10:29
ガスが切れて立山連峰を望めました。山頂部分にはまだ雲が掛かっていますが、雄山、大汝山、真砂岳、別山、池平山、そして剱岳が何とか姿を見せてくれました。手前は牛首山ですね。
ほんの1分でいいので、雲が全部なくなりませんかね。
2012年09月14日 10:29撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
9/14 10:29
ほんの1分でいいので、雲が全部なくなりませんかね。
残念ながら、白馬、五竜は雲の中に隠れてしまいました。
2012年09月14日 10:29撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 10:29
残念ながら、白馬、五竜は雲の中に隠れてしまいました。
ダイナミックな鹿島槍ヶ岳北峰を望む
2012年09月14日 10:33撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
9/14 10:33
ダイナミックな鹿島槍ヶ岳北峰を望む
チシマギキョウが一輪だけ残っていました。
2012年09月14日 11:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 11:05
チシマギキョウが一輪だけ残っていました。
一瞬の雲の切れ間かあら、剱岳が見えました。
2012年09月14日 11:24撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 11:24
一瞬の雲の切れ間かあら、剱岳が見えました。
振り返ると布引山と鹿島槍が少しだけ姿を見せました。
2012年09月14日 11:45撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
3
9/14 11:45
振り返ると布引山と鹿島槍が少しだけ姿を見せました。
ミヤマキンパイですかね。
2012年09月14日 11:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
9/14 11:48
ミヤマキンパイですかね。
冷池山荘のテン場です。テン場は山荘から歩いて5分ほど離れた場所にありました。
2012年09月14日 11:56撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 11:56
冷池山荘のテン場です。テン場は山荘から歩いて5分ほど離れた場所にありました。
冷池山荘まで戻ってきまました。ここでランチタイム休憩です。
2012年09月14日 12:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 12:05
冷池山荘まで戻ってきまました。ここでランチタイム休憩です。
冷池山荘からの樹林帯を抜けた崩壊地です。
2012年09月14日 12:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 12:48
冷池山荘からの樹林帯を抜けた崩壊地です。
冷池山荘から、冷乗越までのザレ場の登りです。
2012年09月14日 12:50撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
9/14 12:50
冷池山荘から、冷乗越までのザレ場の登りです。
山では、かなり季節が進んでいますね。ウラシマツツジの紅葉です。短い秋から一気に冬山に突入でしょうか・・・・。
2012年09月14日 13:26撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
7
9/14 13:26
山では、かなり季節が進んでいますね。ウラシマツツジの紅葉です。短い秋から一気に冬山に突入でしょうか・・・・。
今日は諦めかけていた、念願の雷鳥君に爺ケ岳南峰付近で会うことができました。
2012年09月14日 13:59撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
12
9/14 13:59
今日は諦めかけていた、念願の雷鳥君に爺ケ岳南峰付近で会うことができました。
こんなに近くで見れるとは感動です。
2012年09月14日 13:59撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
13
9/14 13:59
こんなに近くで見れるとは感動です。
こちらは、総勢4名の団体さんです。家族なのでしょうかね・・・・。
2012年09月14日 14:00撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
10
9/14 14:00
こちらは、総勢4名の団体さんです。家族なのでしょうかね・・・・。
噂どおりに、雷鳥君は全く人を恐れることなく、近づいてきます。
2012年09月14日 14:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
13
9/14 14:02
噂どおりに、雷鳥君は全く人を恐れることなく、近づいてきます。
決して、威嚇しているわけではありませんよね。単なる身震い?・・・・。
2012年09月14日 14:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
24
9/14 14:02
決して、威嚇しているわけではありませんよね。単なる身震い?・・・・。
長旅で疲れ果てていたところで、彼らに会うことができて元気注入です。最高のひとときでした。
2012年09月14日 14:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
16
9/14 14:02
長旅で疲れ果てていたところで、彼らに会うことができて元気注入です。最高のひとときでした。
トウヤクリンドウでしょかね。
2012年09月14日 14:27撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
9/14 14:27
トウヤクリンドウでしょかね。
柏原新道の下りから、爺ケ岳が見えました。登りの際には気づきませんでした。
2012年09月14日 14:41撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4
9/14 14:41
柏原新道の下りから、爺ケ岳が見えました。登りの際には気づきませんでした。
ゴゼンタチバナの赤い実も登山道脇に多く群生していました。
2012年09月14日 14:58撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
2
9/14 14:58
ゴゼンタチバナの赤い実も登山道脇に多く群生していました。
石ベンチです。思わずここで石ベンチに座って小休憩させていただきました。
2012年09月14日 15:07撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
9/14 15:07
石ベンチです。思わずここで石ベンチに座って小休憩させていただきました。

感想

 今回の鹿島槍が岳の山行にあたり、まず考えたのが歩行距離が長いので、果たして最後まで歩けるか、そして登山口はどこから登るかについて少し迷いました。
 長い歩行距離については、体力的にも多少の不安もあったので、とにかく体力を温存して、ゆっくり歩くことを心がけて歩きました。そうなると、当然、所要時間を要することになるので、歩き始めの時間を早くすることで対処しました。
 次に登山口ですが、柏原新道と赤岩尾根のどちらからスタートするかです。
◎柏原新道
 メリット
 1 全体的に登りが緩やか。
2 途中で爺ケ岳を登ることができる。
3 登りと下りの時間によっては、暗くてもヘッドランプで歩くことになっても
比 較的安全 
デメリット
 1 総歩行距離が長くなる。
2 下りで爺が岳等のアップダウンがあり、登り返しがある。
○赤岩尾根
 メリット
 1 総歩行距離が短い。
2 下りで、冷乗越まで来れば、あとは下るだけで登り返し等が少ない。
 デメリット
 1 冷乗越までの赤岩尾根の登りが急登である。
2 赤岩尾根の登り下りが、歩  いたことがないのでヘッドランプで歩くに
は、少し不安。
 いろいろと考えたのですが、結局は柏原新道を選んで歩き、正解だったと思います。とてもよく整備されていて、情報どおり歩きやすい登山道でした。そして、早く稜線に出ることができたので、雲が出始める前の30分ほどでしたが、鹿島槍ヶ岳の姿もクリアに見ることができました。何といっても、下りでは爺ケ岳で念願の雷鳥に出会うことができたのも、柏原新道を歩いたからだと思います。今日は、長時間の歩きとなったので、かなり疲れましたが、充実感も大きな山行となりました。
 下山後は、登山道入口から近い大町温泉郷にある「薬師の湯」に立ち寄り、汗を流しました。入館料は600円でぬるい露天風呂もあり、なかなかのお風呂でした。夕飯は中央高速道路の八ヶ岳パーキングで「清里カレー」を食して帰宅しました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2042人

コメント

こんにちは
sssさん、こんにちは。

14日に冷乗越と冷池山荘の間辺りですれ違っていそうです。
あの人達かなあ
(私は単独でした)


Tad
2012/9/19 13:34
こんばんは
 Tadさん、コメントありがとう、ございます。

 ご指摘のとおり、冷乗越と冷池山荘のあたりですれ違っているようですね。ごあいさつは交わしたと思いますが、私もあまり覚えておりません。14日は朝のみ、僅かな眺望がありましたが、日中は残念でしたね。
 Tadさんの翌日の写真を拝見させていただくと、羨ましい限りです。
2012/9/20 19:18
ゲスト
初めまして。
山行が私と似てて去年行ったところを懐かしく思い出しました

ヤマレコ入会初心者 で即HNを変更したりまだウロウロしてます。

sumiyann改めminnto

宜しくです!
2012/9/24 8:30
こちらこそ。
 minntoさん、コメントありがとうございます。

 高山病の症状が出るために、ほとんどは日帰りで歩くことをモットー?としております。
 こちらこそ、よろしくお願いいたします。
2012/9/25 18:14
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 白馬・鹿島槍・五竜 [3日]
扇沢〜鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜アルプス平縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら