仙丈ケ岳〜大仙丈ケ岳(仙丈小屋泊)
- GPS
- 24:37
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,475m
コースタイム
0805仙流荘(伊那市営バス)
0905大平山荘
1125馬の背ヒュッテ1155
1245仙丈小屋1305(1泊2食8,000円)
1330仙丈ケ岳
1410大仙丈ケ岳
1450仙丈ケ岳
1510仙丈小屋(生ビール、800円)
1640夕食(ハンバーグ)
2012年9月16日(月曜日・祝日)
0500仙丈小屋
0535仙丈ケ岳
0600朝食
0650仙丈小屋出発
0735小仙丈ケ岳
0820大滝頭
0940北沢峠1000(伊那市営バス)
1050仙流荘
天候 | 初日 晴れ〜くもり 2日目 小雨〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
■仙流荘〜大平山荘
7時に中央道伊那インターチェンジを出て、高遠市街を抜けて仙流荘まで30分。クルマが少なく、快調でした。
3連休の中日で、合計350台規模の駐車場はあと少しで満車。河原の第2駐車場の奥に駐車できました。
伊那市営南アルプス林道バスのチケットは、仙流荘のバス営業所で購入。
北沢峠まで片道1,100円+荷物代200円。往復を買って合計2,600円。トイレあり。
お客さんが多く、乗り切れないので7時55分に臨時バスが出たあと、8時5分発に乗ります。始発から2便目。28人乗りマイクロバスがほぼ満車となりました。
バスの運転手さんが車窓案内をしながら走ります。仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、鋸岳はもちろん、遠く中央アルプスの木曽駒ケ岳、空木岳もきれいに眺めることができました。
バスには登山客だけではなく、一般の方も乗ってました。手ぶらで、バスの荷物代はかかりません。北沢峠か広河原の近くを散策するのかと思われます。
■藪沢新道
9時5分にバスを降りて、大平山荘から藪沢新道へと入ります。
藪沢沿いをゆるやかに登り続けます。渡渉あり。天気は快晴。振り向けば甲斐駒が正面に大きく見えました。上部では小さな雪渓も越えていきます。
他に藪沢新道を登っている人には出会いませんでしたが、下ってくる方はちらほらと。このルートは下りに使うのがポピュラーなのかも。
11時25分、馬の背ヒュッテのベンチでランチ。水場もあります。
尾西「えびピラフ」とポッカ「コーンポタージュ」。まずまず。
ここから馬の背の稜線まで上がったら、視界が開けます。仙丈小屋がある藪沢カールを見上げることができます。
12時45分、仙丈小屋に到着。チェックイン。1泊2食付きで8,000円。
2階に案内され自分のスペースの指示を受けます。今日は、2枚の敷布団を3人で使うように割り振られています。
雪渓がなくなり水場は涸れています。宿泊者に分けてはくれますが、水はなるべく下で汲んできてほしいとのことでした。
■仙丈ケ岳〜大仙丈ケ岳
仙丈小屋に荷物を置いて、軽くなったザックを背負って仙丈ケ岳へ。25分ほどで登頂。若干ガスが出ていたのですが、雲が晴れたタイミングには、北岳・間ノ岳、その手前の野呂川が見通せました。
続いて大仙丈ケ岳へ。大仙丈沢カールの稜線を向かいます。
岩稜地帯となり、両手を使いながら、大仙丈ヶ岳に登頂。
仙丈ケ岳からは片道30分ほど。こちらでは完全にガスが出て眺望なし。
■仙丈小屋
大仙丈ケ岳・仙丈ケ岳から引き返して、仙丈小屋で荷物を下ろし、小屋の前のベンチで生ビール800円。
それと馬の背ヒュッテの水で、持参したウィスキーを割って飲みました。銘柄は山崎。甲斐駒の下で蒸留している白州を持ってきていればと思いました。
少し雲がかかってきたけど、たった今登った仙丈ヶ岳を眺めながら、気温も少しずつ下がってきて、心地よく過ごします。
夕食は予定より少し早め、4時40分から。
ハンバーグ、シュウマイ*2、おでん、サラダ、味噌汁とご飯。
圧力釜を使っているとのことで、白米がとても美味しく炊けていました。
今日の食堂は2回転。食べ終えたらすぐに布団に潜りこんで、小屋の本を借りて読みました。
消灯は19時30分。2枚の敷布団に3人なので、隣の方にぶつからないように窮屈に寝返りをしなくていけません。ウォークマンを聞きながら、なんとか寝ることができました。
■朝の仙丈ケ岳
翌朝、4時30分ごろから周りが起き始めて起床。
窓から見えるのは乳白色の霧景色。日の出は難しいと思いながらも、ヘッドライトを点して仙丈ヶ岳へ向かいます。
風は強いのですが、残念ながら山頂はずっと厚い雲の中のままでした。
小屋に戻って6時に朝食。仙丈ケ岳に登らなかった方の朝食は終わっていて、ゆったりいただきます。
玉子焼きとサバ。美味しい味付け。おコメは昨夜の方がよく炊けてました。
■小仙丈コースで下山
小雨が降り始め、レインウェア上下、ザックカバーを用意して荷を整えます。
6時50分出発。オーナーさんは忙しいのに丁寧に宿泊客に気を配っていて、気持ちよい接客でした。
北沢峠までのコースタイムは2時間40分。10時発の仙流荘行きのバスには少し余裕があります。乗り過ごすと次のバスは13時なので、時間を気にしながら下りました。
小屋から稜線に上がって仙丈ヶ岳からの道と合流。藪沢よりも岩が多く、歩きにくいです。
霧のハイマツの中から雷鳥登場。しばらく見ていて、茂みに隠れるのかと思ったら、また出てきたりして、楽しめました。
小仙丈ヶ岳を通過。だんだん登ってくる人とすれ違う回数が増えてきます。
大滝ノ頭(5合目)で馬の背ヒュッテへの道を分岐。2合目では北沢駒仙小屋への道を分けます。
このあたりは美しい苔の森。晴れたり降ったりで天候は安定しません。
順調に下りてきて、9時40分に北沢峠に到着しました。
10時のバスは合計3台。3台目に乗りました。乗客の積み残しがないよう台数を調整してくれてます。
昨日満車に近かった仙流荘の駐車場は、だいぶクルマが減っていました。
JR飯田線伊那北駅前の中華料理「来々軒」でローメン650円食べて帰りました。
■まとめ
仙丈ケ岳の山頂では、初日に眺望が得られましたが、もっとすっきり晴れた景色を見てみたいです。
9月15日(日曜日)の行程は6時間。うち休憩50分。10,500歩。
9月16日(月曜日)の行程は4時間40分。うち朝食休憩50分。12,000歩でした。
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