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Yamareco

記録ID: 234152
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

武尊山(滑落!) 川場谷野営場⇒不動岳⇒武尊山⇒川場谷野営場

2012年10月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
10.3km
登り
1,157m
下り
1,136m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:05川場谷野営場⇒7:17不動岳⇒8:09前武尊⇒8:42家の串⇒9:25武尊山⇒10:58前武尊⇒(川場尾根)⇒12:15川場谷野営場
天候 曇り(ガス)−霧雨ときどきミゾレ(強風)
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
川場谷野営場の駐車場は広いですが、そこに行くまでの林道は未舗装ですので注意が必要です。
コース状況/
危険箇所等
不動岳は山頂から前武尊に向かう方向でクサリ場がいくつかあります。
山頂から下りる場合にはクサリと巻き道が選択できます。
その後は3連続のクサリ場が不動岳では難所でしょうか。
その後は前武尊から川場剣ヶ峰を巻いていきますが、笹(の刈り払いの後)がスゴく滑ります。
家の串までの区間は尾根づたいのアップダウンが続きます。痩せ尾根的な箇所があり、岩が濡れてると滑りますので要注意です。(滑って1.5mくらい落ちました)
その後は武尊山山頂までは特に注意点はありません。

下山後の温泉はオグナほたかスキー場の近くの花咲温泉がおすすめです。新しくてキレイですよ。
野営場を出発後、川場尾根から不動岳分岐を登ってる途中です。樹林帯が切れ始めて景色が見えてきました。
天気が予報より悪いです。
2012年10月13日 06:55撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 6:55
野営場を出発後、川場尾根から不動岳分岐を登ってる途中です。樹林帯が切れ始めて景色が見えてきました。
天気が予報より悪いです。
不動岳山頂に来ました。
川場尾根からだと急登と簡単なクサリ場がありますが、割と短時間でこれます。
2012年10月13日 07:14撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 7:14
不動岳山頂に来ました。
川場尾根からだと急登と簡単なクサリ場がありますが、割と短時間でこれます。
山頂からの景色です。
皇海山あたりが見えてると思います。
2012年10月13日 07:14撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 7:14
山頂からの景色です。
皇海山あたりが見えてると思います。
山頂から下を見ると紅葉が色づいて来てるのがよくわかります。
しかし強風とときおり霧雨が吹き付けるので寒いです!
2012年10月13日 07:17撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 7:17
山頂から下を見ると紅葉が色づいて来てるのがよくわかります。
しかし強風とときおり霧雨が吹き付けるので寒いです!
霧雨が降ってるので、虹が掛かってます。
2012年10月13日 07:17撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 7:17
霧雨が降ってるので、虹が掛かってます。
さて不動岳から前武尊に向かいますが、今回のお楽しみのクサリ場に来ました!
強風で少し危険を感じますが岩は乾いてました。
カニのよこばいはそれほど難しくありません。高度感も大してありませんので、一歩一歩慎重に行けば問題ないと思います。
2012年10月13日 07:26撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 7:26
さて不動岳から前武尊に向かいますが、今回のお楽しみのクサリ場に来ました!
強風で少し危険を感じますが岩は乾いてました。
カニのよこばいはそれほど難しくありません。高度感も大してありませんので、一歩一歩慎重に行けば問題ないと思います。
カニのよこばいの直ぐ先にある垂直に近い登攀です。縦に伸びる茂みの間とその奥にクサリがありますが、手前の茂みの間の方を選択した方が良いです。
奥の方は難易度が高そうです。
2012年10月13日 07:26撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 7:26
カニのよこばいの直ぐ先にある垂直に近い登攀です。縦に伸びる茂みの間とその奥にクサリがありますが、手前の茂みの間の方を選択した方が良いです。
奥の方は難易度が高そうです。
登りきると直ぐに下りのクサリになります。
ここが少し難儀しました。というのもクサリの見える場所(踊り場と言い換えます)までは簡単に降りれるのですが、その先は岩がV字の割れ目になっていてそこにクサリが垂れています(ここからは見えない)。その隙間が特に狭いです。下り方としては踊り場までは岩に体を向けて普通に降下しますが、踊り場で右に90度くらい体を向けてからその場に座り込んでから跨いでおりました。でも踊り場の岩が少し尖ってるので思わぬところで三角木馬(三角岩場)を味わってしまいましたww
2012年10月13日 07:29撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 7:29
登りきると直ぐに下りのクサリになります。
ここが少し難儀しました。というのもクサリの見える場所(踊り場と言い換えます)までは簡単に降りれるのですが、その先は岩がV字の割れ目になっていてそこにクサリが垂れています(ここからは見えない)。その隙間が特に狭いです。下り方としては踊り場までは岩に体を向けて普通に降下しますが、踊り場で右に90度くらい体を向けてからその場に座り込んでから跨いでおりました。でも踊り場の岩が少し尖ってるので思わぬところで三角木馬(三角岩場)を味わってしまいましたww
不動岳の難所から前武尊に向かってる途中にまたクサリを発見しましたが、謎のクサリ場です。
というのも岩にトラバースのような感じでクサリが掛かってるのですが、別にそこを通らなくても左下にあるように道があるので。とにかくクサリを登りたい人向けなんでしょうねw
2012年10月13日 07:40撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 7:40
不動岳の難所から前武尊に向かってる途中にまたクサリを発見しましたが、謎のクサリ場です。
というのも岩にトラバースのような感じでクサリが掛かってるのですが、別にそこを通らなくても左下にあるように道があるので。とにかくクサリを登りたい人向けなんでしょうねw
胎内潜りという場所がありますが、通らないといけないルートでも無いのでスルーします。
しかし熊穴みたいでやな感じですね〜。
2012年10月13日 07:46撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 7:46
胎内潜りという場所がありますが、通らないといけないルートでも無いのでスルーします。
しかし熊穴みたいでやな感じですね〜。
前武尊に到着しました。
一部で有名な(?)どーもどーもの大和武尊像ですw
この時点で少しまともな雨が降ってますし強風で寒かったのですが、屋根があるおかげで少しだけ助かります。
2012年10月13日 08:09撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 8:09
前武尊に到着しました。
一部で有名な(?)どーもどーもの大和武尊像ですw
この時点で少しまともな雨が降ってますし強風で寒かったのですが、屋根があるおかげで少しだけ助かります。
家の串に着きました。
川場剣ヶ峰からここに来るまでに一回滑落してしまいました。1.5m程度の落下でしたし、運良く木に引っ掛かって止まったので死なずに済みました。
何のことも無い所で気が抜けた瞬間に危険が潜んでるということを改めて感じました。
2012年10月13日 08:42撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 8:42
家の串に着きました。
川場剣ヶ峰からここに来るまでに一回滑落してしまいました。1.5m程度の落下でしたし、運良く木に引っ掛かって止まったので死なずに済みました。
何のことも無い所で気が抜けた瞬間に危険が潜んでるということを改めて感じました。
展望はガスっていてまったく望めません。
2012年10月13日 08:42撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 8:42
展望はガスっていてまったく望めません。
2012年10月13日 08:45撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 8:45
三ツ池付近です。
このあたりはかなりぬかるんでます
2012年10月13日 09:10撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 9:10
三ツ池付近です。
このあたりはかなりぬかるんでます
武尊山の大和武尊像です。
山頂はもう少し先になります。
2012年10月13日 09:19撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 9:19
武尊山の大和武尊像です。
山頂はもう少し先になります。
途中で樹氷が!
北側からの強風とみぞれ混じりの雨でこうなったのでしょうね。
ここまでは武尊山の稜線が風除けになっていたと思いますのでそこまでの状況では無かったです。
武尊山の北側には谷川連峰や越後の山々があるくらいですので、北からの寒風が厳しいのかと思います。
2012年10月13日 09:20撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 9:20
途中で樹氷が!
北側からの強風とみぞれ混じりの雨でこうなったのでしょうね。
ここまでは武尊山の稜線が風除けになっていたと思いますのでそこまでの状況では無かったです。
武尊山の北側には谷川連峰や越後の山々があるくらいですので、北からの寒風が厳しいのかと思います。
強風と雨混じりのみぞれの中、山頂に到着です
2012年10月13日 09:25撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 9:25
強風と雨混じりのみぞれの中、山頂に到着です
しかしこの悪天候でも何人も来ています。
先々週の燧ケ岳の時もそうでしたが、みなさん好きですよねw
2012年10月13日 09:26撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
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10/13 9:26
しかしこの悪天候でも何人も来ています。
先々週の燧ケ岳の時もそうでしたが、みなさん好きですよねw
オグナほたかスキー場の上部まで降りてきました。
下界は晴れていて所々で赤や黄色の紅葉が晴れ間に映えてキレイです。
2012年10月13日 11:15撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 11:15
オグナほたかスキー場の上部まで降りてきました。
下界は晴れていて所々で赤や黄色の紅葉が晴れ間に映えてキレイです。
前武尊を振り返ります。
雲がスゴい速さでいくつも抜けていきます。
晴れていても上空の風の強さは相変わらずということですね。
2012年10月13日 11:17撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 11:17
前武尊を振り返ります。
雲がスゴい速さでいくつも抜けていきます。
晴れていても上空の風の強さは相変わらずということですね。
見えてるのは多分至仏山(右にうっすらと燧ケ岳)だと思います。
このあたりの高山は天気がイマイチだったみたいですね。
2012年10月13日 11:17撮影 by  FinePix Z2 , FUJIFILM
10/13 11:17
見えてるのは多分至仏山(右にうっすらと燧ケ岳)だと思います。
このあたりの高山は天気がイマイチだったみたいですね。

感想

百名山登山17座目になります。
とにかく天気が後半まで悪く燧ケ岳につづいて残念な登山になりました。
しかし今回、まともに滑落というか登山道から滑り落ちましたが、本当に運良く止まってくれてよかったと思います。怪我はスリキズ数箇所と軽度の膝の打撲、下山してから右手首が捻挫してることに気がついたくらいで済みました。
滑落場所は本当に何のことは無い場所なのですが、悪天での気疲れからか集中力が落ちたのが原因でしょう。
そういう時こそ早め早めに小休憩を取って集中力を保持し続けるようにしないといけませんね。
この夏の○○レスキューというドラマのシーンで滑落して大怪我した医学研修生に「(助かったのは)運がよかっただけなんだよ!」と時任三郎さんが言ってたのを思い出し、「確かにそうなんだよな〜」と戒めにしようと思いました。

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