夏の雪 大雪渓から白馬岳
- GPS
- 13:45
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,933m
- 下り
- 1,327m
天候 | 8月5日 雨時々曇り 8月6日 晴れのち曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
糸魚川から大糸線で白馬まで行き、バスで猿倉に入りました。 帰りは、栂池からロープウェイで降りてきて、バスで白馬駅に行きました。 帰りは、白馬駅に戻って大糸線がゲリラ豪雨で運転見合わせになっていたので、長野駅までバスで出て、大阪まで戻りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓はアイゼンがいると思いました。 アイゼンさえあれば、足下はしっかりするので、かえって歩きやすかったように思います。 下りは、白馬乗鞍岳から天狗原までの下りが結構しんどかったです。 岩が大きい分、段差が大きくなり、膝にきます。 栂池手前で、足下がグチュグチュにぬれていて、登山道が泥道になっており、非常に歩きづらかったです。雨のあとの栂池下りは、結構歩きづらかったです。 栂池ヒュッテとかが見えてから、意外に時間がかかってしまいました。 |
写真
感想
以前から一度は登りたいと思っていた、白馬岳に登ることにしました。
最初は、月曜も休暇を取り、栂池自然園なんかも回ろうと思いましたが、急遽仕事の影響で休暇を取り消さざるを得なかったため、土日のみの強行スケジュールになりました。
さて、8時前に白馬駅に到着し、バスで猿倉に向かいました。
白馬駅では、太陽も照っていて、結構天気が良さそうでした。電車の中からは山もよく見えていましたし・・・・・・。
バスで猿倉まで行くと、突然雨が降って来ます。
雨脚がどんどん強くなっていくので、とりあえず、レインウェアを着て、登りはじめました。
猿倉から白馬尻までの林道で、かなり雨もひどくなっていきました。白馬尻では、完全に本降り。
ここまででかなり疲れてしまいました(主に精神面で)
白馬尻荘のところで雨宿りをしていると、雨がやっぱり強い状態で、頂上の山小屋にキャンセルの電話をしている人も見受けられました。
そんな様子を見ていると、ちょっと不安にはなりましたが、このままGoということで、登ることにしました。
大雪渓の手前あたりから、雨はいったん止みました。雪渓は、結構長く、急ではありましたが、アイゼンで足下がしっかりするので歩きづらさは感じませんでした。
大雪渓をクリアして、葱平から高山植物のオンパレードです。
雨が降ったりやんだりではありましたが、それでも、ミヤマクワガタ、コオニユリ、ハクサンフウロなどの高山植物がたくさん咲いていて、登っていて、なかなか楽しかったです。
ただ、途中から、また雨脚が強くなり、だんだんと登るのが辛くなると同時に、「雨の中、なんでこんなしんどいことをしているんだ?」というネガティブシンキングに陥ってしまいました。
それでも、頂上宿舎の屋根が見えたときにはホッとしたもんです。
頂上宿舎でとりあえず生ビールを飲み、天気が回復してきたので、頂上宿舎の周りをうろうろして花の写真なんかも撮ったりしていました。
頂上宿舎のご飯はバイキングでした。前情報ではあんまり良くないという噂もありましたが、結構美味しかったし、好きなものを食べられるので、個人的にはGOODでした。
晩ご飯を食べ過ぎたので、ちょっと、頂上宿舎の裏山って感じの丸山にも登りました。
丸山からは、立山、剱岳がクッキリ見え、なんか、すごいところに来たんだなぁという思いだけでした。
ちょうど、仕事で行き詰まっていた状態ですが、それで悩んでいる自分がなんかばかばかしくなりました。
この瞬間だけでも、月曜日に休みが取れなくても、無理をしてでも来て良かったと思います。
翌日は、白馬岳の頂上を通り、白馬大池から栂池に降りていきました。
途中、シコタンソウやイブキジャコウソウ、コマクサなんかが咲いているあたりを通過するなど、高山植物が豊富で、歩いていて飽きないです。白馬岳から小蓮華山、白馬大池へと続く稜線は雲の上を歩く感じで気持ちが良かったです。
白馬大池も、ハクサンコザクラやイワイチョウ、チングルマなどの高山植物一杯でまったりできそうですね。
白馬大池から、乗鞍岳に行く途中でまたしても雨に降られました。結構強い雨でした。今回は雨が多いです。
このまま栂池まで降りて、ロープウェイで降りました。
休みの関係で、慌てて戻ることになりましたし、お天気もイマイチな感じではありましたが、要所要所ですごく良いものを見ることができた山行だったと思います。
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