三峯縦走(登り尾根バリエーションも解決)
- GPS
- 10:10
- 距離
- 29.0km
- 登り
- 1,998m
- 下り
- 2,217m
コースタイム
天候 | 晴れのちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一般登山道は特にありません。 バリの小袖乗越〜堂所については以下の通り。 ・踏み跡はほとんどなし。あっても相当うすい。ルートファインディングが必要。 ・尾根に乗るまでは、かなりの急登あり。 ・基本的には尾根通し。妙だな、と思ったら、尾根にあがりましょう。 ・コンパスはセットしましょう。 ・人の少ないところなので、ケガには要注意。 |
写真
感想
三峯縦走と前回最後で間違えた登り尾根バリエーションを解決しに、いざ奥多摩へ!
勇んで家を出ましたが、不測の事態発生。
何だかお腹が痛くなり、急遽、電車を降りてトイレへGO!
次の電車はすぐに来ましたが、奥多摩駅のバスの時間が1時間遅れてしまい、鴨沢から登りはじめたのが10時12分というあり得ない時間……。
約1時間のビハインドです。
縦走は無理かな〜、でも登り尾根で前回最後に間違えたところは解決しておきたいので、小袖乗越のところからバリエーションに取り付きます。
ここも、尾根に乗るまではなかなかの急登の連続です。
そして尾根に乗ると、前回間違えたところのすぐそばに出ました。
やっぱり、間違えた場所は正しかった。
前回間違えないように下るためには、無理やり尾根通しを続けるか、間違えたところから10メートルほど手前を左下におりなくてはならなかったよう。
しかしその下降点、常識的に考えたらここから下りるとは思わないよな〜というところ。ま、前回の混乱は、やむなしかもしれません。
あとは、急登もありますが、一度通った道なのでずんずん進みます。堂所で一般道と合流しようとしたら、休憩している人がたくさんいて、道とは全然違うところからあらわれた私に、びっくりしていたようでした。
あたりまえ、か?
一般道は歩きやす。が、バリから出た脚の感触では、少し道が固い感じ。
さて、この先鷹ノ巣山方面に逃げようかとも思ったのですが、なんかこういう風に弱気に逃げているのはいかんと思い、当初の計画通り三峯に抜けることにします。
この時点で、最初の1時間と、バリによる30分から1時間の、合計1時間半前後もともとの計画から遅れてはいます。
ま、最後の最後でヘッドライトが必要になるかもしれませんが、がんばっていてみよう!
というわけで、石尾根は雲取山方面へ! 腹をくくります。
石尾根は大好きな尾根なので、どんどん歩いていけます。
久しぶりに、だらっとした感じの協調性のない木にも再会しました。
や〜、こいつ好きだわ。この感じ、たぶん自分に似てるんだと思う。他人(木?)に思えない。
そして雲取山には2時半ごろに到着。
山頂にいる人はみんな、泊まりの人ばかり。
さすがに時間がやばいので、そそくさと山頂出発。
三峯へ足を踏み出したときに、再び腹をくくります。エスケープはないので頑張るしかないのです。
このペースだと、5時すぎに三峯神社、6時すぎに大輪、とあたりをつけます。
しかし、下りが苦手な私は、疲労もあってなかなかペースが上がりません。
ほぼ、エアリアのコースタイムより若干速いくらいの歩みに。
雲取山を降り始めたころから、濃密なガスにまかれ始める。
下のほうが真っ白で全然見えない。
15時40分過ぎに白岩山到着。
三峯は雲取山・白岩山・妙法ヶ岳の三座の総称なので、これで三峯縦走二座到達。
しかし、霧藻ヶ峰への到着が17時になった時点で、妙法ヶ岳はあきらめます。
むりむり〜。行ってたら、下山が8時になる。あり得なすぎる!
三峯神社手前でヘッデン装着。
そして暗闇の神社を抜けて再び、大輪への山道へ。
疲労している下山時のヘッドライトってのは、なかなか神経を使います。心折れそう……。
そして、7時過ぎに大輪到着。
あ〜つかれた。
サーこれで終わりと思いきや、当然この時間バスはないので、まだ駅までの車道歩きが残っています。
30分くらいかと思ったら、たっぷり1時間以上の車道歩き!
く〜、歩きましたよ、国道140号「彩甲斐街道」! なんだこのネーミング! 早口言葉に挑戦か!?
最後の車道歩きが、一番しんどかった……。
バリと縦走としたので、疲れましたが楽しかった〜!
しかしこのルート、何か時間の工夫をしないと、公共交通利用では日帰りが難しいなぁ。
seizanryoさんこんばんわぁ〜
1時間バスが遅れるとは
スタートから大変な気持ちになりますね。。。
私ならすぐにあきらめますよ。根性なしなので。
突然普通の登山道以外からでてきたらみんな驚くでしょうねぇ
ガスが幻想的で素敵にみえましたがでも下が見えないとこれまた神経使いそうですね。
車道歩き1時間きつかったのでは
ともあれ無事に下山できてなによりですっ
白岩小屋で初テン泊だったとは渋いチョイスですの。
あそこ見晴らしがよくて気持ちいい場所だなーと思いました。
よくよく考えたら私達は奥多摩でまだテント泊をしたことがないですね。
初めてのテント泊は雲取目指して奥多摩小屋とか決めてたんですがねぇ。。。
予定が狂ってしまったのでまだ行けてないです。
まずは、三条の湯か奥多摩小屋あたりテント泊したいですね
pentarouさん、こんばんは。
1時間のビハインドは、しんどかったっすよ〜。
それなのにバリに突入して、さらに負債を増やしてしまいましたが。
……生理現象は、止められませんでした。
バリから出てきたときは、そこで休んでた人は「ええっ!」という感じになってどよめいてました。
踏み跡はないので、なおさらびっくりしたでしょうね〜。
ガスは足元おぼつかない感じではないのですが、少し下が見えないので、コルがそこにあっても、どこまでも下っていくような錯覚に陥りました。
ガスは嫌いじゃないですが、これで日が暮れると思うと、暗い気持ちになりました。
なにせ、月明かりを頼めなくなるので……。月が出ていると、ナイトハイクは心強いものです。
テントは白岩小屋のところ、おすすめですよ。
崩壊しかけた小屋がちょっと不気味ですが、展望最高ですし、水場は近いしおいしいし。おまけにトイレまである!!
夕陽を見ながら夕飯食べたの思い出します(飯は失敗してまずかった……)。
白岩小屋、奥多摩テント泊に超おすすめしておきますよ〜。
はじめまして、LArcと申します。
楽しく拝見しました。
トラブルにもめげず、初志貫徹で御無事に帰還、素晴らしいです。
しかも29kmも歩いて。。。お疲れさまでした。
同じ日に雲取山頂ですれ違ったようです。
ヘッデン頼りの下山で心が折れそうなのはわかります。
方向は違いますが、私も心細かったのを思い出しました。
小袖山?地図にありますね!
ヤマレコの山のデータにない新発見(?)ですよ、きっと!
このレコを参考に行ってみようと思います。
seizanryoさん お疲れ様〜
雲取山頂に2時半じゃ、私ならまず三峰縦走は諦めて鴨沢に引き返しますね。
初志貫徹 アッパレです
ヘッデンでの下山はなるべく避けたいですよね〜
最後の車道歩きも心折れそう 。。。
堂所は標識の少し上の尾根登ったところでよくオヤツ食べてます。
あそこから人出てきたら、かなりたまげますよ 〜
LArcさん、こんばんは。
コメントでは、はじめまして。
レコではちょくちょく。
はい、雲取山ですれ違いましたね。覚えています。
というか、あの避難小屋への斜面登りついた時に一番最初に目に飛び込んできたのが、コーヒー片手ではだしのLArcさんの優雅なお姿でした。
展望見るなら、あの場所はベストポジションですよね!
実は、LArcさんの姿を見て、あ〜山頂でまったりって登山から最近はなれているな〜、そういうのまたやりたいな〜、なんて思ってました。
ヘッデン下山は、寂しいっすね。
一回人がいるところに出てからさらに暗い山道に入るのが、苦しかった〜!
ナイトハイクは時々しているので何とかなるのですが、「表参道で熊の目撃あり」の看板があり、それにビビりまくりでした。
クマ鈴持ってなかったので、歌唄ったりして、妙な汗をかきました。
ロングはお互い様ですね〜!
25キロって!!!
houraikenさん、こんばんは。
初志貫徹というか、宿題を残したくなかったというか。
ま、妙法ヶ岳には行けなかったので、心残りはありますが。
あの、陶器のかわいらしい狛犬(狼?)で埋め尽くされた社のある山頂が懐かしくはあったのですが……。
2時半に雲取山頂ならば、もう迷うことなく、鴨沢最短距離下山ですよ、絶対!!
この時間帯から、先に進むのは絶対に間違いです!!
雲取小屋の前通る時に、小屋番さんに怒られるんじゃないかとヒヤヒヤもんでした。
このところしてきたフライングのナイトハイク経験がなければ、絶対先には進みませんでしたね〜!
山で日が暮れるのは、怖いっすよ。
堂所はまさに、そのオヤツ食べてるゾーンに人々がいました。
真後ろから出てくる形でしたからね〜、そりゃやっぱり、たまげるか!?
こんにちは、seizanryoさん。
やぁーーー、一時間違いでしたかね?
おしい、本当に惜しいです。
自分が予定通り1本前の電車で出発出来てたら…と思うと、
ほんのちょっとの差だったのですね
seizanryoさんの時は雲取山もまだ展望が効いたと?
羨ましい、日頃の行いの差がでたようですね(^_^;)
しかし、10時過ぎに登り始めて三峰神社どころか、
山を下り三峰口駅まで行っちゃう体力&根気!!
素晴らしいです。
どんどんガスに巻かれ、暗くなり…普通なら後ろ向きな精神状況になりそうです
そして奥多摩も次々とバリルート挑戦されてて、
目指すは奥多摩の尾根という尾根を真っ赤に!
ですか !?
ukkysuzさん、こんばんは。
ニアミスでしたね〜。
ukkysuzさんが1時間早く登りはじめていたら、ブナダワあたりでランデブーでしたね、きっと。
雲取は展望ききましたよ〜!
でも、下りはじめて20分くらいでどっぷりガスにまかれました。
雲取山荘では晴れていたのに、雲取ヒュッテはガスの中ってな具合に、急激に。
三峯口駅まで行ったのは、行かざるを得なかったからです……。
バスなんてとっくにないしね……。
大輪までは歩くの全然OKですが、駅まではちょっとごかんべん、かな……。
奥多摩の尾根という尾根を真っ赤に! したいですね〜。
バリエーションは荒っぽくて五感をフルに働かせて自然を感じているので、なかなか楽しいですよ。緊張やスリルと背中合わせですが。ukkysuzさんも、ぜひ!
私は今のところ、レコにあるバリを楽しんでいます。
地形図を頼りに真っ白の状態からってのは、まだまだ技量が足らんス。
お疲れ様でした。
いや〜出遅れても無事達成、素晴らしいっす
ガスの森、だらけた木…
雲取山、素晴らしいですね
バリエーションや真っ暗な山歩きは、怖くて中々チャレンジできませんが、なんだかその山の秘密を探るみたいで楽しいですね
utaotoさん、こんばんは。
や〜、遅出ってのが大間違いですが、大変楽しかったです。
バリもロングも大好きです。
そして、奥多摩は最高っすよ〜。
このところ久々に奥多摩に帰ってきて、しみじみ思います。
ホームグラウンドっていいです。
utaotoさんにとっての比良が、私にとっての奥多摩ですかね。
真っ暗な山は別にして、バリは山の新しい表情を見られたような気がします。
慎重に行かないとだめですが、なかなか刺激的です!
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