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Yamareco

記録ID: 226015
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ケ岳〜大仙丈ケ岳(仙丈小屋泊)

2012年09月16日(日) 〜 2012年09月17日(月)
 - 拍手
GPS
24:37
距離
11.0km
登り
1,557m
下り
1,475m

コースタイム

2012年9月15日(日曜日)
 0805仙流荘(伊那市営バス)
 0905大平山荘
 1125馬の背ヒュッテ1155
 1245仙丈小屋1305(1泊2食8,000円)
 1330仙丈ケ岳
 1410大仙丈ケ岳
 1450仙丈ケ岳
 1510仙丈小屋(生ビール、800円)
 1640夕食(ハンバーグ)

2012年9月16日(月曜日・祝日)
 0500仙丈小屋
 0535仙丈ケ岳
 0600朝食
 0650仙丈小屋出発
 0735小仙丈ケ岳
 0820大滝頭
 0940北沢峠1000(伊那市営バス)
 1050仙流荘
天候 初日 晴れ〜くもり
2日目 小雨〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
in/out伊那インターチェンジ(30分)仙流荘(伊那市営バス)北沢峠
予約できる山小屋
馬の背ヒュッテ
北沢峠 こもれび山荘
仙流荘からの伊那市営バス。
仙流荘からの伊那市営バス。
大平山荘。ここから藪沢新道に入ります。
大平山荘。ここから藪沢新道に入ります。
オヤマリンドウ。
オヤマリンドウ。
マルバダケブキ。
マルバダケブキ。
ホソバトリカブト。
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ホソバトリカブト。
渡渉ポイント。
コオニユリ。
ソバナ。
振り向けば甲斐駒ケ岳。
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振り向けば甲斐駒ケ岳。
オヤマリンドウ。
オヤマリンドウ。
ナナカマド。
鹿防止ネット。
馬の背ヒュッテ。
馬の背ヒュッテ。
ランチ。尾西のえびピラフとポッカのコーンポタージュ。馬の背ヒュッテのベンチで。
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ランチ。尾西のえびピラフとポッカのコーンポタージュ。馬の背ヒュッテのベンチで。
見上げる仙丈ケ岳、仙丈小屋。
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見上げる仙丈ケ岳、仙丈小屋。
伊那谷の街。
行動食。くまモンのチロルチョコ。
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行動食。くまモンのチロルチョコ。
仙丈小屋。
イワベンケイ。
仙丈ケ岳山頂。
山頂からの藪沢カール。左に仙丈小屋。右奥に小さく馬の背ヒュッテ。
山頂からの藪沢カール。左に仙丈小屋。右奥に小さく馬の背ヒュッテ。
北岳。山頂から。
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北岳。山頂から。
大仙丈ケ岳。
大仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳の稜線の岩場。
大仙丈ケ岳〜仙丈ケ岳の稜線の岩場。
ミネウスユキソウ。
ミネウスユキソウ。
見上げる藪沢カール。仙丈小屋に戻ってきました。
見上げる藪沢カール。仙丈小屋に戻ってきました。
生ビール(800円)。仙丈小屋前で。
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生ビール(800円)。仙丈小屋前で。
夕食。ハンバーグ、シューマイ、おでん。おコメが美味しく炊けてました。
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夕食。ハンバーグ、シューマイ、おでん。おコメが美味しく炊けてました。
翌朝。仙丈ケ岳に登ってみましたが、眺望なし。
翌朝。仙丈ケ岳に登ってみましたが、眺望なし。
ガスの中の仙丈ケ岳。
ガスの中の仙丈ケ岳。
仙丈小屋に戻ってから朝食。サバと玉子焼き。
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仙丈小屋に戻ってから朝食。サバと玉子焼き。
下りは小仙丈コースから。岩場もあります。
下りは小仙丈コースから。岩場もあります。
濃いガスの中、雷鳥。
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濃いガスの中、雷鳥。
小仙丈ケ岳。
少し明るくなってきました。
少し明るくなってきました。
二合目あたり。苔の森。
二合目あたり。苔の森。
北沢峠に到着。広河原行き南アルプス市営バス。
北沢峠に到着。広河原行き南アルプス市営バス。
伊那「来々軒」のローメン。
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伊那「来々軒」のローメン。

感想

■仙流荘〜大平山荘
7時に中央道伊那インターチェンジを出て、高遠市街を抜けて仙流荘まで30分。クルマが少なく、快調でした。
3連休の中日で、合計350台規模の駐車場はあと少しで満車。河原の第2駐車場の奥に駐車できました。

伊那市営南アルプス林道バスのチケットは、仙流荘のバス営業所で購入。
北沢峠まで片道1,100円+荷物代200円。往復を買って合計2,600円。トイレあり。
お客さんが多く、乗り切れないので7時55分に臨時バスが出たあと、8時5分発に乗ります。始発から2便目。28人乗りマイクロバスがほぼ満車となりました。

バスの運転手さんが車窓案内をしながら走ります。仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、鋸岳はもちろん、遠く中央アルプスの木曽駒ケ岳、空木岳もきれいに眺めることができました。
バスには登山客だけではなく、一般の方も乗ってました。手ぶらで、バスの荷物代はかかりません。北沢峠か広河原の近くを散策するのかと思われます。

■藪沢新道
9時5分にバスを降りて、大平山荘から藪沢新道へと入ります。
藪沢沿いをゆるやかに登り続けます。渡渉あり。天気は快晴。振り向けば甲斐駒が正面に大きく見えました。上部では小さな雪渓も越えていきます。
他に藪沢新道を登っている人には出会いませんでしたが、下ってくる方はちらほらと。このルートは下りに使うのがポピュラーなのかも。

11時25分、馬の背ヒュッテのベンチでランチ。水場もあります。
尾西「えびピラフ」とポッカ「コーンポタージュ」。まずまず。
ここから馬の背の稜線まで上がったら、視界が開けます。仙丈小屋がある藪沢カールを見上げることができます。

12時45分、仙丈小屋に到着。チェックイン。1泊2食付きで8,000円。
2階に案内され自分のスペースの指示を受けます。今日は、2枚の敷布団を3人で使うように割り振られています。
雪渓がなくなり水場は涸れています。宿泊者に分けてはくれますが、水はなるべく下で汲んできてほしいとのことでした。

■仙丈ケ岳〜大仙丈ケ岳
仙丈小屋に荷物を置いて、軽くなったザックを背負って仙丈ケ岳へ。25分ほどで登頂。若干ガスが出ていたのですが、雲が晴れたタイミングには、北岳・間ノ岳、その手前の野呂川が見通せました。

続いて大仙丈ケ岳へ。大仙丈沢カールの稜線を向かいます。
岩稜地帯となり、両手を使いながら、大仙丈ヶ岳に登頂。
仙丈ケ岳からは片道30分ほど。こちらでは完全にガスが出て眺望なし。

■仙丈小屋
大仙丈ケ岳・仙丈ケ岳から引き返して、仙丈小屋で荷物を下ろし、小屋の前のベンチで生ビール800円。
それと馬の背ヒュッテの水で、持参したウィスキーを割って飲みました。銘柄は山崎。甲斐駒の下で蒸留している白州を持ってきていればと思いました。
少し雲がかかってきたけど、たった今登った仙丈ヶ岳を眺めながら、気温も少しずつ下がってきて、心地よく過ごします。

夕食は予定より少し早め、4時40分から。
ハンバーグ、シュウマイ*2、おでん、サラダ、味噌汁とご飯。
圧力釜を使っているとのことで、白米がとても美味しく炊けていました。
今日の食堂は2回転。食べ終えたらすぐに布団に潜りこんで、小屋の本を借りて読みました。
消灯は19時30分。2枚の敷布団に3人なので、隣の方にぶつからないように窮屈に寝返りをしなくていけません。ウォークマンを聞きながら、なんとか寝ることができました。

■朝の仙丈ケ岳
翌朝、4時30分ごろから周りが起き始めて起床。
窓から見えるのは乳白色の霧景色。日の出は難しいと思いながらも、ヘッドライトを点して仙丈ヶ岳へ向かいます。
風は強いのですが、残念ながら山頂はずっと厚い雲の中のままでした。
小屋に戻って6時に朝食。仙丈ケ岳に登らなかった方の朝食は終わっていて、ゆったりいただきます。
玉子焼きとサバ。美味しい味付け。おコメは昨夜の方がよく炊けてました。

■小仙丈コースで下山
小雨が降り始め、レインウェア上下、ザックカバーを用意して荷を整えます。
6時50分出発。オーナーさんは忙しいのに丁寧に宿泊客に気を配っていて、気持ちよい接客でした。
北沢峠までのコースタイムは2時間40分。10時発の仙流荘行きのバスには少し余裕があります。乗り過ごすと次のバスは13時なので、時間を気にしながら下りました。

小屋から稜線に上がって仙丈ヶ岳からの道と合流。藪沢よりも岩が多く、歩きにくいです。
霧のハイマツの中から雷鳥登場。しばらく見ていて、茂みに隠れるのかと思ったら、また出てきたりして、楽しめました。
小仙丈ヶ岳を通過。だんだん登ってくる人とすれ違う回数が増えてきます。
大滝ノ頭(5合目)で馬の背ヒュッテへの道を分岐。2合目では北沢駒仙小屋への道を分けます。
このあたりは美しい苔の森。晴れたり降ったりで天候は安定しません。
順調に下りてきて、9時40分に北沢峠に到着しました。

10時のバスは合計3台。3台目に乗りました。乗客の積み残しがないよう台数を調整してくれてます。
昨日満車に近かった仙流荘の駐車場は、だいぶクルマが減っていました。

JR飯田線伊那北駅前の中華料理「来々軒」でローメン650円食べて帰りました。

■まとめ
仙丈ケ岳の山頂では、初日に眺望が得られましたが、もっとすっきり晴れた景色を見てみたいです。
9月15日(日曜日)の行程は6時間。うち休憩50分。10,500歩。
9月16日(月曜日)の行程は4時間40分。うち朝食休憩50分。12,000歩でした。

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